劇場公開日 2018年1月26日

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デトロイトのレビュー・感想・評価

全199件中、181~199件目を表示

5.0怒りしか湧いてこない。

2018年1月27日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

「デトロイト」字幕版で鑑賞。

*概要*
1967年のデトロイト暴動と、その暴動の最中に殺人にまで発展した白人警官による黒人たちへの不当な尋問の様子をリアリティを追求して描いた社会派実録ドラマ。

*主演*
ジョン・ボヤーガ
ウィル・ポールター

*感想*
感想の前に愚痴を書いていいですか。普段愚痴を書く事はないんですが、今回だけは書かせて頂きます。
まず、近くに座ってたじいさん、上映中に携帯パカパカ開くのやめてくれ。気になってしょうがない。あと、本編が始まってから途中入場してきたじいさん約2名、何故、本編が始まってから入場したんだい?10分前に入場してくれよ。。画面が見えないじゃないか。僕の左端に座ってた男性舌打ちしてましたよ?(^^; 紙袋ガサコソしてたり、マナーが悪い奴多すぎ!

長文の文句失礼しました。m(_ _)m

さて、本題の感想ですが、もう…怒りしか湧いてこないですね。僕はこの事件を全く知らなかったのですが、こんなに理不尽だったなんて…黒人は何も罪もないし、何もしてないのに、何なんだ!あのデトロイト警官は!その中で、最も極悪非道の警官を演じたウィル・ポールター。「なんちゃって家族」の童貞青年とは全然キャラが違って、今作は最低野郎です。ハッキリ言ってこいつはサイコですね。とにかく人種差別が酷い。黒人市民をあんな理不尽極まりない拷問…40分ですよね。あれはキツいし、酷い!ウィル・ポールター…恐るべし。

ドキュメンタリータッチで複数の登場人物からの視点がパッパッと映り変わるし、描き方が物凄くリアルに描いてました。「スター・ウォーズ」に出てたジョン・ボヤーガの演技が素晴らしい。
ネタバレになるので、細かい結末は記しません。

個人的にこの作品は面白い!と呼べる作品じゃなくて、怒りしか湧いてこなったです。でも、全然駄作じゃなかったです。予告で「これは絶対に観るべき映画だ」と書いてありましたが、まさにその通りです。これは観るべき!

40分におよぶ拷問シーン、キャストの演技が凄かった。。

いや~怖かった。。

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ひろっぴ

4.5我々鑑賞者にも覚悟を迫ってくる

2018年1月27日
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綿密な取材を重ね、誰よりも真実に迫り、恐らく当事者の恐怖や深く傷ついた精神を擬似体験したであろう監督が、絶望的なおぞましさを乗り越えてこのような作品を作り出したことに何よりも最大限の敬意を払います。

並みの監督ならば、おぞましさやそれをどう表現すべきかという責任感にそれ以上耐えられなくなって(ジョン・ボイエガの吐瀉はその象徴に思えた)放り出してしまうか、被害者であることを殊更強調した感動作品などに納めてしまうのではないだろうか?

ビグロー監督は人間世界の現実(例えば、正義と真実を問うはずの裁判が、時には被害者を傷つけるような人格批判の場と化す)を冷徹に描くことで、『デトロイト』が特定の状況下における特殊な出来事ではなく、現代社会でも未だ解消できない普遍的な問題であることを突き付けてくる。

鑑賞後は我々自身の良心や生きざままで問われているような重さが残る。

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グレシャムの法則

4.0職権乱用x人種差別が横行した時代の恐怖

2018年1月27日
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鑑賞方法:映画館

怖い

劇場予告からセンセーショナルな場面が映し出される・・・
最新SWシリーズのジョン・ボイエガは、予告でもポスターでも主演のような扱いですが・・・興行効果を狙った配給会社の策略ですね。
自信なさげな”きょどる”演技は、SWのフィンと同じでした^^;;;;

1967年にデトロイトで起こった暴動の実際の映像も散りばめながらドキュメント風に脚色して、臨場感・緊迫感・恐怖を煽りまくるカメラアングルは、凄いです。
序盤から一気に行くのかと思いきや・・・少し中だるみしてからの差別主義者の白人警官クラウスの狂気に満ちた暴力的な尋問に思わず席を座り直すほどの迫力!!

デート向きではないし、上映時間も長いので、年に1度くらいしか観ない人にも不向きな感じの作品かな〜〜☆4つ

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eigatama41

5.0ものすごくおぞましくて、ありえないほど面白い

2018年1月27日
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吐き気を催すおぞましさ。アメリカが50年前から何も変わっていないことを告発する傑作。劇中ザ・ドラマティックスのラリーが誰もいないクラブのステージで唄う歌は明らかにドナルド・トランプに向けたもの。「あなたは金持ちかもしれないが全てを手したわけじゃない。大切なのは愛さ」

特筆すべきはアルジェ・モーテルでの一部始終を描いた中盤の40分間。キャスリン・ビグロー監督の演出が冴えまくっていて尋常じゃない臨場感と緊張感がある。不謹慎な表現やけど映画としてめちゃくちゃ「面白い」。個人的には同監督作品としては初めて文句なし。アカデミー賞落選がどうした。これは傑作

これが対岸の火事じゃないのがまた恐ろしい。日本でも韓国人とかに対する差別的な言動は特にネットではそこかしこにあるわけだろ(逆もそうか?)。本作が描いた事件はそれの延長線上にある。50年前のアメリカの一都市のいちモーテルで起こった事件が今の世界の縮図として映る。ヒップホップ的ミクロ視点

ビグローの近作で言うと『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』に対してはどこかで「てめえの尻拭いじゃないか」と思うところがあった(確かにジェレミー・レナーとジェシカ・チャステインはヒーローなんだろうけど…)。でも『デトロイト』にはそれがない

『デトロイト』と『パディントン2』は表裏一体。前者が今の現実を映したものなら後者は今人類が目指すべき世界を描いたもの。どちらも今観るべき傑作。劇場へ急げ!

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ヒートこけし

5.0忖度しないキャスリン・ビグロー!

2018年1月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

黒人に対する差別にも問題はありますが、現実はもっと根深いという
恐怖を感じました。
社会的地位を利用し、人の命を奪うという現実は確かにあると思います。

行政(警察)、司法、立法に見捨てられ、殺されるという恐怖です。
組織は、決して非を認めず、自己正当化し、暴走するという恐怖です。
この恐怖を受けるのには相応の覚悟が要ります。
この恐怖を受け止められず、混乱し、嘘を言えば、恐怖は現実になります。
米国、デトロイトだけの問題ではなく、日本でも起こるということです。

日本の警察官も誤認逮捕しますし、裁判官も冤罪判決を下します。
誤認逮捕した警察官は、決して裁かれることはなく、真相は闇の中です。
冤罪判決を下した裁判官は、決して裁かれることはなく、真相は闇の中です。
冤罪の被害者には、国税の中から国家賠償が支払われるだけです。
立法は、この現実に対応することはなく、略式起訴という抜け穴を作り、
真相を闇に葬っています。

1992年9月28日、検察は、金丸信を政治資金規正法違反で略式起訴し、
罰金20万円を命じました。
検察は、国民から凄まじい批判を受け、検察庁の表札にはペンキが
かけられました。
1993年3月6日、金丸信の妻が死亡した際に受け取った遺産に着目、
日本債券信用銀行の一部が申告されていないという事実を突き止め、
金丸信の自宅へ家宅捜索を行ったところ、数十億の不正蓄財が発覚し、
捜索の中、時価1千万円相当の金塊が発見されました。
検察は、一事不再理の原則から金丸信を起訴することはできず、
真相を闇に葬りました。

民間企業でも同じで、過労死よる自殺があります。
1991年8月27日、電通に入社して2年目の大嶋一郎さん(享年24歳)が
長時間残業のため、自殺しました。
2015年12月25日、電通に入社して1年目の高橋まつりさん(享年24歳)が
長時間残業のため、自殺しました。

大嶋一郎さんの遺族は、電通に損害賠償請求を起こし、電通が遺族に
1億6800万円の賠償金を支払うことで結審しました。

検察は、高橋まつりさんが死んでも、会社を略式起訴し、50万円の
罰金命令しただけです。
検察は、高橋まつりさんに過重労働をしいた上司を起訴していません。
結審までは待とう。
検察の賢明なる判断を期待する。

メディアが電通にどんな忖度しているのかわかりませんが、不倫は大きく
報道しても、このような事実も大きく報道することはないでしょう。
このような事実は、50年どころか、もう忘れ去られていることでしょう。

もし、高橋まつりさんやご両親が電通がこのようなブラック企業であると
知っていたのなら自殺を防げた可能性は高いと思います。
だから、メディアの果たすべき責任は重いと感じています。

電通が、優良なエンタテインメント・コンテンツを提供するために、
コンテンツ・ホルダーとの良好な関係構築、 映画製作委員会への参画、
制作会社やプロダクションとの連携、イベント展開、オリジナルキャラクター
の開発などを積極的に進めるというのなら、大嶋一郎さんや高橋まつりさんの
過労死に関する映画を制作し、公開してほしいです。

日本では「デトロイト」のような映画が作成され、世界公開されることはないでしょう。
だから、日本映画はつまらないし、見る気もしません。

トランプ政権下でも、忖度することなく、差別意識を乗り越えて
「デトロイト」のような映画を世界公開する米国の凄みを感じました。

ラストは、「人間だけが神を持つ」とうい感じで、助かりました。

映画の社会的な背景を知りたいという人にはパンフレットの購入をお勧めします。

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ノリック007

3.0デトロイト

2018年1月27日
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鑑賞方法:映画館

信じられない実話
エンドロールに救われました。

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かん

3.5警察の傲慢さ

2018年1月27日
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悲しい

怖い

興奮

もうアメリカが!白人!が嫌になってくる。

鑑賞後はタランティーノの「ジャンゴ 繋がれざる者」を観てスッキリしたくなる!?

黒人のジャンゴが白人を撃ちマクり殺しマクりのラストの銃撃シーンを。

モータウンやI・ポップにMC5などのガレージロックと素晴らしい音楽の地での悲惨な出来事。

傲慢な態度の警察が腹立つし時代が変わっても今だに続く問題で日本でも他人事ではないこんな感じの警察や不正しようとする輩は存在する。

三人の警官が特に二人の役者の嫌な感じは観ていて不快になるし演技もそうだが顔がムカつくなんてモンじゃなくそんな役者選びが逸品。

実話だが本当のことは確実に解らない現状で裁判の判決を含めて救いようがない位にイライラ。

アカデミー賞最有力候補って宣伝が一切ノミネートされなかったなぁ!?

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万年 東一

3.5クラウス役のウィル・ポールターが実に嫌な奴だわ。

2018年1月26日
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アメリカにおける人種差別の恐ろしさがエンドレスに襲ってくる。超疲れるし、ハートに堪える。
これも銃社会故のものなのだろうか?
本来なら守ってくれる立場にある筈の警官がしている恐ろしさが、暫く堪えます。

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sumomojam

4.0凄い。

2018年1月26日
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凄い映像の映画でした。
流石キャスリン・ビグロー監督作でした。

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tatsu tatsu

4.5人間って怖いですね

2018年1月26日
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自分の地位を守る為に人の命を顧みない“人間”って怖いですね。

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ドラテツ

4.0なんのために唄うの?

2018年1月26日
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泣ける

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蛇足軒瞬平太

4.0息が詰まる映画

2018年1月26日
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ドキュメントみたいな流れで
ただこういう話があったんだ!
と淡々と流す
それが、怖い!
僕は、好きな作品だ!

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大阪ぶたまん

3.5胸糞が悪くなってきます

2018年1月26日
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怖い

知的

難しい

「ゼロ・ダーク・サーティ」「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督の新作にして、問題作の「デトロイド」を見てきました。

本作品、何時も以上にお話の内容は淡々としていて、「デトロイド」で起きた黒人達の暴動に起きた1夜の内容。

本暴動も黒人の一軒が引き金になっていますが、本内容も、暴動の一部ですが、その暴動のほんの1カ所で起きた黒人に対して起きた理不尽な事件の内容が淡々と語られています。

まるでドキュメンタリーを見ているような感じで、当時のお話としても、胸糞が悪くなってきます。

どうして、アメリカって国は、黒人の方にあれだけ差別するのか、わかりません。

しかし、当時の夜をキャスリン・ビグロー監督自身、よく取材して、忠実に再現しているように、本当に見ていて大変にこちらがヘビーになってきます。

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sally

3.0過酷な尋問

2018年1月25日
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viodamo

3.5恐怖が町を襲う…

2018年1月21日
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悲しい

怖い

きっかけは何だったのだろう…作品に描かれていた事が始まりだとしたら、ほんのいたずら気分のつもりがこれほどの暴動へ繋がるとは思ってもいなかった筈。
だけど実際に起こった出来事で、そこには人種差別するもの、されるものの見えない壁が大きな立ちはだかり悲しい出来事。日本にいると感じる事は少ないけど、今の時代でも私達も区別される有色人種だという事を忘れてはいけないと思う。

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saramaro

5.0まるで戦争映画を観てるような衝撃

2018年1月12日
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1967年 アメリカのデトロイトで起きた暴動の実話を映画化

衝撃的だった
アメリカの国内で起きたことなのに、私には戦争映画の「ハクソー・リッジ」を観たときぐらいの衝撃があった

それぐらい、この映画の中で描かれる白人警官による黒人たちへの拷問が恐ろしかったということ

人間は、どこまでも恐ろしくなれるということがよくわかる作品だった

その中でも、全ての白人警官が悪ではなく、中には善意の人たちもいたことが、救いだった

日本にずっと住んでいると、人種差別を受けないまま大人になって、アメリカで起きている人種差別を分かっているつもりでも、どうしても対岸の火事になってしまうところがある

そんな私のような人こそ、この映画を観て、黒人たちがどんな仕打ちを受けてきて今があるのかっていうことを知るべきだと思った

それは、街にいる警官たちを恐れ、避けながら生きていかなければならない恐怖

その時のトラウマを長い間引きずって生きていかなければいけない人たちがいる
その事実を多くの人たちが知るべきだと思った

老若男女、全ての人に観て欲しい作品

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とえ

3.5観客の首をも真綿で絞めるような息苦しい演出が得意のキャスリン・ビグ...

2018年1月11日
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悲しい

怖い

観客の首をも真綿で絞めるような息苦しい演出が得意のキャスリン・ビグロー監督の真骨頂。過去作以上にダウナーな気分にさせてくれる。
暴走するのを止められなくなった白人警官は、滑稽にして戦慄を呼ぶ。一縷の望みを見出すラストがなかったらどうなっていた事か…
でもそんな警官らが属するデトロイト市警に、フィクションとはいえ『ビバリーヒルズ・コップ』のアクセル・フォーリーがいるとはにわかに想像つかない。

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regency

4.51967年デトロイト暴動、アルジェモーテル事件を再現

2018年1月10日
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悲しい

怖い

知的

ジョンボイエガのセリフ
I need you to survive the night.
が切実。
黒人奴隷が南部から北部へ移動する歴史から始まり、
1967年7月に起きた4日間の大規模暴動のさなかに起きた一夜の事件「アルジェモーテル事件」とその後の裁判の結果までを追う2時間20分。
ジョンボイエガやアンソニーマッキーは脇役の一人であり、主演は歌が上手いラリー役のアルジー・スミス。
しかし何といってもいじめっこ顔のウィル・ポールター、汗かいて髪の毛がぺったりしているのが小物感を演出しているベン・オトゥールのレイシストの警官がぴったり過ぎて怖い。もう一人の空気が読めなかった警官もいかにもぼんくらっぽいし、とにかく皆わかりやすい顔したキャスティング。
とはいえ見て見ぬふり、傍観者であることは罪を犯していないことにはならない。むしろ罪深いのかもしれないと思わせる作りでもあるのでよっぽどの善人でない限り観てよかった!という気持ちにはならないはず。
事件にあった人がまだ生きていること、The Dramaticsがその後全米デビューしてヒット曲も生み出していることに驚き。
50年前は決して大昔の出来事ではないと再認識させられる。

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消されるので公開しない

5.0違法バーの摘発が引き金となり黒人達による暴動が発生し、市警では混乱...

2017年10月15日
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よね