きみの瞳(め)が問いかけているのレビュー・感想・評価
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ラブストーリーで初めて泣いた
とてもバランスのいい作品だなと思います。
ストーリー、配役、音楽、光と影の使い方、小物など無駄がない印象。
吉高由里子さん演じる視覚障害があるも明るく前を向いている女性、柏木明香里と横浜流星さん演じる無口で不器用な年下の男性、篠崎塁。
2人の出会いからお互いに大切な存在になるまでが丁寧に描かれていて、特に塁はセリフ少ないのに表情や目線だけで手に取るように心の機微が伝わってきます。まだ24歳(撮影時は23歳)というに驚きました。
吉高さんの透明感もすごい!し、障害があるという事を乗り越えて明るく生きているように見えますが、本当は心に傷を持っているんだろうな〜という所も演技だとわかっていても辛くなります。
演技が絶妙で2人が実際に存在しているかのようで、ストーリー展開がいかにも韓国っぽいのにあまり気にならない。
途中で登場する小物なんかもちゃんと意味があって、終盤に向けて回収してきます。
(さらっと出てきたりするので見逃してしまうかも)
鬼滅もいいけど、迷っている方がいたらこちらもぜひ見てほしいです。
ほんわかラブストーリーだけなら、寝てしまう自分ですが観終わった後にもう一回最初から見たくなってしまいました。(もう一度塁と明香里が見たい)
11/6~オーディオコメンタリー付きの上映が見れるそうなので、そちらにも行ってみようと思います。
あと個人的にはアクション大好き人間なので塁の試合のシーンはもう少し長く見たかった〜(尺の関係かな)
DVDの特典に試合シーンがちゃんと収録されるなら買ってしまうかも。
近くで鑑賞されていた老夫婦の反応が可愛らしくて、自分もあんな風に歳を取って夫と一緒に映画を観たいなと思わせてくれた映画です。
二人は最適役
ですね。実はこの二人はそんなに好きな役者さんでは無いのですが、この役では魅力が存分に出ていると思いました。眼が見えないのに、明るさを失わない女性と、過去のあるキックボクサーの男性が色々あっての恋愛ストーリーは良かったです。ただ、時系列を追わせるためか、犬の成長とストーリーの時系列が混乱させるのでは?と思いました。
無償の与える愛と運命的な出会い
韓国映画のリメイクですが本質的に違う部分が二つあります。
まず、リアリティ、吉高は交通事故で死線をさまよったことがあり、横浜は極真空手王者です。
普段から、吉高はそんな様子もみじんも見せず、横浜は期待されるアクションに応えるため努力を怠らない、要は、ストイックに過去を乗り越え、リアルな演技をしている。
二つ目は、映画の内容ですが、二人の愛だけでなく、二人の生き様は、与える愛に満ちています、吉高は目が悪い時期も良くなってからも、他人への奉仕する姿が素晴らしい。
だから、映画の後半で、二人の運命的な再会が活きてくるのです。
最後の、すれ違いが、シンクロして、再び愛を誓う場面は、映画史に残る名場面です。
アクションだけでなく、是非、映画館で観るべき名作です。
シンプルだけど奥深い
映画の予告を見て、面白そうと思い、鑑賞。
結果、最高!
メインの2人の演技は言うことないくらい、映画の世界へどっぷり連れてってもらいました。
特に、吉高由里子さんの目線の位置とか目の動きとか、最高の演技をしていたと思いました。
何か言いたげな雰囲気とか、目で語る様な雰囲気で、横浜流星さんと2人の意志の疎通も目でやり取りしてるような錯覚を覚えたほどです。
ウルっときたシーンが二回ほどあり、耐えてましたが最後の塁に気付いた瞬間に涙腺崩壊しました(笑)
ダメです。こんなピュアな映画は(笑)アラフォーのオッサンには耐えられません(笑)
ムダなラブシーンも無く、ピュアな映画で心があらわれた気がします。
もう一度言います。本当に最高の映画でした。
ただし、主題歌の関連が感じられず、そこだけが唯一の残念な点ではあります。
迫力
ボクシングのシーン迫力が凄すぎた。
BTSの主題歌もよし。
明香里の手術が成功しボランティアでルイと再会するシーンで実は石を握ってたとこ観てジーン。
自粛期間からずっとパソコンで観てたので
改めて大画面、映画館の良さが分かりました。
吉高由里子、横浜流星二人とも美しすぎるのと
演技が上手で涙も映像も全部綺麗でした。
チャラそう...って、あんたが言うんじゃないよ、無敵ピンク!
横浜流星出演ということで鑑賞。
「いなくなれ、群青」からなので実に1年ぶりに彼をスクリーンで見ることになります。久しぶりや
しかも、監督は三木孝浩監督。明日きみやふりふらなど、恋愛映画の名匠です。期待度高め
結果、やはり期待を裏切らない面白さでした。
ゆっくり、丁寧に、美しく。やはりすごい監督だ。
三木監督の作品にハズレ無し!!
事故で視力と家族を失った明香里(吉高由里子) 、目が見えないながらにして幸せに暮らしていた。ある日、いつも通り駐車場の管理人室に入ると、そこには見知らぬ男、塁(横浜流星)に出会う。
とにかく、今作の1番の見所は横浜流星。
過去最高レベルで超カッコイイ!あまり感情を顕にしない性格、やさぐれた表情、パーマをかけている髪全てが完璧なんです。あーかっこいい
演技もとてもいい。震えながら必死に堪えようとするけど流れてしまう涙。観客の心をグッと掴みます。
吉高由里子も素晴らしい。
今年の日本アカデミー賞主演女優賞は彼女なのではと思うほど、いい演技。視力は失った女性を見事に演じきっていた。拍手喝采
徐々に過去や経験が見えてくる脚本、大好き。
この監督はドキドキさせたり緊迫感を出したりするのがホントに上手い。小ネタも入れてくるので、ちょいちょい笑える。
キックボクシングということで、アクションシーンも満載。空手をやっていた横浜流星にとっては適役。
カッコ良さが際立つし、テンション上がる。
ただの恋愛映画ではなく、アクション映画としての迫力もあるので性別問わずオススメです。女子高生多いけどね
まぁ、マイナス★1.0の原因としてはあっさりしている点かな。
意外とデカいことが起きたのに何事も無かったように進むし、ラストの方は尺的な問題か駆け足になっていたように見られた。そのため、「いやなんで?」とか「出来るんかい!」とかツッコミを入れてしまう羽目に。
あと、主題歌がどうも気に食わない。
ファンには申し訳ないですけど、合ってなくないですか?この映画とこの音楽。
ふりふらの時もそうだったけど、選曲センスはないかな?
それでも、いい映画でした。
夜遅くに見る映画も悪くないね。
吉高の所に帰る流星に感涙!
びっくりするようなどんでん返しが、幾つかありました。ハッとしてしまうほどの作り方です。ラストに近い場面で、まさかの流星の死?度肝を抜かれます。風吹ジュンの名台詞「許していないのは自分だけよ」もジンときました。吉高も流星も不幸自慢で自分を許せないのですね。だから自分を解放することが、この映画のポイントでした。最近の号泣もののパターンでしょうか、愛する二人の再会は、ものすごく引っ張ります。もうダメかと思ったら、ちゃんとハッピーエンドにしてくれてありがとうと言いたいくらいです。人間は傷ついて丸くなって行くという例えに、海を漂って削れたシーガラスをストーリーの中に入れ込んでいますが、物凄く生きた設定になっていました。また、吉高のシャドーボクシング、可愛すぎて倒れそうでした。さらに、タイトルである「きみの瞳が問いかけている」は、シェークスピアのロミオとジュリエットの中に出てくるセリフでした。その言葉に続くのは「それに応えなければ」です。吉高の愛に流星が応えたので、安心して劇場を出ることができました。
秀逸‼️最終場面の塁の眼の変化が忘れられない‼️
ラブストーリーだけれど、贖罪の物語でもありました。シスターの「あなたを赦していないのはあなただけなのよ」が胸に響きます。
主演お二人、素晴らしかった‼️
明香里と塁の気持ちの変化が、表情や仕草で良くわかりました。脇を固められた演者さん皆さんも上手い。
最後の浜辺のシーンで、振り向いた塁の瞳の変化が素晴らしくて忘れられません。良い映画を観ました‼️
安定の恋愛映画だけど、しっかりハラハラする。
しっかりと恋愛映画でした。ただ甘々ではありません。
途中かなりハラハラするところがあります。
印象的だったのは、今放送中の朝ドラ俳優さん(野間口さん、奥野瑛太さん)が出演されていてクズっぷりが酷く、朝ドラではどちらもよい人なので降り幅にビックリしました。
特に奥野さんは悪人にしかみえません。クズとカタブツの降り幅。
町田啓太さんも終始極悪人なので、今クールのドラマで果てしない優しさをみせているのでビックリでした。
役者さんて本当にスゴい。
主題歌も最初違和感がありましたがちゃんとしっくり来ていました。
原作が韓国だからの起用なのでしょうか。
中だるみもなく、二時間収まりきってない感も無く楽しめました。
ハラハラしたけど安心の結末でした。
ご都合主義でも良いじゃないか
三木孝浩監督のラブストーリー。ティーンズ向けの青春映画も多いが、この作品は大人向けのラブストーリー。とはいえ、原作が韓国映画とのことで、良くも悪くもシンプルで分かりやすいストーリー。
ディテールも甘いしストーリーもご都合主義だがそれでも良いじゃないか、映画なんだから。そういった部分を許容できない人には苦痛だろうなぁ。
それに、やはり三木孝浩監督作品らしく、色彩が鮮やかで心地良い。特に逆光の演出が素晴らしいなぁと思う。
こういうのでいいんだよおじさん「こういうのでいいんだよ」
圧倒的良作ですわ〜
難しい演出もなく、スッと内容が入ってくる
素直に感動シーンで感動できる
こういうのでいいんだよって言いたくなる一本
メインの2人が素晴らしい
正直、見るまでは「なんで今吉高由里子?」って思ってた
そんな自分を殴りたい
さりげない仕草、笑顔、全部かわいい
目の運び方とかめちゃくちゃ研究したんだろうな
横浜流星のアクションもどこまで本人がやったのかわからないけど迫力満点
二枚目俳優なだけじゃない一面を見た
やっぱり三木孝浩監督作品は淡い映像と世界観が最高にマッチしていて、引き込まれる
そしてヒロインの撮り方が最高
はあ恋したいって思えます
「細かいアラはどうでもいいんだい。美男美女が結ばれるラブストーリーが見たいんだい。」て方にお勧めの作品
ありえないほど都合の良いことが多すぎてストーリー的にはツッコミどころ満載だけど、ラブストーリーにおいてリアリティなんてそれほど意味がないことは理解しています。
都合の良いことが多すぎることに文句を言うつもりはないのですが、視覚障害の回復手術のところはありえないんじゃないですかね(外傷性視神経症と網膜剥離の2つの要素があって、網膜剥離の手術だけしても目が見えることはないと思うんですけどね)。物語の根幹にかかわるところなので気になりました。
主役2人のファンの方向けの作品だと思います。特に、男性の方は実際の格闘経験があるとのことで迫力ありました。
シンプル
見る人が見たら、また同じようなものこすりやがって、と書かれるような、いわゆる王道。ただ、それでも最後泣けるのは主演2人の演技力。特に、芯があって、明るいんだけどその明るさの中に影を持たせられるのは吉高由里子ならではだなぁ。と。ハマり役でした。(このタイプの役をやるのは年齢的にそろそろ最後かもだけど)
王道の純愛
予想外のことは何も起こらない良くも悪くも少女漫画みたいな王道の純愛映画でした。
三木監督らしい美しい光の演出や俳優陣の演技は良かったのですが、物凄い王道展開なのにテンポが悪くて飽きてしまい楽しめませんでした…。
安心してラブストーリーを観たい方、出演者のファンの方は満足できると思いますが、私はそのどちらでも無いので物足りなかったです。
二人の演技が抜群でした🈵
笑顔の中にも寂しさを秘めた吉高由里子
寡黙な中にも暗い過去を秘めた横浜流星
この二人の演技がとてもよかったです🙆
この映画は、前半にいくつもの伏線が張られていて、それが後半で繋げられていくのも見せ所の一つでしょうね❗️
せっかくつかめそうな幸せが、じわじわと忍び寄る闇の影に、ハラハラドキドキさせられるのも見応えがありました😋
横浜流星は、極真空手の世界チャンピオンだったということで、格闘シーンはとても迫力があってよかったです‼️
この映画のタイトルは、映画の中でも出てくる「ロミオとジュリエット」の名言から引用されているそうですね✨
「彼女の目が問いかけている。僕は答えなければ。」
何はともあれ、演技よし、ストーリーよし、テンポよし、結末よしで、とてもいい映画だと思います(^^)v
2回目の鑑賞で「ロミオとジュリエット」の名言を追記しました(^^ゞ
なぜか、1回目より2回目の鑑賞の方がうるうるしてしまいました😂
類まれなる綺麗な2人
吉高由里子さんはWOWOWのショートドラマ『紺野さんと遊ぼう』以来大好きです。そんな誰も知らないドラマ名を挙げて「売れる前から応援してること」アピールする輩がいますが、それは私です!それが何か?!
ユリユリ(横浜流星さん)はいつも年上のお姉様に好かれるんですね。お姉様ではないわが妻も結構ファンです。
『街の灯』は本当に幼い頃、リバイバル上映を母親に付き合って観たこと思い出しましたが人生初の洋画鑑賞じゃなかったかと。
韓国版は全く知りませんでしたがあまりヒットしなかったんでしょうか?色々な偶然・巡り合わせが展開される流れは「なんかデジャブ?」って思いましたが、韓流ドラマの特色なんでしょうか。そういえば話としては違いますが、ヨン様とチェジウが再会する『冬のソナタ』を彷彿とさせました。
吉高由里子さんの今回はいつものバリバリキャリアウーマンだったり、ワガママ娘とはうってかわって、憂いに満ちた眼が見えない演技、最高でした。
横浜流星さんも無口ながら表情で語る演技も素敵でした。和菓子を作りながら身体も鍛えていたとは、天晴れです!
モチーフになっている『椰子の実』
島崎藤村先生の詩が沁みますねー。帰る場所を失ったかのような2人のことを象徴するかのように。
この椰子の実、わが愛知県の伊良湖岬に流れついた椰子の実らしいですよ!どうでもいいことですが!
泣けるいい映画でしたが、朝イチ上映とはいえ劇場に入ったとたん「10名強!」って観客数が数えられてしまったのは残念でした。
全223件中、161~180件目を表示