きみの瞳(め)が問いかけているのレビュー・感想・評価
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心の光を無くした男と、目の光りを失くした女。二人が相手を想う気持ちが、互いの闇を照らす光となりますように。
予告映像でみたワンシーン。海辺で戯れる二人。
それがすごく美しかったことが記憶にありました。
本編が気になって鑑賞です。
事故で光を失った女 (柏木明香里) そして
闇から抜け出せない男 (篠崎塁) 洗礼名アントニオ
そんな二人のお話。
出会いは偶然。
勘違いで塁に話しかけた明香里
最初は慌てるが、塁の声・態度・素振りから
危ないやつでは無いかもと
次第に警戒をゆるめる。
おじいさんと間違われ声をかけられた塁
親しげな女の態度に、
どう接すればよいのかと、とまどいながら
何となく目が離せない。
文字通り手さぐりで
女は相手のことを知ろうとし
男はゆっくりと心を開きかける。
足をくじいた明香里をおんぶし
家まで送って行ったりする内に
次第に惹かれ合う二人なのだが…
次第に明らかになる事実
「明香里」が光を失った事故。
その原因は
「燃えながら落ちてくる男」 に気を取られ
車の運転中に脇見をしたため。
そして
その男を焼死に追い込んだのが
「塁」 だった
彼は、彼女に償わなければ と
そして 明香里の目の手術代を得なければ
と
非合法な戦いの場へと足を踏み入れる
…
うわー
重いじゃないですか、これ。
◇
巡る因果の織りなす、切なくも温かいドラマ。
途中で何度も
バッドエンドを覚悟しました。
けれど
互いの瞳が相手を映し出す そんな
未来へ希望の火が灯るようなエンディングに
観ている私も救われました。
予想したよりも遥に
強く胸を締めつけられるお話でしたが
観て良かった。
(ハッピーエンドで良かった)
満足です。
◇ 以下、余談です
☆横浜流星くん
すごい筋肉美にびっくり。
そうとう鍛えているんでしょうね。
ほれぼれします。 つんつんしてみたい … え? これもだめ? …ですよね
☆良家のお嬢様 vs 不良少年
観ている途中、なぜか
「愛と誠」 が頭に浮かびました。
ストーリーが似ているわけでも無いのに
ただ、なんとなく、です。
ヒロインとワル (←死語? …汗) の組み合わせって
何かこう、心の琴線にふれるものがある
そんな気がします。
あ、
「明日のジョー」 の
白木葉子 と 矢吹ジョー なんかも
そうなのかも
☆ワンコ ミーツ ボーイ
二人の愛犬「スク」が、
塁を覚えていて飛びつき、のしかかり
ひたすら顔をなめまくる べろべろ ベロベロ ベチャベチャ
塁が思わず
「やめな、スク」
その声で、その男が塁だと気付く明香里。
…
そんな再会でも良かったかも
なんて、妄想してました。 すいません
☆管理人おじいさん
全く登場しなかった駐車場の管理人じいさん
・どんなきっかけで明香里と知り合い
・どうして一緒にTVを観る間柄になっていたのか
・何があって失踪してしまったのか…
どうでもいいことが、とても気になっています。
誰か教えてください。
☆最後に
キンモクセイの香り。
オルゴールから流れる曲。
角のとれたガラス。
洒落た小道具が
作品に彩りを添えていた気がします。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
再会のための小道具
前半はありきたりなラブストーリーかと思って正直退屈でしたが、後半はひと捻りあり映画の世界に浸ることができました。
「金木犀」「陶芸」「椰子の実の唄」「オルゴール」「愛犬(名前、なんでしたっけ?)」など再会のための小道具がしっかりと用意された脚本が素敵でした。ふたりが再会できてほんとうに良かったです。
悪くなかった!
距離感の縮まり方や終盤の描き方に少々粗さを感じてしまったが、しかしハッとさせられる瞬間は何度もあったし、何より悔しいが横浜流星がキラッキラしている。吉高由里子も流石の貫禄。梅舟惟永さんがナイスな役で出演されていて嬉しい。
今年最高のラブストーリーでした
吉高由里子は唯一好きな女優さんで、横浜流星も割と好きなので、かねてからこの映画の公開を待ってました。
横浜流星のキレキレのボクシングは演技だけでは到底出せない幼少時代から培われた技術としか言いようがありません、感動しました。ボランティアで再会する辺りから涙が止まらず、ハッピーエンドで本当に良かったです。吉高由里子も、演技、可愛らしさ共に安定で大満足しました。韓国映画のリメイクだとはつゆ知らずに観ましたが、キュンキュン度高めでどっぷりと浸ることができました。
良かったです。泣けました。
ツッコミどころは多いのですが、泣けました。
塁くんの行動には理解できないところが多く、共感できないです。
明香里さんは、いいひとです。視力が悪い割にメイクも衣装もばっちりです。
きっと至近距離は良く見えてるんでしょう。だいたいこの手の方はサングラスを
常陽しているイメージがあるのですがそんな描写はありません。
ずっとサングラスかけられると、せっかくの主役の顔が見えないのですが
ちょっとだけでもリアリティの為にかけてみても良かったかも。
塁役の横浜流星さんがカッコ良かったですね。
闇ファイトでボコボコにされながら最後は逆転勝っちゃうし。
でも、その後、ブスリって、ちょっと無いと思う。
いくら顔に泥をぬられようと強いオトコがいるなら
潰すよりも、さらに難癖つけて闇ファイトに連れ出して
ヒト儲けしようと思う気がするです。
明香里役の吉高由里子は役者でしたねぇ。
視覚障害者の表現も若干、ざーとらしーってところもあったんですが
それでいいんです。お美人さんなのでずっと見てられます。
生きる意味
人が生きるのには意味がある。
意味があるからこそ、神様はあなたたちを
地上に遣わした。
そう、彼が帰るべき場所は母のところではなく、彼女のところなのだ。
逆境にめげず生きる姿は何よりも美しい。
その美しさに人は涙する。
余談
最近、汚ない映画ばかり観てきたから、久々にこの上なく綺麗な映画を観られて良かったです(笑)
しっくりこなかった。
二人のシーン。あんふうに言うか?あんなふうにじゃれ合うか?みたいで、何かしっくりきませんでした
せっかく吉高由里子を起用してるのにもったいないなと思いました。
スローリーはまずまずおもしろかったです。
でも、電話が終わってボックスから出てくるシーンでは
「ここで刺されたら、マジ、ヤクザ映画だな。」と思ってたら本当に刺されたのでびっくりしました。
王道のラブストーリー
ヒロインの牽引力が終始物語をリードする作品である。それほど本作品の吉高由里子の演技は凄かった。主人公の柏木明香里が白杖を突きながらニコニコと笑顔で登場する場面では、笑顔とは逆に内に抱える大きな悲しみを感じさせた。
というのも、人間はあまりに大きな不幸に見舞われたとき、何故か笑顔になる。東日本大震災のときのテレビのインタビューで、被災者が笑って答えている映像を目にした人は多いと思う。決して楽しい訳じゃない。笑うことで自分の脳に自分は大丈夫だと思い込ませ、無意識が自暴自棄の感情を生まないようにコントロールしているのだ。
身に起きた不幸を笑顔で話す人は結構多い。それも同じ理由である。風吹ジュンが演じたシスターが「笑顔を忘れないで」と言うのも同じ理由だ。横浜流星が演じた篠崎塁は、明香里との触れ合いによって笑顔を取り戻すことで、過去の不幸から救われるきっかけを得る。
愛を育む過程でふたりの過去が少しずつ明らかになり、それぞれに衝撃を受けながらも乗り越えていくことで、愛はますます深まる。これまで持てなかった自己肯定感を抱けるようにもなる。この辺りの幸せな雰囲気に少しだけホッとするが、過去のツケが容赦なくふたりを待っていることは分かっている。
横浜流星はテレビドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」でしか見たことがなかったが、なかなか憂いのあるいい表情をする。次は陰のない野放図に明るい役を見てみたい。
やべきょうすけが演じたジムのトレーナーが大変に需要な役割を果たす。剽軽で男の優しさに溢れ、ストーリー上では人間関係の緩衝材となって物語の隙間を埋める。こういうコミカルな熱血漢がよく似合う役者さんなのだろう。とても好感が持てた。
出会いからラストシーンまで、物語が進むにつれて主人公ふたりの関係性がどんどん変わっていくのがラブストーリーとしての王道を踏まえていて、非常に面白い。兎にも角にも吉高由里子の演技が光る作品であった。
交錯する切ない想い
二人が出逢い徐々に惹かれていく様子が、瑞々しい映像で描かれていました。
純粋で独り懸命に生きる明香里を、吉高由里子さんが
魅力的に演じられていました。
隠したい過去を持ち苦悩するボクサー塁を、横浜流星さんが好演。明香里に惹かれていく心情や、感情を露わにした凄みのある眼差しなど、表情豊かに演じられていました。
風吹ジュンさんが、優しくも芯の強いシスターを好演。
エンドロールで流れたBTSの透明感のある歌声が、二人の切ない想いに重なって聴こえました。
やわらかな雰囲気が魅力の吉高由里子さんと、精悍で
優しい眼差しが魅力の横浜流星さんによる純愛ストーリー。
映画館での鑑賞
文句なしです
感動して泣けたというより、塁を思うと涙が出たと言った方が正しいです。あかりの目の手術に必要なお金のため、また裏社会から自由になるために必死で闘うシーンなんかめちゃめちゃ泣けたし(完全に流星くんの親目線になってました)その後の展開も塁に同情して泣いちゃいましたね。吉高由里子さんの演技ももちろん素晴らしかったんですが、やはり横浜流星くんの塁は別格でした。彼は特に目の演技が素晴らしいです。目から全部伝わってくる、そんな感じがしました。映画館の大画面で見れてよかったです。
思いっきり泣きたくて観に行ったけど、イマイチ。突っ込みどころいっぱ...
思いっきり泣きたくて観に行ったけど、イマイチ。突っ込みどころいっぱい、リアリティも薄く、ストーリーがご都合主義で入り込めなかった。周りの女の子がめちゃくちゃ泣いてたから余計に冷静になってしまった。
吉高由里子の演技力と横浜流星の顔、肉体改造しただろう身体は素晴らしかった。それだけ。
吉高由里子がすべてを
韓流らしいラブストーリー。二転三転当たり前、悪い奴らはトコトン、救いの神は何処ですか的な。
単純に楽しめて涙腺崩壊。
満足感に浸れる秀作です。吉高由里子さんのおかげで!
是非映画館で🎦
泣けた…
流星の演じる塁は、人に言えないような過去を抱えており、キックボクシングで活躍の最中に忽然と姿を消してしまう。その後管理人やアルバイトで生活していると、目の見えない吉高由里子演じるあかりと出会う。
塁の影のある役とあかりの明るい役との対比がよかった。
さすが流星、肉体美とアクションが素晴らしい。ちょっと目を塞ぐような残酷シーンもあるけど、強いって頼もしい‼️
守りたいものができてから、変わっていく感じも良かった。
そして町田啓太の冷酷非道ぶりがすごくハマっていてびっくりした。いい人の役を多く見ていたから、とても意外でした。こんな嫌な役もできるんですね。背も高くて、グループのリーダーとしての存在感もすごくて、流星と並ぶとお子様に見えました。流星も結構背が高くて大人びた印象だったから。
犬も可愛かった。目の手術をして見えるようになったあかりだが、塁の顔はわからないのですれ違ってしまう。そこを犬が…突進‼️
あれはすごいなあ…。流星の倒れ方も素晴らしい(怪我してるから)。
ストーリーはありきたりな気もするけど、それはそれでよし。はらはら泣いて、ドキドキして、この世界に入り込んで楽しく見れました。
主演2人の演技に圧巻です
吉高由里子さん、横浜流星さんの演技に圧巻しました。
恋愛中心なのかな?と思っていましたが、人生の中で考えさせられる部分がありながら恋愛も含めている内容という感じで、自分自身すごく考えさせられました。
最後の方のシーンはとても感動的であり、自然と涙が出ていました。
本当にオススメしたい映画です。ぜひ沢山の方に観ていただきたいです。
優しい、感動の映画でした
吉高由里子の明るく、キュートな笑顔が最高だった。演技うまいですねー。横浜流星もこれから楽しみだ。最後のシーンは心あたたまる優しいシーンでよかったです。
チャップリンの街の灯を思い出した。チャップリンはでも言葉なしで、感動させて、今度もう一回見直そうと思う。
吉高由里子はこういう明るいラブストーリーにこれからも出てほしい。
残酷描写が「ザ韓国」要R18指定
チャールズチャップリンの「ライムライト(街の灯り)」のリメイクと聞いて、しかも横浜流星さんが出演と聞いて楽しみに観てきました。
結論:べつに横浜流星さんでなくても良くない???
BTSの音楽も全くあってなかったし、
とにかくヤクザの残酷が満載で
げんなりしました。
良い点といえば時折見せる流星さんの儚げな笑顔がとても印象的で、
なにも韓国版ライムライトを真似しなくても、
日本人ならではのライムライトのオマージュができたのではないですか?
そういう意味では残念です。
作品としては
よくできていたし、クオリティも高いので
従来の韓国映画ファン(暴力刑事もの)には
よいのではないでしようか?
(名作、殺人の記憶、チェイサー、魔女には及びませんが。。)
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