「コーダ あいのうた」「キャラクター」「とんび」など “何度も観たい”作品一覧【Amazonプライムビデオ/7月配信】

2022年7月1日 13:00


「コーダ あいのうた」は7月21日より見放題独占配信
「コーダ あいのうた」は7月21日より見放題独占配信

「もう一度観たい!」「映画館で見逃してしまった……でも、やっぱり観たい」。そんな思いに応えてくれる「Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ/アマプラ)」。2022年7月から配信(見放題)開始の“新着作品”をご紹介します!

例えば、第94回アカデミー賞授賞式で作品賞を含む主要3部門を受賞した「コーダ あいのうた」、阿部寛北村匠海の共演で重松清のベストセラー小説を実写映画化した「とんび」、菅田将暉と「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseが共演を果たした「キャラクター」、ローランド・エメリッヒ監督の最新作「ムーンフォール」も!“アマプラ”で何度も楽しむことができる注目・おすすめ映画の情報をまとめてみました。


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●「スイング・ステート」(配信日:7月2日/見放題独占配信)

共和党のドナルド・トランプと民主党のヒラリー・クリントンが争った米大統領選でトランプに敗北した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすさまを描いたコメディ。16年間にわたり政治風刺コメディ番組「ザ・デイリー・ショー」の司会を務め、アカデミー賞でも2度司会を担当したジョン・スチュワートが監督・脚本を務めている。

民主党の選挙参謀ゲイリー・ジマーは、農村部の票を取り戻す秘策として、YouTube動画で話題の退役軍人ジャック・ヘイスティングス大佐を田舎のディアラーケン町長選挙に立候補させる。大佐の娘ダイアナや住民のボランティアたちと地道な選挙活動がスタートするが、対立候補の現役町長ブラウンに、共和党がトランプの選挙参謀フェイス・ブルースターを送り込む。ディアラーケン町長選をめぐって、ゲイリー対フェイス、民主党対共和党の巨額を投じた代理戦争の幕が切って落とされた。

主演は、スティーブ・カレル。カレルは、本作のテーマについて「明らかに政治コメディだが、実は政治そのものがテーマではない」「板挟みになった人々の話で、普遍的な作品だと思う」と説明。「何よりもまずとても笑える作品だ。変わった人たちがたくさん登場する。普段あまり見ないタイプの風変わりな人たちだ」としつつ、「でも根底にあるテーマはとても人間的なものなんだ。だからこそ多くの人を魅了すると思う」と話している。

▼「スイング・ステート」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/95261/


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●「藁にもすがる獣たち」(配信日:7月2日)

日本人作家・曽根圭介氏の同名小説を韓国で映画化。欲望を剥き出しにした人々が、大金を巡って激しくぶつかり合う姿を予測不能な展開で描いたクライムサスペンス。

失踪した恋人が残していった多額の借金の取り立てに追われるテヨン、暗い過去を精算して新たな人生を始めようとするヨンヒ、事業に失敗しアルバイトで生計を立てるジュンマン、借金のため家庭が崩壊したミラン。ある日、ジュンマンは職場のロッカーに忘れ物のバッグを発見する。その中には、10億ウォンもの大金が入っていた。

ヨンヒ役を「シークレット・サンシャイン」のチョン・ドヨン、テヨン役を「アシュラ」のチョン・ウソン、ジュンマン役を「スウィンダラーズ」のペ・ソンウが演じた。監督は、今作が長編デビューとなったキム・ヨンフンが務め、脚本を兼ねている。

▼「藁にもすがる獣たち」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/94094/


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●「宇宙でいちばんあかるい屋根」(配信日:7月4日)

作家・野中ともそ氏の同名人気小説を映画化。清原果耶の映画初主演作であり、「ヤクザと家族 The Family」「余命10年」の藤井道人が監督・脚本を担当している。

14歳のつばめ(清原)は、隣人の大学生・亨(伊藤健太郎)にひそかに恋心を抱くごく普通の女の子。両親と3人で幸せな生活を送っているように見えたが、父と、血の繋がらない母との間に子どもができることを知り、どこか疎外感を感じていた。誰にも話せない思いを抱える彼女にとって、通っている書道教室の屋上は唯一の憩いの場だった。ある夜、いつものように屋上を訪れたつばめの前に、ド派手な装いの見知らぬ老婆が現れる。その老婆・星ばあ(桃井かおり)がキックボードに乗って空を飛ぶ姿に驚きながらも、不思議な雰囲気を漂わせる彼女に次第に心を開き、恋や家族の悩みを相談するつばめだったが……。

主題歌は、シンガーソングライター・Coccoが作詞、作曲、プロデュースを手掛けた「今とあの頃の僕ら」。主演の清原が、歌唱を担当しており「とても大切な作品に広く深く染み渡るような楽曲。こんなにも素敵な歌を私が歌ってもよいのだろうか、と考えましたがつばめを生きた自分だからこそ届けられる何かが有れば嬉しいなと今は思っています」「レコーディングの際、緊張で固まる私に『歌は手段だから』とCoccoさんが声を掛けて下さって身体中が温かい空気に包まれるような感覚になりました。Coccoさんの真っ直ぐな目線の先で『手段』の意味を探しながら臨んだレコーディングは何にも変え難い時間でした」とコメントを寄せていた。

▼「宇宙でいちばんあかるい屋根」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/92595/


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●「とんび」(配信日:7月8日)

直木賞作家・重松清氏のベストセラー小説を、阿部寛北村匠海の共演で実写映画化。「」「護られなかった者たちへ」の瀬々敬久監督がメガホンをとり、幾度途切れても必ずつながる親子の絆を描き出す。

昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者のヤスは愛妻の妊娠に嬉しさを隠しきれず、姉貴分のたえ子や幼なじみの照雲に茶化される日々を過ごしていた。やがて息子のアキラが誕生し、周囲は「とんびが鷹を生んだ」と騒ぎ立てる。ところがそんな矢先、妻が事故で他界してしまい、父子2人の生活が始まる。親の愛を知らぬまま父になったヤスは仲間たちに支えられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。

原作小説は、2012年、2013年と2度に渡ってドラマ化されておりが、映画として3度目の映像化。映画オリジナルとして令和までのエピソードを加えている。「HYSTERIC」「RUSH! ラッシュ」「護られなかった者たちへ」など瀬々監督作品への出演経験がある阿部は、完成披露試写会の際「過去に2度もドラマ化された作品であり、どうするか悩んだけれど、瀬々監督だからやらせてもらいたいと思った」と語っていた。その真意について、こう説明している。

「瀬々監督の作品に出演したとき、まるで自分が演じたのではないような、想像できないような姿がスクリーンに映し出されていたんです。すごく不思議な感覚だったのですが、評価としても自分に返ってきたことがあって……。そんな瀬々監督だったら、これまで映像化され親しまれてきた作品でも、新たな可能性を引き出してもらえると思ったんです」

▼「とんび」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/94510/

▼「とんび」インタビュー:阿部寛×北村匠海が語る、映画にとって“父親のような存在”瀬々敬久の尊さ&世代の持つ役割
https://eiga.com/movie/94510/interview/


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●「キャラクター」(配信日:7月11日/見放題独占配信)

菅田将暉と本作が俳優デビューとなる「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseの共演によるダークエンタテインメント。「20世紀少年」など数多くの浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として携わってきた長崎尚志によるオリジナル脚本を、「世界から猫が消えたなら」「帝一の國」の永井聡監督のメガホンで映画化している。

漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾(菅田)。ある日、一家殺人事件とその犯人・両角(Fukase)を目撃してしまった山城は、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34」を描き始める。お人好しな性格の山城に欠けていた本物の悪を描いた漫画は大ヒットし、山城は一躍、売れっ子漫画家の道を歩んでいく。そんな中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生する。

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俳優に初めて挑戦するに際し1年間以上の準備期間を設け、ワークショップに通い、様々なシチュエーションで演じるトレーニングを積んでいたFukase。スーパーの包丁売り場へ行き、セリフの練習をしたという驚きのエピソードもある。

Fukase「ギリギリなことをしているなとは思いました。でも、楽しかったですよ。いつも行く大型スーパーを勝手に現場に出来ると思って。両角だって人間なんで、好物も苦手な食べ物もあるはずですし、明確にプロフィールを書かないようにしていたんです。スーパーでは、両角だったら何を買うか、何を食べるか、これは好きじゃないかな、包丁を買う前に何をするだろうか……みたいな、台本に書かれていない空白を埋める作業が出来たんです。物が溢れていて情報量が多いので、スーパーはいいですよ」

菅田「天才か! 発想としては、自主映画に3歩くらい入っていますよね。普通だったら、セリフを覚えるだけで精一杯のはずなんですけどね」

▼「キャラクター」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/94252/

▼「キャラクター」インタビュー:菅田将暉Fukaseが明かす、人生観が変わった出会い
https://eiga.com/movie/94252/interview/


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●「honey」(配信日:7月15日)

目黒あむ氏の同名コミックを、ジャニーズグループ「King & Prince」のメンバー・平野紫耀、「未成年だけどコドモじゃない」の平祐奈の主演で実写映画化。。監督は「ピーチガール」の神徳幸治が務め、高橋優横浜流星水谷果穂浅川梨奈らが脇を固める。

小心者で不良が大の苦手な小暮奈緒(平)は、高校の入学式の当日に上級生と新入生のケンカに遭遇してしまう。真っ赤な髪で鋭い目つきをした新入生は超不良として誰もが恐れる鬼瀬大雅(平野)だった。ある日の放課後、鬼瀬からの突然の呼び出しに奈緒が体育館裏へと向かうと、鬼瀬の口から飛び出したのは、奈緒との結婚を前提にしたプロポーズだった。鬼瀬の怖さに負けて断ることができない奈緒は鬼瀬と付き合うことに。最初は鬼瀬の一挙一動に震え上がっていた奈緒だったが、見かけや噂と異なり、鬼瀬が人一倍やさしく純粋であることを知った奈緒の中に徐々に鬼瀬への思いが芽生えていく。

映画初主演となった平野は、公開初日の舞台挨拶で司会に挑戦。軽快に話を振っていたが、役づくりを問われた平が「自分と真逆なタイプなので、どうしたらビビリでヘタレに見えるかを考えたり、周囲の内気な人を観察してみたり」と答えると、平野は「ほお~。ストイック、ということで」と曖昧にうなずき、「ちゃんと聞いてました?」とツッコミを入れられた。その“天然”な進行ぶりに、場内は笑いの渦に包まれていた。

▼「honey」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/87051/

▼「honey」イベントレポ:平野紫耀、主演作「honey」初日で司会に初挑戦!“天然”進行に場内爆笑
https://eiga.com/news/20180331/8/


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●「パパに教えられたこと」(配信日:7月15日/Amazon Original/午前9時より独占配信)

原題は「Don't Make Me Go」。父と娘の永遠の絆を、ハートフルかつユーモアを交えながら描く。監督は「アフター・エブリシング」のハンナ・マークス。「スター・トレック」シリーズ、「search サーチ」で知られるジョン・チョウが出演している。

シングルファーザーのマックス(ジョン・チョウ)は、自身に残された時間がわずかであることを知り、10代の娘ウォーリー(ミア・アイザック)に惜しみない愛情を注ぐことを決意。念願の運転免許を取得し「カリフォルニアからニューオーリンズに向かう旅に同行してほしい」とウォーリーを説得する。マックスは、かつて自分たちのもとを去った母親と、ウォーリーを再会させようと密かに考えていた。

▼「パパに教えられたこと」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/97434/


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●「Pure Japanese」(配信日:7月17日)

俳優のディーン・フジオカが企画・プロデュース・主演を務め、過去のトラウマを抱える男が孤独な少女との出会いをきっかけに狂気を暴走させていく姿を描いたバイオレンスアクション。

アクション俳優の立石は社交性がない一方で日本文化に傾倒しており、周囲からは変わり者として距離を置かれている。一方、女子高生のアユミは祖父と暮らす土地を中国人ブローカーと地元ヤクザに狙われ、執拗な嫌がらせを受けていた。ある日、立石は偶然アユミを助け、アユミは彼になつくように。過去の撮影現場での事故によるトラウマから暴力に対するリミットをかけていた立石は、アユミを守るための相手への攻撃を肯定されたことで、抑えていた狂気を目覚めさせていく。

朝が来る」の蒔田彩珠がヒロインを務め、別所哲也村上淳、プロレスラーの坂口征夫が共演。「トイレのピエタ」の松永大司監督がメガホンをとり、「合葬」の小林達夫が脚本を手がけた。

▼「Pure Japanese」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/95452/


●「ジャングルランド」(配信日:7月20日/見放題独占配信)

ボクシングに全てを懸ける兄弟の絆を描いた人間ドラマ。「キング・アーサー」「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナムと「不屈の男 アンブロークン」「名もなき塀の中の王」のジャック・オコンネルが共演している。

ボクサーの青年ライオンと彼のトレーナーを務める兄スタンは、強い絆で結ばれていた。地元犯罪組織のボスに多額の借金を負った2人は、ボクシングの賞金で返済するべく全てを懸けて試合に臨むが失敗。2人はボスに命じられ、謎の女スカイを目的地まで送り届ける旅に出る。

共演は「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」のジョナサン・メジャーズ、Netflixドラマ「このサイテーな世界の終わり」のジェシカ・バーデン

▼「ジャングルランド」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/94480/


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●「ブレイブ 群青戦記」(配信日:7月21日/見放題独占配信)

集英社「週刊ヤングジャンプ」で連載された笠原真樹原作の人気コミック「群青戦記」を、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が実写映画化。新田真剣佑が単独初主演を飾り、三浦春馬さん、松山ケンイチら実力派キャストが集った。

スポーツ名門校で弓道部に所属する西野蒼(新田)は目立つことが苦手で、弓道場で練習に打ち込むばかりの日々を送っていた。幼なじみの瀬野遥は、そんな蒼のことを心配している。ある日、1本の雷が校庭に落ちた直後、突如として校庭の向こうに城が出現、校内には刀を持った野武士たちがなだれ込んでくる。全校生徒がパニックに陥る中、歴史マニアの蒼は、学校がまるごと戦国時代、しかも“桶狭間の戦い”の直前にタイムスリップしてしまったことに気づく。織田信長(松山)の軍勢に友人たちを連れ去られた蒼は、後に徳川家康となって天下統一を果たす松平元康と手を組み、野球部やアメフト部の選抜メンバーたちと共に立ち上がる。

新田は、初日舞台挨拶の場で「撮影は朝早く寒かったが、それを忘れさせてくれるくらい現場の雰囲気が良かった。みんな笑顔でしたよね」と振り返り、「たくさんの夢をかなえてくれた作品。数えきれないものをいただきましたし、役者ひとりひとりが本気で挑んだ作品なので、目に焼き付けてください」とアピール。一方、松山は「みんなキラキラした、いい目をしていて、それだけで応援したくなった」と明かし、「現場の一体感だったり、演技だけでは表現しきれない部分まで、映画の中に込められている。この映画で体験したことは、宝になるんじゃないかな。ぜひ(気持ちを)忘れず、今後もいろんな俳優さんと仕事して、楽しんでもらえれば」と若手俳優陣にエールをおくっていた。

▼「ブレイブ 群青戦記」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/94480/

▼「ブレイブ 群青戦記」インタビュー:新田真剣佑×鈴木伸之×渡邊圭祐、「ブレイブ 群青戦記」続編製作を熱望する理由(わけ)
https://eiga.com/movie/92235/interview/


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●「ラストレター」(配信日:7月21日)

Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二監督が、自身の出身地・宮城を舞台に、手紙の行き違いから始まった2つの世代の男女の恋愛模様と、それぞれの心の再生と成長を描いたラブストーリー。

姉・未咲の葬儀に参列した裕里は、未咲の娘・鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内状と未咲が鮎美に遺した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるため同窓会へ行く裕里だったが、学校の人気者だった姉と勘違いされてしまう。そこで初恋の相手・鏡史郎と再会した彼女は、未咲のふりをしたまま彼と文通することに。やがて、その手紙が鮎美のもとへ届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出をたどりはじめる。

主人公・裕里を松たか子、未咲の娘・鮎美と高校生時代の未咲を広瀬すず、鏡史郎を福山雅治、高校生時代の鏡史郎を神木隆之介がそれぞれ演じる。18年11月には、今作の中国版を岩井監督自らのメガホンで映画化し、「チィファの手紙」のタイトルで公開されている。

▼「ラストレター」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/89607/

▼「ラストレター」インタビュー:岩井俊二監督からの“手紙”を受け取った松たか子広瀬すず森七菜、それぞれの思い
https://eiga.com/movie/89607/interview/


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●「コーダ あいのうた」(配信日:7月21日/見放題独占配信)

家族の中でただひとり耳の聞こえる少女の勇気が、家族やさまざまな問題を力に変えていく姿を描いたヒューマンドラマ。2014年製作のフランス映画「エール!」のリメイク。タイトルの「CODA(コーダ)」は、「Children of Deaf Adults=“耳の聴こえない両親に育てられた子ども”」を意味している。

海の町でやさしい両親と兄と暮らす高校生のルビー。彼女は家族の中で1人だけ耳が聞こえる。幼い頃から家族の耳となったルビーは家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、合唱クラブに入部したルビーの歌の才能に気づいた顧問の先生は、都会の名門音楽大学の受験を強く勧めるが、 ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられずにいた。家業の方が大事だと大反対する両親に、ルビーは自分の夢よりも家族の助けを続けることを決意するが……。

テレビシリーズ「ロック&キー」などで注目を集めたエミリア・ジョーンズがルビー役を演じ、「愛は静けさの中に」のオスカー女優マーリー・マトリンら、実際に聴覚障害のある俳優たちがルビーの家族を演じた。監督は「タルーラ 彼女たちの事情」のシアン・ヘダー第94回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞(トロイ・コッツァー)、脚色賞の3部門にノミネートされ、同3部門を受賞。ルビーの父親フランク役を務めたコッツァーは、男性のろう者の俳優で初のオスカー受賞者になった。

▼「コーダ あいのうた」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/96041/

▼「もう、孤独じゃない」と泣いていた シアン・ヘダー監督が語る「コーダ あいのうた」オスカー受賞の裏側
https://eiga.com/news/20220420/4/


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●「エニシング・イズ・ポッシブル」(配信日:7月22日/Amazon Original/午前9時より独占配信)

原題は「Anything's Possible」。Z世代の自信あふれたトランスジェンダーの女子高生・ケルサが、高校3年になるまでを描いた青春ストーリー。同級生のオタクでキュートなカルは、ケルサにひとめ惚れ。波風が立つことを承知で、勇気を出してデートに誘うのだが……。高校時代の恋愛の楽しさ、優しさ、そして苦しみを描いている。

大ヒットドラマ「POSE ポーズ」でエミー賞主演男優賞を受賞したビリー・ポーターの初監督作品。ケルサをエバ・レイン、カルをアブバクル・アリが演じ、「WAVES ウェイブス」のレネー・エリス・ゴールズベリーも出演している。

▼「エニシング・イズ・ポッシブル」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/97392/


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●「ONE PIECE」歴代映画14作品(配信日:7月22日/見放題独占配信)

8月6日に封切られる「ONE PIECE FILM RED」に先立ち、歴代映画を一挙配信。配信作品には、2000年に公開された映画版第1作「ONE PIECE ワンピース」のほか、アニメ化20周年を記念して製作された「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE」などがラインナップされている

<配信作品>
ONE PIECE ワンピース」/「ONE PIECE ワンピース ねじまき島の冒険」/「ONE PIECE ワンピース 珍獣島のチョッパー王国」/「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険」/「ONE PIECE ワンピース 呪われた聖剣」/「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」/「ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」/「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」/「ONE PIECE ワンピース エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜」/「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」/「ONE PIECE 3D 麦わらチェイス」/「ONE PIECE FILM Z」/「ONE PIECE FILM GOLD」/「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE

▼「ONE PIECE FILM RED」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/96171/

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●「アンホーリー 忌まわしき聖地」(配信日:7月23日/見放題独占配信)

イギリスのホラー作家ジェームズ・ハーバートのベストセラー小説を映画化。「スパイダーマン」シリーズの監督サム・ライミが製作に名を連ね、実写版「美女と野獣」などの脚本家エバン・スピリオトポウロスが監督・脚本を手がけた。

聾唖の少女が聖母マリアの出現を体験した。耳が聞こえて話せるようになった少女は病人を次々と治癒し、彼女が起こす奇跡を目撃しようと大勢の人々が詰めかける。取材に乗り出したジャーナリストのジェリーは、調査を進めるうちに恐ろしい真実にたどり着く。

ランペイジ 巨獣大乱闘」のジェフリー・ディーン・モーガンが主演を務め、「シルクロード.com 史上最大の闇サイト」のケイティ・アセルトン、「ダイ・ハード2」のウィリアム・サドラーが共演している。

▼「アンホーリー 忌まわしき聖地」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/94903/


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●「ハロウィン KILLS」(配信日:7月25日/見放題独占配信)

鬼才ジョン・カーペンターが1978年に手がけた同名傑作ホラーの40年後を描いた「ハロウィン」の続編。前作に続いてデビッド・ゴードン・グリーン監督がメガホンをとり、ジョン・カーペンターのオリジナル版から主演を務めているジェイミー・リー・カーティスが、今作でも主人公となるローリーを演じた。

ローリー・ストロードとブギーマンことマイケル・マイヤーズの40年におよぶ因縁の戦いは、決着がついたはずだった。しかし、まだ悪夢は終わっていなかった。ローリーが仕掛けたバーニングトラップから生還したマイケルは、過去を背負う町ハドンフィールドでさらなる凶行を重ねる。その恐怖に立ち向かいブギーマンと戦う者がいる一方、恐ろしさのあまり暴徒と化す者も現れ、ハドンフィールドは混沌としていく。

ジェイミー・リー・カーティス演じるローリーに加え、ジュディ・グリアが扮するローリーの娘カレン、アンディ・マティチャック演じる孫娘アリソンも前作から続いて登場し、3世代でブギーマンに立ち向かう。シリーズ生みの親ジョン・カーペンターが製作総指揮や音楽を担当。「ゲット・アウト」「透明人間」などホラー、スリラー系のヒット作を多数送り出しているジェイソン・ブラムが製作。

▼「ハロウィン KILLS」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/95315/

▼【独占インタビュー】ジョン・カーペンター監督、現代へと受け継がれた「ハロウィン」を語る
https://eiga.com/news/20211031/7/


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●「ムーンフォール」(配信日:7月29日/独占配信)

インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」などのパニックアクション大作で知られるローランド・エメリッヒ監督が、月と地球の衝突という危機に立ち向かう人類の姿を描いたディザスタームービー。

2021年、NASAの宇宙センターは衝撃と緊張に包まれる。謎の力で軌道から弾かれた月が、数週間で地球に激突するということが判明。この謎に立ち向かう危険な任務に、NASA副長官のジョー(ハル・ベリー)、超一流の宇宙飛行士だったがある事故の責任から今はNASAを離れたブライアン(パトリック・ウィルソン)、自称“天文学博士”で陰謀論者のK.C.(ジョン・ブラッドリー)が挑む。最終手段の核爆弾が用意され、人々がパニックに襲われる中、彼らは人類を救うことが出来るのか

アイデアの元となったのは、エメリッヒ監督が「Who Built The Moon」という本を読んでいたときに抱いた「月が地球を攻撃したらどうなるのか」という疑問。エメリッヒ監督は「月は自然に出来た天体ではないと信じている人たちがいてね。映画にとっては心惹かれるアイデアだと思ったんだよ。そんな物体が地球に落ちてきたらどうなるだろう?」と語っている。

エメリッヒ監督とともに盟友ハラルド・クローサーが脚本と製作を担い、スペンサー・コーエンが脚本と製作総指揮を担当。脚本をリアルで偽りのないものにするため、製作スタッフは科学者やNASAのジェット推進研究所で働く人らと多くの話し合いを行ったという。エメリッヒ監督は「彼らから聞いた話はとても興味深いものだったよ。仮に月が軌道を外れたら、円から楕円の軌道へと変わり、その軌道がどんどん小さくなってから衝突するだろうと。そこにまず、私たちは大いに興奮したよ」と語っている。

▼「ムーンフォール」あらすじ・キャスト・フォトギャラリー
https://eiga.com/movie/96561/

▼【関連記事】ローランド・エメリッヒ監督「インデペンデンス・デイ3」の構想を明かす
https://eiga.com/news/20160629/11/

※7月11日追記:初出時に掲載していた「サイエン 復讐の森」の配信は、7月29日より延期になりました。

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