ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
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あれー?こんな物語なのかぁ〜
初めてちゃんと見たナイル殺人事件。大昔、角川映画であったよなぁ♪ミッステリィ ナァァアーイル〜って。原作は古典中の古典って言っていいのでしょうかね?ただ、僕は原作未読なのでこの作品のストーリーが原作ママなのか?アレンジしてるのか?はわかりません。、、、それ前提で。
なんだろな?これがあの「ナイル殺人事件」なのかぁ〜。って印象でした。謎解きのワクワクがあんまりなくって・・・昔の名作だからかなぁ?ドキドキも「え!?」な驚きもなく。これがミステリーって言われるものなのかぁ〜・・・って印象でした。推理物ってこーいう展開が普通なんですかね?確かに金田一シリーズもこんな展開か。。。その構成は良しとしても、もっともっと人間のドロドロを見せてほしかったし、もう少し結末を考えさせてほしかったなぁ。けど、ポアロの冷徹な尋問は好き!!!とっても好き!
とても豪勢な作りです・・・でもって合成感ある絵作りがなんとも笑えました・・・お金なかったのかな?(笑)勝手な推測ですが、あまりに有名な物語なので、ストーリーや謎解きの部分ではなく、「魅せる」ことに力を入れたのかなぁ?なんて思いました。その割には、絵がチープなんだよなぁ。現地でのロケもやっているのでしょうが、全然「ナイルにいる感」がないのです。風景が全部CG見えちゃって・・・。
残念ながらあまり面白いって思えなかったんですよねぇ。僕が推理ものが好きではないってのが大きいのでしょうが、物語も絵面も色々とフィットしませんでした、僕には。
愛とは…
伝わるかわかりませんが、まるで小説を読んでいるかのような映画でした。
映像がショボイとか、演技が駄目とかではなく、私にとってはいい意味での感想です。
殺人に焦点を合わすのではなく、心理戦、推理に焦点を合わせてたので、ぐぐぐっとストーリーに引き込まれた感じがしました!
人の醜さ、愚かさ、弱さが伝わってきました。
で、厄介なのが『愛』
愛のために、愛したがゆえに…
死にたくはないですが、命をかけれるほど愛してみたいです(笑)
最後に映画の感想ではないのですが、
冒頭の戦闘シーンはウクライナを思い出してしまって、胸が痛みました。
個人的には一作目より好き
あまり期待していなかったが思ったより先の展開が読めず、犯人も想定外だったので楽しめた。映像も綺麗だった。
ケネス・ブラナーは「テネット」のせいで悪役のイメージがついてしまっていたがポアロの役も良き。
ネタバレになるのでここまでにしておく。
ただこれだけは言える。
こんな休日送ってみたい。(殺人事件は抜きで)
※チケット購入時、映画館スタッフにタイトルを言ったら「ドライブ・マイ・カーですか?」って言われて…私の滑舌そんな悪い?
監督と主演(同一人物)のエゴのためだけに作られた映画
本当につまらない映画だった。
数十年前にみたユスチノフ主演の同原作映画は、解決できてよかったという人々の一体感と喜びが、悲劇を乗り越えていこうとする希望が次にあった。
この映画は、なんの感興ももたらさない。それを象徴するかのように怪我人や死人が出ているというのに船はずっと止まったまま。
原作を作り替えて挿入した一番人間的で魅力のあった人物さえ(_)てしまう。
それ以外の人物を深く掘り下げる事なくポアロの一方的な視点からのみ話が進んでいくので、他の人物の描写さえ薄っぺらで演技する機会さえない。
そのせいでユスチノフ主演の作のように何度も見たいとも思わない。
誰がポワロの髭の解説を必要としているのか?
クリスティのいろいろな作品を読んでみてもそのような「プリマドンナ」のような性格だとはどこにもない。
これ以上もう作らないでほしい。
足るを知らナイル
セレブの新婦が船内で殺されるミステリー。
途中の展開がやや苦しいが、衝撃の犯人。
登場人物名の把握はやや苦。
良い点
・愛について云々
・歌唱
悪い点
・ストーカー規制法
・貸し切りじゃない
・落石の件
その他点
・世界遺産っぽい所を気ままに出入りしている
すべてが完璧!文句のつけようのないミステリー作品。
欠点がないところが、欠点かもしれない。
映像、音楽、キャスト、すべてが完璧。何も言うことがない。
ストーリーも王道のミステリー。結末も面白くないほど完璧。
ナイルの風景は美しく、豪華客船も、モーターボートも、衣装も、すべてが美しい。
ミステリー作品は、事件の犯人探しをする訳で、題材はたいていの、場合、殺人事件になる。
殺人事件が面白いというのも変な話だが、誰が犯人か考えながら観ている訳で、感動作を期待している訳でもなく、このあたりの期待度も、観る側にとっては、ちょうどいいのかもしれない。
いつもより劇場に早めに行って、ぜひ、ゆったりとご覧ください。
スクリーンじゃないと意味ない。
とんでもない壮大なロケーション。
圧巻の芝居力!豪華キャスト陣。
原作はミステリーの女王 アガサ・クリスティ 。
そして世界観にのめり込む至高の物語展開。
1978年版も日比谷映画で観たが
中2の僕には難しかった(^_^;)
「あー良い映画観たー!」って
気持ちになる素晴らしい作品。
横溝正史作品もそうだが
その時代の大御所のミステリーは
世界観を大切にする事が優先で
謎解きのアラとかどうでもいい。
これを映画館で観ることに幸せを感じる。
若い人に映画館 で観て欲しいなー。
高級なひとときを。
オシャレな雰囲気を楽しむ映画
前作のオリエント急行殺人事件もそうですが、このシリーズは上流階級の贅を凝らした優雅な生活を楽しむ映画です。
今では感じられない、アンティークな優雅さ。
ファッションから舞台道具まで、古くも華やかな雰囲気を楽しむものです。
素材が豪華なのに料理が雑
船がかっこよかった。乗りたい。ジャクリーンの銃も綺麗。欲しい。あと、ポワロが7つ出てきたデザートを1つ返して6つをピラミッド形に並べるところと、遺体の脚をまっすぐに直すところが好き。同じ大きさの卵二つの朝ごはんとかも。逆に、この辺りに注目して、ポワロが決して強く正しい捜査官ではなく、心に病的なものや問題を抱えた私立探偵なんだと理解して見ないと、尋問のヒステリックなテンションとかに到底ついていけない。
映画としては、ストーリーの昇華の仕方がいまひとつ。ただのフーダニットのサスペンスじゃなくて人間ドラマとしての面白みを持たせるかとか、犯人が不自然な行動を取る理由、それを周りが疑問に思わない理由をこじつけでもいいから提示するとか、そういう脚本の努力が十分に尽くされていないように感じる。
サイモン(アーミー・ハマー)のいいところが「精力絶倫」以外、特に見当たらないのも辛い。ハマーの性的暴行疑惑で本作の公開が遅れたりしたので、なんか皮肉だ。ボワーズ(ドーン・フレンチ)も、もうちょっと魅力が伝わるように描いてほしかった。ソフィー・オコネドーの歌手役はかっこよかったけど、恋愛っぽさ出してこなくていいのに。
エマ・マッケイはあの瞳に吸い込まれそう。作家エミリー・ブロンテを題材にした映画『エミリー』に主演しているそうなので、そっちを楽しみにしたい。フランシス・オコナーの初監督作でもあるんだよね。日本公開いつかな。
ガル・ガドットさんの出演
いやあ大好きな「ワンダーウーマン」の美しい主演女優さんが出演されておられて、申し訳ないけど作品に集中出来ませんでした。冒頭の戦争シーンでポアロが負傷するシーンの必要性はどうなのか?などこの映画の本筋ではないところが、気になってしまいました。
う〜むʕ•ᴥ•ʔ
何か良くわからん映画でした。
私の理解力不足かな。
ナイル川クルーズ船のセットや、風景などの映像が楽しめるものなら、救われたのだが、この辺が、とても、安っぽい感じが、ダメ押しです( ; ; )
愛という名のもとに
「愛」とは実に厄介極まりないもの。すべからく人は「愛」に翻弄されて悲喜交交の混沌へと堕ちていく。そんな感じがもう少し欲しかったかなぁ。
原作も読んだし昔の映画も視たけれども、ニュアンス位しか覚えてないので新鮮な気持ちで楽しめました。が、「オリエント〜」に比べると何となく無理矢理感が否めないし、ポアロはただの穿りたがりにしか見えなかったのが残念。それでも後半の後半は込み上げるものもあって、気持ち良くエンドロールを迎える事が出来ました。
登場シーンの妙な仰々しさ(ほぼポアロのせいw)は置いておいて、ブークが居なかったらもっと残念だったでしょうね。
やっぱアガサクリスティ
サスペンスとして、やはりアガサクリスティは面白い。
あんまりサスペンスは見ないけど、情報を入れずにみた。
いつ殺人がおきるかハラハラしながら見て、最後ドンデン返しは面白かった。
おすすめします。
美しい景色、女優、雰囲気を楽しむ映画
正直、ミステリ慣れしてるしてると
トリックとか考えるとほどではないかなと。
原作は未読なので、恐縮ですが。
ただ、美しい景色
華やかな女優たち
豪華客船(ディズニーランドの蒸気船マークトゥエイン号みたい!)を愛でるには
とてもよき作品でした。これぞ、映画!って。
知ってる人いないかもだけど、ファミコンのゲームに
昔「ミシシッピ連続殺人事件」と言うのがあるんです。
デリンジャー22口径あたりで
そればっかり思い出しました笑笑
ナイルに流れるブルース! で勝負あった
コロナで公開が2年以上も遅れたがそれもさもありなん劇場で観なければ魅力が半減する映画である。「007」もそうだが半端ない制作費を投入しているだけに中途半端には公開に踏み切れないのであろう。面白かった。原作をすごくうまいこと脚色して2時間にまとめ上げている手腕に脱帽。冒頭は意外にもベルギー人のポアロが第一次世界大戦に従軍しているシーンから始まり彼の「恋バナ」口髭の由来も描かれる。「愛」がテーマなのだ。それから20年後のエジプト。ナイル川からカメラが水上に出てピラミッドを捉えるシーンでもう心をぐっと持っていかれた。そして流れるのは黒人女性シンガーの渋いどブルース!ナイルでブルースというこのマッチングがすごい。そして男女が惹かれあう様を余計な説明を省いてダンスシーンだけで見せ切った。脚本のマイケル・グリーンも見事だが主演・監督のケネス・ブラナーに拍手!
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