劇場公開日 2023年10月6日

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アンダーカレントのレビュー・感想・評価

全128件中、41~60件目を表示

4.0骨太俳優たちがすばらしい。

2023年10月13日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

初日舞台上映に参加。好きな俳優、瑛太さん、顔ちっちゃい!
国境を越えて愛されている物語は映画化されて海外から絶賛。
『では質問しますが、人をわかるってどういうことですか?』『生きるための嘘は、罪ですか?』深く刺さる言葉が連発。結局は傍にいるパートナーのことも誰もわかり得ない、相手を思い遣る『嘘』は是か非か、とても考えさせられるスローに流れる描写が絶妙な映画。

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masayoshi/uchida

3.0原作未読。二度鑑賞。

2023年10月13日
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鑑賞方法:映画館

試写会で鑑賞済みでしたが、舞台挨拶のチケットが当選したので2回鑑賞しました。
淡々とした場面が多い作品なので、二度目は眠くなりました…

⁡原作未読(試し読み数ページだけ)ですが、⁡⁡真木よう子が役柄のイメージに合わず…。⁡⁡

あの女優さんだったら良かったなー、と思う方がいて、⁡⁡ちょっと調べたら過去に「漫画のファンで主人公を演じたい」と言ってたインタビュー記事を⁡⁡⁡発見…(笑)
⁡原作ファンの方がどう思うか分かりませんが💦⁡

⁡⁡

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khs69

3.0キャロルリードのフォローミー

2023年10月13日
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心地好い上品を評すが、随所で微妙に語り過ぎか。
「さよなら渓谷」以来久々に真木よう子にイイ役、でも似た役。
演者陣重複ゆえか山下敦弘側に踏み込んで今泉力哉らしさが減じた感も。
手堅く私的年テン中位当確。
再見したいのはCリードの「フォローミー」。

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きねまっきい

3.0今泉力哉監督からの挑戦状

2023年10月13日
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鑑賞方法:映画館

Bill EvansのCDは何十枚と持っているが、名作といわれるUndercurrentは苦手だったりする。Scott LaFaroよりPaul Motianの方が重要だと思っているくらいなので、水圧にリズムが抑制された状態がいやなのかも知れない。

今泉力哉監督作は止めておこうと思うのに、ヒトの評価が良いと見逃すのが悔しくて、チケットを買ってしまう。協業もしている城定秀夫監督作はエロ要素がなくても好きなのに、辛い評価をしてしまう。

今作は演技力が高いキャストを配した上に、演技を殺した芝居をさせているように思えた。劇伴はほとんどなく、彩度の高いものは写らないし、終わり方も、そもそも映画自体が水の中にあるような。これが江戸川区か?こういった作品は他にもあり、成功もしているが、今泉監督がやらなくてもいい気がするし、進化の過程とすれば不十分。

とういった順序で撮影しているか不明であるが、序盤は普通の会話をしているし、かなえが泣き崩れるところはつながり悪いし、悟の語りは長すぎて単調だ。映太が少しせりふを咬んだのをそのまま使ったのは良かったのに。深いプールのそこなのに、一部は波がアリ、一部は海流があるような感じ。

そして、たばこがやっぱり登場する。今までは、喫煙所から話がころがる映画だったのに、今回はたばこが全く出てこなくても問題なし。隆之の喫煙するタイミングは、キツイ銘柄をすっているワリには、ニコチン中毒者のそれではなく、井浦新はちゃんと肺には入れてない。たばこシーンを批判する、僕に対する挑発じゃなかろうか(自意識過剰)。原作ではどうなんだろう。

物語としては好きな分野なので、原作は楽しく読めるかも知れないが、今作は何かが欠落しているのだ。沈んでいくのは、池や風呂くらいで、1mもない。僕が見たいのは、Get Outでダニエル・カルーヤがかけられる呪いみたいな、底が知れない静さ、暗闇、孤独なのだ。

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Lhowon

4.0それではひとつ聞きたいのですが、人をわかるってどうゆうことですか?

2023年10月13日
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今泉力哉監督の描くミステリー。まあそれで間違いはないのだが、謎解きというよりも人間の心の奥底にしまい込んだ何か(過去、嘘、本当の自分、、)を問いかける物語。映画の中のセリフは、誰の発言とも限らず、今泉監督によって柔らかく伝わってくる感覚がある。それはときに、物語の中のセリフなのに、あたかも自分への言葉のように。
「日本では年間85,000人の人が失踪しているんです。」と探偵山崎は言う。調べると確かに、警察庁発表『令和四年における行方不明者の状況』において、「令和4年は、統計の残る昭和31年以降で最少を記録した令和2年から2 年連続で増加し、8万4,910人(前年比5,692人増加)となった。」とある。前年比増加率が6%を超えているってことにも驚きを隠せないが、まあそうだろうなと頷いてしまう自分もいる。自分でも時たま、このまま何もかも捨て去ってしまえばどれほど気楽かと思うこともあるからだ。でも、実際はその選択はないのだが、何かしらのキッカケや背中押しがあれば、あり得なくもない。

映画鑑賞の後に、原作漫画を読んでみた。当然、映画のセリフと同じセリフばかりなのだが、結末を知ったあとに読む言葉の数々は、すべて結末を示唆したフラグにしか思えなかった。それはネタバレを知ってしまったうえでの興ざめとかの類ではなく、ほらここで君(かなえ)は無意識のうちに真相に気づいているじゃないか、というじれったさ。当然それも、鈍感さに対する苛立ちというよりは、手を差し伸べたくなるような歯がゆさに似てる。

山崎が言う。
「結局ね、わからないことをあれこれ考えてもしょうがないんですよ。わからないことはわからないし、わかることはそのうちわかるでしょう。」
投げやりのような、関心のないような、そんな他愛のないようなセリフでもあるが、これがまたとても愛情深く聞こえてくるのだから不思議だ。
そして続けて言うのだ。
「奥さん、あなたはどうです?あなた自身のことは彼にわかってもらえてたんですか?」
この言葉を目にした瞬間、強く胸を叩かれた。
ふと、是枝監督のテレビドラマ「ゴーイングマイホーム」の中で宮﨑あおいが、失踪した旦那加瀬亮を突き止めた時の場面を思い出した。加瀬亮の理由は、この映画の中の瑛太とは違っていたが、一度は信じた男が自分から気持ちも含めて離れて行ってしまった女の表情という点において、真木よう子と宮崎あおいの顔は、同じだった。

サブじいの言葉が頭をよぎる。
「どう見えるかということは、何をするかということとあまり関係ないことだからな」
世間の人付き合いの真理だ。そして僕が人付き合いが下手で、友達も少ないのは、これに気づいていてるから人に頼ることをしたくないからなんだろうなって、思えた。

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栗太郎

3.5自分自身に向き合いながらも誰かに委ねることを問う作品かと思います。

2023年10月13日
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知的

幸せ

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松王○

4.0人を分かるとは

2023年10月13日
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すぅ

3.0100人/日

2023年10月13日
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悲しい

知的

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いぱねま

4.5淡々と

2023年10月12日
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***

3.0今泉監督にしては薄味かな

2023年10月12日
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寝られる

全体的にストーリーが薄いため感情移入しづらいのが残念でした。あえてかもしれませんがテンポが遅すぎる。ついつい眠くなる。90分くらいにまとめても充分な内容を無駄に引き伸ばしているような気がしてまたまた睡魔に襲われる。やれやれと思いきやエンディングがこれではまた観ようとは思わないと思います。残念😢

110

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タイガー力石

2.0原作はマンガなんですね

2023年10月12日
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見ていてストーリーが無いなぁ~と感じていましたが、鑑賞後に原作がマンガと知って、私の好みに合わない訳だと分かりました。真木よう子さんの世界観全開ですが、143分と長いので、途中で飽きてしまいました。

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aki007

5.0瑛太がすごい

2023年10月12日
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泣ける

知的

幸せ

主演の真木よう子、その相棒的な井浦新、独特すぎる探偵のリリーフランキー、それぞれ最高なんですが、出番は少ないながら、瑛太の掴みどころのないキャラクターは怖さもちょっと見え隠れしたりして、すごいなと思いました。
演技上手い人ばかりで、さらにゆったりした時間の使い方が、かなり贅沢な映画だなーと思える映画です

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SimKj

4.5リスペクトしながら映画にしていた

2023年10月12日
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原作通りではあるんですが、重たく見ごたえのある文学作品に仕上がってたなというのと。
最後終わり方が、原作からわずかに変えていて、これが実は原作に感じていた不満を解消するものだったので、実によかった。
今泉監督の原作を大事にし、裏まで読み取ってリスペクトしながら、映画としてきっちり仕上げる姿勢が好ましい。

どこが文学的かと言えば、タイトルに表れている。
<Undercurrent>=「心の奥底に流れるもの」
人間は表層的に表す感情や口にする言葉ではわからない、心の奥底に本心を…いや、本心よりも深いところに自分自身で封印していた秘密や記憶、自分自身わからなくなっていた本音を隠して生きている。
その本音の生々しさ、怖さ。
そしてやさしさ。
皆、自分を偽り、傷つかないように身を守っているつもりで、実は自分を傷つけている。
ささいな嘘をついたこと、それを思い出しながら観ると染みてきます。

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コージィ日本犬

5.0一生心に残る作品

2023年10月12日
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泣ける

幸せ

心が本当に震えるほど、ラストは圧巻。
一生大切にしたいきたい、そんな映画に出会えた。

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holly

3.5嫌いではないが、💮はやれん

2023年10月12日
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前半はダラつくかな。流されてるようで作られてるようで…だからなんなのよ。
中盤から後半にかけて、あれやこれや出てくるがモヤっとして輪郭がにじむ。これも演出のうちかな。

犯人、お兄ちゃんじゃないの?って思ったり。

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Oyster Boy

4.0俺史上最高の漫画作品の実写化

2023年10月11日
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泣ける

悲しい

幸せ

俺史上最高の漫画作品の実写化とあって、観ない手はありませんでした!

たった1巻の漫画で2時間半もの長尺なので、全部の話を入れるかと思いきや、まさかのギャグシーンをほぼカット。漫画では余白で表現していた沈黙や「無」の時間を、リアルタイムで映像にしています。15分くらいで読めた内容が、映画では1時間くらい回してます。
スローモーションの演出や音楽は、「そうそう、これこれ」って感じで、原作ファンとしては完璧かと。

ただ、人にオススメするかというと微妙なところも。過去をことを思い出す件でロビーに出たり入ったりが、漫画だとリズムよく進んで読みやすかったですが、実写でそのままやると「これいつ終わるんや」って感じちゃいます。

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ジンクス

3.5ある男(たち)

2023年10月11日
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uz

4.0ストーリーもキャスティングも、すっごく良かった! 見終わった後の満...

2023年10月11日
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ストーリーもキャスティングも、すっごく良かった!

見終わった後の満足感もすごくてなんだろうこの気持ちって思ったら、

【愛がなんだ】の人たちが作った作品だった

どうりで!

空気の流れ方も、あいまに出てくるコメディー要素も、

なんかとにかく好き

4.5に近い4

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jung

3.0異質な2つの物語を1つにまとめたことで「据わりの悪さ」を感じてしまう

2023年10月11日
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tomato

3.5ずっと薄気味悪い

2023年10月11日
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知的

銭湯を営んでいた夫婦の旦那が失踪。手伝いにきた優秀だが寡黙な謎の男。一癖ありそうな友達。その友達から紹介された胡散臭い探偵。
キャストがみんな何か怪しい気がして、序盤から疑心暗鬼に…(笑) 監督の罠!?
水に沈む映像が繰り返し流れて、何かずっと薄気味悪い。
テーマだったり、話の流れが若干「ある男」に似てる気がする。

繰り返し流れる水中の映像や、旦那に関する部分は決着するものの、全部スッキリ終わるわけではないので好みは分かれそう。
みんな何か達観していて、衝撃的なことがあっても割と淡々と進む。
セリフも多くないので、登場人物の心情を推し量る必要あり。
最後まで「人を分かるとはどういうことか」という探偵の言葉がつきまとう。

個人的にはもう少し具体的なエンディングが良かったかなー
余韻とか、説明のない部分を想像するのが好きな人にはオススメ。

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ひとふで