マイ・エレメントのレビュー・感想・評価
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燃ゆる女の肖像
ピクサーは玩具から始まって、虫だの怪物だの魚だの車だのロボットだの、数々の変てこなキャラクターを扱ってきたわけだが、今回は四元素ということで、「インサイド・ヘッド」以来の観念的なラインアップを選んできたなという感じ。
“火”キャラのエンバーに由来する炎色反応やセルフ熱気球、即席ガラス工芸などはなるほどよく考えてあるし、楽しませてくれる。劇中では専ら水の脅威が描かれるが、火災についてあまり重視されていないのは、やはり日本と違って建物が石造だからだろうか。
少し前に見た今関あきよしの「釜石ラーメン物語」と、店を継ぐ継がない話とか井桁弘恵のブチ切れキャラとか、少しかぶっていたような。
ちなみにピクサー作品では「Mr.インクレディブル」が一番好き。
四元素のキャラクター化
あるセラピー界隈で話題になっていたので鑑賞。
星座やシュタイナー教育で学ぶ四元素を
質感リアルなキャラクターで描かれたのは素晴らしい。
すぐ号泣する水ファミリーに笑えた。
個人的にはエンバーの声が
も少し誰かわかんない感じだったらなぁと思いました
エレメントに例えた人種問題あるけどそれはそれ
この作品はエレメントに例えられて人間の人種に触れているんですね、先日のリトルマーメイドもそうですが肌の色や宗教等の種別は関係ないんだよって事を伝えたいですね。
それをふまえなくても面白かったです😊。
純粋に火と水の相反する物同士が恋に落ちて結ばれる幸せな気分になりましたと同時に個人の感情ですが💧色々と恋しいせいか男女の愛を確認するシーン等の作品を見ると涙腺が…と羨ましく思いながらも楽しく観る事ができました。
評価があまり良くない方もいるようですが作品的には良かったです👍。
映像が綺麗。
家族で観に行きました。
映像も綺麗で、すごく引き込まれました。
エンバーのお父さんへの想いなど、グッとくる場面から、ウェイドとの笑える場面まで色々な感情を味わうことができました。
子供たちも観終わった後、エンバーはとても良い子だねーっと話していました。
親子で楽しめる映画だと思います。
既視感を感じてしまう
火水土風のエレメンタルを擬人化しての火水のラブストーリー。それにアメリカ的な個人主義の価値観をプラス。エレメンタルの世界を擬人化しているのは新鮮だけど、全て何処かで見た事ある要素や絵の連続で新鮮味はほとんど感じなかった。
それに邦題のマイエレメントってなんのこっちや?私の要素って?現代のエレメンタルは火水土風の4大元素を意味してるので、もう全く違う意味になってる。
まあそれはともかく、エレメンタルの世界を描きながらそれぞれのエレメンタルが作用しあう描写は皆無と言ってもよく、土と風なんてお飾り程度。
これだったらヘビとかエルが結婚する話でアニメ化すればいい。
ピクサーの作品は大好きな作品が多く、特にコロナ禍で配信に廻されてしまった「ソウルフルワールド」は俺の中ではアニメ映画ベスト1だ。
ジョン・ラセターがセクハラで解任されてから、ピクサーもディズニーアニメスタジオも何か妥協したような作りが甘い作品ばかりです。
グッズ販売係泣かせ‼️
今回も安定・安心のディズニー・ピクサー作品‼️火、水、土、風というエレメントが暮らす世界で、異種族間のドラマが展開‼️やっぱり最近のディズニーは人種差別やジェンダーの問題に敏感なのでしょうか、ストーリー的に現代の社会問題を隠喩してる感じですね。ただ最近のピクサーキャラはビジュアル的に単調で作り込まれてない感じがします。今回のエイドとウェンバーもグッズ、特にぬいぐるみとかフィギュアとか作りにくそう‼️
涙活用とめっちゃ期待したけど😅
期待値が高すぎちゃったのかな。それとも前評判の良さを信じ過ぎたのかな。
エレメントの話かと思いきや火と水ばっかりぢゃん😅言わんとしてることはわかるんだけど、説明が雑というかなんというか。
昔々の辛い経験はわかるけど、自分たちと違う種族の水をとにかく毛嫌いするパパのヘイト感ヤバいし。今の時代でこのテのロミジュリはちょっと……
これで泣けるかーい💦
最新技術のアニメーションでしか描けない世界
本作の注目点は、アニメーションでしか描けない世界にあり。
美しい美術に、さまざまなエフェクト、これに尽きるかと。
エレメントが人種や宗教、価値観の多様性に対する代替的なカリカチュアである、というあたりはすでに特別扱いせず、自然に物語に組み込まれていた。
このあたりは『ズートピア』でとっくに通り過ぎたから、同じことはやらないよという姿勢に思えました。
反面、シンプルに「反感を抱くグループ同士の若者の恋」というストーリーラインは、シェイクスピアから『ウエストサイド・ストーリー』などと同じ、オーソドックスで意外性がカケラもないものの。
(ウェイド一家は反感は抱いていないが、他の水のエレメントたちが火を見下している描写は至るところにあった)
男性側・水のウェイドの性格設定による、全てをポジティブに受け止める包容力によって、物語は前に進んではいましたが、大きなインパクトはなく。
それよりは、ピクサーによる、3DCGアニメーションで出来る表現の進化と最前線を確かめることが、自分にとって楽しい作品という印象でした。
ナメてました…。
ナメてました。いやマジで。
「いつものハズレのないPIXARでしょ?」
くらいだったのです……違った。
あー泣いた。
これはヤバい。
交わる事のない火と水ならなる希望のお話。
差別とかジェンダーとか
今の風潮を表したもの…ではなく
ストレートなラブストーリー。
手を触れるだけにここまでドキドキするとはね。
そして映像が素晴らしい。
CGがどうのじゃなく芸術としての美。
アンリアルだから出来る美術表現。
学生のカップルから
おじいちゃんおばあちゃんのカップルまで
楽しめるデートムービー(^ω^)
ポップな世界観で道徳を説く
可愛くポップでカラフル、子どもも楽しめるシンプルなストーリー。でも本作のテーマは現代的な社会問題をがっつり含んだもの。
このあたりの匙加減がさすがピクサー。
火と水という、真逆の性質をもつエレメントが関わり合うことで、様々な違いを認め、お互いに歩み寄る術を模索していく様は現実世界でいま必要なことだと思いますし、根底にある優しさや思いやりといった普遍的な大事な部分を改めて感じることができました。
各キャラクターも個性的でチャーミング。エレメントシティも賑やかで楽しくてとっても可愛かったです。
物語としては、ちょっと王道すぎるというか道徳的すぎるというか。新鮮さはビジュアル以外ないので、中弛みしてしまった感。
でもこのくらい分かりやすい方がテーマ的にも良いのかも?
良い意味で意外!目頭が熱くなりました
これだけの個性を描いていてもごちゃごちゃせずに楽しく見ることができました。
正直、急に歌い出す系を予想していましたが(←あまり得意ではない)そんな事は無かったです。
家族愛も見応えがあり後半では思わず涙が溢れそうな瞬間もありました。
ストーリーはやや大人向けな気がします。
沢山の個性や環境やストレスなどを描いているので小さな子は難しいかも。
観ていてうっとりする映像の美しさでした。
ほんの少しの勇気で私たちは混ざり合える
木、雲、水、火が共存するエレメントシティで異種族が恋に落ちるお話でした。
おそらく火がこの街では少数民族なんだと思います。
火の彼女と水の彼は、種族を除いても正反対で、感情が高ぶると癇癪を起こすタイプと泣くタイプだったり、お父さんと仲良かったり分かり合えないままだったり…。
そして火の彼女のパパは水の種族を毛嫌いしてる。水の家族は火の彼女を暖かく迎い入れてくれる。
中盤のデートシーンから、ことあるごとに泣いていました。歳かな…。
私は年齢的に手書きアニメーションだった時代のディズニーで育った世代です。
昨今、LGBTやBLM問題に気を遣いすぎてるのではないかと、実写版や舞台版の配役を見て言われがちなディズニーですが、決して昔からマイノリティへの問題を無視していたわけではないと私は思います。
ポカホンタスやノートルダムの鐘を大人になって改めて見ると、ディズニーは分かりやすい手法で問題を提起して、そして優しく「一見自分と違う人を受け入れよう」「彼らの魅力にあなたもきっと気付ける」と教えてくれています。
当時は今ほど世間の注目度が高くなかっただけ。
そして注目度が上がるにつれ、ディズニーも若干迷走しているのか、評価をあげようとしているのか、それは私にも分かりませんが、"ディズニーはマイノリティに配慮している"アピールを過度にしていくようになったように見えます。
でもさっ、これでいいんだ。
こういうのでいいんだよ。
こういうのがいいんだよ!!
ほんのさりげないシーンや設定が伏線になっていた脚本も細やかでした。
水の彼が熱心に火の彼女の話を聞いているときに、彼の顔にうっすら反射する彼女の映像も美しい。
そして、雲が作った潜水艦に火が乗り水が動かして木を見に行く、全ての種族が混ざり合ったあのシーンが特別に美しいの、
あれね、あれ、
こういうのでいいんだよ!!!!!
我々だって馬鹿じゃないんだから丁寧にあなたたちの思想を織り込んでくれれば分かります!から!!ちゃんと読み取ります!からね!!配役に気を遣っただけで「配慮してて偉いね~😊」と思われるようにせんでいいから中身に気を遣ってや!!!
俺たちが見たかったのはこういうディズニーだ。
100周年を記念したウィッシュの公開も近いですね。
予告ではファンが作ったから皆が見たいものが分かると言っていましたね。
マイ・エレメント以上に見たいものを見せてくれるのか、この作品を見たせいで期待値が上がったり下がったりしています。
まあホーンテッドマンションの方が楽しみなんですけどね!!
余韻がすごい
エンバーの自分の心に素直になれない感じがすごく共感できた。
キャラクターに感情移入して感動した。
両親の想いにも泣けた。
とても暖かい気持ちになった。
ウェイドの言葉が優しすぎて大好き。
ウェイドみたいな男性と結婚したいと思った。
「火」と「水」の恋物語だけではない奥深さ
土、水、火、風といったエレメント(精霊)たちの暮らすエレメントシティ。この不思議な街で偶然にも最悪な出会いをしてしまったエンバー(火)とウェイド(水)の恋物語。
こう書くと相容れない環境にある男女のラブストーリーを想像します(自分も見る前はそう思っていた)
けれど、今作はそれ以外にも人生で抱える悩みなどさまざまな要素がストーリーに織り込まれており、いつものピクサー作品らしさが溢れています。
ずっとピクサー作品のファンですが、今回も見て良かった!
そう思える映画でした♪
理解ある水くん(笑
やはりピクサーって「こういう技術力」がとても上手だな~と改めて関心してしまった
自然元素達の可愛らしさと、それを活かしたキャラクター設定。
「元素の擬人化」と言うのかな?とても楽しめました。
エンバーちゃんがとてもカワイイ、最初はヒステリックな子なのかな?と思いましたが
違いました。誰にだってある「叫びたくなる気持ち」誰にも言えないストレス、解決できない悩み…それを理解ある彼氏くん(笑
しかし、ピクサーのヒロインキャラは腰を太くする事でセクシーに表現するから素晴らしい
エンバーの走り方・足の動き方は本当にセクシーだった、炎はセクシー=情熱だ。
ウェイドも最初は「何だコイツは笑」だったけど、自然と大好きになっていく。
最近、例の「リトル人魚」がイマイチだったのもあったので
久しぶりにピクサー映画を楽しめました
「映画館で観れて良かった!」「2人の恋愛を応援したい!」と言う気持ちがありました。
素晴らしいキャラクター達とストーリーを生みだしてくれてありがとう!
ネタバレ無しでご覧下さい。
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