マイ・エレメントのレビュー・感想・評価
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火と水、相容れない存在の二人の行く末は。
エレメントシティに訪れた火の一族から生まれた少女エンバー。
彼女は生まれた時から父の店を継ぐことを約束させられていた。
そんなある日、水のウェイドと知り合い価値観を一転させられることに。
ディズニー映画らしく人種差別を精霊に置き換え
火と水はお互いが接触できないという認識で鑑賞させられることに。
これは現代社会での黒人と白人の恋愛のようにも思える。
今でこそ珍しいカップルでもなくなりましたが、ある地域では
黒人と白人の差別は著しく存在する。
あくまで家族を大事にしようというテーマは一環としてあるが
その価値感を強要すべきでないという道徳的な物語。
精霊が出てくるというテーマはありつつも
風や土の精霊は陰に隠れていたので、彼らにもフィーチャーしてあげたかった。
映像を楽しむ作品
地水火風のエレメントが暮らす世界。
僕は個人的には、こういう抽象的概念をキャラクター化した作品が大好き。
たぶん、普段から抽象的概念をキャラクター的に解釈して考えているからだと思う。数字とか、色とか、鉱物とか…。イデアの世界とでもいうのかなあ…。
地水火風ということは古代ギリシャの四元素論ということなので、現代化学の元素(水素とかヘリウムとか)と違うということを知ってないと混乱するかも。
四元素論では火も元素の一つとされていた。火の元素の存在は化学の研究の歴史の中で探究されていき、最終的に「フロギストン説」というかたちで理論化されていったが、18世紀ごろ、主にラヴォアジエによって否定されて消えていった。
現代では自然に存在する元素は約90種類。でも、この世界の全てが4種類の元素の組み合わせでできている、という古代ギリシャの四元素論はとても魅力的で、だからいまだにさまざまなファンタジーではこの世界観が共有されているのだろう。
この世界でのエレメントの世界はとても色鮮やかで楽しい。「形のないもの」「透明なもの」「透けるもの」という少し前のCGでは描くことが難しいものがふんだんに表現されていて、映像としてすごく楽しめる。こういう作品こそ映画館で観たい。
火のエレメントは貧困な移民、水のエレメントは裕福なホワイトカラーの白人みたいな感じなので、エレメントシティはアメリカ社会をあらわしてるんだろう。水が白人なら、火は中国人や韓国人? 土や風はヒスパニック系や黒人?(まあむしろ明確に特定できないようにしてるのだろう)
エレメントのキャラづけには既存ファンタジーの影響もある気がする。火と水は、ドワーフとエルフを思わせる。ドワーフは背が低くて性格は荒っぽく、火を使った加工が得意。エルフは賢く争いを好まないが、傲慢で邪悪な者もいる、みたいな。
エレメントであることを活かしたギミックが面白い。水のエレメントが火を点ける手段として、自分をレンズにしたのは面白かったし感動した(でも科学的ないちゃもんをつければ、レンズで火をつけるには炎由来の光では無理で、平行な光線である太陽光でなければならないし、レンズは正確な凸レンズでないといけない…)。
火が砂をガラスにする能力がある、というのも面白い。でも主人公しかそれをやってないので、なぜ主人公だけがそれをできるのか、という説明がほしかった。
こういう作品でいろいろ理屈で突っ込むのは野暮だと分かってるんだけど、やっぱいろいろ気になる。たとえば、異なるエレメントの間で子供は作れるのだろうか? この作品の中では混血らしいエレメントは登場してないので、異なるエレメントのカップルはエンバー達が初だということになるのかな? しかし、エレメントというのは混ざるとエレメントではなくなってしまうと思うので、混血はできない、というのが結論ぽいかな…。
ストーリー自体はすごくありきたり。でも、エレメントたちの生活の様子を楽しむのがこの作品の肝なんだとしたら、ストーリーはありきたりでもいい気がする。
最後のオチだけちょっと不満。ウェイドは不定形になれる能力があるんだったら煙突みたいなとこを抜けて逃げられそうだし、壁に染み込んで助かるというのも後付けみたいに思える。
火のエレメントが死ぬ条件が水にかけられて火が消えることだということは示されているのに対して、水のエレメントが死ぬ条件が明確に示されていないのは良くない。
ストーリーがありきたりということは、キャラもありきたりということ。エンバーやウェイドに特別な魅力は感じなかった。
世界観そのものが面白かったから面白く観れたけど、ストーリーやキャラが弱いので大ヒットは難しいか?
タイトルなし
違う性質を持つ者が惹かれ合う王道ストーリーだけど、すごく丁寧に描かれててめちゃくちゃよかった
正反対だからことぶつかり合う、でも互いの良さを見つけ合う描写にぐっときてしまう…
水と火の性質を活かすエピソードやセリフがこれでもかと詰まってて完成度高い
特にウェイドが初めとても情けなさそうなのに、その優しさや包容力は相手の本質をよく見る根底の強さがある所がすごく素敵
お互いの育ちの違いにまで踏みこんで、親の期待や過去を背負うのではなく自分の気持ちを大切に自立する、現代的なメッセージまであるのがすごくよかった
2人が手を合わせるシーンとラストの父との別れの挨拶のシーン泣いちゃった…
最初から最後まで余すところが無い!って感じで美しいストーリーだった…
違うからこそ支え合える、補い合えるっていいよね
メッチャ泣けるディズニーの恋愛映画。 本年度ベスト!!
あまり期待してなかったけど自分好みの作品で泣けた!
ほぼ満席状態の中、遠慮しながら泣いたので完全燃焼が出来なかったのが残念(笑)
火、水、土、風の4種のエレメント達が暮らす街。
エレメント・シティーで火の属性のエンバーと水の属性ウェイドの2人を中心に進むストーリー。
他の属性はあまり登場しなかったけど全然問題無し(笑)
本作で一番びっくりしたのはエンバーのCV、川口春奈さん。
声優でもやって行けそうな感じで違和感無し。
エンバーの声に終始釘付け(笑)
本作はほぼエンバーとウェイドの二人の物語って感じ。
異なる属性同士が触れ合う事も出来ない中、エンバーとウェイドの距離が近づく感じが良かった。
エンバーとウェイドの家族達の相手に対する考えが反している感じが印象的。
火の属性が怒りっぽく、水の属性が涙脆い設定も良かった。
触れ合う事が出来なかったエンバーとウェイドが初めて触れ合うシーンに泣ける。
エンバーの家族愛も素晴らしい。
終盤の家族と別れる時の挨拶も伏線もあってなのか泣けた。
映像は流石のPIXAR。
やっぱり映像は安定の美しさ。
エンバーがウェイドと水中で幻の花を見に行くシーンが自分的にとてもエモかった。
作品で流れる音楽もジャンルに拘らない多様な音楽が作品を盛り上げていた感じ。
主題歌は今さら感のあるSuperflyの「やさしい気持ちで」だったけど、これが良かった!
エンドロールで流れる時の字幕が余韻に浸れた。
ウェイドが涙脆くなかったら、あの絶体絶命なシーンはどうなっていたのか?
気になります( ´∀`)
万人受けしそうな良作。
設定は作り込んでいるが、ストーリー自体はわかりやすくシンプルだなといった印象。
台詞一つ一つにも深くメッセージ性が込められていて、受けての感受性を揺さぶってくる感じがします。
笑いどころもあるし、上映時間の長さの割には全く間延びせずいいテンポ。
これなら子どもにも楽しんでもらえそうな感じ。
アニメーションは美麗で、さすがの技術。
全然字幕やってないので吹き替えで見ましたが…川口春奈の吹き替えはちょっとイマイチかな…。
玉森裕太は案外良かった。演技がめちゃくちゃ上手いというよりは、今回の主人公の優しさにピッタリの声というか。役にハマってる感じがしました。
洪水のシーンは、苦手な方は注意した方が良いかもしれません。
とんでもない設定なのに感動してしまう(いつものピクサー)
ピクサーはたまにとんでもない設定の映画を作ってくる。ネズミが人間界の名シェフになろうとする「レミーのおいしいレストラン」や人が住めなくなった地球でごみ処理を続けるロボットの恋を描く「ウォーリー」、一人の女の子の頭の中にいる感情たちを描いた「インサイド・ヘッド」なんかは、個人的にかなりとんでもない設定だと思っている。そして本作。火、水、土、風のエレメントたちが生活する世界で出会い、恋をする水の男性と火の女性を描いた物語。最近のディズニーが推し進めるポリコレに最適の設定と言える。
案の定、冒頭はエレメントシティに移住してきた火の夫婦の話から始まる。なるほど、これ移民の話なんだな。他のエレメントからはちょっと煙たがられる火の人たち。たしかにあの4つのエレメントなら火は危険すぎる。だから火の人たちが居住するコミュニティができていき、他の住民とは距離を置いてしまう。まさに移民の話だ。
とんでもない設定なのに、どんどんエレメントシティの世界観に浸かっていく。風景もキャラクターも、水と火の表現がとてもリアル。水浸しになったときの水は実写なの!?と疑うくらい。それぞれのキャラクターの特性とか、エレメントシティの自治とか、細かい矛盾点をいろいろ考えるとキリがないから、あまり考えずに鑑賞するのが得策だ。
だって、最終的にはあんなに心が揺さぶられるんだよ。橋の下のあのラブシーンは最高だった。観る前から、2人の恋物語だけでなく、親子の絆や、自分たちとは違う他者を受け入れるという要素も含む物語になるのだろうと予測していたはずなのに。
ディズニーだけでなく、ハリウッドが推し進めるポリコレの要素も、この程度だったら大歓迎。直接的な表現ではないから、説教くさくならずにとても見やすかった。やっぱりピクサーはとんでもない設定を、最終的にはいい話に仕上げてくる。次のとんでもピクサー映画は何になるんだろう。今から楽しみだ。
※字幕版を鑑賞
期待以上!
なんとなく主人公のキャラクターデザインが好みでなく、観に行くのを悩んだけど、行ってよかった!
ウェイドの声優、玉森裕太さん優しく涙脆いウェイドによく合ってました!川口春奈さんの勝気なエンバー役うまかった!
最初はエンバーの癇癪にはこちらもハラハラしたし怖い子だなあ、って思ったがだんだんとウェイドに会ってから性格が可愛くなっていく。
エレメントを擬人化している世界観がとても美しく、
電車や駅や町の様子にワクワクしました!
笑えるシーン、ジーンとするシーン様々あり飽きなかった。子供でも大人でも楽しめると思う。
ネタバレを避けたかったのでストーリーに触れずにレビューしました。
いやあ、本当久しぶりにアニメ映画に見入って感動しました!
面白かったが、火と水以外の存在感の無さが少し残念。
インサイド・ヘッド、リメンバーミーが
ベストピクサーと思ってます。
多様性を認める現代の価値観を、今回エレメントというアイデアで表現して見せてくれました。
ストーリー自体は単純そのものですが、面白かったです。
火と水以外のエレメントにもう少し掘り下げや、ストーリー関与があってもいいのではと思いました。
色んな人に見てほしい
Pixar映画を劇場で鑑賞するのは初めてです。
3DCGアニメーションが苦手で敬遠していましたが、今の技術が凄すぎて驚きました。
同時上映のカールじいさんのデート、犬の毛並みに肌の質感。
これがアニメーションなのか?と思うくらいにリアルで、同時上映のショートムービーから驚かされましたがその後の本編も描写の細やかさ、発想、物語の描きかた、正直ディズニーピクサーなんて子供向けと舐めていた分感動してしまいました。
実際にエレメントシティがあったなら、そう思わせるだけでもワクワクしてしまいます。
因みに私は吹き替え声優を担当されている方のファンです。
勿論吹き替えを担当されているのでヒットして欲しい気持ちも、贔屓目もありますが、アニメーションの出来栄え、物語、ひとつの作品として見に行ってみてほしいと勧められる作品です。
2D、3D両方で鑑賞しましたが3Dはオススメです。
ある程度の精神年齢が必要
家族3人で見に行ってきた!
私と夫は面白かったけれど、小5の息子には刺さらなかったよう…。
キャラクターは可愛くて、世界観が色彩豊かでキラキラしていて…さすがピクサーと言った感じ。
それぞれのエレメントが“らしく”、色調にしろ、住む家、使うアイテムにこだわりがあった。
とにかくどこを見ても見応えがあり、目が忙しい。
情報過多で、気持ちの揺れ動きがバタバタと忙しく感じる映画だった。私個人的には、もう少し落ち着いた感じで、画面のどこに集中すべきなのかわかりやすい映画が見やすかったのかなと思う。
しかし、細かいところまでのこだわりや、ストーリーの奥深さなど、ディズニーらしさは健在で、たくさんの方が楽しめる映画だと思う。
ウェイド役の玉森裕太は声優に向いている。
上手すぎて驚いたくらい。夫は最初から最後までプロの声優だと思っていた。
川口春奈は川口春奈だとすぐに分かった。
小さな子供向け、よりは中高生から大人向けだと感じた。好みが別れると思う。
カラフルな映像美。親を案じる子の気持ちに涙。
ネタバレ
世界観がすごい!毎度ながら!
最初に物語の世界に引き込むのがうまいよな〜。
両親が船に乗ってエレメントシティに入るのもグッとくる。
モアナてきな感じで故郷を無くして住む場所を探しているのかな、
イカダみたいな舟で着の身着のまま飛び出してきたのかな、
共通語?も話せず同族もいない街でやっていけるの?
他の種族は水も雲も大きな船を乗っていて、特にシティでは水がいたるところにあって、
身重の奥さんと2人っきりで不安だろうに…、
と序盤で両親の苦労を目の当たりにする…。
赤ちゃんエンバーでも泣きそうになった。
その後街が発展してもう感情が…。
周り何も無かったのに、両親がお店を作り人が集まりやがて街ができたんだな…と…。
エンバーの癇癪は子供だから?と思っていたが、心ではやりたくない気持ちがあったのか…。
心の声を聞く…と…。
跡を継ぐんだ!すごいぞ!それでこそ!って言葉、
一見子供がやる気になるいい言葉に思えるけど、それは縛り付ける言葉で、
親は子供が1番だけど、言われた言葉の通りに受け取っちゃうし、
親の近くにいるからこそ、それを叶えてあげたい、
故郷を離れて海を超えてたったふたりで作り上げたこのお店、
そんなお店を継ぐことで親は幸せなんだ、と考えるようになるのすごくわかる。
抑えきれないくらい嫌な時がある、したいことじゃない、
だけどお店も大事なもの、親の気持ちもわかる、親が憎いわけでもない、むしろ親の悲しむ顔を見たくない、ってすごくわかる。
物語では青い火も絶えさせず、
反対されていた好きな人とずっと一緒にいさせてもらえ、
自分のやりたいことに尊厳を込めて送り出してもらえる。
この上ないハッピーエンドでよかった…。
水の街の建物、ガラスがきれい…。
家の中もプールみたいで楽しそう。
ウェイドの家が裕福なのか、水のエレメントが裕福なのか。
違う種族だからって偏見がないのがウェイドの家族の素敵なところだな〜と。
エンバーの両親のように嫌悪感とかないんだ、と。
火に近づきすぎて蒸発して亡くなる事件とかありそう。
水だから泣き虫なのか、あの泣き方はわろ。
エンバーに恋してた木の男の子のお花わろた。
それは脇毛やん。
エンバーが触ったら燃えたお花がほかの火の女の子は燃えなかったから、そういうことなんだろうね。
ガスケットの母親?無くした選手でもうるっときた。
ウェイド良い人やな〜。
そこで周りに同調せず、こんな辛いことがあったのに、励ませられるなんて。
それぞれのエレメントの町並みや家の中、もっと見たくなるような、
実際に訪れたくなるような素敵な街だった。
見てよかった!
楽しかった!
恋をする、夢を持つって素敵なことだわ!
23.8.14 映画館
ガールミーツボーイ
考え事しながら見てたので、あれよあれよと話が進んでいた(-.-)
ボーイミーツガールならぬガールミーツボーイ。
火の玉突貫少女が、属性から中身、家庭環境まで真逆の水ドバドバ少年と出会い、成長する物語。
ドラクエ的には火の真逆の属性は氷だから水だと真逆ではない?…どっちでもいいや。
縦軸が少女の成長、横軸が恋愛。
いや、縦軸が恋愛で…これもどっちでもいいや。
そこに家族も絡み、人間ならぬエレメントドラマが繰り広げられる。
エレメントシティが美しく、そこは一つの見どころ。いや、最大の見どころ。
3Dで見ても良かったかも?と思ったり。
考え事しながら観てしまった割には、最後は結構ウルッと来た自分は単純なのか子供なのか!?
推せるキャラが一人…いや、一エレメントもいなかったのが残念。
火のエレメントに煉獄さんみたいなキャラがいれば…いる訳ねえ!
ユーモアたっぷりのキャラ達が魅力的
きらびやかで美しい映像と音楽、そしてユーモアなキャラクターたちが織り成す世界がとても楽しかったです。自然に笑顔になって見てる自分がいた。
属性じゃなく個としてみることで人生が豊かになった、エンバーとウェイドのカップルに癒された。硝子で水路の亀裂を補強したのには「そりゃだめだろ」と心の中で突っ込んだ。まぁそういうのは置いといて、劇的なクライマックスがある訳じゃないけれど、いろいろ考察とか声優の良し悪しとか考えずに見れる作品でとても良かった。主人公二人の声は全く違和感なくてキャラそのもののように感じた。
同時上映の「カールじいさんのデート」も久しぶりに彼らが見れて嬉しかったです。
玉森ウェイドが可愛い
久しぶりのディズニーピクサー映画はストレスフリーで鑑賞出来たシンプルな物語。それぞれのエレメントの表現は綺麗な極彩色に彩られてスクリーンがとても美しかった。
ウェイドとエンバーは見た目年齢が分からないからこそ声優さんに注視してましたが、玉森さん川口さんそれぞれ違和感なく演じてましたね。
正直もう一捻りのお話の展開は欲しかったけれど、色々なことを考えると人の気持ちに寄り添うって大事なことで初心を改めさせられました。
安定のディズニー映画
吹替で見ましたが
普通に面白かったです!
ストーリー展開は読める感じで、
面白味はめちゃある訳ではなかったですが、
普通に見れる安定のディズニー映画だと思います。
多様性の今の社会に合う感じでした。
作画も綺麗でした。
火と水の擬人化
だんだん良い男と良い女に見えました笑
そんなに期待しないで観たマイエレメントで久しぶりに最高に好きだしな...
そんなに期待しないで観たマイエレメントで久しぶりに最高に好きだしなキャラに出合えた映画。水のエレメントのウェイド!涙もろくて、やさしくて、宣伝文句じゃないけど、思わずウェイドに恋しちゃいそうになった。それぞれが得意な事を見せる場面が本当に美しくて、これは映画館で見るべき作品だと思います。
なんかよく観るパターンだな
違ったモノ同士が交流するうちに、なんか困難に力合わせて立ち向かい、異文化の壁が取り払われるというストーリー?かなと思って観る。でも手垢が着きまくった、テーマではある。結局、恋愛ものになりました。ものすごく典型的だ!
やたら泣き虫でウザイキャラのウェイド君のキャラ設定が伏線だったのは面白かったですが。映像もキレイでした。
ファンタジーな世界観で、恋愛要素強め
予告編を見て、火と水の表現がすごくきれいだったのと、ヒロインのエンバーが可愛かったので、劇場まで足を運んだ。ピクサー映画を映画館で見るのは初めて。
火と水という、正反対の主人公の交流ということで、ストーリーは大体予想できると思う。くっつきたい、でもくっつけない、もどかしい。考えや境遇の違う二人が次第に惹かれ合っていくところなんか、恋愛映画の王道を行っていると思う。ロミオとジュリエットみたいに。
それから、主人公ふたりは子供というより、大人になる手前くらいの年頃で、将来のことに真剣に悩んだりする。
だから、他の人も言っているとおり、ピクサー作品にしては意外と対象年齢が高めだと思う。
それから、もちろん映像がきれい。火、水はもちろん、他のエレメントにもそれぞれの特性を持たせた映像や仕掛けがたくさんあって、大きなスクリーンで見ていると遊園地みたいで楽しい。
あと、エンバーがやっぱりかわいい。彼女にはツンデレの素養があります。
水の青年ウェイドはクールなイケメンではないけど、感情豊かで気遣いができて、包容力のある性格で、ぐっとくる女性も多いみたい。昨今はこういう男性がモテるのかもしれない。
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