劇場公開日 2023年5月12日

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TAR ターのレビュー・感想・評価

全350件中、61~80件目を表示

2.0DVD初見。 尤もらしいが。 大物のスキャンダルを今風に捻っただけ...

2023年9月16日
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DVD初見。
尤もらしいが。
大物のスキャンダルを今風に捻っただけの凡庸。
大女優の毎度の激演も、肝心の指揮動作が指揮っぽいでしょ?感丸出しで見てられぬ。
演り損。
Wの悲劇三田佳子の風格尊大繊細に軍配。
オチの据わりも悪い。
要するにツマラン。

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きねまっきい

1.5にしても3時間

2023年9月15日
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ケイト・ウィンスレット自身最高の演技、みたいに囃されてたから若干楽しみな気持ちもありながら鑑賞したが正直複雑だった。

ただ彼女の演技にだけ関して言うと、ワンカットが長かったり、セリフや立ち振る舞いも凄みを感じるものがあってなるほどな、と思えた。

ストーリー自体は複雑で難解な印象を抱いた。

出てくるワードが馴染みのないものばかりだったからか、登場人物の顔と名前が一致しないからか、とにかく分かりづらかった。

私の集中力不足ということも充分考えられるので、考察サイトを読んで細かい描写の意味する所に追いついたが、にしても3時間もかけて鑑賞した末に辿り着いたのがこんな感じかーという感じ。

部屋のインテリアや建物の内装、服装や車といった映画の世界観を彩る部分に関しては綺麗なものばかりでいいなと思った。

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てつ

3.0未来からのメッセージ

2023年9月9日
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Q:姉さん、もしこれがヘテロの白人男性を主人公にしていたらどうだったでせうね?
A:たぶんヘビーではあるけどフツー、だったはず。

それを性的少数者の女性(しかし白人)にしたところにひねりがあって企画として目新しいし、権力もってる人間の暴力性に性別や性志向の差はない、って視点の徹底ぶりは「多様性」ガチ勢の考えた企画という印象。
冒頭からだいぶ長い時間、意図がわからないままただ映像を眺めるしかないシーンが続くので集中力が必要だし、会話で出てきた名前が何個かシーンを跨いで出てきたりするので記憶力も求められるのでつかれる。でもずっとジョーカーが出てるダークナイトみたいに、ケイト・ブランシェットから目が離せない。

しかし早い。早すぎる。人類にはまだ早すぎる。
よくエンタメは時代の半歩先くらいが丁度いいとか言われるけど、その点これは余裕で2歩先くらい先を行っていた。

旧世界の人間としては我が身を振り返ってほんのりと(かつての価値観に迎合して生きてきた)後ろめたさと同時に過渡期を生きるつらみを感じたりもした。冒頭のシーンとかなー、つい気持ちはわかる。ってなるもんなー。。

今このネタをやるんなら、180度逆のオチだったらもっとわかりやすかったんじゃないのかな、と思う。
でもきっと、こちとらそんな半端な覚悟じゃねぇ!って気合の入った人たちが作ってるんでせうね。
だからこれは目先のエンタメに満足しない未来からのメッセージで、今よりも5年、10年寝かした方がもっと良くなるんじゃないのかな。
ちなみに私はエンタメ映画が好きなんですねー(反省の色なし)。

正直、お腹のちょーしが悪く終始ゴロゴロしてたのもあり、割とがまん比べではあった。でも音の鋭敏さや画面の緊張感など、没入度は高いし劇場で見るべき作品なのは間違いない。

ラストは観客に委ねる系エンドかもですが、仮に「サンセット大通り」みたいな意図だとしたら、あれだけではちょっとわかりにくかったかな。。

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ipxqi

3.0選択肢が多すぎても困る

2023年9月9日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

寝られる

楽団で指揮者として活躍からのミステリー作品。

まず、序盤は鑑賞者に催眠術の耐久レースを仕掛けてくる。
無事突破すれば話は進んでゆき、不穏、そして最後は明後日の方向に飛んで行く。

メッセージ性などもあるので、
内容がよく分からない場合は解説サイトを見ることを勧める。
★評価+1くらいはされるかもしれない。

良い点
・楽団と話の掛け合わせ
・程々に怖い

悪い点
・眠い
・長い

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猪古都

2.0ケイト・ブランシェットの演技はすごいけど……

2023年8月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

ケイト・ブランシェットが凄い演技をしているようなのは分かるのだけど、自分はノリ切れなかった(^^;

物語としては、頂点を極めつつある指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)が世界最高峰のベルリンフェスで指揮するのだが、子供いじめ被害から始まって、副指揮者の馘切り問題、チェロ奏者のエコひいき⇒オーケストラとの不調和、若手指揮者の自殺⇒告発などなど様々な事が起こって精神崩壊状態となっていく感じなのだが、過去映画の『ブラックスワン』などと同系統の作品に見えたが、本作はやっぱり入り込めない感が強かった😥

なぜノリ切れなかったかを思うと、やはり登場人物の関係性が序盤で明確に把握できなかったことではないだろうか?
また、時々、リディアのドイツ語会話が字幕なしとなるのも、「アメリカ人が観ているのと同じ環境にするため日本語字幕を付けなかったのだろう」が良く分からない。
あと、尺が長めの割に[ツボ]らしいエピソードが無い……など不満が沢山出て来る。

自分に合わなかった映画であった…とするしかない感じであり、本作について今後いろいろ調べたりしてもう一回観よう…などという気は起こらない(^^;

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たいちぃ

4.0演技力が素晴らしい

2023年8月22日
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不穏な空気がずっと漂っている映画。それはナタリーポートマン主演の「ブラックスワン」という映画と似ている。。
難しい用語が出てきたりで???ってなりますが、ケイトブランシェットの迫真の演技はさすが。
パンフレットを読んでから観たほうがいいという意見がちらほらありましたが、さすがに買いませんでした🫠
墜ちていくターの、ケイトブランシェットの演技に注目です。
インタビューに答えるシーンが長くて、長台詞も数シーンあり、観ててよくこんなに覚えられるなぁと(そこw)
少し難しい映画だったので皆さんの考察を読んでシーンを思い出したいと思います!

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コップのサチ子

4.0なんだこれは

2023年8月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

わからない。何かを暗示させることが次々と起きるが、はっきりした事件が起きるわけではない。マエストロと言われる世界的な指揮者で、他者を寄せ付けず、圧倒的な力を誇示する女性が崩壊していく様を淡々と描いていく。だが、決して短いとはいえない映画なのに、中弛みはしない。

それというのも、ケイト・ブランシェットだ。彼女の演技が凄まじい。監督の手腕もあるだろうが、彼女の演技から片時も目を離すことができないのだ。

ラストシーンを観たあと、思わず「なんだこれは」と呟いてしまった。やはり、わからない。でも凄いものを観たという気がする。

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みんも

4.5ラストが拙速では?

2023年8月13日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

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ショコラ

3.5ケイト・ブランシェット

2023年8月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

に陶酔し、震撼させられる。
孤高の指揮者そのものというよりそれ以上、彼女だけであれば満点。

ストーリー展開はやや散漫ですっきりしない。
数々の問題が降りかかるが、その真偽もはっきりしない。
どこまでが錯乱なのか、仕組まれたのか、モヤモヤが残る。
こういう観賞者に投げかける展開は個人的には余り好みではない。

ラストもどうなんだろうか。
途中にもどんな名音楽も価値観が違えば騒音という場面があったが、
ラストもそれに近い意味なのだろうか。
どうにもすっきりしない分、☆を減じた。

それにしてもケイト・ブランシェットは凄かった。
それだけでも大スクリーンで観る価値はあった。
残念。

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みみず

5.0異世界

2023年8月4日
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津次郎

5.0天才はマイノリティ

2023年7月29日
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鑑賞方法:映画館

萌える

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セッター

3.0鑑賞動機:ケイト・ブランシェット9割評判1割

2023年7月23日
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鑑賞方法:映画館

天才だって権力には毒されてしまうのか。いや、品行方正とは言えなくても、そんなに悪辣なことをしているわけでもなく。
確実に言えることは、ブランシェットやめないで、ってこと。

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なお

4.0Japan appeared twice!

2023年7月21日
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鑑賞方法:映画館
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詠み人知らず

4.5天才カリスマTAR・・・神秘と名声の海に泳ぐ

2023年7月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画は実に巧妙に罠が幾重にも仕掛けられています。
ひとつは、
リディア・ターの性別。
ケイト・ブランシェットの容姿から、女性であると確信して
私は観ていました。
それは間違いではなくTARは女性指揮者として描かれますが、
TARは女性にして両生を併せ持つ多性な存在なのか?!
(後に子供と妻のシャロンの存在が明かされます)
妻と子供を持つカリスマ・指揮者?

そしてTARの能力が如何にずば抜けていて、
ベートーヴェンやリストなどの楽聖と
同じかそれ以上であると観客は思い込まされてしまいます。
バーンスタインの弟子で、EGAT・・・
(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞)を受賞した
15人のうち1人・・・などの経歴に目が眩みます。
半分以上を占めるTARのインタビューの受け答え、
会食中の会話、指揮や作曲を勉強する学生へのアドバイスなどなど。
監督・脚本のトッド・フィールドが音楽、特にクラシック界の博識や
見識が散りばめられて、
特に既に亡くなった指揮者や生きている音楽家の実名がバンバン
挙げられて興味は尽きませんでした。
(この辺りあまりに高尚な話について行けない部分もあり、
・・・寝落ちして首が何度か落ちました)
でもこの音楽界への提言がトッド・フィールド監督の一番言いたかったこと
なのだと思います。

指揮者であるTARのリハーサル風景。
このリハーサルは実に本格的で、ケイト・ブランシェットの手の動き、
指示の出し方など本物の指揮者にしか見えない程成りきっています。
そして流されれ名曲の20秒程のフレーズの断片が震える程美しい。
「もっと聴きたい、もうちょっとイエ永遠に聴いていたい」
その飢えと渇き。
それが更にTARの神秘性を盛り上げていくのです。
(でもエルガーのチェロ協奏曲はせめて1楽章ぜんぶ聴きたかった)

そして持ち上げるにいいだけ、持ち上げて、
今度は落としにかかります。

TARはパンデミックのため【マーラーの9つの交響曲の全曲録音】を
4曲完成したところで中断していました。
1人の指揮者がマーラーの交響曲9曲全てを録音した例は未だかつて1人も
いないのです。
TARですら、畏れと不安に慄いており、ナーバスになり周囲に
キツく当たります。
まず高齢のセバスチャンを解任し、
ソロのチェリストを楽員の中からオーディションで選ぶと言って
総スカンを喰らいます。
美人女性チェリストへのへのエコ贔屓。
(全ては天才の我儘・・・そう言って許されれ時代ではないのです)

悪いことは更に更にエスカレートしていきます。
絶望的な出来事。
若手指揮者のブリスタが自殺してしまうのです。
今までの追い風は猛烈な逆風になってTARを襲います。
多くの女性にセクハラをしていた。
もともとからのパワハラに加えての複数のセクハラ行為。

TARは妻のシャロンに嵌められたのでしょうか?
告発の動画やメール。
TARへのデモ行進・・・仕事を降ろされ・・・
暴漢に襲われて負傷、
住むマンションも体よく追い出されて住処も失い、
行く先はベトナム?
(幽玄の滝と川の流れ・・)

本当にセクハラがあったか?なかったか?
それは真実か?捏造か?罠か?
具体的な描写が殆ど無く、伝聞証拠のようなもの。
SNS社会の怖さとも重なります。
もう真実は私には分からない。
TARは奇跡の天才・楽聖であり続けてほしかったです。
(それでは映画は面白くない?)

この映画を観て、
この映画の主人公TAR。
存在しない筈の架空人物の哀しいまでの才能に
戦慄と羨望を覚えました。
この映画を制作したスタッフ・監督・脚本家・音楽とクレジットされている
チェリストで作曲家のヒドゥル・グドナドッテル、
そして誰よりこの難役を軽々とこなした異才
ケイト・ブランシェトに敬意と感謝を捧げます。

(ところで、ラストの意味は?)
《地球なTARには狭い?》

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琥珀糖

4.0主人公の独善と、芸術表現の根本を描いた秀作

2023年7月20日
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komagire23

3.5【男前‼︎】

2023年7月17日
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鑑賞方法:映画館

男前ケイト・ブランシェットがぴったりハマり役。天才肌故の自惚れと脇の甘さから、周囲との軋轢と孤立に堕ちていく様を素晴らしい演技力で魅せてくれる。

旧態依然とした男社会のクラシック音楽業界に、レズビアン設定他も、不寛容な社会へのアンチテーゼとして描かれている。底辺からの再出発で新たな境地を見出すラストも◎。

158分ある上映時間のほぼ全てがケイト・ブランシェットにフォーカスしたカメラ、些細な生活音に過剰に反応する演出も、作品展開上キーポイントになっていて、ホラー的サイコパス的で面白い。オーケストラの演奏含め音響の良い映画館で観るのが正解の作品。

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Chang Koh

4.5THEATER

2023年7月15日
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興奮

知的

難しい

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ミカ

1.5ケイトブランシェットは良かった

2023年7月13日
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群青

3.5安直な倫理観に揺さぶりをかける怪作

2023年7月8日
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ぽんすけ

3.0アクアリウムシネマ(癒し無し)

2023年7月8日
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前半戦、眠気にやられたので再度観直さないとならない。んームズい、というか自分のアタマが色々理解に追いつかない。
家で観るべきでは無いかも? 自分なら途中で止めてしまうから。映画館でひたすら集中して鑑賞することが得策。

ケイト・ブランシェットは本当に美しいです。ケイト・ブランシェットをただひたすら眺め続けた、癒しの無いアクアリウム映画でした

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Mk.plass