劇場公開日 2023年5月12日

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TAR ターのレビュー・感想・評価

全350件中、141~160件目を表示

5.0有罪

2023年5月27日
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インタビューに答える主人公 ウィットに富んだその話。プロフェッショナルな哲学。指揮者とは。吸い込まれるようなケイトの語り。聴者の頭が気になる。何のことか。
紳士な別の指揮者との語り合い。アファーマティブアクションはキリをつけてよいと地位を得た女性が語る。フェアな男に若干のいけてなさも感じるが、それは若干。
バッハと向き合わない男子とのやりとり。言っていることは正論。しかし学生相手にマウントをとって侮蔑するのは邪道。若人はいつか気付く日がくる。道は示せばそれで良い。
子供の父親を自称し喧嘩に介入して、相手の子供を恫喝する。閾値は超えている。イケているようでイカれている。
若さに惹かれ機会を与えることに快楽を覚える。自分の広さを見せて若さを手繰り寄せる器用さ見せようとするが若さは自分の手にはおさまらない。
人を飛ばすことをローテートと言い、排除しているのに機会を与えているように言う。組織にとって良い判断に見えて、相手には死刑宣告。
組織を考えて彼女の判断をたてる近しい人々。支持は得ていない。しかし本人は気づいていない。
エグイまでにラストまで描き続ける。女性であるとかLGBTだからといって優遇せぬ冷徹さ。しかし、こんな男は大勢いる。自戒と自省。

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Kj

4.0主役を女性にしたのは意図的に感じる

2023年5月27日
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てけと2

3.0一回だけの鑑賞ではよくわからない?

2023年5月27日
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 映画館の予告編で何回も見た事とケイト・ブランシェットさんが好きな事と尚且つクラッシック音楽自体も興味あり鑑賞しましたが登場人物も多くストーリーが中々、頭に入らなったが、落ちぶれていく終盤は何となく理解できるレベルでした。

 内容もドラマ(会話)が、中心で期待していた演奏シーンは少なく残念でした。後日配信等がスタートしたら、改めて鑑賞したい。

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ユメノトチュウ

4.0カオスを経て原点にもどる

2023年5月27日
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ひでぼー

2.0わざわざ難しく描く意味がわからず謎

2023年5月27日
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鑑賞方法:映画館

ベルリンフィルを舞台にする必要はないし、舞台にするなら活かすべきだ。世界最高峰のオーケストラにしては描き方も雑でベルリンフィルのイメージが崩れる。ようはハリウッド映画にでてくる「芸者だらけの日本」みたいに安易なのだ。ストーリーだってわざわざ難しく婉曲的に描くほど、主人公ターの数々の愚行が奥深い訳でもない。だから観る側の想像と混乱を掻き立てる意味がわからない。そもそもエンドロールを冒頭に持ってくるのはどうゆう意図があるんだろう。冒頭の長いインタビューシーンか一番良かった。

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O家の主人@マンU

3.5面白かった。

2023年5月27日
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鑑賞方法:映画館

ター周辺の「ノイズ」が変化していく。
おじさん達とは上手く話しながら食事出来るけど、若い子とは…。
あんなに普段走り込んでいるのに階段でつまずいてコケる。
夜の物音シーンはホラーすぎて普通に怖い。
ケイト・ブランシェットが素敵。

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アルカ

4.0ケイト・ブランシュエットの圧倒的パワー

2023年5月27日
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ここまで俳優の表情を食い入るように観た映画はないかもしれない。

1つ1つの演技がズシンとくる。緊張感が押し寄せる。
もともと好きな女優だったが、さらに好きに。

ただ、内容の説明が難しく、
何が良かったのかこれ以上はうまく表現できません。

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フラレオン

3.0宣伝の仕方が悪い

2023年5月27日
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2023年劇場鑑賞115本目。
女性指揮者の音楽にかける狂気・・・みたいなあおりをポスターでされると、やはりこちらとしては「セッション」の鬼教師を思い浮かべてしまうわけですよ。
それを想像して観ているとなんか普通の人というか、音楽に対してではなく、自分に対しての守りを大事にしている気がして、なんかもっとめちゃくちゃなのを期待していたので肩透かしでした。
最後もえっ!というところで急にはしごをはずされた感覚でした。

後は今の状況を、場面を見せてこちらで頭の中で組み立てることを要求してくるので、人の区別をつけるのが苦手な自分には誰が誰やらさっぱりだったのもあります。

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ガゾーサ

3.5権威の脆弱性とキャンセルカルチャーの虚無性をバランス良く描いた秀逸サスペンスドラマ。

2023年5月26日
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悲しい

知的

難しい

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Y.タッカー

4.0マエストロ

2023年5月26日
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2023年5月25日
映画 #TAR/#ター (2022年)鑑賞

女性初のベルリンフィルの首席指揮者に就任したリディア・ターは、新曲の作曲、自伝の出版、録音、若手式指揮者の自殺のパワハラ疑惑等多くの重圧を抱えながら⋯

クラシック詳しかったらな

#ケイト・ブランシェット の圧倒的演技力を堪能する映画でした

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とし

4.0性別関係ない世界

2023年5月26日
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soleilヾ(´ε`○)

4.5これは傑作だった、そして好きだった、

2023年5月25日
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ケイト・ブランシェットがベルリンのオーケストラで女性初の首席指揮者となったリディア・ターを演じた。

『ブラック・スワン』のようなエキセントリックな内容を想像してたが違っていた。静かに積もっていく何か。その噴出はむしろ『ジャンヌ・ディエルマン』の感触に近いか。

オーケストラのリハーサルも、私生活のエピソードも、すべてを失った後のささやかな再生も、そのすべてが好きだった。

出ずっぱりのケイトと過ごす時間が愛おしかった。

彼女のベストと言いきれる作品だがオスカーを逃したのは不運だったなぁ。エブエブの勢いに負けた。

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エロくそチキン2

3.5「幅を広げる哲学」

2023年5月25日
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知的

今年69本目。

規格外の指揮者であるケイト・ブランシェットに奇妙な事が起こって行くお話し。昨年3月の「ナイトメア・アリー」が突出して良かったケイト・ブランシェット、冒頭の男性との対談が内容は難しいが映画に引き込まれる仕掛け。若い学生さんとの会話が自分は受け入れがたくても、とりあえず一回触れてみる、自分の幅を広げる哲学が凄い好き。

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ヨッシー

4.0権力の魔性

2023年5月25日
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知的

難しい

週刊文春の映画欄で辛口評者5人中4人が5つ星を付けていたので、気になって観に行ったが、まさかここまで難解な映画だとは思わなかった。ネットのネタバレサイトなどを読み込みようやく理解ができるようになるまで多くの時間を要した。なにしろ不親切な映画なのである。送り付けられてきた本の表紙をターはなぜ破いて捨ててしまったか、ターは足を踏み外して転んだだけで顔にあんな大ケガをするのか、ラストシーンの観客はなぜみんなコスプレをしていたのか、なんの説明もない。また、自殺したクリスタという物語のキーとなる人物はどこに出演していたのか、わからない。観賞後は疑問点ばかりだったが、それを1つ1つ解釈できてくると、実に多層的で奥深い映画ということがわかり、もう一度観てみたいという気持ちになった。
ターはクラシック界では数少ない女性指揮者であり、レズビアンを公表していてパートナーとともに養子縁組の子供を育てている。いわばマイノリティの側に位置している人間であるが、ベルリンフィルの首席指揮者という世界的な権威としてマジョリティの側で権力を行使する立場になっている。結局、マイノリティだろうと、権力の側に立ってしまえば権力に支配されるということがわかる。権力者というのは自分では高尚で倫理的な振る舞いができている人格者だと思い込んでいるが、罪に意識がなく相手を傷つけていることがある。権力の存在に気付かないのは権力者本人なのだ。
こういう権力者の横暴の物語を観ると、同じエンタメの世界で同じ同性愛者ということもあって、日本のジャニーズ事務所性加害問題が想起せずにはいられない。権力の絶頂期にはなにをやっても許されてしまっても、満つれば欠けるのが世の習いであるならば、必ずどこかで(死後であっても)しっぺ返しをくらい、人々に与えた不利益の重い代償を払わなければいけない。しかし、一度でも成功を収めた者は転んでもただでは起きず、後で再生してくることがあるのも世の習いである。

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ミカエル

2.5どう観たら良かったのだろう?

2023年5月25日
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完全に観かたを間違えました。
予告編を未見のまま、ポスターに書いてある「狂気」というワードを見て観賞したのですが、言うほど「狂気」さを感じられなくて面白くなかったです。

オーケストラ界の優秀な女性指揮者の転落を描いた話で、最初は「オーケストラの指揮者」はどういう存在か、どのように考えながら指揮を取るか等が興味深いし、その説明を講演会という形で説明していく自然さが良かったと思います。

演じたケイト・ブランシェットも素晴らしかったです。ほぼ一人劇場で長回しで演技していきながらも自然に表現されてました。特に終盤の場面は圧巻です!

ただ、前述した通り「狂気」さを求め過ぎたためかその要素をあまり感じられずに淡々と物語が進んでいくにつれて、次第に退屈に感じていきました。

あと考察が必要な場面も多いですが、いかんせん退屈に感じたためにそこまで引き込まれませんでした。

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さうすぽー。

3.5さすがのケイト・ブランシェット

2023年5月25日
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まさのり

3.5長い!

2023年5月25日
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悲しい

怖い

折角、アタマにクレジットを持って来たのに、対談長過ぎ。転落劇はどこが面白いのか、実際面白かったので余計考えさせられる。現在一番心配なのは、大谷翔平クン。

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トミー

5.0心が震えた

hさん
2023年5月25日
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自宅でのピアノからの…
オーケストラのマラ5!!
心がいろんな感情を持った。

次観たらまた違う感情なのだろう。

もっともっと、もっと
音楽も聴きたくなった。

舞台袖のラッパも気持ちいい。
アコーディオンはもう狂気。

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h

4.5創作活動の苦しみと哀しみ

2023年5月25日
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指揮者というのは音楽の感動を身振り手振りで大げさに表現するだけの人達で、別に指揮者がいなくとも演奏は成り立つのではないか・・・・等の不埒な誤解を中学生のころは思っていましたが、後で大きな誤りであることがわかり、深く頭を垂れた記憶があります。

自分の持つ音のイメージとの小さな違いを見過ごさず、それを自分のイメージに近づけるために取るコミュニケーション手段は、デジタルでシュミレーションされた合成音などではなく、指揮者の口から発せられる音のイメージを表す形容詞と発声の緩急、そして全身の動き。作曲者のイメージから惹起された指揮者のイメージ。そしてそれがが楽団員のイメージと一致した瞬間に、一つの音が創造され、それが全体の大河となって響きだす。その創作の過程はまさに神がかり的で、その神がかり的な創作の瞬間を、同時に神がかり的なケイトブランシェットが演じきっていて、鳥肌が立ちました。

妥協は許されない世界。でも、それ故にその人格には不可避的に、不要なものは切って棄てる、暴君的な攻撃性を帯びることとなります。そしてその攻撃性はやがて、自分の生きる支えとなっているものとの矛盾を抱えるようになり、そしてそれが・・・・という物語。その矛盾が彼女の人格を徐々にむしばんでゆく光景は、一部タスコフスキーやヒッチコックの作品を連想させる演出で息をのみました。

カラヤンにインスパイヤされた脚本のようですが、カラヤンにはこの映画のような結末はなかったようなので、創作でしょう。でもプライベートジェットを利用するところとか愛車(多分ポルシェ)を乗り回すところなど共通点は多いようで、創作活動のもつ一種破壊的な側面の真実と哀しみがよく抽出されているように思いました。

マーラー、エルガーなどの作品の練習風景、バッハを題材とした講義風景は圧巻で、音も素晴らしく、その音楽と物語が渾然一体となって、身体の芯を射貫かれたような印象で、いくつかのシーンでは涙が出てきました。クラシック音楽好きでなくとも楽しめると思いますが、クラシック音楽好きは多分外せない作品と思いました。そしてできることなら是非劇場で。

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pen

2.5エンターテイメントとしてブラッシュアップの余地あり

2023年5月24日
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くまくま