劇場公開日 2023年7月7日

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1秒先の彼のレビュー・感想・評価

全169件中、121~140件目を表示

3.0花火良かったよ

2023年7月10日
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鑑賞方法:映画館

最近、タイムリープと伏線回収(視点を変えてパターン)が多いようなw。
リメイクありきなので宮藤官九郎の切れ味が今ひとつになった気もしたけど流石の良々さんでストレス回収されました。
とにかく岡田将生の窓口係!確かに行動が速いという前提とはいえキビキビで気持ち良い。そしてまあ郵便局制服もお似合い!窓口がかりの1日をずっと見続けたいぐらいの出来栄えでした。
しかし狙ってなのか相変わらず邦画のCGチープすぎるので引き画像だけでも良かったんではと思ってしまった。

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persimmon orange

3.0軽いテイストに仕上がった

2023年7月10日
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鑑賞方法:映画館

オリジナルを観た時の心にじわっと暖かな空気が流れ込んだのを思い出し、クドカンさんならどう味わいを変えてくれるのだろうと期待してスクリーンへ向かいました。
観終えて思ったのは、全部荒川良々さんに持っていかれちゃったなぁ、でした。
オリジナルでは郵便局を探し出すまでにかなり時間を割いていたように感じたのが今作では郵便局は特定されていて、謎解き要素が薄かった。
また、田園の中を主人公が運転するバスを俯瞰で捉えた美しいシーンも無くて、だからといって今作が良くないわけじゃなく、コメディとしては楽しめた。
ただ、清原果耶さんのキャラが1秒遅れ部分が希薄で引っ込み思案にしか見えなかったのと、時間が止まる理由が1秒のタイムラグとは違っていたので、1秒先は必要だったとしても1秒遅れは必然性が薄かったかなぁと、そこは残念でした。
でも、オリジナルを観ないで、これはこれとして観る方たちは楽しめるんじゃないかな。

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ニコラス

4.0「彼女」ではなく「彼」な理由

2023年7月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

2020年公開の台湾映画〔1秒先の彼女〕のリメイク。

同作は劇場では観ていないものの
「WOWOW」では視聴しており、
その奇想天外なプロットと仕掛けの巧妙さに驚嘆した記憶。

今回は何故か「彼女」を「彼」に置き換えた訳だが、
そこはくせ者『宮藤官九郎』の脚本、
何らかの思惑があるハズとスクリーンを注視する。

ではあるものの、ストーリーはほぼ原作に忠実に進行。
「彼女」と「彼」の入れ替わりが最大で
それ以外の設定変更は若干。

前半部の『ハジメ(岡田将生)』の現況や
日々の生活を紹介するのに長きを置いているくらいか。

とは言え、「空白の一日」が出現する条件に
舞台となる京都らしく日本的な要素を持ち込んだのは慧眼。
ちょっと牽強付会にも感じはするものの、
お笑いの側面もあり、なかなかの工夫と見る。

では性別を入れ替える必然性は何処にあったのか?

やや穿った見方をさせて貰えれば、
原作での何をするにも「一秒早い彼女」の『シャオチー』は
かなり鼻持ちならない自己中な性格付け。

冒頭の彼女の素行には、まるっきり共感できるエピソードが皆無。
詐欺に遭いかけた時にも「いい気味」と溜飲を下げたくなるほどの。

これをそのまま日本に翻案しては
演じられる女優さんがいないのでは、と。
若手であれば猶のこと。

それが男性なら、多少の難は目を瞑って貰えるとの思惑では?
もっとも、本作の『ハジメ』は、
そこまでイヤな奴には見えぬのだが・・・・。
かなりの手心を加えているとの見立て。

「一秒早い彼(彼女)」だけでは物語りは成立せず
「一秒遅い彼女(彼)」の存在が必須の
ハートウォーミングなラブストーリーは
初見では〔猟奇的な彼女(2001年)〕と近似の印象を持った(韓国映画だが)。

謎解きの要素や、
ヒロインの描写、相手役との関係性、
思わず涙が込み上げて来るエンディングを含めて。

「一秒遅い彼女」の『レイカ』を演じた『清原果耶』が抜群の出来で、
観客の心をぐっと引き寄せる。

ワンテンポずれながらも、
一途で健気さを体現した彼女の起用無くしては
これだけの感銘を与えることは覚束なかった。

とは言え、原作に比べて感動が薄かったのは何故だろう。

単に二度目の体験なだけが理由ではない気がする。

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ジュン一

3.0泣ける映画だと思ってなかったけど、パピコを見て泣いてしまった邦画。 本年度ベスト!

2023年7月10日
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鑑賞方法:映画館

台湾のオリジナル版は鑑賞済み。
ストーリーははぼ忘れてしまってたけど鑑賞中に少しづつ思い出して来た感じ。

人より1秒行動が早い郵便局員のハジメと、1秒遅れるカメラ屋でバイトするレイカをメインとしたストーリー。

お目当てはレイカ役の清原果耶さん。
だけど、なかなか登場しない(笑)
かと思えば違う女性との展開が長くて思ってもいなかった展開に(汗)
でも後半は清原果耶さんの出番が多目で安心出来た感じ。

レイカの一途な思いから、彼女の幸せな1日を表現していた印象。
清原果耶さん演じるレイカ。
彼女目線で振り返るシーンのナルホド感が良かった。
そう言う事だったのね。

岡田将生&清原果耶さんの京都弁が美しくて新鮮。
人の良い役柄の岡田将生さんを久し振りに観た感じ。

オリジナル版はエモいシーンが印象的だったけど本作ではあまり観られず残念。
美しい京都の景色も少な目。
天の橋立の曇り空が残念だった感じ。

本リメイク版で追加されたシーンもあったけど、後半の展開を観ながらオリジナルのストーリーを思い出す。

オリジナル版は4.0点の評価だったので、リメイク版はそれを上回る事が出来なかったのかも( ´∀`)

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イゲ

4.0守られなかったモノ(約束)たちへ(※コメディです)

2023年7月10日
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清原香耶さんがまたもや不運な孤児役、しかもまたまた大仕事してる!

不思議な味わいの作品でした。ユルい笑い、といったところです。
ある理由で突然時が止まってしまった———はずなのに、ちょっとおかしい。鳥やスケボー少年は静止画像と思うのに少し揺れている人もいる。女性のスカートは翻った状態で固まっているのに、髪の毛は風に吹かれているし、昼から夜に時間は流れている。大多数の人はマネキンチャレンジのように必死に静止していたように見えました。これ、わざとやったんでしょうか。
岡田将生さんは目を見開いたままで固まっていてさすがでした。

ハジメは人よりせっかちに動いたせいで、割を食ったみたいですが、有り得ない話なので、いちいち突っ込んではいけないのかも。
パピコは、定番のも期間限定のも美味しいです。でもおばさんはチュウチュウ吸って食べるのは疲れるから、カップで食べたいです。
配役は面白かったです。
岡田将生……100%告られて付き合うのに100%フラれる残念な男。
清原香耶……鈍くさくてパッとしない子。
加藤雅也……世間に合わせられないダメ男。
そんな中で、羽野晶紀さんと笑福亭笑瓶さんは持ち味を発揮されていました。

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ゆり。

1.5多分失敗

2023年7月9日
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オリジナル未見だけど、絶対男女逆の方が面白いんだろうなあ、と観てなくてもわかる。

俳優陣は人気も力もある人達ばかりで、宮藤官九郎脚本だし大きく外すことも無いと思っていたが逆にハードルが上がり過ぎてコケるパターンか。

無名俳優や若手新鋭脚本家でリメイクした方が上手くいったかも。

それじゃあ中々金が集まらないのかもだけど。

そして、やっぱりよくわかんないのが、ふっとんだ、と自覚してるのが岡田くんだけ、というのもよくわかんない。

なんか説明みのがしてしまったのか、寝てたのか。

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ヒビノミライ

2.0爽やかな映画なんだけどね。

2023年7月9日
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何だろう?
オリジナルと同じな設定なんだけど、人間描写に違和感を感じる。
ラジオの生放送のやり取りや、
流しの彼女とか。
お国柄なのだろうか。

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ムーラン

2.0タイトルなし

2023年7月9日
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お父さんのエピソードの扱い方がショックだった。未見の人、ぜひオリジナル版見てほしい。

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アマチュア

4.5笑瓶

2023年7月9日
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オリジナルの「1秒先の彼女」が個人的にその年のベスト作品だったので、鼻息荒くして鑑賞

山下敦弘監督、クドカン脚本ということでそれほど酷いことにはならないだろうとは予想していたが、主演2人の演技も素晴らしく(男女逆転の妙もあり)これはこれで良かった

しかし、オリジナル版は主演の彼女が決して美人ではないが愛らしく、相手の彼も最初はアンジャッシュ小島っぽかったが中盤からは泣けて泣けてとてもいい味をだしていたので、軍配は台湾版かなと(まぁオリジナルだからね)

岡田将生は残念な二枚目を嫌味なくやらせたらピカイチで(大豆田とわ子も良かった)清原果耶もいつも感情を表情に出さないが、それがかえって役柄にプラスに作用してよかったんではないでしょうか

笑瓶ちゃんの遺作としてもGOOD!

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うんこたれぞう

3.5こいつ嫌いまではいかないけど好きにはなれない

2023年7月9日
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2023年劇場鑑賞162本目。
オリジナル版は劇場で鑑賞。
なのでその時は思ってもいなかった展開に度肝を抜かれ感動したのですが、そこがサプライズになってないとどうしても評価は下がってしまいますね。とはいえ、男女の設定が逆になっていたの忘れてました。

男性の岡田将生演じる主人公がどうも嫌なんですよね、ラジオパーソナリティーに毒づくところとか、痛いと言っている足を執拗に触るとか。医者でもないお前が骨折って分かって何か意味あるのか。
それだけに清原果耶が不憫で・・・。

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ガゾーサ

3.5月曜日は日曜日に、火曜日は月曜日に

2023年7月9日
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笑える

楽しい

難しい

かな〜りツッコミどころのある作品ですけど、主演2人のパワーあって、とても居心地のいい作品でもあります。前半は岡田将生に大爆笑させられ、後半は清原果耶に癒される。深いこと考えずに、この2人のハマり役を堪能しましょう。きっと楽しめるはず。

公開2日目なのに、大雨の影響からか、観客は自分ひとりだけ。おかげで、「大豆田とわ子と三人の元夫」のしんしんを思い出させる岡田将生のコメディシーンを、思いっきり笑うことが出来ました。お弁当で大盛り上がりするシーン、面白すぎて何度でも見たい笑笑 なんでこんなに関西弁がハマるんでしょうか。なんでこんなに、純粋無垢な演技ができるんでしょうか。岡田将生が出れば、コメディ映画は最高に面白くなる。頼むからもっと出てくれ!

今までにない役を演じた清原果耶も、やっぱり爪痕残して最高の演技。その顔つきと関西弁が非常にマッチ。ツンとした役が多かったけど、こんなおっとりとしたマイペースな清原果耶もめちゃくちゃ良かった。岡田将生と前後半で分かれているから、この凸凹具合が見ていて飽きない。毎度毎度、新たな一面を見せてくれるから大好き。清原果耶も、もっと映画出てくださいな。

前半パートはしっかりまとまっていて、ファンタジー要素も結構面白く星4.5は確実だろうなと思っていたんだけど、後半から一気にテンポが崩れてくちゃくちゃに。はじめくんだけ気付いていることに違和感ありまくりだし、そんなことしたら世界の1日が遅れちゃうじゃないかと思ってしまう。曜日はズレてしまうってこと?それとも、ただ彼女たちが1日得したってこと?だったら、はじめくんはまる2日くらい寝てたってこと?にしても、花火鳴ってたよね?

1日が消えたってより、寝てたら1日経ってたみたいな感じだし、そのことにはじめくんを除いて誰も一切気付いていないことに理解が追いつかない。あまりに無理な設定だから、結構モヤモヤのままエンドロール。ん〜、面白いんだけど納得いかないな。2人の演技だけで高評価だったら、作品の評価にはならないのでこの点数。宮藤官九郎の映画はぶっ飛び具合が変な方向に行くから、好きになれないんだよね。

まあでも、深いこと全く考えなかったら、とてもいい映画でした。流石に、観客1人は心配になっちゃいますけど、今後とも主演2人にはこの方面で活躍して欲しいです。原作は劇場鑑賞を見逃してしまいましたが、これを機に見てみよっかな。

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サプライズ

4.5台湾映画のリメイクらしい。 男女の役割を逆転しているとのことだが、...

2023年7月9日
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台湾映画のリメイクらしい。
男女の役割を逆転しているとのことだが、それは良い判断だったのかなと思った。
岡田将生が一拍遅れた役だったらちょっと怖かったかも。

しみけんの安定感はさすがだったし、彼が渡すことであのアイテムはとてつもない説得力を持っていて最高だった笑。

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いたかわ

4.0疑問…

2023年7月9日
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ぱんちょ

3.5お互い日焼けして見つめるシーンが良い

2023年7月9日
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設定は面白い!最後少し素っ気ないかな?
実は裏でこういう事が起こってた!って撮り方の映画 最近、多いな!
笑福亭笑瓶さん👍

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シゲゾ〜

4.0七夕に打ち上がる花火!! レイカの願いよ、ハジメに届け! 写真に残した想い出は檸檬の如く

2023年7月9日
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少女時代に交通事故に巻き込まれて両親が
亡くなった悲しき過去があったレイカ。
レイカを励まし続けた、頼り甲斐のある
お兄さんのような存在だったハジメ。

淡い恋心を抱きつつ、離ればなれになった2人。ハジメくんの住所を聞いておけば
良かった!と思うレイカ。

ハジメが少年のときに家を蒸発したお父さん。
京都の由緒ある街並み、2人だけの秘め事と
なった私書箱の『鍵』
大人になり、郵便局で真面目に働いていた
ハジメ、皇一?
ギャルのように成長した妹さんとその彼氏と
3人が暮らす家の趣き。
2人の名字の書き順がタイム・ラグに関係して、時間が止まってしまうエピソードが
面白く描かれていました。
写真館に飾られていたハジメの写真。
写真館の主と夜にスマホで聞いていた温かい
エールの声。
ハジメが歌手の女性に危うく騙されそうに
なるところを察知して護ろうとするレイカ!
少女の頃からハジメを慕うレイカは
大人になっても純粋な恋を忘れない
女性の姿でした。
ハジメのお母さんは行方をくらました
お父さんを想っていました。
バスが止まったときに突然出現したお父さんにもびっくりしました。
タイム・ラグですれ違う2人が
やっと出逢うことができたとき
七夕の願いが叶った!
砂浜に書いた相合い傘は、2人のロマンチックなラブレターのように見えました♥

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美紅

4.5安定の脚本、ストーリー、最後、清原果耶さん演じる女性の健気さに心打たれた。岡田将生さんのキャラも最高❗️

2023年7月9日
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泣ける

笑える

楽しい

コレは リメイク成功。関西京都舞台が良かった。W主役の 岡田将生さん 清原果耶さんのキャラサイコーです。

もちろん、未見の 台湾版オリジナルも面白いに決まってる❗️
そう思わせる 笑いあり 涙あり オモロイ&心打たれる作品、2人の主人公に両方とも共感できるワシがいた。

岡田将生さんの 関西キャラ が関西の方には申し訳ないが むちゃくちゃ面白い🤣

京都の定義へのこだわり と 好みの女性に弱すぎる【それって・・騙されてるがな、ってツッコミ入れたくなった】
キャラも最高ですし、同居人の妹と彼氏 お父さんお母さんのキャラも強烈。

もう円熟の域の清原さん 存在感の薄い 幸の薄い 頑張れぇ、負けるなよ 的なキャラを好演

起承転結 ほぼ完璧【SF的描写は許容範囲❗️のわかりやすさ】。

今では珍しくは無いが、他の人物がストップモーションなのに 特定人物だけ動ける画像は凄い技術だよねぇ・・
おかげで、岡田将生さんの、郵便バイク🏍️場面、明白に ハメ込み なんだけど、かえってご愛嬌で許せるズラ

コレは有料パンフからの引用だけど
失われたもの、失いつつあるもの 刹那的な主軸のテーマがW主人公2人の視点で描かれる
もう 彼の眼中にすら記憶にすら無い 自分を受容する女性の健気さに
口は悪いが表裏が無い男性側が大切なもの【お父さん&自分を想ってくれてた思い】に気付く
その姿に、一瞬涙腺崩壊しかかった。

笑いどころ、小ネタもたくさん
郵便局の3人の受付、休み時間描写は さすが👍の関西のノリ でオモロイ 🤣最高

【私書箱】って存在に久々気づいた。 フイルムカメラ 京都の長屋みたいの ラジオ📻DJ
古き良き 触れ合い的な 良さ。 デジタルで忘れかけてる良さ も最高❗️
岡田将生さんは東京出身らしいけど、程よく 関西出身を配役

そうだよなぁ キラキラネームはOK🆗だけど、書くのめんどくさい画数の多い漢字
読むのが難読 漢字は 迷惑でしか無いよなぁ と感じ入る ジジイでした。

どうでもイイけど、今は亡き親父が パンチでデート とかフィーリングカップル 観て ぼやいてた
思い出した「関西の大学生は なんで 何年生 ではなくて 何回生なんだ❗️」思い出したヨ。

コレ立命館で撮影したみたいですけど、いくら苦学とはいえ 優秀な女性陣で 留年の繰り返し
見たことも聞いたこともないなぁ【男はたまにいる】という どうでもいい点で 星⭐️マイナス▼0・5

でも宮藤官九郎さんはさすが。何も期待してなかっただけに、掘り出しものでしたよ。

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満塁本塁打

4.0あまりにも突っ込みどころが多すぎるが、どこまで気にするかは個々人次第か…?

2023年7月8日
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今年229本目(合計880本目/今月(2023年7月度)15本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。

 ※ 公式サイトさん、「最後まで行く」もそうですが、海外リメイク(日本リメイク)などでタイトルが同じになる場合、どちらの作品のことなのか明確になるように工夫してほしいです(一定数混乱が生じそう)。

 4本見た中では最後の作品で、チョイスした選択肢の中では「うーむ」というところです。
そういえば、明日、「先生!口裂け女です」を予約しているのですが、ここでは評価がボコボコにされていて、こりゃ大丈夫なんかいな…と心配している私です。

 結局のところ、私もシネマートで見ましたが、原作映画があり、台湾(便宜上の国扱い。以下もすべて同じ)映画のそれを下敷きにしているため、あることないこと描けない一方で、日本リメイク版独自の展開もあります。この点、原作映画を見ていればある程度有利ですが、日本リメイク版独自の展開もあれば、「映画内でのルール」(主人公を誰に取るかは微妙だが、異なる視点からの描写タイプ。最近だと「怪物」等が該当)はそうそう最初に示されるので、そこはあまり気にならないところです。

 国は違うとはいえ、日台ともに文化圏が似る事情もあるので、リメイク版独自の展開はあるものの理解に大きな支障をきたすことは(原作版を見ていなくても)ないものの、法律系資格持ちからすると、???な展開はかなりあり(原作版にはない。なお、台湾は統治時代の関係で、民法等は日本民法のそれをかなり参考にして作られているので、解釈が同じになることが多いです。韓国も同様)、「なんでこうなった?」「魔改造しすぎ」という点に大半行きつくんじゃなかろうか…という気がします。

 ただそれは、決して多くはない法律系資格持ち(行政書士資格持ち)という、決して多くはなかろうという一種の「特殊な属性」からのレビュー感覚であり、やることすること無茶苦茶ではないので(各種の法規を知っていると変な展開になる点は否めないという程度)、どうするかは微妙です。

 幸いにも、「誰の目にみても明らかにおかしい」点はなく、「資格持ちは一瞬で見抜いてくる論点の拾い漏れ」というものであり、まぁ「個人的には」かなり気にしましたが(以下の通り)、そこはどうとるかは個人差はバラバラな気がします。特に今週は「交換日記」か「バイオハザード」かという2択な様相で、この映画がどこまで伸ばせるか(7月2週はインド映画が3本もあるとか無理ぽ日程…)は日曜日次第なのかな、とも思えます。

 評価は以下を参考にしたもので、3.8を4.0まで切り上げたものです。

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 (減点0.3/事務管理と無権代理、事務管理の管理者の責任)

 事務管理の管理者にあらゆる代理権が与えられているのではなく、対外的に本人の名で法律行為をしてもそれは(表見代理を満たさないなら)無権代理を問われます。かつ、本人の意に沿わない事務管理の費用請求権は「本人が現に利益を受ける範囲」に縮小されます。

 また、管理者は、本人や相続人等が事務管理を始められるようになるまで事務管理を継続する義務があります(民法700条)。事務管理にかかわっていながら「仕事だから」という理由で抜けるのはまずい描写です。

 ※ このことは、例えば交通事故などで「そもそも救助義務者がいる場合」にも適用はされます(事務管理に関与した以上、勝手に離脱することはできない)。

 ※ もっとも、事務管理は費用は請求できても報酬は請求できない(個別法で修正あり。遺失物法)ため、「面倒なことに巻き込まれる割にメリットが少ない」というある種欠陥を抱えている(学説上の解釈の対立も大きい)のも事実です。

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 (減点0.3/道路運送法の解釈)

 バスにおいて、乗り場以外で降りたり乗ったりすることはできません(同法16条)。また、勝手に届け出した以外の範囲(地理的範囲)にバスを走らせることはできません(同20条。高速バスと変わらなくなるため)。

 この部分はどう見ても突っ込み幅が大きく(マイナーな行政法規ではあるものの、特に後者は常識扱い)、どうなっているんだか、というところです。
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 (減点0.3/自転車の無断利用と占有訴権)

 自転車を無断利用する行為が占有訴権の観点で問題になることは、もはや言うまでもありません(民法200条、202条)。
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 (減点0.3/地元(京都)ネタに移した割にそこそこの地理を要求してくる)

 天橋立、宇治に関しては一般常識扱いされると思いますが、亀岡まで出してくる(しかも地名の言及のみで具体的な場所の描写はここだけはなぜか存在しない)のはどうなのか…というところです(関西圏に在住していても、そこまで知っている方はいない)。

 ※ いくつか海・川が出てくるところもすべて天橋立で、保津峡ではない模様。

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 …というより、「事務管理と無権代理」の話、何度も書いているんですけどね…。
まぁ、事務管理で無権代理となる状況が発生しても(本人の名を勝手に使用すると(表見代理の条件を満たさないなら)無権代理になる、というのが最高裁判例)、本人の追認があればさかのぼって有効になるし、この論点を厳密につつくと大半の映画の描写にいちいち気を付けなければいけないし、難しいところではあります(ただ、トラブルになることもあるのは事実。特に今回の映画の描写の場合、無権代理の論点より、「管理者が勝手に「仕事に行くから」で抜けている」点のほうが減点幅はウェイトは大きいです)。

 ※ 急病人などを発見した場合、一般市民が救急車を呼ぶなども事務管理の範囲ですが、そのとき「到着するまでそこにいてください」と指示されるのも、このためです(最低限の聞き取り調査は行わなければならないため)。

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yukispica

2.5奥原兄妹

2023年7月8日
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幸せ

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いぱねま

4.0台湾版の方が良いけどリメイクとして○

2023年7月8日
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幸せ

萌える

台湾映画のリメイク版です。
元となった「1秒先の彼女」はとても良い映画でした。日本語版でリメイクされること、清原果耶が演じると楽しみにしていました。
台湾版の海とバスのシーンは今でも印象的。
ハードルも上がります。

正直、、、台湾版の方がテンポもよく、笑えるところと泣けるところがハッキリしていて良かった。
日本版は、リアリティが必要?なのでちょっと薄味という感じ。バスも海もあるけど、なんか違う。
台湾版を知らなければそれなりに楽しめると思います。

致命的なのは、ハジメはキャラクターとしてあんまり好きになれないかな。
桜子も面白みがない単に悪役。
レイカはキャラクターとしても好き。清原果耶も良い。
台湾版はどちらも愛されキャラだったけど。

基本設定は台湾版を踏まえつつ、別のストーリーになっているのは、リメイク版としは良いと思います。

なぜリメイク版は「1秒先の彼」なのか、、疑問に思ってたけど、見終わって納得。逆ならストーカーのホラー物になってしまうでしょうね。

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だるまん

3.5オリジナル台湾版を鑑賞せずにどうぞ

2023年7月8日
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幸せ

萌える

オリジナルの台湾映画「1秒先の彼女」は以前に鑑賞したことがあり、ほのぼのとした雰囲気が素敵なラブストーリーだった記憶があります。本作はそのリメイク作品で、どんなアレンジがされているのかと興味をもって鑑賞してきました。

ストーリーは、何事も人よりワンテンポ早く行動する郵便局員のハジメが、路上ミュージシャンの桜子に出会って恋に落ち、日曜日に花火デートの約束を取り付けたものの、目覚めると月曜日になっていて、全く記憶のない消えた日曜日の謎を解こうとする中で、その鍵はいつも郵便局に現れる、人よりワンテンポ遅いレイカにありそうだと気づいていくというもの。

リメイク作品として最も大きな変更点は、男女の入れ替えで、これは大正解だったと思います。台湾版で男性が女性を連れ回すシーンは、見方を変えるとかなり危うく感じますが、本作ではそれが払拭され、すっきりと解消されています。また、舞台として京都を選び、市内の町屋、鴨川、宇治、天橋立、伊根などのシーンを入れ、日本らしいアレンジがされていたのもよかったです。

全体の構成も台湾版と同じで、前半はハジメを軸に描き、後半はそれをレイカ視点で描き直します。前半でやや説明的なシーンが多く感じますが、これが伏線となっていて、終盤で回収していくという展開は心地よいです。特に、ハジメの父との絡みで描かれる家族写真やミョウガからパピコにつながる流れに、温かい雰囲気と後味のよさを感じます。

ただ、そんな感じで台湾版をかなり忠実になぞっているため、どうしても展開や結末が読めてしまい、謎解きの楽しみはなくなります。また、前半のテンポがなんとなく上がらなかったことで、後半のスローテンポとの対比がいまいち鮮明に描き出せていないように感じました。情景的にも、京都の天橋立への道中も悪くはないですが、もっと美しくノスタルジックなシーンを描き、前半との対比を際立たせてほしかったです。

あと、台湾版ではさほど気にならなかったのですが、人の静止に対して樹木などが揺れていたり、帰りのバス内で花火の打ち上げ音が聞こえたりしていたのは、ちょっと気になりました。空中で静止していた花火は、山内圭哉さんが試し撃ちさせた一発だったと思いますが、その後の打ち上げは名前の長い花火師の仕業ですかね? こんな感じでついつい比較してしまうと純粋に楽しめないので、これから行く方は台湾版を鑑賞せずに行くことおすすめします。

主演は岡田将生くんで、ちょっとめんどくさいけど憎めないハジメを好演しています。共演は清原果耶さんで、控えめで一途なレイカをさすがの演技で魅せてくれます。いまいち乗れなかった前半に対して、後半で一気に巻き返してくる感じは圧巻でした。脇を固めるのは、福室莉音さん、片山友希さん、松本妃代さん、羽野晶紀さん、加藤雅也さん、荒川良々さん、笑福亭笑瓶さんら。できれば、エンドロールで笑福亭笑瓶さんへの追悼の言葉はほしかったですね。ご冥福をお祈りします。

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おじゃる