ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形のレビュー・感想・評価
全208件中、141~160件目を表示
ただひたすらに、まっすぐと
毎話泣いたテレビ版から外伝として出てきた今回の作品
いやぁまたやってくれましたね、京アニさん
余計なことは語らない。映像で魅せて、伝える。
どのベクトルをとっても、とても大きく、そして綺麗な図形が出来上がるでしょう。
ヴァイオレットのぎこちなさ、感情のことになるとどこか他人事。説明していないのに、すっと入ってくる。
映画は緩急をつけるのに爆発とか大きなものを使うけれど、この作品では感情の緩急で訴えかけてくる。
二部構成のおかげでふっと息をつける。とてもよく出来た、いやさすが京アニ!でしょう。
劇場版は鋭意制作中とのことですので、待っております。その日が来るまで。
それとハンカチはお忘れなきことを。雨が降るかもしれないので。
感動的な物語
予想通り素晴らしいストーリーで感動的だったけれど、画質が…
あの絵であの画質はないだろうと思ってしまう。テレビならまだしも、映画だからね、これ。絵が優れていればいるほどに、根本的な画質が気になってしまうし、そこが大画面仕様になっていないと感じると、ものすごくガッカリしてしまう。
とはいえ、そんなもの関係ないくらいに泣かされてしまったのだけれど…
安定の泣き過ぎて前が見えない
前半はヴァイオレットが今までと比べて表情の移り変わりが豊かになったなあとか、友達ができて年相応の女の子のように振舞ってて暖かい目で見守っていましたが、後半は怒涛の伏線回収が始まり涙が止まらない止まらない。冒頭のこの子は……!!!って気づいた瞬間もう泣きじゃくってました。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン。見た後にほんの少しだけ優しくなれる作品だと思います。
本当に暖かい、優しい作品です。
心のデトックス映画
季節外れの暑さで辟易とするなか視聴。
話のテイストは本編の前半〜中盤に近いかな。
京アニらしい美しい映像と静かな展開なんだけど、やはり泣ける。
1話目のイザベラの昔語りからのテイラーが手紙を受け取るシーンで完全に涙腺が緩んでしまい、タイトルコールを見て泣き、エンディングの歌詞で泣くくらいに要所要所で泣いてしまった。
何というか、手紙をテーマにしているノスタルジー感がここまで心を打つのか、自分でもよく分からない感じで泣いていた。日本郵政がコラボしてないのはおかしいんじゃないだろうか。
とりあえず普段色々疲れてしまって心が夏バテしかかっている人は、デトックスがわりに見るのをお勧めしたい。
そして今更ながらに先般の事件で犠牲になったスタッフの方々のご冥福をお祈りしたい。
最高の作品に出会う事が出来ました。
去年、この作品をテレビで観たときから京アニの中でも1番好きな作品となり、今回の映画もとても楽しみにしていました。
今作の外伝は1組の姉妹をフューチャリングして物語を進めていくテレビの時と同じ様な流れで進みますが、初見の方でも問題なく観れ、京アニが伝えたい想いを受け取る事ができます。
どのシーンを切り取っても絵画の様に美しく丁寧に描かれた画、それを更に美しく感じさせる音楽、終盤に進むにつれ心に響く感動を届けてくれるストーリー。
この全てがヴァイオレット・エヴァーガーデンであり、京アニの真骨頂でもあると改めて感じました。
手紙でしか伝える事の出来ない気持ちや想いの表現の仕方が本当に上手く、キャラクターが発する「ありがとう」の一言でも心の奥底に響き、そしてその言葉や気持ちの意味を理解した時に押し寄せる感動は最上級のものでした。
私は中盤から涙腺が崩壊してしまい、劇場が明るくなっても涙が止まりませんでした、この作品は私にとって宝物です。
初見の方やアニメに偏見を持つ方でも、心が満たされ幸せにもなれる、そんな作品だと思いますので、多くの方々に観てもらえたら嬉しいです
私的には、ここ数年で観た映画の中で1番良かったと思っています。
まだご覧になってない方がいらっしゃいましたら是非とも劇場へ足を運んでみて下さい。
こんなにも素晴らしい作品を世に出してくれた事へ感謝の気持ちしかありません。
最後に…
劇中でイザベラに髪型を弄られたヴァイオレット
1つ目の髪型が「最高かよ!」でした、ここ共感ポイントだと思います(笑)
トトロ初観賞時に感じたこと
テレビ版もそうでしたが、この作品は手紙のやりとりを通じ、人間の不器用さと思いやりに触れあう物語です。テレビシリーズには多少のアクションシーンなどの派手な演出もありましたが、映画版(外伝)は全編にわたって人々のふれあいを丁寧に描いており、アクションシーン等はありません。テレビシリーズの1エピソードとして違和感ないストーリーです。おそらくこういう流れなんだろうな、というだいたいの展開は、映画を見慣れた人ならば序盤で予想できてしまう、言ってしまえばベタな人情話なのですが、やはり涙腺がゆるんでしまいました。余命が明かされた登場人物との別れを描いて泣かせる映画やドラマはワリとあふれていましたが、悲しみではなく、恋愛も絡まず、優しい気持ちでじわじわ泣ける映画って、久しく出会って無いなと思いました。昭和のテレビドラマに近い、思いやりに溢れた映画で、忘れ物を届けられたような感覚に包まれました。全くテイストは違いますが、劇場で初めてトトロを観た時に感じた、心の奥底の蓋を開けられたような感覚でした。複雑なストーリーも、予想外のオチも、驚嘆するような伏線回収もありません。ただ、ただ、暖かい映画でした。ラストのエンドロールのスタッフさんの名前には、別の想いで悲しみの涙が流れました。京アニには本当に頑張って欲しいと思いました。
コメント
京アニ作品はやっぱりハズレ無し
館内に張り出された絵がとても綺麗で
惹かれるがまま、台風の最中に観させて貰いました
その絵は動き始めると
なお美しく繊細でいつまでも愛でていたい
人物 背景 乗り物やぬいぐるみ
本当に丁寧に描かれていて
90分の短い時間でしたが愛着湧きました
先のストーリーも気になります
早く観たいです...
めちゃくちゃよかった!(超ちょびっとネタバレ?)
2本大きくわけて話がつくられていて1本目でまとめて終わらせてからまた続きから2本目がはじまるみたいな感じでした。
1本目の話でめちゃくちゃ泣きました....
2本目は普通に感動したのですが、ちょっとだけキャラクターの成長速度がイマイチつかめなくて気になりました
映像きれいやしストーリーはもうさすがヴァイオレットエヴァーガーデンって感じの透き通ったすっと心に染みる感じのお話でもう京アニ様様様って感じの作品でした...
見る価値しかないです!!!
極上の時間!!
TVシリーズより更に深みを増しつつも、初見でも大丈夫な内容なのはお見事でした。時間を忘れて浸る事ができました。美しい言葉遣いに胸が苦しくなりました。全編にわたって、他者に対するあたたかい気持ちに溢れていました。終了後に椅子から立てなくなった映画は久しぶりでした。イザベラは前半部だけだと魅力を感じませんでしたが、「この子を幸せにして(自分の人生に)復讐する」と誓った後、人生の転機を迎えてからは、テイラーのアプローチがあるまで自身は全く停滞していた所に逆に人間らしさを感じました。大切にしたい、素晴らしい映画です。パンフレットの内容は粗筋と、監督・脚本家・原作者それぞれのインタビューだけで、声優インタビュー、TVシリーズの簡単な紹介、主題歌「エイミー」の解説等は無くて、かなり物足りませんでした。
温たかかった
私の感想は偏りあるけど、本編より外伝のほうが好きになった。戦争を強調されるより、復興を見るほうがしっくりきた。少女の頑張りを応援したい。誰がための幸せでもなく、彼のための幸せを。終わらないでほしい。
文字通りの京アニクオリティ
ネタバレは必ず本編を見て頂きたいのであえて言及は避けるとして…。
SNSや電話といった今では当たり前の連絡手段。
そういったものも手紙であれば、なおのこと気持ちがよく伝わる。
感情表現、ヴァイオレットの手先、髪の靡きなど、
前置きとして、朝ドラのなつぞらも少なからず影響はしていると思われ、裏でたくさんの人達の苦労努力が詰まっているとわかってるから、尚更客数が増えたように思う。
完全自社制作のアニメ会社というブランドが確立しているからこそできるいわば
集大成と言っても、大袈裟ではないだろう。
今の私達は便利さがゆえそういった形あるものに対しての認識が薄れていく中で、
放火事件でたくさんの犠牲者がでてしまった京アニだからこそ作れる、書ける作品だと思う、そういった世界から賞賛の嵐が来る作品なので、TVシリーズを見ていてもどこか先入観のようなものを感じずに鑑賞出来た。
エンドロールにお名前が出てきた時は辛さのあまり涙腺を抑えきれずに、目元が熱くなってしまった。
池田晶子先生はじめ、犠牲被害者の心に寄り添い、できる形での支援を続けたいと思わせてくれる、いい作品でした。
全感情が沸騰します!
台風明けの月曜日、お店も12時開店が多いショッピングセンター内で観ました。寝不足なので、退屈だったら爆睡と思っていたのに、何だろうこの突き抜けるような感動と号泣は、と自分を疑ってしまうほどでした。たかがアニメと馬鹿にしている自分が恥ずかしくて、また涙が。
この感動の源泉は何だろうと考えたのですが、間違いなくヴァイオレットの献身的な心の美しさ、そして言葉だと気づきました。荒んだ少女イザベラの心を溶かし、妹のティラーとの絆を作るヴァイオレットに私は拍手喝さいです。
貴族の子でありながら苦労するイザベラ、
また孤児で寂しさを味わうティラー、そして戦争で両腕を失い義手のヴァイオレット、これって最初から涙腺が緩みます。設定がずるい^_^。
でもね、郵便配達は幸せを届ける仕事だとうこと、つまりその代表である手紙は、人間同士を結びつけるものという設定は物凄く判るから、この物語の絆というテーマは大成功していると思います。
こんな凄い作品を京アニさんが作っていたなんて奇跡です。
もっと皆んなが観て、心が洗われれば最高だと感じます。ガンバレ京アニさん!
桁外れの映像美、紛れもない芸術作品。ぜひオスカー候補作に選出を。
テレビ版を見ていない方には、キャラクター設定が分からないので、これはテレビアニメを見ている方に向けた作品であることは間違いありません。
しかしテレビアニメを見ずとも本作の持つ映像美には誰もが魅了されると思います。テレビアニメの限界を超越したようなテレビ版でしたが、本作はアニメ映画の限界に挑戦したかのような凄まじさです。
これは先日の事件で犠牲になられた方々の血の滲むような努力なしには決してなし得られなかった快挙でしょう。かつてキューブリックのバリーリンドンを観たとき、絵画が動き出したと衝撃を受けましたが、本作は実写以上の緻密さ、美しさに同じような衝撃を受けました。まさに2DCGアニメの頂点ではないでしょうか。
「天使の子」が米国アカデミー賞の外国語映画賞の日本の候補作として選出されたと聞きます。それならば本作を長編アニメーション部門の候補作として日本代表として選出出来ないものかと思います。
本作は日本アニメ映画の高クオリティを世界に知らしめるに十分な作品だと思います。もし選考に影響のある方がお見えになられたら御一考して頂きたい願っております。
最後に、本作は紛れ もない芸術作品です。
語彙力をください。
アニメ本編の内容もないことはない。
と、言えますが、なくても「少佐」と、いう単語が出ないためヴァイオレットが「会いたい人」は誰なのか知りたい人はアニメ本編を見ていただきたい。
アニメの内容を知ってる方は所々でふと気づくところが多く、また以外にもご高齢の方も多くその方々も帰り際に「舐めてた…」とぼやいていました。
私個人の意見としては、語彙力がもっと欲しい。
この作品の素晴らしさをもっと伝えたいと思えるレベル。
ちなみに気になってる友達に聞かれたところ、泣きながら良さを伝えてめっちゃひかれました。
アニメファンなら劇場で観るべし!
序盤の印象は何時も通りのもっさり感、
それは仕方ないとしても今作は視覚からと聴覚からの情報がちょっと噛み合わない、台詞が無いと行動動作が理解し難く感じた、脚本・演出と絵コンテ・作監の意志疎通が図られて無いかの如き印象。
中盤以降を観て、
作画は映画としては物足りなさもあるがTV 版同等位の水準は保っていた、その作画班の頑張りに文字家が答えきれてない、特に脚本と構成は猛省すべし。
総評、
とはいえ今作は外伝ということだし、
来春?の本編映画版への布石と捉えれば由、何だかんだ言っても他社作品と比べ十分水準は高い。
寄付程大げさでなく、劇場にお金を落とすだけも一つの選択、いちアニメファンとして劇場に足を運びましょう。
やはり泣かされ
テレビシリーズで予期せず泣かされてしまい、それがひっかかって映画も観賞。
やっぱり無理でした。今回も我慢できずというか自然に涙が…
心動かされる作品、ありがとうございました。
今回は前半部と後半部に別れていて、その二つで一つの作品でした。通しで良かったんですが、前半部だけでも完成されていてテレビシリーズならこっちだけで終わっていたような気がしました。
劇中ちょくちょく天体観測の場面や話が出てくるんですが、そのきっかけになる話が好きだったので個人的に良かったです
全208件中、141~160件目を表示