イエスタデイのレビュー・感想・評価
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久々に泣けました。
ビートルズの無い世界は物足りなく、今この世にビートルズの曲が存在することに改めて有難味を感じてしまいました。「ホワイトアルバム」に対して、人種的多様性に問題ありなどと言われてしまう場面は、現代を象徴しているな、と笑ってしまいました。(現代は何をリリースするにも色々制約があるのでしょうね)
全体の印象として、主人公がホントさえなくて、そこに感情移入してしまったし、そんな彼に対比するリリージェームズの天真爛漫な魅力に見事にハマってしまいました。愛の告白をする時にバックスクリーンに映る彼女の姿が美しく、とても印象的でした。(ああいう演出は、さすがダニーボイルだと思います)
でも、あのブサメンにあの娘が10年以上も一途という設定は、やっぱりファンタジーだとは思いましたが。
ちょうどよかった…
流石のリチャードです。ビートルズへのラブレターと言いながら、ちゃんと恋愛もの。恋愛を書かせたら右に出るものはいません。
ストーリーは単純、簡単に言えば転生ものでストーリーも予想できますが恋愛モノで見れば完成度はとても高い。私はドキドキしちゃって…お酒の力もあるかな。
ビートルズ好きにも、嫌気なしで見れる作品でしょう。作中にリスペクトもあり楽しめます。
ヒロインと主演の二人の演技が際立ちます。主演は役柄の特徴をよく捉えていますし、田舎の、庶民の風貌をうまく表現しています。
間違いなく、ブルーレイは購入することでしょう。お酒を入れながら見るちょうどいい作品です。
ピュアなラブコメ
想像以上に良かったです。欲深いマッキノン姉さんや、サマーソングを推し続ける友人や、キーワード検索など、笑える所が沢山で楽しい。そしてエドシーランは最高でした。絶対夢オチなんだろうと思っていたけれど、可愛いラストも素敵!主人公パテルさん、近々公開のテネットにも出演してるんですね!
僕はそもそもビートルズを知らない
ビートルズの曲はどんなものがあるかと聞かれても、正直なところ「Let It Be」くらいしかしらなかった。
でも、この作品を通じて聞いたことのある曲、フレーズが山のように出て来て初めて本当に偉大なバンドだと知った。
自分と同じようにビートルズをほとんど知らない人もいる(に違いない)し、その上でこの映画を見た人も同じくいるはず。
それでもこの映画は面白い!
ビートルズが存在しない世界というトンでも設定、飽きさせないテンポ感に現代的な見せ方の数々。(そしてエリーがずる可愛い)
爽やかな恋愛ストーリーとして楽しめた!
ビートルズファンにオススメ
と、ビートルズファンの両親が言ってました笑
私はそこまで詳しくないけど、聞きなれた曲が、ビートルズの存在しない世界で初めて人類に公開されてみんなが驚いているありさまに爽快感をおぼえました。
ビートルズの曲って、根本的に曲としての完成度が高いから、演奏する人やアレンジが変わっても魅力的なんだなぁとしみじみ思いました。
ラストの海辺の家のシーンは涙が。
終わり方も、スッキリしていて良かったです。
ただ、ビートルズ意外にも色々存在が消えた物があったのは何でなんだろう?と不思議でした。
オシャレな曲と最高のストーリー
あまりBeetlesに詳しくない私でも聞いたことのある名曲のオンパレード。
ストーリーと相まって曲を好きになること間違いなし!
ストーリーも心暖まる最高の仕上がり。
間違いなく傑作だと断言できる作品。
人にオススメしたい作品となった。
快晴
音楽は、まっすぐに向き合わないと自分を苦しめてしまうのかもしれない。
普通は、一番なのかもしれない。
愛する人さえいれば、人生は最高に幸せなのかもしれない。
ラストのジャックは最高に幸せだった。一点の曇りもない表情を見ていてこちらまで嬉しくなった。
一番大切なものを見失わないように。そう思わせてくれる映画だった。
ビートルズファンにはハッピーな映画(でしょう)。そうでない人にはビターな映画(私はこっちの方)
①この映画には2つの側面があると思う。1つは一風変わったビートルズ(とその歌)へのラブレター或いは讃歌。もう片側は他人の褌で相撲を取ってしまったことへの後悔・苦しみ・閉塞感をかなりヴィヴィットに描いていること。②私はビートルズの熱烈なファンではないので途中から幸福感よりジャックの悩みにかなり共振したビターな気持ちになってしまった。ジャックの落とし前のつけかたは予想できたし、最後はハッピーエンディングになるのはこの手のファンタジーではお約束ではあるが、齢60を目前にすると、あの暴露のあとエライ騒ぎになっただろうと現実的な心配をしてしまいます。でも映画として良く出来ていると思う。③リリー・ジェームズはエラが隠れるととても美人だということがわかった。④ロッキーはコメディリリーフかも知れないが私にはウザイだけだった。⑤でも昨日から頭の中で「Yesterday」が繰り返し鳴っているところを見ると私もそこそこのビートルズファンなんでしょうな。
ビートルズって何。
ジャックは売れたいと思っているところにビートルズを知らない。(世界に)??? 本当に。
でも。いざ売れはじめると嬉しい。が。本当にこれでいいの。(彼女との関係も考えると)悩みはじめる。
幸せは自分に嘘をつかないで生きること。
アレンジされたビートルズの曲はよかった。
私はビートルズのペニーレインやザ.ロングアンド.ワィンディングロードなどが好き。
初めて知った曲はHelpです。
誰もが思ったことがある夢想
もしもあの人が、あのグループがこの世に存在しなかったら…それは誰もが一度は考えたことがあること。ましてやそれがビートルズなら。こんな面白いアイデアを形にしたというだけでもワクワクする。そしてこの作品では主人公を売れないシンガーソングライターにしたことで、もしもあの作品が自分のものだったらという一捻りを加えた。そこにこの映画の悲喜交々が生まれてくる。主演のヒメーシュ・パテルは歌も含めて好演。たが、なんといっても魅力的なのは、パートナーのリリー・ジェームズだ。
かつてジョン・レノンはビートルズなんてコンセプトさと歌った。ビートルズがいない世界では当然、あんな事件やこんな事件も起こらない。あの場面にはファンの中から批判をあるようだが、あれは確かに一つの願いではある。
タイトルなし
R&R、ポップスをかじってれば誰でも一度は思うだろう、Lennon / McCartney 級の楽曲を世に送り出せたらどんなに素晴らしいことかと。それが現実になる気分をちょっと疑似体験できます。ああうらやましい。気になる女性に後ろ髪引かれつつ、もっといい女がいくらでも寄ってくる、富も名声もついてくる、となればそりゃあ前進あるのみ。人生、超絶勝ち組決定のはずが...。
当代の有名アーティストを騙し世界を欺く罪悪感。他人の曲での成功で捨て去る幼馴染に対する良心の呵責。こんなに有名になってしまって、もしバレたらという不安感。こんなことはもう続けられないよ、Help Me!そんな主人公を救ったのは誰あろうあの人でした、って憎いね憎いね。
序盤から小ネタ連発で笑えます。JohnとかPaul とか普通の名前ですもんね、ビートルズがいない世界でググればそうなりますわな笑。
主人公同様、微妙にイケてない感を醸し続ける気の毒なヒロインのはじける笑顔とオブラディオブラダのコンボで最後は撃沈っす。
基本、劇中歌は主演者のいわばビートルズカバーな訳でそれはそれで悪くなかったけど、やっぱりジョンの1/fゆらぎボイスとかポールの首筋血管浮出し系絶叫シャウトとかリンゴのスチャスチャしたドラムとかがないとビートルズじゃないよねってエンディングテーマを聴きながら思ったのでした。
全体的にはすごく面白かった。
がなんとなく、焦ったさを感じるギャグなのかなんなのかわからんシーンがあってそこは見てられなかった。
時空歪み系だから最後どうするんだろうとか思ったけど、
全体的にはまとまってたし、ハッピーエンドでよかった。
音楽もすごくよかった。
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