グリーンブックのレビュー・感想・評価
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期待を裏切らない作品。
黒人の差別が残る1960年代のお話で実話です。
黒人のジャズピアニストと白人の運転手のお話。
2ヶ月のコンサートツアー運転手・マネージメントを兼ね
お金の為に引き受けた仕事だった。
一緒に行動した事で、黒人への差別を肌身に感じ、
ピアニストの彼を擁護していく。
旅に出ている間に二人の距離が近くなっていき、
最後は心を通わせ友人の様な関係になる。
グラミー賞 作品賞・助演女優賞受賞作品。
贔屓目に見るつもりは無かったが、本当に素晴らしい作品だ。
なんというか、見ていてハートが温かくなるというか
差別の話なんだけど、暗くならず笑えたりして、
一緒に応援する一体感があるというか。
なんだか幸せな気持ちになれる。
笑ってほっこりして涙がぽろり
ふつう、白人は教養があって上品で、黒人は教育がなく粗野で・・・というイメージがあり、私もそのつもりで観始めてたことに気づきました。ところが出てくるエピソードは反対のことばかり。
イタリア系移民が多いアルゼンチンに暮らしていたことがあって、白人=上品、教養があると思い込んでいた私は、粗野で下品な言動をする現地の人々がすぐに理解できず、頭が混乱したものでした。だから劇中のトニーの振る舞いは実感をもってわかります。
上品なドンシャーリーと下品なトニーがあまりにも噛み合わなくて、数々のエピソードに笑っているうちに、当時当たり前だったアメリカの人種差別的な現実を突きつけられます。白人以外はすべて有色人種ですから、私たち日本人も例外なく同じ扱いを受けていたでしょう。
単純明快でうまく出来すぎているといえばそうですが、最後は温かい気持ちになって見終えることのできる、とってもよくできた映画でした。素晴らしかったです。
最高です!
2人が兎に角カワイイ!
イタリア人と黒人が次第に親友になっていく様に感動です。特に、イタリア人の少年のような純粋さがカワイイです。凄腕の用心棒なのに「俺のボス、凄いでしょ?」と得意げな顔や愛妻家なのも何ともほっこりします。
人種差別との戦いは、観ていて悲しくなります。どうか2人をこれ以上傷付けないで!と、祈る気持ちでした。
無学と賢い人のコンビはマイシリーズにも通じるところがあり、悲しい結末になるのでは?と不安にもなりました。
感動のあまり、何が言いたいのか分からない文章になってしまいましたが
これは必見です!
こういう系って中弛みがあったりと観るのに面倒かな?と、思いましたが、最初から最後まで良い作品です。
字幕でも吹替でも楽しめる作品です。
今回は字幕版でしたが、吹替だとあの言い回しはどうなるんだろう?と、楽しみになりました。
黒人の表情の演技がまた絶妙で、それだけで「ああ、これってコメディなんだ!」と、分からせてくれるコミカルさ。あれ?NGじゃね?を上手くリカバリーすらさせる往年の演技力は、本当に2人が親友になって行く様を感じさせてくれます。
オジサン2人なのに、歳を感じさせない若々しさのある様に驚きます。
早く吹替版も観たい!と、既におかわり鑑賞を決めてしまう良作です。
良い映画を観たな。と、心から思える作品です。
予想以上の良い映画
一番心に残ったのは、バーで弾いたピアノ。演奏のすばらしさでバーにいる全員の心が1つになる場面は鳥肌ものでした。
差別の壁を越えてどんどん深くなる信頼関係、友情が自然に表現されていて、あー、観てよかった!と思える良い映画でした。
125ドルのこと
検索したらここが一番上に出てきた。
しかも100ドルで検索したのに。
みんな同じことか考えてるんだね。
というかこの映画見てる人多いんだね。
VODって「ネット配信サービス」のことなのか・・
また好きな作品が増えた
また好きな作品が増えた。
母から勧められて鑑賞。
母よ‼️ありがとーっ!とっても良かった。
世の中は、大した理由もないのに、わざわざ人間は優劣をつけたがり、本当に弱い人間が己を守ろうとする為に、それを乱用する。
差別もその代表のようなものであり、長い長い歴史の中にいつの世も存在してきた。
実話をもとに作られた本作を鑑賞し、実際にこんな馬鹿げたルールが当たり前のように存在していたのかとただただ、人間の弱さと愚かさに驚いた。
めちゃくちゃなルールを昔からあるから、、、だとか、人前では良識のある人のふりをしてど失礼なことを裏でする人だとか。見ていて恥ずかしないんかい!とツッコミを入れずにはいられないシーンが何度もありました。
ただ、そんな場面ばかりではなく、劇中の中年おじさん2人組が、お互いのことに徐々に興味を持ち始めていたり、アドバイスをしたり、守ったり守られたり。の場面がちょいちょいあって笑えるのです。
この映画を見て感じたのは、人間は勇気が必要だということ。私たち自身を変えることができるのは、勇気なんだなと。今まで自分が信じてきていた事や当たり前だと思っていた事をひっくり返せるのは、自分自身であって、その為には相手や物事についてよく考えて、よく知ろうとすることが大切なんだと思いました。
最後のシーンでトニーの奥さんからドクへかけた言葉が
とても素敵でした。
面白い、笑える、泣ける、感動できる、考えることのできる映画でした
素晴らしい作品
見ていてイヤになる糞野郎のイタ公が、最後にはなんだか愛すべき人に思えてきて。
また気どったいけすかないドクも、なんだか抱きしめたくなってきて。
たぶん私には一生わからないだろう差別や疎外感。未だになくなってはいないのだろうが、それでも今が良い時代だと思わせてくれる。
ロードムービーって、やっぱいいなぁ。
声を出して笑えるシーンがいくつかあった。だからこそ、映画館で観たら...
声を出して笑えるシーンがいくつかあった。だからこそ、映画館で観たらもっと良かった。
トニーとドクターが全然性格が違うが、お互いの良いところを尊重するのが好き。人は変われると、前向きになれる映画だった。
ヴィゴ・モーテンセンは、増量を役作りの為にしてさすがです。
人種差別
黒人の天才ピアニスト、ドクターシャーリーと失業してツアーに運転手として同行することになったイタリア人のトニー。シャーリーは演奏先で歓迎はされるものの、白人と同じトイレを使わせてもらえなかったり、同じレストランで食事することを断られたり、控室も倉庫だったりと辛い差別をうける。
凄く悔しいはずなのにぐっと堪え、プライドを保ち、心ない白人よりも遙かに紳士なのである。シャーリーは人種差別もあるが、同性愛者(実在のシャーリーはどうなのか?)の様で、それでも差別を受けてしまう。当時はまた同性愛にも理解はなかっただろうから辛かっただろう。
最後の演奏先のホテルでのレストランのシーン、演奏せずに帰ることを決めた時、慌てふためく支配人を見て黒人のウエイターが笑っていたが、スカッとしていたんだろうな。トニーも以前なら支配人を殴っただろうがぐっと堪えた、成長しました。家に修理に来た黒人の使ったコップを嫌がって捨てていたのに、シャーリーと行動を共にする中で、色々と学んだのだろう。
途中で車が故障し、トニーが車を修理している間、シャーリーは中で待っている。少し車外に出たところを農作業をしていた黒人が手を止め見ている、トニーにドアを開けてもらい乗り込み発進するまで見ている。あのシーンが印象深い。
アカデミー賞受賞、納得のとても良い映画でした。
最強のふたり系ジャンル
人種差別が色濃く残る1960年代アメリカ南部。
そこを旅して演奏する黒人ピアニスト、Dr.シャーリー。
そしてその運転手となるイタリア系白人、トニー・リップ。
この実話は最強のふたりのような感じで進む。
最強のふたり系ノンフィクション映画と言っても過言ではないと自分は思った。大好きです。
内容もとても良い。一緒に行った友人はCDを購入するに至った。
もう一度は必ず見る。
こんなバディ映画待ってました‼️
文句ない良作。こんな作品が年一くらいで公開されるのにアメリカ映画の層の厚さを感じる。
1960年代は州によっては根強い黒人差別が繰り広げられていたのはいろいろな作品で散見される。黒人の一流ピアニストと無学で粗暴な白人運転手のバディものロードムービー。おっさん二人が共に成長みせるから共に尊敬し合う。ラストも良かった。
これを見てると
最強のふたりを思い出すね、アカデミー作品賞ということでどんなものかなあと鑑賞
上映時はポスターや予告編ではあまり惹かれなかったが見ないで損してましたね
主役の2人がとても個性的で魅力がある。
とても知的な黒人ドクターシャーリーと短気で粗暴だが人間味豊かなイタリア人トニー
とにかくこの2人の絡みが面白い、トニーは最初は黒人に対して差別感情が強いがシャーリーのピアノや、人間性に心を開いていく、黒人差別がなかなか酷くて、見てて頭にくるが、ところどころでトニーは見てる人の気持ちを代弁してくれるからスカッとする
翡翠石や、ピストルのくだり、ちょっとした布石が面白い。
しかし面白い映画って言うのは興味の持続がうまいね
ちょっと見て明日にしようと思ってても
この後どうなるんだろう?なんてズルズル見てしまう。
この映画もそうなって最後まで見てしまった。
素敵な手紙、全てお見通しな奥さんの一言、ラストの余韻まで素晴らしい内容でした。
友情×ロードムービー×音楽
泣きました。
よい映画です。
友情×ロードムービー×音楽
差別、偏見を超えて、
少しずつ歩み寄る2人。
そのきっかけは音楽か。
音楽、やっぱりいいよな。
人の頑なな心を解きほぐしていく。
ピアニスト役の彼の上品なスマイルが◎
人種差別。
人種差別がどれほどのものか。
黒人専用ホテルがあったことを、この映画を見て知りました。
黒人だからだめ、黒人だからひどい目に合わす、そんな世界がきっと今でもゼロではないと思います。
グリーンブックとは、黒人さんが快適に過ごすことができるホテルが載っているブックだったんですね。
きっともっとひどいこともたくさんあったと思います。
最初はあんなに黒人さんを黒と呼び、家の修理に来た黒人さんが使用したコップを捨てるくらいのトニーが、ドクと出会い、差別をしなくなり、受け入れて、尊重し合う、そんな関係性がどんどんできていくさまを見ることができる映画です。
ほとんどが、車の中、ホテル、ピアノ演奏のみの模写ですが、その中でも2人の関係が築き上がっていくのがのくわかります。
お互いの育った環境、伝え方、表現の仕方、すべてに違いがたくさんあり、お互いがお互いの言葉の意味、意図を理解しきれないところからお話は始まります。
時間が経つにつれ、お互いがお互いを少しづすわかりだすことから溝が深まっていきますね。
ケンタッキーの骨は笑顔で捨てたのに、飲み物のゴミを拾わせるところが好きでした。
白人さんたちには嫌煙され、黒人さんたちの輪ですら、育ちが良すぎるが故に、嫌煙され、ドクは、わたしはなんなんだとすごく葛藤していました。
はったりだけでのし上がってきたというトニー、拳銃を持ったフリをしているのかと思っていたら本当に持ってましたね!笑
ラスト、ドクがいないことでクリスマスを楽しみきれていない、心に引っかかっているところが表情に出てましたね。
でもお酒を片手に訪れたドクは、寂しい時は一歩踏み出すんだよと言っていた主人公の言葉通り、勇気をだし一歩踏み出し、家にきました。
奥様とドクが対面しハグをした際に
【素敵な手紙をありがとう】と、手紙を書くのを手伝っているのがドクだって気づくあたり、さすが奥様ですね。
終わり方が好きでした。
実話ということで、こういう関係性の出来上がり方で人と人は繋がれるんだなというきもちで見れました。
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