グリーンブックのレビュー・感想・評価
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しまった!ちゃんと映画館でみたらよかった
劇場公開前にあらすじを見聞きして、分かった気になり今さらDVDで鑑賞。
好きです。王道っちゃ王道の展開やけど笑ったり泣いたりできました。
助演のマハーシャラ・アリは
映画「ベンジャミンバトン」ドラマ「ハウスオブカード」で印象にのこる俳優さんだったのにスルーしてしまってた。立ち居振る舞い、声が魅力的で要チェックの俳優さんに。
理解し合う映画と、理解し合える関係になれた、そんな気がした映画でした。
性格も人種も違う者同士が、次第に理解しあい、友情が芽生える関係に――などと先読みしてしまい、なんだか見覚えがあるなあ、などと思いながら、カードをいじりながらのダラダラ視聴をしつつ、とりとめの無いストーリー展開に退屈さを覚えて、途中で止めようかとも思ってしまったのですが、人種差別の問題も取り混ぜ、ピアノ演奏が良いスパイスとなり、次第に引き込まれていきました。それにしても、最初は騒がしい連中としか見えない主人公の家族が、最後にはとても暖かい我が家と感じられたのが印象的でした。それも主人公自らが書いていた手紙のお陰でしょうか。
差別を扱った新しい視点
育ちも良く裕福な黒人ピアニストのドッグ
イタリア系移民で粗雑に育ったトニー
まだ差別の色濃く残る南部へツアーにでる
ドッグを守るのは仕事のうちだったはずが
いつのまにか仕事の契約関係なくお互いに人として
心の交流がはじまる。
肌が黒いことも、教養がないことも
人としての価値には何の影響もなく
全く違った2人が信頼しあい助け合う姿は心が温まる。
ラストでトニーの仲間に一瞬
ドッグへの差別心や戸惑いが垣間みえるが
トニーの妻が心から喜びハグをするところがとても素敵
差別ってしていないようで
いつの間にか色のついたメガネで人を見てしまう事があるけれど
こんなふうに真っ直ぐに交流できたらいいなぁ〜
暴力は敗北、品位を保つ事で勝利を得る
この言葉が印象的でした。ずっと我慢に我慢を重ね生きて来た。
信念を貫き決してブレないドクターシャーリー
人種差別がテーマですが、コメディ伝記というだけあって明るい映画でした。
最後は綺麗にまとまって、皆笑顔のハッピーエンド!
良い映画観たなぁと久しぶりに嬉しくなりました。
最高のコンビ
とてもハートウォーミングな感動を味わった。
黒人差別が当たり前の1960年代に、生活のため黒人ピアニストの専属ドライバーとなったイタリア系アメリカ人。生きづらさを抱えた2人の、不器用な生きざまが胸に響く。人種の違いは乗り越えられることを証明してくれる作品。
「最強のふたり」と共通点を感じました。旅を通じふたりの関係性が変わ...
「最強のふたり」と共通点を感じました。旅を通じふたりの関係性が変わっていくこと、人種差別に対する視点、家族への思い、感じる点が全てうまく絡めて進みます。あたたかい気持ちで見終えました。
(ダイバーシティとか多様性とかクソ喰らえ!)これは大名作!
他のレビューでも書いたけど、ウチはロードムービー的なのが大好物だ。
本作は、違う種類の『最強のふたり』だねぇ。
(*プロットが似てるだけで別作品!星新一さんのショートショートと世にも奇妙な物語的な。)
ビゴモーテンセンて?ロードオブザリングの方だよね?
チャーリーシーンみたく、ビックリ!!!
ーーーーー
レビューしといてアレだが、この作品にレビューは要らない。
名作だ!!!
見ろ!見るんだ!そして泣け。・゜・(ノД`)・゜・。
エンディング、どうなる事か?と思ったけど、ウチ的に納得の幕で良かった。
見ながら食べたい肴】
ケンタッキーフライドキチン(手づかみ!)
見ながら飲みたい酒】
カティーーーーサーク!
ピアノの鍵盤に触りたくなる度】☆⑤
誰かに手紙書きたくなる度】☆⑤
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ダイバーシティだ多様性だてのが(悪い意味で)ハリウッドを席巻してる。
本作がアカデミー獲ったのはそんなの関係無い!と思いたい。
でも、実際どうなんだろう?!
そういう難しい時代だから、て視点で見ても良し。
もちろん、普通に見ても良し(`_´)ゞ
タイトルなし
実話に基づく話。
脚本と音楽とセンスが好き!
ドクの服装がオシャレで好み。
差別の厳しさと人の温かさ、
表現の仕方やバランスが良い。
ドクがたまに見せる剥き出しの感情や笑顔がたまらん。
緑色の翡翠石やフライドチキンが印象的。
不可視の存在
ドクター・シャーリーの演奏ツアーが十字架を背負ってゴルゴダの丘に向かう物語と重なる。
二千年前の悲劇が舞台とすれば、トニー・リップはローマ総督ピラト役なのかもしれない。
差別が制度となっていることに対する違和感は偽善で、シャーリーのピアノ演奏に酔いしれる白人の目に演奏者は見えていない。
マイナス要素が見当たらない素晴らしい作品
バディものとして ロードムービーとして、
音楽映画として、いろんな要素で楽しめた。
差別問題を軸に、全て巧くまとめられていて、
マイナス要素が見当たらない素晴らしい作品。
ドクターのファッションが素敵だったぁ~。
特に手紙を代筆してあげていたシーンの、
イエローでまとめたカジュアルなスーツ姿、
めちゃくちゃカッコ良かった!
ラストも温かくて好き!!
心地よい
アカデミー作品賞受賞したが、人種差別の社会派映画と思って、それ以外の予備知識なく大して期待していなかった。しかし、所々笑えるシーン、ほっこりするシーンがあり、良くまとまっていた。でっぷりとしたヴィゴ・モーンテセンが何より良かった。マハーシャラ・アリの気高さ、時折見せるはにかんだ笑顔が良かった。良いストーリーが進む中で、ラスト悲劇が待ち受けてるのでは、ハラハラしたがハッピーエンドで何より。
素敵なレビューがたくさん(^-^)
劇場のパンフレットにコラムを載せられるほど上手いレビューの方が多いですねえ!僕はボキャブラリー不足で脳たりんな人間なので、深く理解して読んだ人がうなずいちゃうほどの感想を書くのは苦手です(涙) 文字通り「感じて想ったこと」を書くだけなんです、この作品に関しても例えば「トニーが食べているものがいちいち美味しそうで、ピザを折り曲げて食べるやり方は今度やってみようかなと思いました。」なんてレビューを書こうと思ってました・・・以上です(笑)
小品だが、味わいが深い
あらすじ通りのストーリーっちゃ失礼ですが、下品なイタリア人の用心棒が黒人の天才ピアニストを、人種差別の色濃いアメリカ深南部に運転してコンサートに連れて行くという話です。
まるでガンジーにも通暁するような非暴力主義を貫きつつも、自分のアイデンティティについて考える黒人主人公の勇気がひとつのテーマです。
観客として、ここは相手を殴るでしょ、と思うシーンでも、主人公は忍耐する。
気品がなければ差別はなくならないという信念は、それは素晴らしいものでした。
ストーリー的には、べつにたいしたことはないとも言えるわけですが、しかしこのように勇気を持って行動してくれた多くの黒人がいたお蔭で、現在の黄色人種たる日本人であっても、アメリカ深南部をそれほど不快な差別にあうこともなく、平気で旅行できるようになったわけですから、ほんとうに頭が下がる思いがします。
コメディを作る監督ならではの軽やかさ
1960年代のアメリカ。人種差別が色濃く残る南部へコンサートツアーに出かける黒人ピアニスト・シャリーと、その運転手に雇われたイタリア系アメリカ人・トニー。
ツアーの中で受ける差別を通じてお互いに理解していく。最後はトニーのお家でのクリスマスパーティでの融合はなごむ。
コメディ作品をつくってきた監督作品だけに、シリアスな重さはなく、全編を通じて切り抜けていく軽やかさがあるし、エンディングは人っていいなと思えるようなシーンで後味もいい。
最高のバディ
バディものというジャンルは、映画には定期的にあります。
その中でも、本作は私の中でベストだと思います。
黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていくお話。
内容はシンプルですが、人種差別という重い問題を盛り込んでおり、
観づらいかなと思われるかもしれませんが
軽快なコメディを織り交ぜることによって、
その重い問題を感じつつも、とてもサラリと見れてしまう映画でした。
重い問題のみを取り扱い、映画一本分まるまる社会派
というのも、もちろん『あり』だと思うのですが
映画とは基本娯楽ですので、重い気分で考えさせられるだけではなく
軽い気持ちでスッキリするのも大事だと思います。
主役2人のキャラクターがテンプレ中のテンプレですので
物語の展開等も安心してみることができ、
また、テンプレなキャラクターであるため、物語の展開も読める分
そこで発される、キャラクターたちの言葉に重みを感じます。
毎度のことながら、映画そのもののテンポについて言及しますが
本作もダレることなく進みますので、見ていてよい心地よさがあります。
ぜひ見ていただきたい一本です。
人種を超えた友情と勇気のドラマ
アカデミーノミネート時に見逃していた本作をようやく視聴。
凸凹コンビのロードムービーとしてめちゃくちゃ面白かった!!
インテリで才能溢れるピアニストの黒人と、すぐに人を殴る荒くれ者のイタリア人用心棒。
2人の珍道中の軽妙な掛け合いがとにかく楽しくて、最後まで全く飽きる事なく見ることができた。
いや、この先もずっと見ていたい。
そう思わせるくらいに魅力的だった。
旅の中で2人の心の交流を通しての価値観の変化。
1960年代のアメリカの地域ごとの黒人に対する目線の違いも実に分かりやすい。
何せ脚本が見事で伏線回収も上手い。
泣いて笑ってぞっとして、見終わった後に人種差別に対する物の見方が大きく変わる。
キャスティングも見事、ヴィゴのダメ親父っぷりもチャーミングだった。
こんな時代だからこそ万人にオススメしたい名作。
映画館で観たい作品のひとつ
差別が色濃く残る中で、ドライバーの白人とピアニストの黒人が心通わせるお話。
音楽がすばらいので、映画館で観たい!
コミカルな部分も多く、面白いし、差別社会の勉強にもなるし、心がほっこりする映画でした( *¯ ꒳¯*)
大好きな映画のひとつ
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