来るのレビュー・感想・評価
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意味不明だけど怖かった
妻夫木聡の痛々しい明るさとか、地味な奥さんとか、色々個性的な役柄で、ビビリなあたしは途中普通に怖かった、あらすじは??の突っ込みどころ満載だけど、楽しめるぶんには良いでしょう。
初ホラー
初めてホラー映画を映画館で観ました。
と言ってもそもそもホラー映画は観ない派です。
ただ同じような考えの友達が
来るだけは観たいと言ったので、
1人ではないのであれば行けるかも!?
って事で劇場での鑑賞に至りました。
レビューの中に書いているひともいるように、
ただただ怖いだけではなく、
人としての行動等、考えされられる部分も多く、
え!?って思わず吹き出してしまうシーンがあったり、
あと除霊のシーンではあり得ないと少し萎えてしまったり、、笑
あとは、奇妙なBGMばかりでなく、ロックなBGMが流れたりと、
怖い部分と明るい部分があり、
なんとか観終える事が出来ました。
途中びっくりしてお漏らしするかと思いトイレへ立ち上がってしまったのですが、、、笑
初めは妻夫木くんが主役、途中からは岡田くんが主役となり二部作的な感覚でした。
観終わって後に、あそこはあーだった、ここはこーだった。と友達と話して
怖かったが6割。
ムカついたが4割のような感じでした。
その後友達は1人は嫌だと泊まりに来てしまいましたが、私は案外大丈夫でした。
だけど、もう絶対ホラー映画は映画館には行きません。
あのドキドキは心臓に悪いです
モヤモヤ感
妻夫木聡はあの手の役が最高に巧い。かなりイラッとさせられた。
黒木華の演じたカナはもう少し子育て頑張って欲しかったな…。子供がうるさくてヒスを起こす気持ちも、子供がいるからこそままならない事も共感できるけど、チサに向ける愛が少な過ぎた。
カナの最期のシーンでチサが言った「おまえはいらない」はカナの自分に対する負い目や罪悪感からの言葉なのかな。
でも夫…保険入ってなかったの?とか、あんなに頻繁に騒音たてて近所迷惑じゃないのかとか、関係ない人巻き込みすぎ!とか、どうでもいいけど諸々ツッコミたい。。
後半の霊能力者大集合にヒデキの社内の女がいたのは何?
とりあえず小松菜奈目当てで行ったけど、他の演者の強烈な演技に圧倒された感じ。
内容としてもう一度観たいとは思えないけど、とにかく演技は良かった。
原作を読めばこのモヤモヤ感はましになるのかな。
親への警告映画
原作を読まずに、どういう話なのかカケラも知らず、怖いというキーワード以外わからずに見た。
山にいる凶悪な得体の知れない化け物が、愛されていない子供を呼び寄せ、その子供を使って、弱い心を持つ人間を襲いに来る。これが大筋?
そして、子供は、虫を殺したりと言った無意識に生と死の境目に惹かれる一面を持つから、化け物「あれ」に狙われるのか?
かつては大人による口減らしの言い訳に、架空の化け物の存在を作り出し子供に言い聞かせていたが、架空ではなく本当に「あれ」はいるという事はわかった。
よく分からないのは、妻夫木扮する秀樹がいつから「あれ」に狙われていたのか。
小学生くらいの頃、酷い母親を持つ幼馴染みが「あれ」に呼ばれていなくなり、自身も幼い頃に家の玄関口に「あれ」が来て祖父母が生死を不気味に彷徨う様子を目撃した経験を持つ。どうしてその時に餌食にならず大人になるまで生き長らえたのか?なぜ、電話越しでの琴子によるお祓いは失敗して、秀樹は死んだの?
嘘つきは幼馴染みが連れ去られるより以前からのようだけど、幼少期の経験がもとで、からっぽの人気者キャラに自分を仕立て上げるようになったのだろうか?
幼馴染み同様、親から愛されなかった香奈に惹かれ結婚したのは「あれ」のせい?香奈との子供に、幼馴染みと同じ千紗という名前を無意識に付けてしまったのも「あれ」のせい?千紗に「あれ」が乗り移ったのは、産まれて両親に愛されなくなってから?それとも、産まれる前から「あれ」が影響しているから泣き止まず手がかかる子だったの?
妻の香奈は生い立ちのせいか暗いから「あれ」に付け込まれたの?「あれ」が絡む前から、秀樹のかりそめのイクメンブログにかき回されて実際は1人で全てを背追い込み、育児鬱気味だったのか、とっちらかった汚部屋。秀樹の友達の津田と浮気をしている。それは、津田が実は、見栄っ張りでからっぽの秀樹から様々奪うのが昔から好きで、秀樹と香奈の家に悪いお札まで置いて一家を崩壊させ、香奈を秀樹から奪うのを狙っていたせい?
その津田が死んだのは、お札を燃やされたから跳ね返りで死んだの?秀樹の同僚は何が悪くて死んだの?
色々と疑問が残る構成なのだが、あえてのオムライスシーンで、千紗本人の中身はいたって無垢で邪念がない事を示している。
彼女との子を中絶させて子供を殺した経験を持つ岡田准一と、破茶滅茶な生き方で自傷行為により子供を産めなくなったマコトが、かえって一見真面目でまともに見える秀樹や香奈や津田よりも、真実を見る目を持ち、子供を大切にしようとする意思も強かった。
SNSに垂れ流して築いている自己イメージと実際のギャップ、人に見せている顔と本音の中身が違うギャップ。人は様々な2面性を持つが、心の弱さはおかしなものに付け入られて不幸を呼び込むもと。そして、虐待されて育つとバランスの取れた心が育たず、無意識に不安定な情緒となり、そこに付け入るような心の弱い人間が周りに寄ってしまい、また虐待を繰り返してしまう。
だからこそ、
命を、子供を、見かけだけでなく本当の意味で大切にしていますか?
と、中絶やSNSが横行する社会を風刺し警告を与えるような作品だったと捉えた。
面白い!!ただオチが...
主人公 岡田准一だったんだ。
でもこう主人公となる人物を主張しない?
誰が主人公でもおかしくないような
そういう構成は嫌いではなかった。
しかしまあジョジョなみに
主要キャストが死んでいくから
最初は動揺したけど…
全体的にはなかなか面白かった!!
ほどよいグロさでほどよい怖さが良かった!
ホラー映画として見に行ってなかったから
途中怖いシーンがあると、あ、ホラーっぽい!
って思った。
ただ個人的にオチが...
オチで一気にえええええ〜そこで終わる!?
みたいなとこがある。
ところどころ説明が足りない感じがするし
投げやり感が半端ない。
まぁでもなかなか良い映画でした。
ちゃんぽんお祓いホラー
それなりに面白かったです。原作は読んでません。
漫画っぽいエンターテインメントです。
黒木華さんが真に迫っててすごく良かったです。
園長は前半は調子ぶっこいてたのに後半狼狽しまくりでちょっとプッてなります。
それでも最後時間が足りなくなったのか、尻切れとんぼな感じが残念。
高校生くらいの方なら純粋に楽しめると思う。
刺さるセリフ
ストーリーは何ということもなく、ハテナ❓❓❓が続出のままどんどん進んでいくのだけれど、刺さるセリフがね。
マコトがチサを命がけで守る場面で「他人の子だって、かわいいもんは可愛いんだよっ!!」って。
刺さったな〜。
血じゃないよね。
サヨナラ、ぼぎわん
日本ホラー映画界に新たなクリーチャー誕生かと楽しみにして観に行ったが、あれ?ぼぎわんは?
出演者の演技は文句なく絶賛でき、下手するとチョイ役レベルの沖縄のオバちゃん達や新幹線のオジサンたち、巫女さん達まで良い味出してるし、もったいないねえ。
監督は人間ドラマに焦点を絞ったのかもしれないが、カッコだけのイクメン夫と育児ノイローゼ気味の妻は夫に愛想をつかし旦那の友人と浮気にはしり、その友人は旦那に嫉妬し魔導符を渡して化け物を呼び寄せるが、やっぱり人間って怖いね、とも思えない。
いっそ香奈が魔導符を秀樹に渡して呪ったぐらいでもよかったかも。
なんで20年以上も経ってからぼぎわんは秀樹の所にやってきたのかねえ?
秀樹がぼぎわんの電話にまんまとだまされてこれ以上の絶望は無くなり殺される所はこの映画のピークの1つで非常に良かった。
元来、妖怪などは人間を惑わしたりだましたりするもので、この化け物と人間の騙しあいというか知恵比べてが物語の面白い所。化け物はルールや法則の中で活動出来、それを人間がどうやって防ぐのか、化け物はどうやって人間の裏をかいて餌食にするのか。
駅のトイレで香奈が殺される所も、最後の琴子がぼぎわんを退治する所も、化け物と人間の知恵比べの様相が出ているともっと面白かったと思う。
結局、力技で退治されてると、なんだ結局1人で良かったんじゃ?あんなに人数集めたのにね、という気になってしまう。
ホラーは苦手ですが、ハラハラドキドキしながら観ました。中島哲也ワー...
ホラーは苦手ですが、ハラハラドキドキしながら観ました。中島哲也ワールドなのでホラー苦手な方でも楽しめると思います。
役者さんが一人一人すごく良くて、強烈なキャラクターなはずなのにすんなり入ってきました。
もう一度観たいと思っています。
面白かったです。
原作を読んでから観ました。
あれをどう表現するのかという少し違った興味で見に行きました。
原作に描かれていたあれの描写がそのままでなくて良かったです。
中島監督のアレンジで本質が「人間の闇」というものになっていて、題名が「来る」だけになったのも、エンターテイメントだというのも納得です。
私的には楽しめた作品で、細かい部分で見逃したところをもう一度観に行けたらと思います。
渾身の力作
見終わってスッキリするわけではないし、ドッキリびっくりお化け屋敷映画でもないので、評価は分かれるだろうが、「怖い映画」であること、力作であることは、間違いない。
怖い、という点では、オカルト描写ではなく、出てくる人間みな嫌なところ=弱さがあり、そこが原因になって、悲劇が続いていくということが怖い。
人は誰もみな弱さがあることは当たり前なので、それが悲劇になってしまうと言われたら、そりゃ嫌だよね〜。そしてさまざまな弱さが表現されるので、誰しも一つは該当しちゃいそうな点が怖い。
俺は、妻夫木さんが演じた役の弱さに近いところがある。ビビるわ。
なにせ俳優女優は演技派ばかり。演技面では何の心配もなく、映画に没頭できます。妻夫木、黒木夫妻の話が真ん中にあり、関わっていくのは岡田さん、小松さんなので、俺は途中で、実は松さん出ないのでは、という思いにかられたくらい。しかし、そう思った時からエンディングまで、もう一つの映画があるくらいの脚本だった。
松さん、小松さんは、中島監督に見出されて二人ともよかったね。松と小松が姉妹って名前のまんまだな。
後半の凄いところは、「こういうことが、実は毎日のように、どこかで行われているのではないか」と思わせる点かな。
そして、日本で見られる除霊の展示会みたいなエンディングをお楽しみください。
ラストシーンで、岡田さんが痛がっていないのは気になった。いったい、世界はどうなったのだろう?
2018/12/27追記
キネ旬によると、「ホラーテイストのエンタテインメント」というのだそうだ。なるほど、うまいこと表現するもんだな。
2022/7/29 追記
家族が契約しているネットフリックスで、4年ぶりに観た。あらためて面白かった。それどころか今回のが面白かったかもしれない。
前半の嫌な嫌な話で心がへこたれ続けさせられるる分、後半の "祭" が際立つんだろなあ。で、確かにエンタテインメントだった。
出てくる人みな上手いからこそ、この映画、観られるのだなと、あらためて感動。
なんだか微妙な作品
映画『来る』を見てきました。
いわゆるホラー映画なんでしょうが、なんだか微妙な映画でした。
外面だけ良くて、イクメンぶりを宣伝するブログの更新に一生懸命なだけで、
実際には、子どもを育てることなど、どうでも良いと思っているの夫(妻夫木聡)と、その夫にイラつき、自らの不幸な生い立ちもあって、男に走る妻(黒木華)の姿が印象的です。
あえて言えば、怨霊の正体は、親の性と業というところでしょうか。
でも、結局のところ、この結末はなんだったのでしょうか。)
ド派手なエンタメホラー
怖い要素は確かにあるけど、完全にエンタメです。ドバァー!ザシュッ!的な、ド派手なホラーで新鮮でした。やっぱり中島監督はどっか中毒性があって独特で面白い。全国から霊媒師軍団が集まって臨むクライマックス、テンポも良く楽しかったです。
ただ、野崎と真琴があの子を育てていく的な締めだったのは、そんな簡単に子ども持っちゃーだめだろうと思い腑に落ちない・・・。でもハラハラドキドキ楽しく観れたので満足です。
あっという間の134分!
監督のお名前につられて...。
原作未読、レビューも見ずに鑑賞。
良い意味で振り回された映画でした!
いろいろなレビューがありますが、私は観てよかったです☺︎︎
てっきり最初は妻夫木くんが主役だと思っていたのに
あれ、中間でしんじゃった...
実は華ちゃんが主役か!
え、またしんじゃった...
それぞれの役もおもしろくて、さすが勢いもあり、映像もダイナミックで息を呑む。
おしりが痛くなる間もなく振り回されながらあっという間にエンディング。
出演者もみなさん目の保養でした(*^^*)
なんだオカルト映画じゃん
レビュー見ると、オカルトじゃないとか、オカルトのつもりで見ちゃダメとか、なんかいろいろ書いてあるけど、普通のオカルト映画じゃないですか。しかも、今風ではあるけどむしろ正統て感じ。ケッコウ楽しめました。
想像以上に凄かった!スタイリッシュホラー
ホラーだと思って見たけど、思っていた感じのホラーではなくて、もっと凄かったし、エンターテイメントだった!!
撮り方、見せ方もスタイリッシュ。
大友克洋の童夢っぽいとツイッターで見かけて見に行ったが、たしかに!
出演陣がみんな良かった。
小松菜奈ちゃんはかわいいし、松たか子は怪しくてかっこよかった。
霊能力者の1人が柴田理恵さんだったのは見終わって知ってすごく驚いた!!
監督のファンなので、ホラー苦手ですが、
中島哲也監督の大ファンなんで
「来る」観てきました。監督らしい
あの何とも言えないホラーテイスト。
中島哲也監督の作品って元々が
人間の中から出る怖さみたいなものを
わざと笑顔と明るい音楽で表現してて
それが恐ろしく怖いところがあり
今回、初ホラー映画な訳ですが
.
中島監督らしい人間の内に秘めた
恐ろしさだったり、只のホラーとは
また違った怖さが凄くてちょっと泣いた。
ホラー苦手なので
怖いシーンは顔あげれなかったです。
.
監督ならではな、
それぞれの視点が淡々と変わったり
映像の持っていきかたが、
アニメーションに似た映像の
変革はこの人にしか出来ない気がします
視点を変える事で映像に飽きが出ないので
ホント素晴らしいし、これからも永久に
映画を作り続けて欲しいです。
.
岡田准一さん、小松菜奈さん、松たか子さんが
美しく狂気に満ちて良かったです。
ただ、やはりホラーは苦手なのでこの評価。
でも冬休みや年末にかけて、休日何する?って
なった時にテーマパークに行かず、
この映画を一種のアトラクション感覚で
楽しむのもおススメです!!
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