来るのレビュー・感想・評価
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新しいホラーエンターテイメント
バッチバチに怖いホラームービーを期待して映画館に足を運んで、裏切られ?たにも関わらず、それでもなおメチャクチャ楽しかったという稀有な作品。
冒頭、妻夫木聡さんの演技が素晴らしすぎて不憫で仕方がなかった。このシーンの尺が若干長いのですが、星を欠くほどではないので満点。
久々にワクワクするホラーエンターテイメントを見た。
除霊時の世界観&演出、松たか子さんの存在感はかっこいいの一言。ソフト化早くしてください^_^
来ない
ホラーなんだろうけどホラーって感じでもない
霊能力者の存在感が脇役に収まらない印象の映画をホラーで括ると、あれ?これホラー映画だよね???って感じになる
賛否両論ある印象なんだけど、人間関係や人間ドラマの部分では割と丁寧に描けていると思うし、原作ファンからしたら納得いかない展開だとしても、この映画で初見のこちらからしたら全体的な流れでも特に滞りもなく、例えば、途中、主観的な主人公になり得た妻が途中で死んでしまうシチュエーションなどいい感じで振り回されて引き込まれもしましたね
特に誰にも感情移入しないキャラクター群の中で、霊媒師?などの非日常キャラが出てくるのは、テレビ画面からオバケが這って出てくるようなもので違和感しかないんですが、部屋中に水皿を並べた中での電話のシーンで惑わす「どっちかが偽物」のゆさぶりが、個人的にはこの映画のハイライトでした
少なくともヘレディタリーよりかはエンタメでしたけど、ラストのクライマックスシーンはやや拍子抜けでした
でも続編があれば観ます( ^ω^ )
人間の恐ろしさが一番の恐怖
まじで怖かった。
何が怖いって、人間の恐ろしさよ。
お化けがバーンとか、そういうのじゃなくて、人間の闇の部分が悪い存在を呼び込んでいるってところも、ある意味身に迫るところや共感するところもあったし、実際にその"何か"を引き寄せている人間の心情描写が恐怖を掻き立てていた。
でも、一つ納得したのは、「来る」べき人に来てるなって思った。
「もっと家族に優しくしてください」なんてことが解決方法だなんて、普通の人が聞いたら確かに怒りますけど、こうやって映画で客観的に観ると、確かにこういう心が崩壊してる人とかには"何か"は付け入りやすいだろうなって思う。
空き巣に入れるのは、そのお家の戸締まりに緩みがあるから。
ホラーでも、これ現実のことだったらって思うと、ある意味勉強になる。
という真面目コメントでした。
ハラハラ観れる 途中までは、
小松菜奈が実体がないものと戦うとかヤツが妻夫木を殺しやすいよう松たか子になりすまして電話し無事に妻夫木を殺す辺りはめちゃくちゃドキドキハラハラで観れました
ただのホラーだと思っていたから妻夫木黒木夫妻の闇が生々しくてすっと入ってきました
岡田くんの感じも好きです個人的に、
子役の子も可愛く泣く演技も上手で無邪気だからこそヤツに乗り移られたお芝居もより恐怖を感じました
だがしかしなんだあの終わり方は、
ヤツを消滅することに成功したのか否か、霊媒師姉はどうなったのか、、
それが気になって堪りません
なんだオムライスの国ってほわほわしすぎじゃないか
可愛いから許すけども
怖い!
怖かったです!
スタイリッシュですごくクールな怖さを感じました。
前半までの地に足がつかない展開も、すごく不安な感じで良かったです。
キャラクターがとにかく魅力的でした。
一人一人が個性豊かで人間臭くてとても面白かったです。
んー判断に迷う。
面白かった。松たか子はあんまりだったけど、柴田理恵が良かった。
最後のオムライスの歌だけ余計だった。
マンションの窓から血が吹き出したシーンが、実はケチャップだったのでは?と思えるくらい。
徐霊師の婆3人のトラックに百々目を刺されたシーンはビビりました。そこまでやる~?って感じ。
スタートから一気に引きつけられただけに、後半が・・・・・
スタートのイントロダクションから一気に引きつけられるような怖さを見せつけられただけに、後半のぐだぐだ感が何とも残念。
またラストについては「下妻物語」の中島監督ならではなのだろうが、ホラー映画としての見せ方としては非常に陳腐!
SFXも結構な凝りようだったので、「リング」のような生理的にぐいぐい来るような怖さで押して欲しかった。
この感じだとホラー映画として観るには如何にも消化不良。
ただ松たか子のエキセントリックな役所は凄く見ごたえがあり、エンドロールが出るまで本人と気付きませんでした(笑)。
名監督と名優たち
ホラー映画は嫌いですが、監督とキャストに惹かれて観ました。
とても面白かったですし、なんか感動しました。
中島監督らしい演出も多々あり、笑えたりするところもあったりです。
魅力的なキャラクターを名優たちが見事に演じてくれてました。
人間の深い闇と魔心と愛を描いてるように思いました。
ホラー映画としての評価は、普段は観ないので致しかねますが。あと原作は読んでません。
ん?ホラーなのか?
まだ原作のほうを読んでないのですが
たぶん原作のほうが面白いのでは?
って思いました。
監督が違っていたらまったく違う作品に
なったのかしら。
せっかくいい食材が手に入ったのに
自己流にアレンジしちゃったから
出来上がりがなんだか
もったいないことしちゃったなぁ〜
っていう感じ。
黒木華の怪演が唯一の見どころ
(レビュー、結構気合い入れて書いたのにサイト上に反映されてなかったのが一番のホラー)
キャッチコピーで「怖いけど面白い」とか言ってるけど、それはしっかり全体通して怖さがあってこその話。面白い部分だけ独り歩きしても仕方ないということが、制作陣にはいまいちわかってないのでは。
原作好きな人には決してお勧めできない。逆に原作未読ならそこそこ楽しめる(ラスト前くらいまでは…)
【良かったところ】
・前半3分の1の描写は原作の怖さ、叙述トリックの伏線をよく映像化できていた。妻夫木聡の勘違いイクメンっぷりの演技も見事。
・中盤、黒木華が子供を守り育てるシングルマザーと、無自覚DV夫から解放されて愛に生きようとする女性の、背反した性格の演じ方は鬼気迫るものがあった。清めの塩を踏みにじるときの彼女の笑い方が作中で一番怖かった。
・登場人物のビジュアルは全体的にすごくマッチしていた。
【悪かったところ】
・原作を高評価しすぎなのかもしれないが、映画化にあたって改変した箇所が悉くダメ、逆に原作から重要な部分を悉く削ってしまっている。
・特にクライマックスの除霊のシークエンスはマジで意味不明。結局事態を収拾したのは松たか子演じる比嘉琴子で、ほかの霊能者やら神職やら何の役にも立ってないじゃん。キャラの立ったユタっぽい人たちをあっけなく始末したのだけは高評価。
・妻夫木君の小さい頃の知り合いっぽい女の子の伏線、投げっぱなし。娘の名前と同じだったから何なんだよ。
・映像化にあたって「ぼぎわん」の正体とか、田原家に絡んだ血生臭い因縁とかの描写を全部カット。結婚式に尺取る暇あったらこっちをちゃんと書いてほしかった。
・本来名前のない怪物に、西洋の人がブギーマンと命名→訛ってぼぎわん、という種明かしがすごく好きだったのに、そこも丸カット。おかげで瀬川がただの間男にしかなってない。
・クライマックスのシーン、姉妹喧嘩してる場合じゃないだろ。真琴はもっと信念があるタイプだと思っていたのに、ただの邪魔者にしかなってない。
・行方不明になったはずの「ちさ」がいつの間にか縄で縛られた状態で琴子の手元に出現。手品かよ。
・ラスト、岡田君ナイフで腹刺されてマンションの6階ぐらいから
墜落してるけど、病院行かなくていいの?てかよくその血まみれの状態でコンビニ入って店員から何も言われなかったな。
・オムライスの歌はいくらなんでも観客を舐めてる。
期待どおり。以下でも以上でもなく。 この監督はやっぱり意味なんか無...
期待どおり。以下でも以上でもなく。
この監督はやっぱり意味なんか無いのではないかな。おもしろければいいんだと思う。
なんか感動っぽいところが出てきたら、それはすべてギャグなんだろうな。オチはオムライスの国。
妻夫木くんのムカつく気持ち悪さが大変よろしかった。
割りと好き
じわじわと来るホラーから最後の大聖戦までハラハラするオカルトぶっ飛びホラー作品
妻夫木聡演じる夫と黒木華演じる妻、そしてその一人娘に迫る"なにか"を巡るホラー作品
主演は岡田准一だが、なかなか出てくるまでかかる。
ざっくりと三部構成になっており、一部目は妻夫木聡演じる夫の視点で、彼の地元に帰るところから始まる。
そこでは、彼が今回の騒動のきっかけとなるような幼少期のフラッシュバックが挟み込まれ、徐々にホラーを加速させる。
また、妻への苦言を呈する親や結婚式での招待客が発する苦言など、人間の心の闇というか暗い部分もここから顔を覗かせる
そして何より、夫にひたすらムカつく場面が続く笑
妻の話もろくに聴かない、自分の承認欲求を満たすことにしか頭がない夫にひたすらにムカつく笑
そして、二部目ではそんな夫にムカつき、疲弊しきっていた妻の視点で描かれるわけだが、語らんでも分かるくらいに夫がムカつきます笑
謎の存在である"アレ"が徐々に迫り、周りの人間をも巻き込んでいく姿は血みどろかつド派手になっており、その辺は見ごたえとしてあるかな
人間の心の闇、暗い部分もどんどん沸きだしていくのでそこも恐ろしいということか(というよりそこを狙ってるのだろうけど)
で、3部目では"アレ"を祓うため、岡田准一演じる野崎の視点から、松たか子演じる霊媒師と日本の霊媒師が挑む壮大な儀式をド派手に描く。
そこで野崎の過去や小松菜奈演じるキャバ嬢の心の動きなども描くのだが、とにかくその儀式の派手さと言い、儀式前のカプセルホテルでの着替えのシュールさと言い、見所ありまくり笑
松たか子のパンチとタックルが炸裂し、柴田理恵の霊媒師がとってもかっこよく映る姿を堪能出来ます
中島哲也監督らしいミュージックの使い方やカット割りの多用さ、ポップで美しくもどこか気持ちの悪い映像も挟み込まれており、楽しめる。
アレの正体やら結局どうなったのよ?とかツッコミ処もありつつ、ハラハラドキドキ楽しめた作品でした!
岡田准一の最後の台詞、それこそが、この作品の感想かもしれません…(見た人は分かってくれるかな?)
ホラーだけどホラーじゃなかったー!
ここのレビューを見て原作が読みたくなった
悪霊みたいな化け物が出てくる=ホラー
程度の認識だとクソゴミホラー映画かもしれない。。
大仰に見得を切って悪霊退散する完全なエンターテイメント映画だった。
そういう意味でいうと芯を食うターゲット層は十代なのかなと思う。
訳ワカンねぇ化け物とよくわからんヤバい人が戦うのがいいよね。
こんな感じで化け物と除霊師がちゃんと殺り合う映画がもっと増えればなと思います。
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