劇場公開日 2018年1月26日

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デトロイトのレビュー・感想・評価

全167件中、81~100件目を表示

5.0今のアメリカを投影する映画

2018年2月11日
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走り去る黒人を背中から撃つ警官の映像が流れる今のアメリカを知っていると昔の出来事とは思えません。

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dilbert4216

3.5人種差別

2018年2月10日
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ホントの話。しかも今も似たような事が起こってる現実。
映画自体がどうとかでなく、胸糞悪い。

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kyocool

4.0ちわちわ

2018年2月10日
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鑑賞方法:映画館

日本人にあまり馴染みのない人種差別ですが、アメリカに行けば白人、黒人、ラテン系に次いで最下位に位置する黄色人種のおいら達です、いかがお過ごしでしょう。

扱ってる題材はデトロイト暴動における一幕です。

暴動当初の道徳が狂ってる感じだったり、今も深く根付いてるであろう人種差別の感じが、海のこっち側にいながらなんとなーく感じることができるくらいには臨場感があり、独特の雰囲気が終始流れるつくりがされています。おススメ。

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ゆとーふ

4.5Survive the night

2018年2月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

悲しい

デトロイト暴動の最中に起きた事件を扱った半ノンフィクション。
アメリカで黒人の暴動が起きると、商店を壊して商品を奪っていくのは現代とあまり変わらない。白人警官による黒人への暴力も。扱ってる時代は50年以上前でも、問題は現在でも残ってるんだと実感させる映画だった。
ことなかれ主義でやり過ごそうとする人(個人警備員)に腹立たしい感情も生じたが、この夜を生き残れ(Survive the night)って台詞は重い。考えさせられる映画の最高峰だ。

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kenshuchu

4.0胸糞悪い映画

2018年2月10日
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鑑賞方法:映画館

予備知識なしで鑑賞。暴動が起きる背景から事件までをちゃんと描いてくれているからすんなり理解できる。
人種問題の根深さは日本人の私にはちゃんと理解するのは難しい。ただ、だからこそ、人種差別から狂気に走る警察官の異常さは得体の知れない恐怖があった。
心にある差別意識は表面化するとあんなに残酷なことができるのか。
3人の警察官はもちろんだけど止めなかった州警察も兵士も狂ってる。
銃の音にいちいちビクビクしながら観た。まるで当時事件現場にいながら何も出来なかった傍観者の気分。
ホント胸糞悪い映画だった。

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あき

4.0理不尽極まりない

2018年2月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

暴動の様子から事件に至るまでの描写は、少し長いと感じましたが、やはり事件の場面はリアルな緊迫感があり、差別意識や偏見からくる暴力の恐怖をまざまざと見せつけられます。
しかもそれが公的な権力のある警官ということで、なお恐ろしいです。

事件現場のホテルに居合わせた人々は、本当に理不尽極まりないと思います。
差別意識や偏見の根深さ、公的権力が暴走する恐怖、被害者の人生等々、考えさせられる作品でした。

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nakadakan

4.5現時点での女性で唯一のオスカー監督賞保持者、キャスティンビグローに...

2018年2月10日
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現時点での女性で唯一のオスカー監督賞保持者、キャスティンビグローにより、我々観客は1967年のデトロイトという1つの箱庭に凝縮された煉獄へ2時間半に及ぶ地獄巡りへと誘われる

白人と黒人の間の根っこにある差別意識から小さな渦が生じて、日に日に双方の生活面を中心としたフラストレーションと憎悪の蓄積によりデトロイトは秩序が破壊された地獄へと変貌を果たす

この炎の絶えない憎しみの蔓延る世界には、遥か遠い銀河のレジスタンスも、アベンジャーズも抗う事は出来ない

この振り子のように憤怒が日々増幅し、秩序が完全に破壊された世界は、また、人の形を模した怪物を生み出してしまう。いや、この映画は、生活の不満を始まりとした怒りの連鎖によって生まれてくる、自らの倫理観で何かを成し遂げようとする化物の誕生プロセス、これは、アメリカのみならず日本やほかの国でも歴史上通ずるような”人間”の根底において極めて普遍的な事ではないか

デトロイトが生み出した怪物たちによる一夜の凶行により3人が命を落とし、また、生きて生還したものたちを傷を負い、苦しめられていく。その傷を負い、輝かしい夢を砕かれた1人の”人間”にが歌い上げる聖歌はまるで我々観客に、あの一夜は何だったのか、を問いかけているように聞こえた

それにしてもキャスティンビグローは監督として、1つ線を超えた監督だなぁーと改めて認識せざるをえない、いや、慣れてる人でもかなりしんどい映画ですよ、コレ

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Il

3.0アメリカの闇

2018年2月9日
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アメリカは元々侵略、弾圧、略奪など他の人種や民族の犠牲の上に築かれた国なので、アメリカ人の心の中にはどこか、他の民族より自分達が優れているといった奢りがあるのではないかと思います。
映画の中で描かれた1967年も2018年の現在もそれは残念ながら変わっていません。
トランプ政権がその表れです。
今、この映画が世界で上映されることにとても意義があると感じました。

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ryo

4.5「だれが踊ろうと自由だ」って本当は言いたかったろうに

2018年2月9日
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実話系もむなくそ系も映画として好きなんだけど、これはどちらもあまりに具体的であまりに実話で、これを観たら最後、事件の目撃者として責任を持って生きていかなければならない。
実際に証言台に立たされることはないかもしれないが、決して観なかったことには出来ない映画。

あまりに実話であると感じるところは、ハートロッカーもゼロダークサーティもそうだったように、登場人物に起きているシチュエーションからこっちが逃げられない、誤魔化せない、「いやいや映画だし」と思わせてくれない感覚。この監督の凄いところ。
監督が感じた使命感や怒りや悲しみを突きつけるような、不安定な手持ちの超接近カメラが見せる汗とか擦れとか嗚咽とか、今回はそれが40分間。

このリアリティが最後までシラけないのが凄い。英語だから演技がどうとかはよくわからないけどプロットとかメッセージを伝えるセリフを超我慢して減らしてる?ありのままこの状況なら口から出そうな言葉しか発せられていないからか。

警官役の俳優の人下手したらこの映画終わってもめっちゃ嫌われそうだけど下手な尋問も嫌味な笑顔も上司への無垢な報告もピカイチだった。若いのかな?

2回は観たくないけど人に説明される前に映画館で観られて良かった。

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たくぼっくす

3.0暴力

2018年2月9日
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暴力は駄目、差別は絶対駄目。
でも差別という言葉が存在する限り差別はなくならない気がする。差別をしない人間なんていないと思うし。自分がしていないと思っていても。
自覚があってもなくても、その心の中の差別を表に出したり蔑む気持ちを暴力に変えたり、そういうのをやめなきゃ。我慢くらい誰にだってできる、人間なんだから。
人間であることを自覚しなくなって、こころの戸締りを忘れた時に暴言や暴力が飛び出してしまう。
この映画の中で語られるデトロイトの暴動が起きた時、彼らのこころの扉は完全に壊れてた。
映画は出来事を伝えるのに最も適したメディアかも知れない。
観たあとはこのことを考える訳でもなく、じわじわ涙が出てきた。考えてなくても考えていたみたい。傷口から血が出るみたいに、何もしなくても涙が出てきた。とてもこわかった。

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Mary

5.067年からの宿題

2018年2月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

女の子の1人が、今は1967年よ‼︎と叫ぶ。
私達は、今は2018年よ‼︎と胸を張って言える?

この映画が作られ、遠い日本で公開されるには、この歳月が必要だったのかもしれない。
しかし、このデトロイトは、今ここと繋がっている。

恐怖、怖れと疑いが、人間を悪魔にする。
この悪魔に既視感がある。どこにでもいる奴だ。

長く痛ましい映画だったが、目を離せない。
素直なもの、幼い、ウブな、純粋な、そんなたわいない日常が、垣間見える。

ドラマチックな演出がない分、心に突き刺さるものがある。

このテーマをこれだけの映画にする脚本、演出、演技に脱帽した。

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Momoko

4.0スゲー腹が立つし、モヤッとする

2018年2月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

悲しい

これは、戦争ではなく、人種間の不満が爆発した暴動だっていうのがビックリする。鎮圧に戦車が導入されるんだよ⁉️アメリカってなんでも極端な国だな。

クソ警官め。今の時代だったら、後の人生なんてまともに遅れないのに❗️60年代だった事が悔しい😠💢

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レイ零号機

4.5アルジェ・モーテル事件の全貌

2018年2月8日
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鑑賞方法:映画館

近年映画界のトレンドである、人種差別をテーマにした映画だが、その代表作といえる作品となったのではないか。『ムーンライト』『ドリーム』『ゲット・アウト』そして『デトロイト』『スリー・ビルボード』など...。アメリカの社会事情が伝わってくるラインナップである。

映画.comの特集で町山さんが述べていたように、この鬼気迫る黒人差別を取り上げた作品の並びは、新旧問わない時代をテーマにしているゆえに、アメリカはこの50年で何も変わっていないということが読み取れるのである。

アルジェ・モーテル事件の全貌を描いたあの40分がこの作品の見どころだ。凄まじい臨場感・緊迫感とリアリティが我々を襲う。

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nagi

4.0救いがない映画。

2018年2月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

しかし、救いが無いのは現実のほう。
小競り合いが略奪、放火へとつながり戦争状態に。
じっと耐えて夜を生き抜く人たち。
みんなが差別主義者というわけじゃない、といっても止める人はいない。
USAの成り立ちそのものからくる宿命?

ポリティカルコレクトネスを強く言えば言うほど反発も大きくなる。
どうしたらいいんでしょうか。

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HigeKobo

4.0キツ過ぎ

2018年2月5日
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評判通り酷い話でした(T_T)

黒人を痛めつける、或いは殺す事がまるでゲーム(T_T)

ハリウッドの人種差別を取扱った映画はどれも観ててキツイ(^^;

他の州の警察官が応援で警備に来て人権問題が絡んでるから関わりたくないと言いながらモーテルから去って行くのも印象的でしたがそれにしても酷い。

救いだったにはモーテルに入り込んで来た軍人さん?が1人を逃がしてあげたところくらい。

未だにこの手の事件が無くならないのも酷い(T_T)

ウィル・ポールターはハマリ役だった!

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heran

4.5闘わないフィンとファルコン

2018年2月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

140分という長さ、上映前は「お手洗いに行きたくなったらどうしよう…」という杞憂で半ば緊張していたのが、開始して15分も経つ頃にはその緊張は全く別の緊張感に切り替わって拳を握っていた。これ程重いテーマの作品に全く長さを感じさせない。ビグロー監督作品では『ゼロ・ダーク・サーティ』が記憶に新しいが、その時も同じようにあっという間に時間が過ぎた。すぐ側で聞こえる鳴き声や怒鳴り声、銃を突き付けられ耳元に聞こえる相手の息遣いにスクリーンを通してひきつけられる。微塵も爽快ではない話と映像なのに味わう臨場感。結論から言えば「観て良かった!!面白かったね~!」と言えるような作品ではない。違ったテンションで「観て良かった…いやあ、凄かったね…;」とこぼしてしまうような映画だった。

冒頭に当時の実際の写真が要所要所に映し出され、資料映像を基に再現して作られたムービーを観ているかのよう。この冒頭部分がこの映画のキモのように思う。
デトロイトに密集して住まわされる黒人の生活が貧困と悲惨さを極め一方的に白人警察に虐められる立場に撮られていたら、全く違った感情をもって観ることになっただろう。差別行為から抜け出さない白人の姿のみならず、黒人達が違法酒場で騒ぎ暴動を起こすことを開き直り、非暴力的だったこれまでが間違いであったと言わんばかりに振る舞う姿も撮られているからこそ、この映画があくまで中立的な視点で描かれている事が伝わってきた。
モーテルでの事件に出てくる名誉除隊軍人役がキャプテンアメリカのファルコン役だし、そもそもディスミュークス君はスター・ウォーズのフィン役だし。ま、まさかここでドンパチ闘っちゃうのでは…?!とか一瞬期待したものの(この事件について事前に学習したわけではなかったので本気の期待込め)、彼らは驚くほどに無力で無抵抗。事件後の裁判シーンでも判決に対して特に誰かが声を上げるわけでもない。常日頃からこういった理不尽さを目に焼き付けられてきたのだろう。この時代に勇気を出して発言をしたり抵抗を見せたりすることがいかに無意味な事であったかが見て取れる。悔しく胸糞悪い思いでいっぱいになるシーンばかりだったけれど、とても「何してんだよ!頑張れよ~」とは思えない。
暴動により狂気に溢れたデトロイトでは、誇りを全うするより1日を生き延びる事を求められる時代であった事を学び取れる140分間だった。

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幸ぴこ

5.0憎悪が駆り立てる負の連鎖

2018年2月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

キャスリン・ビグロー監督の作品ということで鑑賞。人種差別や当時の時代背景について考えさせられたとともに、映画の構成や描写についても深く考えてしまった。
ストーリーは1960年代のデトロイトにおける暴動や、不当な黒人差別を描いたもの。テーマが重いだけに、鑑賞していて楽しいものでもなく、見ていて非常に心痛むものである。
演出という面では、本作は今まで見てきた黒人差別をテーマにした映画の中で一番私の印象に残るものとなる気がする。
一つ目にこの映画は主人公が誰かはっきりしない。これはあえてはっきりさせなかったのか、各キャラクター全体をまんべんなく描写しているように思えた。その点、どれか一人のキャラに感情移入するということはしづらいが、全キャラの感情を汲み取りながらも事件全体を俯瞰的に見ることができる。
二つ目にアーティストが登場人物であることから歌を歌ったり、曲が流れることが多く、描写の重さの緩和にはなっているように感じた。
テーマが重い映画は全体を通して鬱屈した描写が続いてしまうと案外鑑賞者は疲れるし、見る気が失せる。特に人種差別をテーマにした場合、ちょっとした鑑賞者を引きつける演出が不可欠になる。本作の場合、張り詰めた空気観から感じられる緊張感がスリルへと転換し、上記の歌や曲が1つの希望へと繋がり、鑑賞していて退屈することは無かった。本作はそのバランスが絶妙で、重いテーマは一貫して露呈していたのにも関わらず、鑑賞者がのめり込む工夫が施されているように感じた。
個人的に好きだったウィル・ポールターの演技もかなり良かったように思える。彼は悪役もこなせるのだなと感服。
キャスリン・ビグロー監督はストレートにこの事件の真相を伝えたかったようには思えない。今の現代に生きる我々の解釈で、どのように過去を見つめるべきかの道標を本作で示したように感じた。

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ジンジャー・ベイカー

3.5弱い犬ほど吠える

2018年2月5日
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鑑賞方法:映画館

4年くらい前に上映されていた「フルートベール駅で」でも目の当りにしたが、昔も今も警官が黒人を締め付ける構図は大きくは変らない。
そんな衝撃的な時間の中に投げ込まれる中盤からの展開は、息苦しさを感じつつも目を背けられずに見入ってしまった。
人種差別が酷いのはよくわかっている。でもどうにもならないのもアメリカのサガとしてわかっているからやるせない。(あんな大統領が選ばれるんだから)
平和な日本に暮らしてこの物語のどこに共感を得れば良いのかわからない、辛さと後味の悪さに包まれる重い作品でした。
キャスリン・ビグロー監督のいつもながらの問題提起は素晴らしいけど、やはり結論は見た人任せ。出してはくれないんですよね。

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むっしゅ

3.5え?ここは戦場なの?と勘違いするほど警官の尋問シーンが暴力と力での...

2018年2月4日
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え?ここは戦場なの?と勘違いするほど警官の尋問シーンが暴力と力での抑圧で怖かった。デトロイト メタル シティのデトロイトはこんな街なのか…関係ないか…。

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uzumoti

5.0不条理な人生

2018年2月4日
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抗議運動の傍でいつも掠奪が起こり、運動にケチがつく。それがアメリカ。

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Moto0615