愚行録のレビュー・感想・評価
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「怒り」に続く胸糞良作
女に生まれなくてよかった!←
※あんちブルゾン
大学生ってこんな遊んでんの?笑
おれ大学生だけど
バイトしかしてないよ?
予備知識見ない方が
三度の衝撃を味わえますね。
お前の身内いいから早く事件のこと捜査してって思っちゃいました☆
ただ、フィクションなんでしょうがないですけど登場人物の関係性が出来過ぎですね(^_^;)世界は狭い!w
冒頭のバスとラストのバスのシーン好きっす!変化してますね。
んー悲しかったー。
去年の「怒り」に続き
日本胸糞界も盛り上がってきたw
妻夫木くんゲイ役から愚行録に、、
この人すげぇわwww
恐怖
最初のバスのシーンから
妻夫木聡の演技に恐怖を感じた。
また満島ひかりの独白にも
ブワァッと鳥肌が立つ。
登場人物全員が
普通なんだけど、嫌な奴
ばかりでリアリティがあった。
観終わってから、
愚行録というタイトルの
秀逸さに背筋が凍った。
嫌な奴しか出てこないイヤミス映画
とにかく登場人物がほぼ嫌なやつしか出てこない。惨殺された感じのいい夫婦と評判の二人について主人公が調べていくうち、女癖が悪く野心的な夫の過去や、向上心が強く他人を踏み台にしてきた妻の学生時代などが浮かび上がり、主人公と妹も虐待を受けていた子供時代が明かになっていく…。
元々の原作も緻密な構成のミステリーと聞いてたけど、それを上手く映画として再構成したなという印象。主演二人の怪演など、役者陣の演技も良い。ただし過去話の、特に学生時代のシーンが多く、それを現在と同じ役者が演じてるので、学生にしては年取ってない?っていう違和感は正直あり…。
ただその辺の作りの粗さを考慮しても、傑作イヤミス映画と呼んで申し分無い面白さ。ポーランド国立映画大学出身の石井慶監督はこれが長編初作品らしいけど、そうとは思えないほど、カメラの動線のシーンの繋ぎの巧さ、印象的なショットやローアングル、音楽の効果…映画として非常に丁寧な作りだった。
ミステリーが好きな人、イヤな気分に落ちたい人には、自信を持ってお薦めできる映画でした。
俳優陣がすごい
この映画の場合、「後味悪い」は俳優陣への褒め言葉でしょう。
明確な悪意を持っている人間のほうが物語としては理解しやすいですが、そういう単純な人物は登場しません。
だから難しいと思うんですが、微妙な感情やエピソードを表現するのがどの出演者も自然で上手すぎ。
いい暮らしがしたいとか軽んじられる人間にはなりたくないとか、自分が可愛いから多少後ろめたくてもとか、観ていてつい「仕方ない」と思ってしまいそうになります。
ストーリーは意外とあるようで無かったです。
人間の愚かな行いを描くための設定を、少しずつ出していく感じで進みます。
感想を引きずりそうな予感がある方は、誰かと一緒に観て、食事でもしながら発散することをおススメします。
殺されたのは成功者?
特に観る気もなく、たまたま残業帰りにやっていたという、消極的観賞。
決めては満島ひかりとダーク調の画が良さげという事。
大学生の描写としては皆、ハツラツさに欠けていたような。
実際の惨殺描写が少ないのが良いところ?
親になると、子まで殺すことないんじゃないの?と、作り事ながら思ってしまうが、具体的描写がないのは許せる。
ダーク調の画は良かったが、学生がチャラチャラやっているところは、もうちょっとヒラヒラしたライティングが良かったかも?
土地開発を目指す男の住居としては、随分殺風景と言うか安っぽいと言うか?まぁ絵空事のような家族の死に場所として、的確な描写だったのかも。
まぁまあ楽しめた。
兄貴、事情を知っていての行動なら、ちょっと怖い。
愚行、、録、?
人間の嫌な部分、愚かな行為、最悪的状況を掻き集めて、これでもかというくらいに劣悪に仕上げている。過剰なくらいに。
その意図が読めてしまい、興醒めしてしまった感がある。
ストーリー展開は在り来たりであるし、
虐待された人間が殺人を犯すという内容、、
やはり、あくまで映画であって、それ以上何も残らなかった。個人的に。
バスのシーンは良かったと思う。
人間性の描写としてはよく出来ている。
妻夫木くんと満島ひかりの演技は素晴らしかった。
満島ひかりさん
原作を読んでから映画を見た
あまりにも話し方もそっくりで原作から飛び出してきたのではないかと疑うくらい満島ひかりさんの演技は素晴らしかった
これだけでわたしはかなり満足
原作とは違う点、省略されてる点がいっぱいあったので、原作も読むべき
そうすればたぶん映画で何を言いたいのかわからなかった人も納得すると思う
繰り返しになってしまうが満島ひかりさんの演技力にほんとに感動した
俳優たちの演技力に圧倒された
原作小説を読んでから映画館で鑑賞した。
際立っていたのは、妻夫木聡と満島ひかりの演技力だと思う。主人公の田中は、原作ではインタビュワーなので、一回も発言をするシーンがなかったため、映像化に当たって演技することは難しいのかなと思った。しかし妻夫木さんはそのような難しい役を見事に演じ切っていた。登場人物の「愚かさ」を引き出す優秀な聞き手としてだけではなく、自分自身にも闇を隠し持っている主人公の二面性が十分に感じ取れた。また、満島ひかりは心が壊れた人間を見事に演じ切り、特に終盤の罪を独白するシーンは圧巻だった。
妻夫木さんと満島さんだけではなく、登場した全ての俳優さんが、演じる役のイメージとぴったりだった。個人的には、夏原さんの取り巻きだった中山さんの女優さんのチョイスは(誠に失礼なのだが)絶妙だったと思う。
作品に登場する人たちは、当然みんな愚かな行為をしているのだが、とりわけその行為自体を愚かだとも思わず、武勇伝的に語っている姿を見ると、より一層愚かに見えた。特に、田向が渡辺と一緒に邪魔な女を貶め、その後二人で行きつけの居酒屋で笑いあっている姿には正直ぞっとした。人の不幸を平気で笑うような悪魔のような、性根が腐った人間にはなりたくない。
しかし、人のことを外見や学歴、家柄で判断したり、人を貶めてよい生活を送ろうとする行為は決してフィクションではなく、現実の世界でも十分起こりうるし、私自身にも心当たりがあることなのだ。そのことを考えはじめて初めて、この小説の本当の恐ろしさに気づかされた。
原作を未読で映画を見た方は、ぜひ小説の方も読んでほしい。映画では拾いきれなかった箇所(光子がなぜko大学に入れたのか、夏原さんの結婚後の「愚行」・・・etc)がいくつかあるので、映画と原作の2度楽しめると思う。
人の愚かさ
ある殺人事件の真相を、被害者と関わりのある人達の少しずつ証言が食い違う告白をもとに再現されていくストーリー。
愚かさと賢さは紙一重。一旦、歪んだ家族愛の果てに愚かさへと踏み外した人生は、どこまで転がり落ちるんだろう…。
遣る瀬無い思いがのしかかる重さが残る作品でした。
妻夫木聡は、最近、『ミューズアム』のカエル男に『怒り』のゲイ、そして今回と訳ありの汚れ役を見事に演じてますね。日本アカデミー助演男優賞も頷けます。
演技派揃い
この作品は、キャストの演技力が全てと言っても過言ではない位、淡々と話しが進んでいきます。人間の内なる愚かさや醜さや嫉妬が入り混じって、重くて怖かったです。まさかそこが繋がっているとは!という衝撃な結末も有りました。観終わってもずーんと重い映画ですが、たまには、このような重くて暗い映画に触れてみるのも良いかなと思ったのは、やはりキャストの演技力があってこその作品だからかなと。
綺麗にまとめていて心に響かない
貫井徳郎のミステリーの映画化です。妹が育児放棄で逮捕された週刊誌記者が1年前の一家惨殺事件の関係者に取材していくストーリーです。夫の同僚、妻の大学の同級生、妻の元カレ、夫の元カノなどへの取材を通じて殺された夫婦の素顔や、記者兄妹への虐待された過去が描かれて、意外な真相が明かされます。原作と同様に映画でも真相は会話の説明だけで、映像的なインパクトはなく、綺麗にまとまっていて、今一つ心に響きませんでした。妻夫木聡や満島ひかりが良かっただけに、言いたいことが伝わってこない感じで残念でした。
人間特有のドロドロ感が描けている作品
原作者が男性なのに、男性にありがちなことだけでなく女性特有のイヤな空気感など、とにかくどうしようもない人間社会の空気感を描いた作品。
正直救いようなさすぎてどうしようもないですが、社会ってこういう問題抱えていても言わずに暮らしている人多いのかなぁ、と。
観た後すっきり感かないので、マイナス1点。
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