雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのレビュー・感想・評価
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ギレンホールとナオミ・ワッツの世界。ギレンホールのキレ方がすごかっ...
ギレンホールとナオミ・ワッツの世界。ギレンホールのキレ方がすごかった。特に家を壊すシーン。少年は美しくクールだった。いまいち物語のツボはわからないが、妻に愛人と子どもができた話はよかった。この物語のツボ。
えータイトル、これのこと?
内容とタイトル、、
なんか、、ちがう笑
でもたしかに、タイトルがそのまま
デモンストレーション
だったら、埋もれてるかも?
いい感じのタイトルに惹きつけられました笑
ジュダルイスは
15歳?であの色気出せるのはすごい、、
から見て損はなかったです
なんだからモヤモヤする
これは解釈が分かれるだろうし、これが正解と強要しないエンディングか…
ある意味で心に問題のある主人公が人生の大きな帰路で自分の殻を割り、変わっていくのか?いけるのか?
伏線がありつつも、本質から脱線しまくる脚本が個人的にはしっくりこないかも…
ただ、ギレンホールの演技は名人芸の域に達してるわ。
エモい♡全編エモい
壊してみなくちゃわからない
自分のことさえもなにもかも
なにがどうなっているのか
組み立て直して一からやり直す
それが出来るんだから贅沢だ
この登場人物はみんな嫌いになれないなぁ
それにしてもNetflixのカテゴリー
【コメディ】になってたから見たのに…
あんま笑えなかったぞ?(笑)
ジェイク、ナオミ、クリス・クーパー
最高でしょう?こういう映画ってホント少なくて、何度でも観れる。奥は深い。深いから、この俳優陣なのだ。ジェイクは、いつからこんなに演技が上手くなったのか?クリス・クーパーみたいに歳を重ねる度イケてる男性になりたい。
ナオミの女優魂に是非、いつかオスカーを。💓
邦題に違和感
映画も印象的だったが、邦題が雨の日は会えない、晴れた日は君を想う──となっていたせいで、よく憶えている。
よく知らないのだが、外国映画の邦題は誰が付けるのだろうか。
わたしの想像だが、配給会社の社内で「こんどはきみが付けてみろよ」みたいな感じで振られた職員が「え、いいんですかあ」とか言って、えいやと付けるんじゃなかろうか。
わたしは大昔から無粋な邦題に気をもんできたが、何も変わっていない。どうでもいいと言えばどうでもいい──のかもしれない。
しかしわたしだけでなく、大勢の映画ファンが、長年にわたって、付け焼き刃の邦題を問題視してきたはずである。そのまま表記するか、直訳するか、たんにカタカナにすればいいのである。
人様の映画に、なぜ、名付け親がいるのだろうか。
なぜそんなことが許されてしまうのだろうか。
IMDBには、その映画の、各国の公開時期が載っている。そのJapan欄だけが、各国とは異なるタイトルが、日本語のローマ字表記で書かれているのである。
なんか──すごく恥ずかしい。
邦題を付ける機関は、いったいどんな状況で、映画の題名が発声せらるる──と考えているのだろうか?
「なんていう映画?」→「えっと『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』っていうの」
こんな会話が成り立つと考えているんだろうか?
日本で、外国映画の会話が成り立たない理由に、邦題のいい加減さがある──個人的には本気でそう考えている。
タイトルを聞かれたときに「忘れた」とか「なんだっけ」としか言えない。なぜ言えないのかといえば──こっ恥ずかしいからだ。とてもじゃないが、雨の日は会えない、晴れた日は君を想う、なんてタイトルを発声することはできない。
これを名付けた誰かはデイヴィスの悲しみに寄り添ったつもり──なのは明白だ。
しかし、この映画は、叙情をみるのは人それぞれに任せてあるからこそ「解体」と簡潔に命名されたのではないだろうか。叙情が題に露われてしまうのは下世話で、ばあいによっては改ざんともいえる──と思う。
なぜなら、深淵に追い詰められた彼の闇を『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』でポエムに流してしまっているからだ。
このタイトルは主人公の抱えた複雑な心象を──妻を失って悲しみに打ちひしがれた男──に単純化してしまっている。この映画は、そんなポエティックな話じゃない。
こういった話はAn Officer and a Gentlemanが愛と青春の旅立ちと邦題されてしまった時より前から山のように転がっていた。積もり積もって人々は映画の話を避けて通るようになったのである。どう考えても、日常会話のなかに、愛と青春の旅立ちはそぐわない。
ただし、邦題の方法が改悛されるとは、思わない。企業というものは頑迷なものである。
本題とチルダでつながった副題のある邦題をレビューに転載するときの、あの一抹のこっぱずかしさ。
邦題の名付け親にはぜひそれを大声で連呼してもらいたい。
大人の反抗期。
・他人に興味が持てない主人公
・自分の事だけ中心に考えて生きている主人公
→猿がお互いに毛づくろいしているように人と関わりたいけど、どうしたらいいかわからない
→妻が死んで急に周りが心配してちやほやしてくれたけど、それも居心地悪い
→嫌われたくない願望強い
→誰かに怒りを感じても抑え込む、妻に対してもそうだった
→憎しみすら抑え込んで、無感情になった
・私が死んだあとに好きになってみろという妻の仕返し
→妻は妻で葛藤している人物だった
・自分がなにに怒っているのかを分解して考えた
・妻の父に対しての怒りがあった
・妻に対しても怒りがあった
・それをぶちまけてやっと自分以外のことが見えるようになった
・すると死んだ妻が、だんだん好きになっていく
(徐々に感情が露わになっていく推移が非常によい)
・自分と同じように葛藤している、コールセンター女の親子の存在もあって、主人公は自分で自分を癒していく
・自立、自己治癒の映画
・エンディングテーマが非常に味わい深い(Half Moon Runというフォークバンド)
【”心の修理は車の修理と同じ。分解して組立て直す。” 心情表現が不器用な男の”迷える魂、再生”の物語。】
ー ”雨の日は会えない、晴れた日は君を想う”良い邦題だと思う。 ー
妻、ジュリアを突然の自動車事故で亡くしたデイヴィス(ジェイク・ギレンホール:少し世間常識からずれた人を演じさせたら、天下一品。今作でも見事である。)は妻が運び込まれた病院のICU病棟で、自動販売機でチョコを買おうとしたが、”故障”で買えない。
彼は、自動販売機会社に起こった出来事を手紙にしたため投函する。”妻の義父の縁で務めている金融会社”に通勤する途中の列車の中でも、見知らぬ男との会話で”妻が死んでも悲しくない”と言い、非常レバーを引いて列車を止めてしまう。
ー デイヴィス、相当、参っているのか・・? -
ある日の”夜中2時”に自動販売機のカスタマーサービス嬢カレン・モレノ(ナオミ・ワッツ)から電話が入り、言われた言葉。”4通の手紙を読んで泣きました・・。”
ー この人も、相当参っているのかなあ・・。夜中の2時に電話って・・。 -
(名前は後日、通勤途中で分かるのだが・・。この場面はちょっと無理がある気がした・・。)
この電話を切っ掛けにデイヴィスの”解体作業”が始まる。
ー 映画の原題は”Demolition"である。 -
■デイヴィスが解体したモノ(映像で確認できたモノ)
・妻が”亡くなる直前、運転しながら修理してくれと言っていた”冷蔵庫
・会社のデスクトップパソコン
・見知らぬ家の解体を241ドルも払って遣らせてもらう・・。(呆れる作業者たち、そりゃそうだ・・。)
ー 家の留守電メッセージも相当変わっていて、義父も激怒。そして、義父からは解雇通知にサインしろ!と迫られる。(そりゃそうだ・・) ー
カレン・モレノの悩みの種の一人息子クリスとは馬が合い、”相当危ない遊び”をしたりする。
ー クリスも、色々悩んでいるのだろうなあ。自分に正直すぎるのだよ・・。似た者同士に見えるよ・・。 -
そして、とうとうブルドーザーまで借りて来て、自宅を解体し始めるデイヴィスとクリス・・。
ー 自己治療かなあ、二人とも・・。 -
■が、作業中、妻のクローゼットからデイヴィスが見つけたモノ・・。
デイヴィスは妻ジュリアを偲ぶパーティ&奨学基金設立発表の場に、カレン・モレノと出席。
怒る義父(そりゃそうだ・・)
だが、妻の遺したメモの件で、義理の母がある事実を話し・・。
<人間の心の複雑さと、善性を少しだけ”捻って”表現した作品。
ジェイク・ギレンホールは矢張り、素晴らしい俳優であることを再認識した作品でもある。>
ある意味、バイオレンス映画
奇人や風変わりな人を演じさせたらジェイク・ギレンホールの右に出る人がいないね。妻を突然、交通事故で亡くして、立ち直るまでのシンプルなヒューマンドラマだから、普通の俳優が演じたら平凡な映画になったと思う。
奥さんを亡くして、おかしくなったんだか、元々感情が抜け落ちている男なのか、まったくわからないからどんどん惹き込まれて、先が見たくなる。また、音楽の使い方がいい。カレンの息子が、Freeの『Mr. Big』に合わせてドラミングしたり、デイヴィスがHeartの『Crazy On You』を車中で熱唱したり。音楽を楽しむことによってデイヴィスの気持ちも上向きになっていく。
カレンの息子との交流が一番良かった。ラストにうまくつながってる。ジェイク・ギレンホールはこういうミニシアターで上映されるような映画があってるね。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では個性が出てなかった。
再生の物語です。
原題は「解体」、これでは見る気しませんね(笑)。
心の穴をふさがないまま大人になってしまった主人公が、
妻の事故死によって、露わになった自身と向き合うことに。
暗喩が非常に多く使われている内容で、
一度見ただけでは、??となる箇所も多々。
もし引っ掛かりが持てたら、ぜひウィキって見てください。
問いかけの深さに震えます。
邦題は長すぎて、とても正確に覚えきれませんがw
ラスト近くになって、謎が解けます。
しかもわざと反対の意味に訳しているのは、
今回に限って、邦題としてはよくできています。
主人公の出した答えは、哀しいほど美しい光景となります。
ラストで子供たちに交じって走る姿は、生を肯定できるいい表情になっています。
シャルル・アズナブールの「ラ・ボエーム」の流れる海岸のシーン、
切ないほど美しいシーンです。
ディストラクション ギレンホール
ジェイク・ギレンホール主演って事とタイトルのみの知識で鑑賞。恋愛映画かと思ったらそうではなかった。
うーん、正直何を描きたいのかよくわからなかったな・・・。失ってからその大切さを発見する話?それとも観客に問いかけて答えはそちらで見つけて、みたいな?
喪失感とも違う説明できない感情や破壊衝動は何となくリアルに描かれているなと思ったが、やはりテーマがよくわからない。ジェイク・ギレンホールが良い、という評は沢山みたけども。
短いショットを繋ぐやや実験的とも言えるシーンや独特の音楽の使い方。映像的な完成度は高かった。でも好みの映画ではなかったです。
rebuild
解体し、建て直す。人の心も同じ。バラバラすることでしか見えなかったり、分からなかったりする、不器用な感情たち。今の自分、過去の自分、全部自分だけど見えなかったもの。一つ一つの描写が過激で思い切り過ぎてたりでハラハラするシーンも。登場する人物たちのストーリーが気になった。
予想に反して良い映画
この映画のことは何も知らず、番組表の短いあらすじだけで何気なく観た映画だったけど、とても良い映画だった。
原題は「破壊」。奥さんが交通事故で亡くなっても泣くことができない。奥さんに修理を頼まれていた冷蔵庫を直していた時に逆に壊してしまう。それをキッカケに思い出のあるものを次から次に壊していく。何日かして偶然奥さんのちょっとしたイタズラのメモを見つけて(それが日本語タイトルの言葉)
初めて号泣する。
日本語のタイトルの決め方、すごく良いと思う。
終盤に出てくるほんの数分なのに、そのメモによって主人公の心がす〜と解けていくとても大事な言葉。そして立ち直っていく。
確かに破壊するシーンがたくさんあるけど、この映画はそれが重要ではないと思う。
最後に前向きに生きて行こうとする主人公の明るい表情もなんか良かった〜。
久しぶりに良い映画を観た👍
男やもめに蛆がわく
男に再生なし。
いろいろ別れはあるけれど、時を経て振り返ってみるうちに寂しさ、恋しさ、愛情、感謝・・を思い起こして美しき思い出にグッとくる
・・ってのは男の典型的なセンチメンタリズム。
「男やもめに蛆がわく」とは洋の東西を問わず真実なのだろう。
「破壊と再生」と好評するレビューが多いけれど、僕は正反対の感想を持ちました、即ち男とは徹頭徹尾再生能力なき存在。過去を引きずる生物、
だということ。
エンディングでさめざめと泣く男と義父の姿。あのあと再生とかあり?
監督は「壊せば壊すほど実は何も壊せていないデイビス」を嘲いながら哀れみを込めて男という性を描いたのではないかなー?
例えば離婚した女性がこの映画を観たら反吐を吐きこそすれ感動はしないでしょうね。
生身の妻はほとんど登場せず、男の独り言のみだし(笑)
そして、
原題は「破壊」ですが、あの破壊行為は、半分は亡き妻への思い出を高揚させる“自己憐憫”の形。そしてあと半分は愛情の冷めた妻に対してと、終わっていた結婚生活そのものへの苛立ちの鉄槌。
あんまり正直に言ってしまうと取り返しがつかなくなるけれど男ってこの半分半分、あるはずですよ。
そこをはっきりとあの破壊行為で暴露してくれたことが、ちょっと痛くてみっともなくて 凄く面白い映画でした。
つまり男どもの破壊は再生ではなくマスターベーション(自慰行為)ってことで。
だんだんまともになっていくデイビスよりも妻の死の前後のアスペルガーなデイビスのほうが魅力的。
リセット
人は誰しも、困難に陥った際に時間を置くや気分転換するなどの対応を行いますが、妻を亡くした彼のリセット方法はかげきでした。
そこが少しついていけなかったかな。
もう少し再生する様を見せて欲しかったです。
そのとき必要なことはそれぞれにある
親しい人を亡くして悲しいときは泣く、皆が皆そうじゃない。感じた気持ちは同じでも。また立ち直るために必要なこともそれぞれ違うのだ。
主人公デイヴィスが何かする度言う度に、この人は妻ジュリアとどんな風に暮らしてたんだろうどんな夫だったんだろうと、どのシーンでも頭の隅で考えてた。
後半までの主人公の常軌を逸した行動に正直共感することはない。再生にはあの破壊が必要だった?でも共感できなくても心が動く、観てよかったと思える、好きになることもあるんだな、と気付かされ不思議な気分になる映画でした。
カレンとの出会い方も変わった形だったけどロマンチック過ぎないのがいい。カレンとデイヴィスの恋愛物語でないところがよかったんだと思う。居座ったことに驚くけどこの親子と一緒にいることも必要なことだった。
息子は雰囲気のある子で印象的だった。
ポストイットに亡き妻の愛をみて泣ける。
子供はデイヴィスの子だったと思う。
あんまりないことだけど、邦題がいい。
1回観ただけでは到底理解できない
表面的なものを見ると、そこまで優れた作品とは言えません。妻を失った男が、自分の心を理解し、取り戻していくというもの。
「ダラス」ほどのドラマはないし、展開としては目立ったところもない。
と思ってたんですが、りゃんひささんのレビューを読んで納得。どこまで意図されたものなのかはわかりませんが、そうであれば話はつながります。
ただ、(僕が見逃しただけかもしれませんが)そのメッセージは伝わってこなかったので、作品としては結局どうなのだろう。
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