バジュランギおじさんと、小さな迷子のレビュー・感想・評価
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今年上半期1位、いや、もしかして人生トップ5入
スケールが大きくて感動、ユーモア、絶景、キャストの演技、などなど魅力満載、映画館で観てよかった!
長くても長さを感じなかったし、子役の女の子がホントにかわいいし、バジュランギの純粋さ、彼の周りの人々のあたたかさ、
ちょっと無理に辻褄つけているところも、エンディングがベタなところも映画的でむしろ楽しめるし、次に観ても泣いちゃうと思う。
今年上半期は間違いなく1位だと思うし、今後も心に残る映画の上位になりそう。
日本で劇場鑑賞できる歌って踊りすぎないインド映画(特にロードームービー的な)には当たりが多い。
【チャーリー】【きっとうまくいく】などもお気に入り。
冒頭から前半 ☆☆☆ 前半から中盤近くウトウト…と (-_-)zz...
冒頭から前半 ☆☆☆
前半から中盤近くウトウト…と (-_-)zzz
中盤 ☆☆☆★★
この辺りから段々と面白くなって来る。
後半 ☆☆☆★★★
そして…。
クライマックス ☆☆☆☆★
もうあかん。(/ _ ; )
これ搾り取られるヤツだ!
なんとか決壊は免れたのは、前半部分に乗り切れなかったからで。もしそこをクリアしていたらクソやばかったな〜。゚(゚´Д`゚)゚。
2019年4月7日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン2
世界を救うのは何か
ムンニーの純真爛漫な言動と
パワンの一途さがいいです。
あやしい流れになってきたとき、
こうなって欲しいという観客の思いを
全部叶えるハッピーエンドな
ストーリー構成が安心。
紆余曲折あっても、
正直な行動をして苦労した人は
ハッピーになるべきなんだー。
現実は、
そうならない事が多いのだから
せめて、
スクリーンでは理想に浸りたい。
インド映画はドップリ浸れるです。
良心と、こうありたい心の姿に。
人と人とを繋ぐものは
なんだろう。
ある人は宗教
ある人は教育水準
ある人は歌、
私も漠然とそう思ってた。
本作は、
違う切り口で、
人類の最大課題の解決を示してました。
「バカみたいに信じること。」
ヒンドゥー教とイスラム教の宗教や
インドとパキスタンの国家などの
避けがたい対立の現状のなかでも
必ず良心をもつ人はいる。
良心が繋ぐパワーのスゴさが
体感できます。
良心が生み出す奇跡を
159分にちりばめた良作です。
おすすめ。
シンプルに楽しい!
インド映画らしい、楽しくてスッキリと後味のいい良品。
とにかくシャヒーダーちゃんがめちゃくちゃ可愛くて、パワンの度を越した正直さが笑えて、後半のロードムービーも楽しくて、もちろん音楽も最高で、小難しいことを知らなくてもシンプルにエンタメとして楽しめる。
最後まで観るともちろん「国境や宗教や歴史を越えて、人と人とは分かり合えるのか」みたいなテーマについて考えざるを得ないわけで、あんまり洋画とか社会派の映画は観ないっていう人の入門編としてもとてもいいんじゃないかなぁ、長いけど。
ただ、ラストの兵士?のセリフと行動は、現実にはこうはならないよな…と思ってしまった。それとも日本と違って、インドやパキスタンではあの行動はリアリティがあると受け止められるんだろうか。
これ、今の日本と韓国に置き換えて作ることも可能だよな。
韓国から旅行に来てた口のきけない子供が親とはぐれて、日本人のレイシストと出会って…みたいな。誰か作ってくれないかなー
3回繰り返します、これは世界一
過去最高作品じゃないかと思える映画なので、書かせてください。
映画を見終わった後の階段で、若い女性が「インドとパキスタン、仲が悪かったんだ。」という会話が聞こえました。
映画の役割って、これだと思うのです。
知らなかったことを知らせること。
世に広げること。
彼女たちが見ようと思ったきっかけが、どのようなものだったかわからないけれど、見終わった後には、自分が少し変化する。
この映画がどれくらいの評価を得たのか知りませんが、私はこの作品にノーベル平和賞並みの価値を与えたいと思いました。
一人でも多くの人に見てもらいたい。
この映画で涙を流すことができて、すごく嬉しかったです。
最後のシーン。
国境の鉄条網を挟んだ両側にいた人々の数。
私がいちばん感動した場面です。
あれはただのエキストラだったのでしょうか。
これだけの人たちが、変えたい 変わりたいと願っているのなら。
世の中は確実によくなるという、希望をもたせてくれる映画でした。
主人公の信念を曲げない生き方にも感銘を受けました。
真心をもつ者には、真心をもつ者たちがが寄ってくる。
映画の力を感じさせてくれる作品でした。
出逢えてよかった。
とても素敵
シンクロ率80%、涙腺120%今年のtop10の1本
インドもパキスタンもとても豊かになりましたね。
昔はインドとパキスタン、殺し合いをしていたのにね。
モスクに異教徒が入っても良いというのを始めて知りました。
バジュランギ叔父さんみたいな人が沢山居れば世界はもっと平和に成るのに。
「復讐は、ニュースになるが、愛は、ニュースにならない。」←TV局
昨年公開の「パッドマン」に続き素敵な映画を作ってくれてるポリウッドの皆さんありがとう。
最後の3~40分涙腺大洪水。
すごいすごいすごいすごいすごいすごい!
9 いやあ 感動した。もう多くの人の評価で言い尽くされてるけれど、俺も「観て感動した人たち」のひとりになれて、ほんとうによかった! 阿佐ヶ谷まで来た甲斐があった‼︎
インドで迷子になったパキスタン人の喋れない6才の女の子を、インド人のひとりの若者がビザもなしに、パキスタンまで送っていこうとする話。
送るはめになる前半、実際に送って行く後半、それぞれじっくり見られます。
なにせ159分。インド映画だから当たり前とはいえ、2時間40分ですからね。送るハメになるまでが、時間的には、長い長い。
オープニングの祭でフルコーラス5分踊りまくり、主人公パワンの人生振り返りを15分みっちりやり、少女を笑わせるために、またフルコーラス5分踊り、と「だから長時間になっちゃうんだよ」と教えてやりたいくらいだけれど、本編は思いの他長く感じないんだよね。
どのエピソードも必要に思えるのと、音楽がインド音楽でありながら欧米的にもなってきているからだろうか?
それにしても、シャヒーダの可愛さはずるいよね。全編通してそれがぶれることはない。エンディングまでずっと。ずるいよ、泣けるよ。
インドとパキスタンの関係、ヒンドゥー教とイスラム教の関係、クリケットが両国でどれくらい人気か、が手っ取り早くわかります。こんなに犬猿なんだな。
パキスタンのモスクで、主人公に「君らはどう祈るんだったかな」と聞かれたイスラム教の導師が、主人公が信ずるヒンドゥー教風に祈るのを見て、導師の懐の深さに、少なからず心を動かされた主人公が、エンディングまでに、果たして同様の行動をするだろうか、という点も注目して観てね。
ああ、面白かった!
Smiling Buddhaは笑えない!
映画にもなった実在の死刑囚へのオマージュ、芝居、言葉、わからない事が多過ぎる。
その複雑さはグリーンブックよりも、クランズマンよりも複雑なのかもしれない。
なにしろ、核兵器(Smiling Buddhaは笑えない!)を突き付けあってるひとたち同士。
しかし、その映画のレシピは、ブックよりも最大公約数は下げて、クランズマンよりも笑って踊る。
火中の栗を戻しに行く主人公。
インドとパキスタンのひとに向けて叫ぶキャスター。
もう争いは終わらせよう!
でも、もっと印象的で雄弁だった事。
迷子の女の子はインド人にもパキスタン人にも、ヒンズー教徒にもイスラム教徒にも微笑んでいた。
手を合わせるのもヒンズー教式、イスラム教式、両方ともやっていた。
大人が非常識な上に、金や争いの事しか考えないなら、
政治は子供に任せればいい。
子供にはできない?
無理?
不可能?
少なくとも、嘘はついたが隠蔽は無い、なんていう子供はいないでしょ。
おでこに手を当てて、、、あちゃー。
Easy to be happy♪って感じ
親とはぐれたパキスタンの女の子をインド人青年が故郷まで送り届ける話。
カシミール地方を巡っての両国の緊張状態とかくらいしか知らないけど、日本に置き換えたら北朝鮮に返す感じか?
とてもじゃないけど主人公のようにはできないな。
ともすると重くなりそうな話でも、いつものインド映画らしく、「細けぇことはいいんだよ」とばかりに歌って踊って笑わせて最後に泣かす。
人生はもっと単純に考えても良いんじゃないかと思わせてくれます。
愛と笑いと涙のインド映画
インド映画、初めて見たけど、人気のある理由がよくわかった。
単に歌あり踊りありだけではない。人間社会が共通して持つ、正義、愛、優しさ、弱さ、矛盾…といったものを、わかりやすく共感しやすいストーリー展開、魅力的な役者による確かな演技力で描く、極上エンターテイメントだった。
キネカ大森で、もぎりをする片桐はいりさんに出会えました!
真に尊重するということ
イスラムの神の加護を求めて訪れたインドで、ひとり母親とはぐれてしまう、声の出せないパキスタンの少女、シャヒーダ。偶然出会った彼女を親元へ返すため、命懸けで国境を渡ることに決めた、「バジュランギ」おじさん。国も国境も、年齢も性別も違う2人の、故郷へ帰るためのロードムービー。個人的には「グリーンブック」より心動かされました。目頭を押さえても、ぽろんぽろんと涙が止まらない、ボリウッドの傑作。
愚かしいくらいに素直で優しいバジュランギ、何にも興味を持たず、何にも秀でない、「0 ゼロ」と呼ばれた彼が、シャヒーダーを必ず送り届ける、と誓ったとき、その目にハヌマーンの力を宿します。このあたりは「ライフイズビューティフル」を彷彿とさせる、優しい覚悟の描き方。また、とはいえ、見ず知らずの子にどうしてそこまで?という疑問を打ち消す、天使のようなシャヒーダー。大きな目でニコニコ首を振る仕草が可愛すぎて…… この子を見捨てられようか!という説得力。台詞なしであの表現力も素晴らしい。
恥ずかしながら印パ関係には決して明るくない私ですが、熱心なハヌマーン信者で、肉食を嫌厭し、モスクに入ることもためらっていたバジュランギが、シャヒーダーのためにイスラムの聖堂で祈り、祈祷の歌に涙する、それがどれだけ美しいことかということはわかります。
歌が長い、とか、歌が長い、とか、ここまできて、最後のカットのボリウッド感!とか、人により驚くかと思いますが、それもご愛嬌。とにかく素晴らしい作品、泣きすぎて次の日は目が腫れてしまうので-0.5
2回目も号泣‼️
1回目に見たときはあまりの感動に全く言葉にできなかったので、その感動が本物だったか確認の意味も込めて再鑑賞。
そしてやっぱり号泣。。
大筋は予想通りのストーリーだけど、そのなかに笑いと涙がいっぱい。
インド映画らしい音楽やダンスがふんだんに散りばめられていて、色鮮やかなシーンも沢山。それとは対照的なパキスタンでの音楽、山岳風景が素晴らし過ぎる。
見た目や信じるものが違っても、みんな同じ人間。誠心誠意対応すれば、必ず思いは伝わる、わかり合えるのだと信じさせてくれる。
彼らのことをもっと知りたいとおもった。
次から次へと心震わせられる。
見終わった瞬間にまた見たくなる。
何を言っても上手く伝えられないので、とりあえず色んな人にこの映画を見てもらって、この感動を共有したい!
彼が危険を冒してまで密入国した動機は、愛でした。
とにかくお人好しで、嘘がつけず、曲がったことが大嫌いなパワンが、口のきけない少女を保護する。次第にパキスタン人であるとしりながらもほうっておけないのがパワンだ。そんな彼にラスィカーが惹かれる感情も自然な流れ。また、ジャーナリストチャンドが手助けし、隊長や刑事が彼を認めるのも人としての義侠心だ。インドとパキスタンの政治的確執、宗教的反目を真正面からとらえながも、説教臭くなく、ちょっとウェットをからめ、けして卑下せず、相手をくささない。だから素敵な感情がこみあげてくる。とりわけ目新しい筋書きでもないのに、ほぼ満席、周りでは何人かの鼻水をすする音もうなずけた。
パワンみたいな人間がもっと増えれば、争いなんて生まれないのにね。
字幕の力。ストーリー、音楽、全てが圧巻!
当方インドに少し住んでいたことがあるため、インド人とパキスタン人との間の確執(もちろん人による、全く意識しない人も現地人でも沢山いる)など、目にしたことがあるのだが、それを踏まえて、バジュランギおじさんの真のやさしさ、ストーリーには胸を打つものがあった。
また、これまでは日本語で見られなかったのだが、今回日本語字幕が付いたことを非常に喜ばしく思う(実は以前飛行機の機内で見ていたのだが、日本でも公開されればいいのに、と思っていた)。
現地の言葉(ヒンディー語)を多少解するのだが、字幕は非常に秀逸で、よくこんなに意味を吟味し、情感のある短い言葉にうまくまとめたな、と感動するものであった。日本の人にもっと見てもらいたい。
カシミールの美しい光景を眺められるのもよい。
多くの人に味わってほしい作品である。また、こうしてこの映画が日本で再公開されていることから、インドとパキスタンの間の問題も、平和的解決を心から望む。
全144件中、41~60件目を表示