オブリビオンのレビュー・感想・評価
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SFのワクワク感が詰まった作品
「2001年宇宙の旅」は私の最も好きなSF作品。宇宙シーンはこの映画を思い出した。荒廃した未来世界を移動するポッドやドローンなど未来の乗り物や兵器は凄味や恐怖覚える。リアリティもマズマズいいが。ただネタバレになるが、トムクルーズ演じるクローンが主人公になっている事により何でもありにしてしまう。特に最後の愛する二人の再会となる不思議なハッピーエンドに繋がるのはしっくりこない。邪悪なテットの正体もイマイチ分からないし…。
今度もまた“彼女”を救う。“変えられぬもの”があろうと…
ここまで翻弄され続けるトム・クルーズは新鮮な上、キュリレンコは都会よりも自然に置くとやはり輝く(マリックの『トゥ・ザ・ワンダー』並みにハッとするほど綺麗だった)。もう一人のヒロイン・ヴィカも死してなお切なかったね。幾度生まれ変わっても、ジャックと別れる運命だから(きっとジャックに相棒以上の想いを秘めてたんだろうな)。
出だしの“単調な一日”をもう少しカットして、ジュリアの出会いを早めに起こせば、より傑作になってたかも。そこだけが勿体無いが、以降はとにかく面白い。ジェットコースターのように話が二転三転していくから!
ただ上手く言葉で映画を語れないのが悔しい限り。これからもっと堪能して、魅力を誰かに伝えていきたい(涙腺緩むし、「最期」と「最後」がとにかく美しいので)!
映像美と造形美
再観賞。
以前はトムに集中してしまって、それほど良いとは思えなかったけど、あの乗り物やドローンなどの造形や映像美、これがなかなか最高でして…
トムだからとアクションシーンや戦闘シーンに集中してしまうと、せっかくの映像の凄さを取り逃がしてしまうことになると気づきました。
あらためて観賞して評価が上がりました。
スターウォーズ+2001年宇宙の旅+月に囚われた男
アッと今の2時間だった。
これぞSF映画。
スターウォーズ+2001年宇宙の旅+月に囚われた男
このSFの名作3作が足し算されたらこれになった感じです。
見える世界が途中から180度変わる感覚が面白かった。
監督が「トロン:レガシー」の人で画が綺麗。トムたちが住む空中庭園が...
監督が「トロン:レガシー」の人で画が綺麗。トムたちが住む空中庭園が、核で汚染され荒涼とした地上と対比されとても幻想的。メカニカルデザインも未来的で良い。けれど逆に重みがないせいか、日本のCGみたいな浮いてる感じもする。
話は敵だと思ってたのが実は人間でした、とそう意外でもない内容で、箱をあけたらモーガン・フリーマン!ってのや、トムは死んだけどクローンで我慢してというオチもそれでいいんだろうか…と思ってしまう。
内容的に「アイランド」と近い印象をうけたが、真実が明らかになっても世界観が広がらないのは首謀者のテットがよくわからないからだろうか。
期待以上
に良かった。公開時に見逃したので中古DVD購入して鑑賞。人工構造物と自然の景観が素晴らしく、メカニックデザインもとてもいい。攻守逆転のどんでん返しだけでなく、クローンを絡めた所が面白い。テットが完全自動機械とすればテットを地球に寄越したのは何者なのか、テット破壊後に報復はないのかと考えてしまう。クローンが記憶まで共有できるとすれば、妻の取り合いでクローン同士がサバイバルになるなぁなんて考えてしまい興味深く感じた。
トムクルーズありき
映像は美しいし、マシーンや住居もカッコイイ。
でもトムクルーズだからこその作品。仮に新人が演じたらあまり印象の残らないB級映画になってたかも。
あいかわらずモーガンフリーマンのチョイ出演がありますが、最近主役、準主役の作品が無い気がしますね。
スカヴの侵略を食い止めたかわりに荒廃してしまった地球でスカヴの残党...
スカヴの侵略を食い止めたかわりに荒廃してしまった地球でスカヴの残党狩りとドローンのメンテ、パトロールをしてるジャックとヴィクトリア。
という設定で始まる
内容は薄く、突っ込みどころも多々あるがそんなことを置いといて映像と世界観が素晴らしい。
特に序盤の夜のライトが反射するプールでのシーンはまるでゲームに出てくるような世界観と音楽、映像が凄い
中盤から物語がガラッと変わっていくがオチがあまり好きじゃない。
でも映像がきれい。ただそれだけ。
映像美を堪能しましょう。
この手の映像は大好きで、映画の初めから最後までどの場面も映像が美しく見入ってしまう。飛行機?やバイク?、背景や各場面での造りこみもしっかりしていて( 自分にはそのように見えました )観ていて気持ちがいい。
ストーリーについて、云々あるけれど、それはそれで。
この映画はストーリーではなく映像美を堪能する作品って割り切らないと、どうもしっくりこないと思う。そんなふうに観れば、なかなかのストーリーであり文句もない。何となく理解して観終って、あとで解説など見て更に理解し、「 なるほど 」って。 特に違和感もない。ほどほどの出来。
これって「 プロメテウス 」を観た感覚に近い。ストーリーはどうあれ、映像、コンセプト、世界観がいい。そういう映画の観方、趣向もあっていいと思う。
ただトム・クルーズが好きそうな映画だなぁって観てました。このおじさん、こういう役柄でこういうシチュエーションで演じてて楽しんでるだろうなぁって冷ややかに観ていたため基本的に感情移入できませんでした。とっても個人的感想ですが。
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