ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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原題はただのグラビティ。次々と万有引力が引き起こす数々の困難に立ち...
原題はただのグラビティ。次々と万有引力が引き起こす数々の困難に立ち向かう主人公と一緒に、息苦しさに耐え、弾丸をよけ、宇宙船を飛び移り、涙する評判通りの新体験3D作品。船から宇宙に出て完全無音状態になった瞬間に、映画館でお腹がグーしちゃったのも恥ずかしかったが、みんなが涙するところでポップコーンとチリポテトをほおばるおさ~る君と目があってしまった。観客に息もつかせないはずの90分間、、のはずなんだから、サンドラブロックのように、もうちょっと地に足つけて観なさい。8点
映画館で見たかったー
一昨年度アカデミー賞作品賞にノミネートされていたので鑑賞したが、素晴らしかった。個人的にSFは得意ではないのだが、この作品のようなヒューマンサスペンス色が強いSFは大好きになった。この作品特にも音響、演出が素晴らしく映画館でぜひ見たい。サンドラ・ブロックの演技は完璧で、極限状態からの脱出を図る女性を見事に演じていた。90分程の映画なので忙しい人にもオススメ。
知らなければ楽しい
映像がきれいです。
割と宇宙を表現てきているそうです。
宇宙空間では音がしないを一応守っています。
だけど、一番の感動シーンである、手を放すシーンですが、
物理的にまったくもって手を放す必要性がないのに、カッコつけて手を放す演出で一気にシラけてしまいました。
ロープが伸び切った時点で加速度は0なので、それ以上引っ張られる力は働かないし、遠心力がかかっていたら手を放した瞬間、ロープが張って・・・って考えるので、なまじ物理を知らないほうが楽しめてかも。
新映像体験。宇宙への恐怖を感じる。
凄い映像。宇宙に放り出された時の絶望感を肌で感じる。無重力空間の恐ろしさ。制御の効かない恐ろしさ。途中息苦しさも感じる。最後の地球帰還シーンは感動する。
シンプル。
実質80分ちょっとなのに、2時間ぐらい見た迫力。ストーリーがシンプルなので、盛り上がりに欠けるのは、まあ致し方ないか。
ミッションコントロールの声って、エド・ハリスだったのね!このサイト見て知りました。しまった、もっとじっくり聞けばよかったよ。
家のTVだと、こじんまり。劇場行けばよかったな。
なんて贅沢な!
なんだこれ、めちゃくちゃ面白い。
宇宙飛行士は、いろんな「万が一」を想定して訓練しているけど、その万が一を全て使わざるを得ない状況を創り出してるという感じの作品。
ハッブル宇宙望遠鏡にはじまり、スペースシャトル、ISS、ソユーズ、宇宙服もアメリカ版とロシア版両方、そして天宮と神舟まで出てくるとか、宇宙オールスター感ハンパない。
ちゃんと宇宙飛行士のこととかISSのこととか知ってる方がより面白いと思う。
演技も素晴らしい。
最近の日本のドラマにありがちな、わざとらしいしゃべり方や大袈裟な感情の表し方はまったくない。ふだん陽気でおしゃべりな人物が、ほんの少し眉を寄せただけでどれほど深刻な感情を表明しているか明らかにわかる、そんな感じの演技。
構造としてはいわゆる「パニック映画」なのに、全然過剰な演出も演技もなくて、淡々と事実だけを突きつけてくるような感じがすごい。
生きていることの素晴らしさを感じられる作品。
あと一歩課題が
カメラ自体が無重力状態でフワフワしてて、BDで家で鑑賞したんですが、本当に酔ってしまいそうでした。
是非劇場で3Dで見たかったです。
1点だけ気になったのは、画面上で起きてることに対して演者のリアクションが薄すぎる所が時々見られました。
シンゴジラで長谷川博己が言ってましたが、後から完成した映像を見たらゴジラが凄すぎたので、もっと驚いてる演技をすればよかったと思ったそうです。
台本だけで状況の説明見ても伝わんないでしょうね。
CGや特撮には宿命かもしれませんが、そこさえ克服してれば言うこと無しだったかと。
良作
宇宙空間の恐怖感、絶望感はうまく表現されています。
ただ、他のレビューにもありましたが、前半部のサンドラブルックのヒステリー具合がノイズになっていると感じます。
というのは、NASAの宇宙作業ミッションに任命された立場でありながら、アクシデントの際の対処や対応の仕方があまりに情けなさすぎます。
全く冷静さを保てず、ただわめいてヒステリーになって暴れるのみ。
あのような事故のあった際に冷静さを失うことは一番命を危険にさらす行為です。
なので、前半からISSまでの道のりはサンドラブルックの演技に少々イライラが募ります。
船内に入った後、ジョージ・クルーニーに連絡する時も、なんで応答しないの?みたいな事言ってますが、あんたが冷静に行動していれば、ジョージ・クルーニーも助かったのでは?
とツッコミしれたくなります。
このあたりは演出力はだめだと感じます。
ただ、後半はとても良かったと思います。
映像美はいいのですが、全体的に暗く、いい意味でも悪い意味でもリアルな映像でしたね。
全体的に見ると良作といえるのではないでしょうか。
壮大かつミニマル
単身で宇宙空間に放り出されたら…。
想像するだけで背筋が凍るようなシチュエーションを、
とにかく美しい映像で描いた作品。
劇場で観なかったことを激しく後悔しています。
演出として一番すごいと思ったのは、
壮大な宇宙空間にぽつんと浮かぶ主人公にズームアップしていって、
ヘルメットを通り抜け、主人公の主観にまでシームレスでつながるところ。
壮大すぎる空間と、そこでは無力で小さな人間。
この対比が主人公が感じている圧倒的な絶望感の描写に、
確かな説得力をもたらしています。
ラストシーンまで緊張感は緩むことなく、90分はあっという間。
完全に見入っていて体に力が入っていたのか、
鑑賞後にはうっすら疲労感すら覚えるほどでした。
いずれにしても、SFではあっても描かれているのは主人公の心理。
良質なヒューマンドラマとしてもオススメできる傑作です。
常に横目に見える地球の美しさ。
リアリティを求めてIMAXの3Dの劇場で観ました。
これは、小さな画面と安いスピーカーで家で観てはいけない。
SFは大抵そうですが、これは群を抜いて劇場で観なければならない作品でした。
内容は、宇宙で作業中にロシアが破壊した宇宙ステーション?の破片が主人公たちを襲い、懸命に地球への帰還を目指すというもの。
命綱が外れてしまい、無重力のため永遠に止まることのできない恐怖。
酸素残量との恐怖。
ただ、常に横目に見える地球の美しさ。
内容も、ジョージクルーニーが良い役をしておりうるっとする場面もありましたが、
この映画はひたすら映像美を楽しんでほしい。
宇宙旅行に行った気分になりました。
長い長い90分でした。
とにかく浮遊感が…
とにかく浮遊感が凄い!
車酔いする人はムリかも ((汗
サンドラは好きじゃ無かったが、次から次へと来る試練に等身大の女性として立ち向かう演技がとても自然。
アタシなら宇宙ステーション内の火災で心折れるわ ((笑
ずっと手を握りしめて肩凝るよ。
こんなに凄い映像が作れるなら、映画制作者はもっと頑張るべき!
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