劇場公開日 2002年9月14日

千年女優のレビュー・感想・評価

全92件中、21~40件目を表示

3.0恋は盲目。

2024年1月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

一人の女優が一人の男性を想い追う物語。
ラストのセリフに全てが集約されていました。

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Kei6

3.0恋をする乙女。 ただ男に貢ぐでは手に入らない華のようなものが恐ろし...

tさん
2024年1月26日
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恋をする乙女。

ただ男に貢ぐでは手に入らない華のようなものが恐ろしくもカルマでもあるという、、
地味な作品かなーと思ってたけど面白かったです。
自分だったらあのネチこいお局女優さんにフォーカスしたい。

パーフェクトブルーも見たいなあ

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t

4.5無限の可能性

2024年1月26日
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鑑賞方法:映画館

時限を超えて、空間を超えて。
アニメーションだからこそできる表現。
アニメーションだからこそ活きる物語。
アニメーションに無限の可能性を感じた。

20年も前の作品で、監督はすでに亡くなっているとは!

上映前に飽きるほどアニメの新作の予告を見せられたけど、ファン以外観に行かないだろうってのばかり。
なんとももったいない。

つくづく今敏監督の早逝が惜しまれる。

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大吉

4.5満月の表現が面白い

2024年1月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

期間限定上映にて、映画館で観てきました。
年老いた藤原千代子という女優の回想シーンが彼女の演劇とリンクして展開していく内容でした。
謎の男が満月を語るシーンが奥が深いと感じました。謎の男曰く、満月になる前の14日が好きなんだという話だったと思います。何かに夢中になっている時、満月になる前の過程が一番楽しい時間なんだと思います。
時折登場するお婆さんも、もしかしたら千代子の年老いた姿かなと思うと、なかなか奥が深い映画のように感じます。老化する前に人生を楽しもうというメッセージかもしれません。

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ゆきとう

3.0不思議でちょっと惜しい!

2024年1月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

不思議な映画だった。映像を観ているだけでも楽しめるような感じがしてワクワクした。しかし、主人公がひたすら追いかける相手の描かれ方が弱い気がした。もっと面白いストーリーにできれば、凄く面白い映画になれたはず。
惜しい映画。

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おむすび

4.0「考えるな感じろ」系映画だろうか?

2024年1月24日
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鑑賞方法:映画館

ずっと目が離せない映画の映画。というか まさに女優の映画。捜し物系映画であり、お届け物映画であり、恋に恋するコケる乙女の純愛物語でもある。年老いた元女優が信憑性が無い過去を語る物語なのに『タイタニック』とは違う印象のアニメ。
今敏監督の劇場アニメの
『PERFECT BLUE』(1997年)
『千年女優』(2001年)
『東京ゴッドファーザーズ』(2003年)
『パプリカ』(2006年)の
たった4本の中の1つで、もう他に見れないのはとても残念。
何でこのタイミング(2024年)で今作が映画館でリバイバルされるのか分からないが、スクリーンで観る大チャンス。なのに鑑賞した上映スクリーン(約80席)では自分1人だけで貸し切り状態だった。

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ナイン・わんわん

4.5円環

2024年1月24日
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鑑賞方法:映画館

以前配信で観ていましたが、リバイバル上映を機に改めて劇場にて。

万華鏡のように場面がくるくる替わり、話を聞いているインタビュアーの2人が目撃しているのが千代子の記憶なのか、出演した映画作品の中なのかわからない虚実が混沌とした世界。
この手法は、「描かれたものが現実感を持ち、魂が吹き込まれる」アニメーションならではの描写(イリュージョン)だなと。
このようなビジュアルはアート性を高く有し、構成もまた観る側が想像力を駆使しなければならず、海外で先行して評価されたのもわかる。
顔のアップに全部セリフで説明する作品に慣れたアニメファンが多い日本で、最初は評価されず、評判になったのは海外の評からの逆輸入的だったのもわかる。

また、老婆の回す糸車のように、因果はくるくる回って円環をなし、追いかける姿が無限に感じるくらい繰り返される。
その円環をうまく繋げるように、効果音も音楽も計算されつくしたように回っていました(故に、映画館のスクリーン&スピーカー環境で観た甲斐はあったと思いました)。

その果てにたどり着く真理が、最後に千代子の口からセリフとなる。
過去に読んだ様々なレビューに「最後のセリフでずっこける」みたいな評が多かったのですが、(知っていたこと以上に)観直してむしろすとんと腑に落ちました。
純愛に見せておきながら、実はかなり早い段階で本人がそれに気づいていた節がある描写だったように思えたからです。

常に、何かを(誰かを)追いかけている自分自身を好きであり続ける、永遠の子どもな部分(少女性)。
それはまた、千代子を追い続けていた立花の青年の日の恋心とも重なって、円環を成す。

過去の様々な邦画へのリスペクト満載なオマージュも、映画というものの円環でもあったような。

上手い演出・構成だなと、改めてしみじみ。
今更に、今 敏監督が若くして亡くなったことが惜しまれました。

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コージィ日本犬

5.0「大人の」アニメとしては十分楽しめる

2024年1月23日
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今年36本目(合計1,128本目/今月(2024年1月度)36本目)。

アニメ作品についてはあまり書かないほうなのですが、見てよかったので。
このアニメ作品はかなり前のもので、何かのキャンペーンかで2週間?限定で放映されているようです(1日6放映とか普通にある)。

アニメ作品なのでお子さんがみても…「形式的に」楽しむことはできますが、この「アニメ」タッチの作品の真のターゲットはやはり大人なのではないのかな、と思います。

 「史実として」みたとき、作内で描かれる明治・大正・昭和時代の描写がどの程度正しいのかはわかりませんでしたが、少なくとも変な描写にはなっていないので、この点は少なくともどこかのチェックは受けられたのだろうと思います。

 古い作品がこのようにリバイバル上映として流れるのはとても良いことだし、それは「良い作品は何度でも流されてみるチャンスがある」ということでもあり、またそのような機会が実際に存在するのがこの例であり、多くの方に(趣旨的に、日本に適法に在住している外国人の方も。日本語学習で、明治や大正時代のことはならないと思うので)見て欲しいなといったところです。

 ただ、過去作品だけあっていわゆる「グッズもの」がなかった(私がいった映画館がそうだったのかな?)のが残念でした。

 特に採点上気になる点までないので、フルスコアにしています。

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yukispica

4.0恋もキャリアも突っ走れ!

2024年1月23日
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パーフェクトブルーに続き話題の今敏監督作品
現実と回想、更に時間軸がごちゃまぜになる不思議な感じは似ていると感じた 絶望🔁希望は大女優の波乱万丈な人生を、出演作品に人生オーバーラップする様も面白い描き方 一目惚れのシーン、何かと地震が起こるのはすずめの戸締りもこの作品を踏襲か?と思ってしまった 最後の意外なセリフも人生ってそういうものかな?と妙に納得した

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ゆう

4.0すごいアニメーション映画だ…。

2024年1月22日
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ゆめ

4.5また、あの人を追いかけて

2024年1月22日
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泣ける

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uz

5.0今敏監督を知って欲しい!!

2024年1月22日
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興奮

 はい。又また今敏監督作品が劇場公開される喜びを噛み締めております。
 私は監督の大ファンで、1人でも多くの方に作品を観てもらいたいと思っていて。
 でも、今身近にこ〜ゆう(ど〜ゆう?!w)作品をオススメ出来る人がいません( ; ; )
 だから映画が好きな方、この作品を観ようと選んでくれた方と一緒に又、監督の作品を劇場で観られる事が至福なのです。
 何か変な思考に至っていて、自分でも気持ち悪いのですが(°▽°)
 とにかくこの、今敏監督作品を体験して欲しい。
 今はもう、この作品が作られた時代より技術も進歩しているし、画質とか古くさい?って感じるかも知れませんが、それを上回る出来栄えですから!
 後悔はさせません。
是非劇場へ行って欲しいです。

(パーフェクトブルーの時は大入だったのに、本作は娘っ子3人しかいなかった〜泣
 そして上映後彼女らをチラ見したら小首を傾げていたよ(°▽°)
何なに?どーだった?!ちょっと話そうか!とは言えず。。気になるおばさんモヤモヤw)

 今敏監督作品では「パプリカ」派が多いのかな?
「東京ゴッドファーザーズ」も劇場でかかって欲しいな!
 ちなみに私は「パーフェクトブルー」が最高に好きで、初見の衝撃は今でも忘れられません。
 悲しすぎるかな、もう監督の新作を観る事は出来ません( ; ; )

 皆さん全部観て下さい!

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ゆき

4.014日目の月には、明日がある

2024年1月21日
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《千年女優》
14日の月には明日があるから好きなんです。満月の後は欠けていくだけだからと言った男性の面影を原動力に進み続けた大女優千代子。千代子は叶えられない事を知らないフリをし続けていたのかもしれない。思い通りにならない毎日のその先にはっきりと"希望"が観えた気がした。初見スクリーンで観られたの幸せ過ぎる。

現実と虚構の交錯は何が正しいかというよりも何を正しいと信じるのかが試されている気がする。全てはダイナミックな自分の覚悟から、生ぬるい希望のメッキはいともたやすく剥がされてしまうだろう

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つっちぃ

4.0再上映されてて良かった!

2024年1月21日
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カツラギ

5.0傑作

2024年1月21日
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6C51

4.0何度観ても心に染みる不朽の名作を再び劇場で

2024年1月21日
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昨年2023年にあった「パーフェクト・ブルー 4Kリマスター」に続く、今敏監督作品リバイバル上映 第二弾

今回も素晴しい体験でした
今監督作品を再び劇場で観る事 自体に大いなる意義を感じます

パーフェクトブルーの時と同じく、観客の半分以上が若い女性の方々、こうやって現代の若者たちと不朽の名作を劇場で一緒に見られる体験自体が私にとってはたいへん貴重で映画ファンとしては感動すらおぼえます

久しぶりに観ましたが、やはり今監督作の絵(画)がすごく綺麗で好きだなあと思ったし、とにかく作品全体からパワフルな勢いを感じ圧倒されます

大女優 藤原千代子がインタビューで彼女の人生を振り返るのを当時の再現映像で表現、しかもその語り方が二重の入れ子構造になっていて、さらにそれが現代と行ったり来たりする見事な構成にあらためて感心、これを20年以上前にやっていた監督に脱帽です

めくるめく千代子の人生を一緒に歩みながら、オープニングからエンディングまで一気に駆け抜ける勢いは何度観ても気持ち良い超疲労感(笑)
そして今回感じたのは、ラストにいろんな役の千代子が連続でフラッシュバックしていく描写が「エブリシング・エブリウェア・オール・アットワンス」でいろんなマルチバースのミシェル・ヨーさんが同じようにフラッシュバックしていく描写そっくりだなあと思いました

やっぱりこれを20年以上前にやっていた今監督の神がかった力量はただ者ではありません

そして、ラストの千代子のセリフは彼女の生きざまそのもので本作の全てを物語っており、「千年女優」というタイトルも心に染みました

何度観てもいいなと思える傑作の劇場リバイバル上映に大満足でした

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Jett

5.0見応えのある映画

Fさん
2024年1月21日
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興奮

知的

幸せ

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F

4.5時を駆ける乙女

2024年1月21日
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千年女優というタイトルにはピンときませんが、千年女王を連想しました。
愛しい相手にきっと会えると信じて、突っ走る乙女。女優となった彼女は自分の気持ちに正直に走り続け、その姿は観客の感動をも呼びます。
過去から現在、虚構の世界から現実世界と場面が次々切り替わっていく表現方法が素晴らしいです。

一途な恋の切ない物語ですが、作品は、アニメならではの楽しさが詰まっています。
ヒロインに共感しながら観るような作品ではないですが、絵も綺麗だしとにかく見ごたえがあります。
一方で、叶わぬ恋と知りながら、尽くさずにはいられない男。共感するとしたら、こちらです。

評価には関係ないのですが、ポスターの千代子の着物が、正しいのかどうか微妙です。付け下げ?振袖?付け下げにしては柄が豪華で、袖丈が長すぎです。振袖にしては、柄が単調です。私は和裁も出来ないし、服飾史も知らないのですが、たぶん現在はこういうのは無いです。昔はあったのかもしれませんが。

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ゆり。

4.0"永遠に夢見る少女の物語…"な映画

2024年1月20日
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stoneage

4.01人の女性の一途な愛を表現した感動アニメ。 本年度ベスト!

2024年1月20日
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以前気になっていた作品。
リバイバル上映されていたので迷わずに鑑賞。
引き込まれる展開に合わせ感動の涙が溢れる作品って感じ。

大女優ながら早々と引退し、人里離れた場所で暮らす藤原千代子。
そんな藤原のドキュメント番組を作ろうと小さな製作会社の社長とカメラマンが彼女にインタビューするストーリー。

インタビューをすると思いきや、かつて藤原が出演していた映画の世界に入り込んで彼女の生き様を見させられた感じ。

愛する人を探そうと翻弄する藤原を描いていて、どこまでもその人を見つけようとするシーンを過去の数々の作品で表現。
そんな中に製作会社の社長も作品のキャストとなって協力して行く展開。

焼け野原の壁に書かれた藤原の肖像画とメッセージに泣ける。

出だしの宇宙船の発射シーンが意味不明なんだけど、ラストで出てくる同じシーンで泣けた。

本作は「鍵」だ重要なポイント。
愛する人が落とした鍵を届けようとする藤原。
何を開ける鍵なのか解らなかったけど、その鍵か開けたものに涙(笑)

素晴らしい作品なんだけど、結構笑えるシーンもあり満足度は高かったです( ´∀`)

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イゲ