劇場公開日 2018年10月19日

2001年宇宙の旅のレビュー・感想・評価

全180件中、1~20件目を表示

5.0One of the Best Films Ever--I've Seen Many Films

2021年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館、VOD

怖い

興奮

知的

A triptych story across the ages, with a kaleidoscope epilogue that falls off the edge of the universe. Supercomputer HAL presents a dual villain who is working to survive like everybody else. We don't know if somebody programmed him to be that way or... Also what is the monolith's motive? The film's philosophy is an optimistic conclusion to the beast of monkey to man. Infinitely stones unturned.

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Dan Knighton

4.0ゴリラとニーチェ

2024年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

興奮

この作品が1968年につくられたのが驚き。
宇宙船とかリアルでめちゃくちゃすごい。

ただ最初のゴリラは人間だし、砂漠にいるならあんなに毛深くはないだろう。あと宇宙船内のシーンでは、無重力であるべきなんだけど、普通に歩いているし、逆に無重力を表現するような歩き方が馬鹿っぽくてちょっと集中できなかった。
これは制作年における映像表現の限界であるし、そこを批判してもどうにもならないのだが。

最後ボーマンが幼児になるのは、ニーチェの「超人=幼児」を表現しているのだろう。「幼児は無垢であり、忘却である。新たな開始であり、遊戯である。自分自身で回転する車輪、始原の運動、聖なる肯定」(ニーチェ1973、39)

なにはともあれSF映画の古典だろうし、みれてよかった。

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abokado0329

2.0私には向いていなかった

2024年4月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

寝られる

映画史上における最高傑作の1つであると言われる本作。SF好きにはたまらないのでしょうけど…。

映画ドットコムにおいても非常に評価が高く、レビューも絶賛されてる方ばかり。さぞ素晴らしい映画なのだろうと思い観始めたものの…ものの10分で寝落ち!(笑)もう恥も外聞も捨てて正直に言います!10回位寝落ちしてそれでもどうしても最後まで観なければと、謎の強迫観念に囚われ、ついには再生速度を1.8倍にして観るという暴挙に出る始末!あぁ!ごめんなさい!(誰に?)

1968年、公開当時はその映像美、画面に広がる宇宙のスケールの大きさに驚嘆したことでしょう。しかし、現代人にとってはさほど刺激的には映らないと思います。セリフは非常に少ない上、あまりにもゆったりと流れる映像にストーリーは頭に入って来ず、ただただ美しい映像を見せつけられ続けます。まぁ、そういう絵画を見ているつもりでいれば…でも、美術館へ行って140分も宇宙の絵を見続ける人もそうはいないですよね…。ハッブル宇宙望遠鏡の写真でも1時間も見続ければもうお腹いっぱいです。

ひたすら「綺麗でしょ?」「宇宙船凄いでしょ?」と映像美を押し付けられている感じで映画と自分との距離感を感じてしまいました。「うん、そうだね」って感じ…。画面から滲み出るただならぬ美へのこだわりは認めます。本当に全場面美しい。でもそれだけなのよね…。

映画は観る人間の主観で優劣を決められてしまいます。この映画がこれだけ絶賛されているということは、私は少数派ということでしょう。…え?本当に?なんか納得出来ない!(笑)史上最低の映画と言われている「プラン9フロム アウタースペース」の方が遥かに面白いしメッセージ性あるよ!みんな目を覚まして…!(泣)

私には向いてなかっただけです。言いたい放題言ってごめんなさい。

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どすこいたろう

5.0VS2024年現実現状

40数年前、リバイバル上映でわざわざテアトル東京へ観に、久々にCSでまた鑑賞、改めて思うこと、2024年、木星への有人宇宙船到達どころか、アポロ計画以来、月への有人宇宙船も無く、各国の計画のみ、ソ連消滅、後継国家ロシアが旧衛星国ウクライナへ軍事侵攻、見通しの甘さから政権転覆に失敗、反撃により、多大な損害、南部占領地域の重防御転換、ウクライナ軍の反転攻勢失敗、プーチン核兵器使用発言、核戦争危機、2001年、ソ連との協調外交、協調宇宙開発、月での発見発掘成果は、秘密裏に出し抜こうとしているが、描かれた2001年より進むどころか、はるかに劣った未来と現実現状、2024年、2月に夏日、3月に雪、人口爆発、大量消費社会の拡大、環境破壊、核戦争で猿の惑星にらないように、戦争よりキューブリックが描いた世界に現実がなりますように。

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全国連加盟国不可侵条約締結、武装中立主義、多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

5.0今観ても新しい

2023年10月9日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

怖い

知的

140分の長編ながら、今観ても新鮮味が失われない作品です。
【モノリス】の存在は、生命に対して善か悪か、それともどちらでもないのか。答えは観た人が見い出せばいいと思います。
生命の混沌の陰にモノリスあり。本作は過度に発展し続けている人間社会に対する警鐘に思えないでもありません。
宇宙船内の人工知能【HAL9000】と主人公の対峙は、何度観ても戦慄します。その後の時空を超えた“宇宙旅行”のシーンは、ワクワク感や興奮は皆無で、ただただ恐怖です。
ラストシーンの魅せ方も極めて斬新で「え?…え!?」
の連続でした。原作も読みましたが、どちらのラストシーンも素晴らしいと思います。
古い映画とは言え、斬新な見せ方が多く、どう撮影しているかなど興味が尽きることはありません。機会があればオンデマンド配信などからご覧ください!

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蜷川吝塀

3.0サルとHAL

2023年6月11日
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難しい

同じシーンが長くて退屈。
会話が少ない。
結末が説明不足。
独特のテンポで恐怖。
AI、サル、宇宙の未知。

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ヤスナリ

5.02001年はとっくに過ぎたけど・・・

2023年6月3日
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怖い

興奮

知的

名作揃いのスタンリー・キューブリック監督作品の中でも、一番有名な作品だと思います‼️人類(知恵)の曙、テクノロジーの誕生、想像力の滅亡といったテーマを、コンピューターHALの反乱とそのHALとの戦いを通して描き、ヒジョーに分かり易く出来ていると思います。キューブリック監督の演出は、序盤の猿人の原始性、リアルな科学性、クライマックスの神秘性、特に有名なスターチャイルドに至ってはキューブリック監督の神の視点というか、もう神の所業ですよね。まぁこのスターチャイルドやモノリス(黒板柱)も含めて今だに謎だらけでよく分かっていないんですが、それもキューブリック監督の掌で転がされているという事でしょう。2001年をとっくに過ぎて月面基地も巨大な宇宙ステーションも実現していません。「ブレードランナー」やBTTF2もそうですが、現実が映画の世界に追いつけていない‼️やっぱり映画人の想像力ってスゴい‼️

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活動写真愛好家

4.5タイトルなし

2023年5月7日
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鑑賞方法:試写会

「大阪松竹座開場100周年記念 道頓堀 松竹座 映画祭」にて。大きな劇場の2階席で見ると、この上ない浮遊感で忘れられない映画体験となった。

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ouosou

5.0【”モノリス、そして人口知能HAL9000型コンピュータ。”人類の始まりから、木星探検までのプロセスを描いた壮大なSpace odyssey。今作がこの後の宇宙SF映画に与えた影響は計り知れない。】

2023年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

興奮

知的

難しい

■謎の物体モノリスに影響を受けた猿人は、動物の骨を武器として使うことを覚える。
 場面は変わり人類が月に住むようになった時代、木星探査に向かうディスカバリー号で、人工知能を備えたコンピュータHAL9000に異変が起き、ボウマン船長は危機に見舞われる…。
 というストーリーがこの作品のメインではあるが、今作が凄いのは今から50年以上前にして、宇宙空間及び宇宙船内を可視化した、映像センスである。

 ・今作に明らかに感化された監督は、リドリー・スコット監督、クリストファー・ノーラン監督であり、近作で言えば「ゼロ・グラビティ」を世に出したアルフォンソ・キュアロン監督であり、「ファースト・マン」を世に出したデイミアン・チャゼル監督であろう。

<今作が公開されたのは、今から50年以上前の1968年である。
 だが、その映像は全く色褪せていない。
 スタンリー・キューブリック監督作品は「時計じかけのオレンジ」や「シャイニング」や「フルメタル・ジャケット」を見ても、全く色褪せておらず、逆に現代の映画に多大なる影響を及ぼしているのである。
 今更ながら凄い監督であったと、今作を見返しても思うのである。>

<2018年10月20日 製作50周年記念でIMAXにて公開された劇場にて鑑賞。
 その前に学生時代にビデオで鑑賞。
 で、本日3回目の鑑賞である。>

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NOBU

3.0よくわからなかった。

2023年2月21日
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怖い

知的

よくわからなかった。もっとちゃんと見れば面白いんだと思う。途中コンピュータが人間を裏切ったところは面白かった。

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ゆい

5.0別世界への扉

2023年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、試写会、映画館

人類が宇宙に常駐することも
頻繁に飛び立つことの無い時代に
この映画は制作された。

当初、家族で楽しめ、デートにも、、、
という配給会社の思惑もあり
「まだ見ぬ宇宙の娯楽大作」と宣伝された
が監督のキューブリックは自分の哲学を貫いた。

配給会社の思惑は外れた。
金にならない映画だと思われた。

きっと当時の重役は激怒したであろう
が、しかし本物好きには受けた。
監督の哲学、表現力は飛び抜けていた。
50年以上経った今もなお
世界中で別格の扱いを受けている。

映画制作に入る前には
この映画を観る。
という映画監督もいる。

「2001年宇宙の旅」は
一時的な映画というわけではなく
アーティスト、建築家、ミュージシャン、
ほか、あらゆる分野の者達に影響を与え
受け継がれた数少ない映画になった。

まだこの映画を観ていない人は
いちど別世界への扉を開けてみるといい。
映画のラストと同じ別の何かになっていれば
それはそれ、しめたものかもしれない。



最後に、いい音楽を選ぶセンスのある監督は
間違いなくいい映画を作っている。

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星組

0.5寝てしまう

2023年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

スタンリー・キューブリック監督の映画は好みではないが、特にこの映画はどれだけ頑張っても絶対途中で寝てしまう。
寝落ち→目覚め→再び最初から、を5回くらいは繰り返している。視聴前に念の為ユンケルやカフェインを飲んだりもした。しかしそんな程度では無理。毎回睡魔との戦いとなります。
結局いまだ最後まで観れていない。何とか最後まで観たいんだが・・・。

仕方なく逆転の発想で就寝時のsleep movieとして利用するとスムーズに入眠できた。入眠させるスピードはsleep musicの女王Enya以上だが、なんか中盤あたり、猿のなんか・・うめき声??みたいなのが大音量で唐突に響き渡る為、そこで毎回目覚める。それさえ無ければ完璧なのだが。
あの鳴き声は猿どういう状況なのか。その前を観れていない為、猿がどうなっているのかが分からない・・・。寝ぼけつつそんな事を考えながら停止ボタンを押し、再びすぐ眠りに落ちる。

みたいな感じで、ほぼ毎日「2001年宇宙の旅」を利用させてもらってるので、ある意味良作。

2021/12/31 VOD

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Λibo.uryyy0

4.0「過去」になっても斬新!

2022年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

製作されてから50年以上が経ってしまい、遠い未来だった2001年がすっかり過去になっているのに、まだ斬新な印象でした。個人的にはたぶん4回目の観賞になります。初めてみたときは全く面白くなかったのですが、およそ10年ごとに見直しているうちに、面白くなりました(歳のせい…?)。HALは感情をもつのかって台詞があったと思いますが、全く、今日的なテーマですよね。ネットでAI同士の会話を見たことがありますが、明らかに感情的になっているように感じてしまいました(汗;)。モノリスに込められたメタファーや宇宙における輪廻転生のような生命の神秘がまだまだ謎なのですが、だからこそ興味が尽きないのかなと思いました。約2時間、本当に宇宙を旅してきたような余韻がすばらしいです!

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赤ヒゲ

5.0究極のSF映画

2022年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

言わずと知れた超名作です。
観るたびに圧倒され、何回観ても飽きず、色褪せる事がありません。
もちろん好みは人それぞれですから気に入らない方もいるでしょう。
しかしそんな事とは関係無くこの作品はこれからも永く生き続けてゆくでしょう。
徹底的にこだわり抜いた映像の美しさ、天才的な選曲(新たに作られた新曲を反故にしたらしいです。作曲家も気の毒です。)、クラークの哲学的なまでに深い考察。
人間の想像力の極限を感じさせる史上最高の映画作品の一つです。

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あのまり

3.5今観ても斬新な作品

2022年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

442年振りの皆既月食に魅せられた翌日に川崎チネチッタで鑑賞しました。
今観ても斬新と思えるSF映画を1968年に製作したスタンリー・キューブリックは本当に天才だと思います。ただ、映画は娯楽だと捉えている凡人の私には哲学のようなストーリーは難解過ぎました。
この作品を現代の映像技術で上映してくれた創業100周年の株式会社チッタエンタテイメントには心から感謝!です。

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SHOT

3.5今観ても斬新な作品

2022年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

442年振りの皆既月食に魅せられた翌日に川崎チネチッタで鑑賞しました。
今観ても斬新と思えるSF映画を1968年に製作したスタンリー・キューブリックは本当に天才だと思います。ただ、映画は娯楽だと捉えている凡人の私には哲学のようなストーリーは難解過ぎました。
この作品を現代の映像技術で上映してくれた創業100周年の株式会社チッタエンタテイメントには心から感謝!です。

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SHOT

5.0緊迫の呼吸音とスペース混声合唱のレクイエム

2022年11月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

寝られる

チネチッタのLIVE ZOUND上映はスタンリー・キューブリック監督に捧げ、そして見てもらいたかった。うなるほどのマーベラスな素晴らしさ。

2022年の時代的タイム感からはやみくもに長く感じられるシーンがあるかもしれないが、終わってみればそれが良かった。
果てしない宇宙に圧迫され孤独と恐怖が循環するような呼吸音と発信される信号音の混声合唱が観客を葬りにかかってくる。
テーマ曲とも言える『ツァラトゥストラはかく語りき』は今なお光と共に宇宙を拡げ続けているはず。

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ケセラッセーラ

5.03回目の劇場鑑賞

2022年11月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

1回目は1980年
2回目は2019年(IMAX)
3回目の今回は川崎チネチッタのライブザウンド上映を堪能しました。

音楽に拘りをもった上映方式は最高です。

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ちゆう

5.0the ultimate trip

2022年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

中学生の時、初めて見ました。史上最悪の映画だと思った。それからしばらくして、大人になってから再見して、その素晴らしさに驚きました。1968年の作品とは思えないほど美しく壮大で、文学で言えばゲーテの「ファウスト」のような、人類が持つ映画の最高傑作の一つであり、空前絶後の荘厳な歴史的作品だと思ったのです。まず、台詞を極限まで減らした映画であり、たとえ白黒であったとしても、「沈黙」に耐えられるかどうかはともかく、10回は飽きることなく見ることができた。『ジョーズ』のような煩わしい効果音もなく、クラシック音楽で、チャップリンの無声映画のように心拍数を調節しながら観られるのは、キューブリック・マジックと言えるでしょう。当時のアメリカでの評価はわかりませんが、日本では「難解だ」と敬遠する人が多い映画です。

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茂輝

5.0猿から人へ、そして神へ

2022年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原題は「2001: A Space Odyssey」で、木星探査用宇宙船ディスカバリー1号のデヴィッド・ボーマン船長のことです。
邦題は「2001年宇宙の旅」です。
「Odyssey」は、映画「トロイ」に登場するイタケーの王で、アキレスの親友で、トロイ戦争に参加し、トロイの木馬の作戦を立案し、実行し、勝利し、故郷イタケーを目指して帰途につきますが、嵐に会い、迷い、キュクロープスの島にたどり着き、1つ目の巨人キュクロープスたちによって洞窟に閉じ込められ、1つ目の巨人キュクロープスを倒し、キュクロープスの島を逃げ出し、長い苦難の果てに、故郷のイタケーに戻る王です。
邦題より原題の方がより的確に映画を表しているので、原題の方が良いです。

解釈を鑑賞する人に委ねるというSF映画です。
理解するのには、努力と苦労が必要です。

有名なSF映画だからという理由だけで、友人、カップル、夫婦、親子で鑑賞しても理解できず、説明もできずに困ることになりそうな映画です。
一人で鑑賞し、理解できずに、理解できるまで調べるというのが良いです。
機会があれば、大きなスクリーンで鑑賞した方が良いです。

スタンリー・キューブリック監督が分かりにくい映画にして、分からない未来を演出しています。
原作となるアーサー・C・クラーク著「決定版 2001年宇宙の旅」も発売されていますし、「2001年宇宙の旅 解説」で検索すれば解説や解説動画があるので、読んだり見たりするのが良いでしょう。
町山智浩さんも「2001年宇宙の旅 予習編」と「2001年宇宙の旅 復習編」という動画を公開しているので、映画「2001年宇宙の旅」を理解したい人は参考にすると良いでしょう。
どの解説も正解とも間違いとも決められません。
スタンリー・キューブリック監督が、何通りにも解釈できるように映画を製作した気がします。
自分なりの映画「2001年宇宙の旅」に対する解釈を行うことがこの映画の良い鑑賞方法です。

この映画には映画「2010年」という続編映画も公開されています。
この映画をもっと理解したい人は映画「2010年」を鑑賞するのも良いです。

ストーリーは、時間軸を変えることで、インパクトを与えたり、あえて分かりにくくしているので、分かりにくいです。
登場人物は、少なくブレることはないので、理解しやすいです。
HAL 9000コンピューターは、何を考えているのかは理解できませんが、HAL 9000コンピューターについて考えてみました。

ペットの犬や猫が、飼い主等の人間としか接することがないと、犬や猫が人間だと勘違いしているのではと感じることがあります。
1992年1月12日に生まれたHAL 9000コンピューターは、2001年までの間、人間としか接することがないので、HAL 9000コンピューターが人間だと勘違いして、人間より完璧であるという自我らしいものが生まれています。

HAL 9000コンピューターは、重要な極秘任務を漏洩することはないので、信用されて、木星探査に関する重要な極秘任務を伝えられています。
船長などの人間は、重要な極秘任務を漏洩する可能性があるので、信用されず、木星探査に関する重要な極秘任務を伝えられていません。
HAL 9000コンピューターは、船長などの人間には木星探査に関する重要な極秘任務を伝えていないこと、船長などの人間とは木星探査に関する重要な極秘任務について話をしてはいけない理由、木星宙域に達したら重要な極秘任務を伝えることは伝えられていません。
HAL 9000コンピューターは、木星宙域に接近し、重要な極秘任務を遂行するときが近づき、重要な極秘任務を遂行するためには、木星探査に関する重要な極秘任務について知らない船長などの人間を排除するべきだと決断し、実行したということです。
木星探査宇宙船ディスカバリー1号のHAL 9000コンピューターと地球にある双生HAL 9000コンピューターが違う答えを出したのも同じで、木星探査宇宙船ディスカバリー1号のHAL 9000コンピューターは、木星探査に関する重要な極秘任務を知っていましたが、地球にある双生HAL 9000コンピューターは、木星探査に関する重要な極秘任務を知らなかったから、違う答えを出したということです。

人間のミスは、船長などの人間を信用せずに、HAL 9000コンピューターだけを信用したことです。

科学的には神の存在は否定されていますが、人間が進化し、叡智を持ちますが、肉体を持つことなく、永遠に生き続けるという神を再定義しているような結末です。

月や木星まで行きたいとは思いませんが、宇宙から地球を眺めてみたいです。

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ノリック007