北極百貨店のコンシェルジュさんのレビュー・感想・評価
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原作は未読です。 短いが詰め込み過ぎでなく、起承転結がしっかりしている良作
最近はアニメーション作品であっても長めの作品が多いが、本作は1時間ちょいと短め。子供の集中はどんなに頑張っても90分が限界と言われているので、視聴者が大人から子供まで広く来ることを見込んでの長さだろうと思う。
その長さのなかでも決して詰め込みすぎな内容ではなく、かといってダラダラやってるわけでもなく、まとまりよく、見せるべきところを妥協なく魅せており、最初から最後まで飽きることなく観ることが出来る。
アニメーションも驚きで、単に綺麗なだけでなく見易く画面が構成されており、カラフルな作品にありがちな目が滑って何が起きているのか分かりにくくなるようなことがなかった。これだけの動物を出して情報をまとめられるのは大変だっただろうと思う。
キャラも立っており無駄がない。原作も読みたいと思わせる、魅力にあふれた良作。
ほんわか感動ストーリーに隠された小さな鋭い牙
お客様が揃いも揃って擬人化された動物達で、そのお客様のご要望に答えるべく真心をもって奮闘する新人コンシェルジュ、秋乃さんのハートウォーミングストーリーです。
北極百貨店の従業員は基本人間でして日本的?おもてなしの心を体現をしつつ動物達に接客しております。
その中で新人のプレッシャーからか先読みし過ぎで暴走したり、お客様から預かった無理難題を無碍に断ることも出来なくてつい勢いで引き受けてしまう秋乃さんのドタバタが、その珍妙な所作(笑)も含めてコメディタッチで描かれます。
彼女の対応は常にオーバーフロー気味、やり過ぎ感は否めなくそれは時に滑稽なんですが、その気遣いや申し訳なく思う態度が上辺だけでないことは一目瞭然で、終始裏表なく生きる姿勢が見ていて美しく、本当に心温まる感じで良かったですね。
また、彼女から接客を受け、無理難題を聞いてもらった動物達のキャラも非常に立っていて愛すべきものでした。
特に「ニホンオオカミ」のお嬢さんのレストランでの彼に恥をかかせない咄嗟の対応がもう大和撫子そのもので、これがこの映画の最初の涙腺崩壊シーンであったことは、恥ずかしいのでここだけの話とさせてください(笑)。これ以外でも涙無しでは語れないエピソードに溢れておりますので綺麗に泣きたい方はぜひご期待を!
ただ、この物語が擬人化された動物達のほんわか感動ストーリーだけで終わらず、途中「北極百貨店の存在理由」として明確にネタバレし事実を突きつけられ、急にふわふわしたファンタジーとは別に、かなり現実味を帯びた重厚な世界観が構築されます。
この別立ての重厚な世界観の提示は小さな鋭い牙みたいなものに形を変え実は映画冒頭に提示されています。それがラストに気持ちよく回収されるのを観て、「うまい!これ脚本としても傑作じゃん」と、心の中でつぶやいたのはネタバレギリギリですがここで内緒で開示させていただきます。
ぜひこの素晴らしい作品をご覧になって、私同様、世界観の深みにハマっていただきたいですね。
お尻を!!!
作者さんがとても好きなので、映画化と聞いてとても嬉しかったです。とても楽しみにしてました!
ウーリーさん(ツダケンさん)の声がやはりイケメンでした。
メインどころ皆良い人で、観ていて癒されました。
ウーリーさんの、ケーキを受け取る時の震える語尾に一番胸がギュッてなりました。故意ではないとは言えショックは大きいけれど新たな喜びもあった良い話でした。
映像も、導入からまるで絵本みたいで、先生の絵をアニメーションにすると更に素敵になって、紙面の白黒もとても好きですが華やかで本当に良い作品でした。
百貨店側の人間が皆本当に素敵なんですよ…
接客業の辛さもとても現実的で観ていてそこは辛かったですが、ラストにあの方と森さんが笑顔でお話をしてるシーンがあってモヤモヤもいくらかマシになりました。完全に悪い人ではないんですよね。
「お客様は神様です」の言葉をそのまま受け取るのもどうかと思うので、お互い相手に同等の思いやりを持ってほしいと思う。
何故あんな場所に百貨店があるのか、あの親子はどこのレストランに行ったのかとか、あの場所に関する様々な謎はありますが、問題はそこではないのでハッキリ明示はされません。それでも良いと思える作品です。
人間による、人間のせいで絶滅してしまった動物たちへの懺悔の具現化なのかやら、色々考えるだけです。
導入とラストが繋がっているの素敵でした。あっという間の時間でした。満足です。
百貨店デパート🏬も絶滅危惧は生物同様❗️皆さん たまには外で購入して❗️
絵がカラフル
定評マンガ、故にそこそこ50%客入り ほっこりまとまった小作品 好作品。
新人コンシェルジュの奮闘 と 基本絶滅危惧種のお客様との交流ストーリー
最期の最後でまとまる。
全然関係ないが 石ノ森章太郎 高嶋政宏 松方弘樹の ホテルのTVドラマ思い出した。
俺にしてはテレビドラマは珍しいが 当時意中の異性の関係で観てた
ホテルですら 実際の ベイ・・・・行ったら違ってた 芋にいちゃんなのに・・
という点をアニメの世界 動物の世界で補っている
有料パンフが秀逸
読みやすい上に
①動物学者の生態系の話
②元百貨店 コンシェルジュの話が 目から鱗 ぜひ買って確かめて
②の人の お客様は神様ではなく王様🫅 という言葉が的確 完璧では無くクレーマー 間違いもある
基本絶滅危惧種と それに仕える人間という構図もいい
人情譚がまとまっている。
昔、お袋に連れてかれた デパート🏬のワクワク感が復活😀それの相応しい彩色
関係ないが 新人コンシェルジュはじめ制服の フェミニンな感じに萌えた。というより若干エロティシズム
なんでも男女平等で 職場の服装も中性化が進む中、光った。勿論中性でいい
だが女性らしさまで否定 は❓❓
原作者はコメントの片隅見ると 百貨店の店員さん経験者
恋の話、親子の話、老夫婦の話 貧しい青年の話 病弱な子供貧乏 と話は どっかで観たような話だ。
でも短い時間でテンポよく、何より絵が美しく、コンシェルジュが萌える【最後は蛇足】
高島屋、伊勢丹協力
どーでもいいけど 電子販売の影響で 郊外モール 地元スーパー
以外の 百貨店が大苦戦中 無くなった県もある ワシは商売人の倅だが小売商壊滅は仕方ない
ただ、手に取って 気合の入った買い物の百貨店残って欲しい 皆んなも給料日くらいは行って欲しいなぁ
新人コンシェルジュの奮戦記!
新人…秋乃の奮戦記!!
絶滅危惧種の動物がお客様で、その声優が豪華です。かなり、ほっこりするストーリーでした。秋乃が奮戦する姿をみて、期待して充分でした!謎のペンギン(?)が、キーマンでイケボでコミカルです!
TVシリーズで観たいなぁ…とおもいます!
あたたかすぎて涙腺がゆるむ
原作未読で鑑賞しました。
結果からいうと
とても、とても満足する作品でした。
70分という短めの上映時間で
最高に心があたたまりました。
最初は70分ということで『仕事終わりに見やすい』くらいに思っていましたが、
終わってみると『もっとこの世界に触れていたい』と感じるほどにとても良い心地でした。素晴らしく良質なお仕事ムービーです。
とあるシーンで
声優さんって凄いんだなぁ、としみじみ。
まんまと帰りに本屋さんで原作のマンガを買ってしまいました。
優しさが伝わってくる
絶滅動物の擬人化がかわゆい。
いつもお客様の気持ちに寄り添って努力する秋乃を応援したくなる感じ。
接客シーンがメインで派手なアクションはほぼないのですが、動きがよかった。
秋乃の慌てる感じや、身の躱し方、ペンギンのエルルの滑空シーンなど、優しさが伝わってきて心地よく観られます。
観ていると、(エルルによる創業理由は語られますが)なぜ絶滅した動物たちが生きて人間の格好をして買い物に来るのか?という疑問がわくのだが、その解はない。
死後の世界なのかもしれないし、ファンタジー世界なのかもしれない。
「まぁ、『不思議の国のアリス』的なものだろう」と、ふんわり優しい世界を肯定さえすればよく。
短編漫画を連作にして、70分程度にまとめたものと受け止めれば、それだけでいいんじゃないでしょうか。
全ての映画と働く女性に土下座しな!
レビューのタイトルについてです。勿論、この作品がじゃないです。
当然のことながら、私のことです!私が悪いです!諸悪の根源は全て私にあります!
(*´Д`)ハァハァと楽しんできました。完全に道を誤った鑑賞方法です。
普段なら絶対にチョイスしない類の作品だったのですが、観に行くと決めた理由はシンプルなんですよ。
私、重度にスーツ萌えをこじらせていまして。
働くスーツ姿の女性いいですよね(*´Д`)ハァハァ
そんな性癖を吐露されてもなぁ…ですよね。
本作、それが十分に堪能できました。はい(*´Д`)ハァハァ
主人公・秋乃のスーツ姿がどストライクだったんですよ(*´Д`)ハァハァ
フライヤーと予告編で仕入れていた情報以上に。
えーっとね、これ書いていいのかな?
てか、本作を観た上で正直な感想を書けと言われたら、コレは書かなきゃでしょ!ええい!ままよ!
えーっとですね…作中で、何度も何度も何度も何度もずーっと出てくるカットがあるわけですよ。
秋乃が床に片膝ついてしゃがむ姿が。
あれね、リアルにやられると、おぱんつチラ見え不可避アングルなのねんΣ(’◉⌓◉’)エッ!
いくら女装癖をこじらせていても、私の話じゃないよ!中身はおっさんのパンチラ見えなんてテロ以外の何物でもないよ!
そもそもがですね、この映画に興味を惹かれたのが、秋乃のビジュアルが、片想いだった女性に似てたからなんですね。
華奢な体躯だとか、幸薄そうな顔立ちだとか、しゅっとしたスーツ姿だとか。ちっぱいだとかも(笑)リアル再現。フィギュアほしぇ。
そんな想いがスーツ萌えをこじらせちゃった訳。全く罪な女ですわ。歯牙にもかけられませんでしたけれどね。ちくしょう。
閑話休題
ロング・ロング・アゴ―ですね、その女性がですね、とある日のとある時、床に落としたキーを拾おうとした、まさにその一瞬でした。しゃがみこんだ時に、おぱんつ見えちゃった訳ですよ(///ω///) 前方俯瞰のカットで。コンマ2秒ほどの刹那に。←休題してないし。
不可抗力だよ!刑事さん、俺何もやってねーよ!無実だよ!信じてくれよ!
ガン見した訳じゃないよ!チラ見えだよ!でも、今にして思えば「ザ・ワールド!時よ止まれ!」ではあったのですけれどね。
はいはい、作品のレビューですよね。今度こそ休題。
これ、全2巻完結の原作コミックがあるのですね。未読ですが。
お話をやや詰め込みすぎているかなぁ…と思ったのですが、全2巻を70分の尺でやるなら、冗長すぎずにちょうどよかったのかも。
絵柄がとても微笑ましく可愛かったです。作画監督グッジョブです。
スクリーン狭しと、次から次へ登場する、擬人化された様々な動物の個性的な描き方が大変よかったです。ケモナーまでは入っていないので、そこには萌えませんでしたけれどね。
さすがに『からかい上手の高木さん』の時のように、マスクの奥で嗚咽をかみ殺すようなことはありませんでしたけれどね。
各エピソードがそこそこ泣かせにきてくれました。悲しい方の(泣)じゃなくて、幸せに包まれた時に、そこはかとなく感じる(微泣)みたいな。
全体を通して優しく包み込んでくれる“ほんわか”感が、この作品の最大の魅力かな?←おぱんつがどーとかこーとか言ってた口で綺麗ごとをっ!
映画はいわんや、あまつさえ働く女性を性的に汚れた目で見るとか、自分許すまじ!おやだよ!(日本語仕事しろ)
全ての映画と、働く女性に土下座しろ!
なんで~もそ~ろ~う~♪ほっきょ~くひゃっかてん~♪
お~かいものな~ら~♪ほっきょ~くひゃっかてん~♪
ちょっと中毒性のある歌なんですよね。アレ♪
あんなコンシェルジュさんがいる百貨店なら、毎日通いたいかも←ストーカーで締めかよ!
試しに観てみな、(アイツが)とぶぞ
たった70分。
買い物帰りのふとした時間に、
急に予定が空いてしまった休日に、
ふらっと観て欲しい。思わず翔びます。
少しでも仕事に疑問や不安を持つ人に、静かに響く良作。
p.s.ウーリーさん、アンタずるいよ...
押し付けがましくない教訓を秘めた動く絵本
原作が好きなので、かなりの再現力に感謝申し上げたい。
特に秋乃ちゃんの俊敏な動き方は漫画で読んだときの想像通りで、読者に動き方を魅せられる原作もすごいですがアニメに落とし混んだスタッフもすごいです。
しゅる~ぬる~のび~とした線で描くほんわかとした絵を違和感なく動かしてくれてアニメーションスタッフさんたちほんとすごい。ありがと…ありがとね…
正直、一話完結×四週のオムニバステレビアニメーションをただ繋げましたみたいな感覚は捨てきれず、映画館でみるレベルかと問われると即答できかねますが、サブスクきてからとかテレビ放送したときにとかでお家での鑑賞でも良いので、いろんな人に見て貰いたいなあと思います。
絶滅危惧種とか出てきて、人間って罪深いなあと思わされますが、別に乱獲やめましょうねって話でもない(やめましょうね)。
重たくならず優しく物語が進んで、ほんわかまったりできますよ。
ハートフルだけじゃない、チクっと刺してくる棘が良い
試写会視聴。原作未読で向かいました。
前半後半でガラリとイメージを変えてくる仕掛けがあるので、原作未読の方はそのまま視聴することをおすすめします。
見終わった後「え?すなわちどういう事だったと思う?」と、話したくなる映画でした。
音楽も世界感とマッチしていて没入感が高まりました。耳障りの良い足音が特に良かった。足音でキャラクターの個性を深めてた。ずっと聞いていたかった、足音。
優しい画面作りに真っ直ぐな主人公。数々のハートフルなエピソードに、応援して、笑って、共感して、うるっときます。
ちょっと不思議な事も、コミカルでメルヘンな設定に後押しされて「そういうもの」とスっと「理解させられ」、後半に差し出された重い題材でガツンと殴られました。
エルルがめちゃくちゃ良かった!
この映画はエルルだ。
2回目の視聴は別視点で楽しめそうな映画でした。
心がぽかぽか!
試写会にて拝見してきました!
接客経験者は絶対にハラハラしてしまうけど、それ以上に優しい気持ちになれるすてきな映画でした。
原作未読だったので映画視聴後に購入して読みましたが、原作のやさしい空気を再現しつつ、テンポとドラマを昇華させた素晴らしい出来だったと再確認!改めて素晴らしいアニメだったと思いました!
藩ちゃんがベテランの先輩役なのも新鮮だったし、給仕長の福山潤氏のうさんくささも最高でした笑
宝塚出身のお二人によるキラキラビームも是非劇場で浴びてほしいです!
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