北極百貨店のコンシェルジュさんのレビュー・感想・評価
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全ての人にオススメの多幸感満載ストーリー
原作未履修のまま挑戦。
愛らしい動物たちをおもてなしするために新人コンシェルジュが四苦八苦する物語。何とも微笑ましく、人間味溢れます。
意外にも人間の深い心情に重なるものがあり、全てのストーリーに意味を感じられます。
また、「人間が動物たちをコンシェルジュする」意味の深さを知った時、この映画のストーリーの壮大さ、重さを知らされます。
ストーリーは原作を詰め込んだ感はありますが、アニメーションが秀逸で動きもコミカル。子供から大人まで楽しめる、価値ある一作を拝見できました!
あたしには合わない
いろんな動物達とそれぞれの習性にほっこりは確かにするけど、北極?絶滅危惧種?その辺りがなんで??ってなってちょっとよくわからず、刺さらなかった😅コンシェルジュの先輩2人の髪型の歪さがめちゃ気になってたけど、原作を観に行ったらさらに歪で実は映画化にあたり作画はあれでも綺麗に整えられていたんだ……と知ったのが唯一の収穫(?)
おもてなしの心
デパートの新人コンシェルジュの主人公が、おもてなしの心(@どんど晴れ )で空回りしながらも周りに支えられながら成長していく朝ドラのような話
最初、主人公がやり過ぎなくらいにお客様の要望に答えまくるのが、あの問題作「純と愛」の夏菜とかぶるのだが、あそこまでの暗黒ドラマにはならないのでアンシンシテクダサイ!
意外といい話ではある
お客様のニーズに応える商品・サービスを提供するために大事なことは、ニーズを正しく把握すること。本作には接客業の基本のような内容が出てくる。そのために頑張る主人公の姿は微笑ましいし、少しずつ成長する彼女に勇気づけられもする。お客様は神様でしょ?というクレーマーからの問いに対する先輩コンシェルジュの返しもなかなか粋だった。
ただ、お客様の求めることに応えようとしすぎて百貨店のコンシェルジュを超えたことをしてしまうのはどうなんだろ。あの香水は売上にはなっていないし、動画にいたってはお客様に依頼してしまう。いやいや、フィクションなんだからそれくらいいか。
よくわからなかったのがあの百貨店が作られた経緯と目的。結局どういうこと?という気持ちになる。それでも全体的にいい話だったから問題ない。要はあのファンタジー設定を受け入れられるかどうかが楽しめるかどうかのボーダーラインなんだろう。
ほのぼのしたね
良ストーリー
70分は子供にもちょうどええ感じかな。
映像は色使いや構図などが素敵でした。
シンプルだけど色々と考えさせられるストーリーで短いながらも上手にまとまってて見やすかったです。
小学生低学年から楽しめそうでした。お子さん連れにはぜひ。
老コンシェルジュさんナイス!
物語としては難しくなく、動物たちの特性やお願いに対してそれぞれ合ったおもてなしをするというユニークなお話。人に置き換えれば個性として見れるので、ファンタジーというよりお仕事アニメに感じました。なので販売員をやっている人は、ひとによって眉を潜めてしまう場面もあって明暗分かれそうです。私はCGアニメがあまり好きではないので、今作のように漫画のようなメルヘンのような映像世界がとてもよかった。人も動物もみんな可愛らしくコミカルなシーンもあって楽しかったです。特に老コンシェルジュが好きですね。
北極百貨店で買い物をしたくなった。
なんともあったかなお話。
なんでこの映画で?と言われそうだが、なぜか目頭が熱くなる場面がいくつか。
みんなに見て欲しいな、と。
「東堂さん」というと「ホテル」のマネージャーを思い出した。
素敵な作品だった
絶滅動物たちが集う百貨店、どんな話なのかと思えば、文字通り。
コンシェルジュ達は人間。
なのに、というか、だから、なのか、コミカルにあたたかく、何か、血が通っているように感じて心地良かった。
観られてよかった。
すばらしくやさしい話
やさしい話でした。
コンシェルジュさんがお客様のためにがんばる話でしたが。
あそこまで思ってもらえるお客は幸せだと思うけど。
けど、あそこが、絶滅動物の百貨店ということは。
あの、秋乃さんも亡くなってるってことになるのかな?
ただ、私は、ああいうサービスされるのは嫌いなので。
払ったお金に対する対価のみ求めるので。
むやみにステップバックはしないでね
オーナー以外の従業員は全て人間、客は人間以外の様々な動物という百貨店で働き始めた見習いコンシェルジュの話…いきなり人間来店してたけどw
あらゆる動物と言いつつ取り沙汰されるのはV.I.A.と呼ばれる絶滅危惧種ばかりだったり、見られているから気をつけるとか、奴隷思想の様なものとか、そもそもこの百貨店の成り立ちも…ちょっと間違えたら人種差別やDQN礼賛に繋がりそうな危うい表現が結構盛り沢山。
そこに引っ掛かりさえしなければ、他人に優しく誠実に頑張る人を見せていてまあ良いのかな…という感じ。
それと、お子様向けなら、絶滅危惧種と言いつつ既に絶滅した動物ばかりを題材にせず、実際に今その危機にある動物を取り上げた方が良い様に感じたけれど…マジメ過ぎかw
平面的で装飾的な絵がなんか良かったです
大袈裟にいうと日本画とかキュビズムのような絵が、なんか良かったです。
内容もほのぼのしながら所々コミカルで細かな笑いどころなどあって、面白かったです。
そもそも百貨店などというものは、個人的には全く身近なものではなく、自分にとっては無関係な所としてしか捉えることができないし、ましてやそのコンシェルジュなんて・・・という思いでの観賞でしたが、それがかえって異世界の出来事として存分に楽しむ要因になったような気がします。
お声の素晴らしい方々の優しいお声も堪能できる、清く正しきアニメーションだったなぁという印象です。
ファンタジー…かと思いきやしっかりお仕事アニメだしちょっぴりダーク...
ファンタジー…かと思いきやしっかりお仕事アニメだしちょっぴりダークな部分もあって面白かった。絵のタッチが可愛い。色使いも絵本みたいで凄く良かった。何より動物達のキャラデザが良い。スーツやドレス、カジュアルな服を着た動物達の可愛さが目を楽しませたし人間サイドも個性豊かなキャラクターが面白かった。
反面動物達の生態の事情のビター感やコンシェルジュとして客に奉仕するという事の難しさや困難さ、クレーマーとのやり取りなどピリつく場面もあり物語の波として単調にならない面白さもあって短いながらも見応えある作品だと感じた。特にクレーマーへの切り返しは正直スカッとした 笑
もう少し百貨店の事情や世界観背景を掘り下げて欲しい気もあったがスッキリ纏まっていて終わりも良かった。
ミニエピソードや番外編なんかが有ればもっと見たい作品。
擬人化された動物の話といえばそうだけど
サリーちゃんのパパみたいな東堂さん。
人間じゃないでしょ。
東堂さんといえばホテルを思い出した。
お客様の満足のために奮闘するのはホテルもデパートも一緒。
無理難題を引き受けたりお客様を増長させてしまったり。
新人コンシェルジェさんドタバタしすぎ。
デパート走っちゃダメでしょ。
お客様は絶滅種。
このデパートのように思いやる心があれば
絶滅しなくて済んだのかも?済まなかったのかも?
全体的に声が良かった。
ウーリーさんはもちろんだけれど適材適所という感じ。
この映画が何を言ってるのか、よくわからないけど
不思議て楽しい映画でした。
斜陽の百貨店、北極の温かい話
事前情報なくX(旧ツイッター)で公開されている事を偶然知り、観に行きました。
個人的には今年2023年の劇場アニメ作品でここまで一番の名作だと思いました。(70分ほどと近年の映画としてはやや短編ですが)
動物たちが買い物にやってくる「何でも揃う北極百貨店」に見習いコンシェルジュとして働き始めた新人の秋乃さん。
最初は「また新人がやらかした」という感じのお客様も先輩方も振り回す迷惑をかけ、謝ってばかり。
しかし彼女が憧れのコンシェルジュを目指して奮闘、レストラン、OB、上司、先輩そして様々なお客様との出逢いと接客を通してコンシェルジュとしても、人としても成長していく様に胸が熱くなりました。
現実では大手百貨店の売却や地方百貨店の閉店、老舗百貨店の経営不振の報道が続き寂しさを感じますが、作中の北極百貨店は百貨店が元気で輝いていた時代の雰囲気を感じる事ができ、今は亡くなった祖母に連れられて地元の百貨店に買い物に出かけた事を思い出しました。
ここからはネタバレを含みますが、お客様や支配人などの動物たちは絶滅危惧種または既に絶滅してしまったれ動物たちである事が終盤に語られます。
毛皮や食用または脂などのため、人の欲のために狩られ絶滅したり、絶滅しかけている動物たちが、人の欲の集約した百貨店で着飾ったり、恋人や大切な家族への贈り物、または記念日を過ごすためにやって来て、まるで人間のように愛を語り、想いを紡ぐ皮肉であり、風刺でもあるこの作品はあまり宣伝を見かける事が少ないかもしれませんがもっと沢山の人に見て欲しいなと思いました。
最後にエンドロールに撮影協力として日本からは伊勢丹高島屋、そして北極百貨店ののモデルになったのは世界で最初の百貨店パリのル・ボン・マルシェ(1852)でしょうか。
英米への亡命の経験もある遅咲きだったナポレオン3世の治世、イギリスに遅れてフランスに産業革命が押し寄せ、大量消費時代に突入した時代は動物たちの絶滅が本格化した時代でもあり、掛け値(値引き)なしのショーウィンドウ販売でお金がない人も見て歩くだけで楽しい場所。
品物を手に入れるだけならネットで簡単に安く探して買える現代とは対照的な、人を介する事で手間もコストもかかるから価格で到底競うのではなく、温もりと悦びを分かち合うコンシェルジュという仕事と新人(見習い)の視点を通して見る古き良き時代の百貨店、現代の百貨店の歯痒さと目指す一つの在り方をこの作品の中に観た気がします。
コンシェルジュさんってめちゃ大変なのね!
絶滅危惧種もいるという北極百貨店。そのコンシェルジュになった?ばかりの主人公が苦労しながらも頑張る話。
原作が本?なのか短編が何個かある感じ?かな。
とりあえず、時間もちょうどよく話もシンプルでかつ感動もあり良き!一つ一つの話全てが好きでした!特に、オオカミの話とマンモスの所!心がなんかポワポワする系!
オオカミの彼女さんいい子すぎ!可愛い!
ストーリー全体を通して、主人公の成長が見ていて良き!キャラクターみんな個性があって、良い奴でホッコリする。とてもいい時間でした!
映画っぽくないが、良い作品
動物がお客様の北極百貨店で
働く新人コンシェルジュさんの奮闘を描くアニメ映画。
アニメの違う話をつなげたような感じで
上映時間が短めだし
一本の映画としてみればいいかは疑問だが
伏線っぽいものもありそれなりに
筋は通っているし面白い。
出てくる動物は
普通に話すし、言葉もじゃべる世界観
動物がイケメンボイスでしゃべるとなんかギャップを感じてしまう
困りごともプロポーズに自信がないなど人間らしい
なんとなく、ライオンの香水を探すってのは
女の子が無理難題を押し付けたように最初思えたが
別にそうではなかった
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