ノック 終末の訪問者のレビュー・感想・評価
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謎なのかシンプルなのか
いちいち理由は記載しないが、シャマラン監督作はどこか心配してしまう。近年は興行面でも評価面でも好調であり、私も満足して劇場を後にしている為、もう安心して観てもいいかもしれないが、本作もそんな心配はご無用の作品であった。
日本の配給元が分かり易くしてくれたのかは不明だが、邦題では「終末の訪問者」というご丁寧な説明がついている。そして文字どうりの内容なのだが、冒頭で直ぐにその訪問者達はやってくるのである。それも比較的事を荒立てぬよう、親切さも感じるくらいの平静さであるのだ。ここからシャマラン監督の得意技、「大どんでん返し」がいかにして炸裂するのか、どれくらい置いてきぼりになるのかを考えてしまうが、今回はまた今までとは趣きの違う形の展開を迎える。相変わらずの不条理さではあるものの、人を疑いたくなるなる様な一方通行の出来事ではなく、本作で登場する全ての人物には愛があり、使命がある故の行動なのである。
本編でもコロナの様なウイルスの話が一部が出てくるが、皆が何かを犠牲にして苦しい生活を経験したコロナ時代があったからこその、愛するものを失う辛さを色濃く描いたテーマなのかもしれない。
ストーリー自体は簡単であり、途中で首を傾げる必要もなく、徐々に訪れる終末をテレビ越しに感じるという何ともマニアックな構成で不穏さが募ってくる。この静かに訪れる不穏さは彼の作品の中でも1、2を争うレベルだと思う。春休みのボケっとした頭に喝を入れるのには丁度いいスリラーだろう。
命の価値は人によって違うのね。
1人娘のいるゲイカップルの家に突然やってきた4人組。人類を守る為に誰か1人死んでくれ、もし誰も死ななかったら人類で3人だけ生き残れるよ。なんて突然言われても信じられる訳ないよね。だって家族の1人が死んだから人類が助かったって、どうやって証明すんのよ。
ストーリーとしては、この4人が選ばれた家族を説得する為に奮闘するだけ。宇宙人とか悪魔とか人類を滅ぼしにくる奴らと闘う話かと思ってたのに全然違ってた。こいつら自分の命をかけてまで、人類の為にやってんのか、嘘ついてんのか、モヤモヤしっぱなしで、伏線回収の無いままラストへ。あら?これハッピーエンドなの?モヤッ!でも、ゲイカップルの対応にずっと共感できてソコソコ楽しめました。
シャマランをさがせ!
うーん…ビミョー(笑)
70~75点ぐらい。
少し難解かも…分かりずらい。
あらすじ知らずに観た為、何が起きているのか理解するのに、頭を高稼働させながら観ました。
聖書を引用してる?詳しい方は理解が高まるのかも。
今回もシャマラン監督がカメオ出演してます。
シャマランをさがせ!
いや、すぐ分かります(笑)
まさかの「終末論繋がり」。誰でもわかる❗️しかし欧米人か有料パンフ購入した人しか真の狙いはわからない❗️
「ホエール」おデブさんから 時間が空いた
だから、ワシは禁断の行為、そう、子供・しと近親相姦 に 匹敵する禁断の行為してしまったよ⁉️
そう、ワシは パンドラの箱とも言える
【事前に有料パンフレット読み込む】禁断に踏み込んだよ。
でも答えは正解❗️
有料パンフの解説村山さんの どんでん・・・な監督だから
順序だってハプニングを楽しむ映画鑑賞の王道も良いが
疎密 楚から密へ の鑑賞もありなのだ❗️
有料パンフの稲垣さんというライターの解説がキモそのもの・・ここでは触れないが
この作品、小学生でも誰でもわかる簡単作品。
だけども、キリスト教に馴染みのない人が多い日本人
【俺、個人的に、昔、ビジネスホテルには必ず置いてあった聖書が、だらだらして、読みにくくて辟易した覚え】
【ちなみに俺は特定の信教は無いですよ】
日本人の多くは この作品の言いたいこと【ちんぷんかんぷん】必至。
ただ、娯楽だし、フィクションだから どうでもいいと言えばどうでも良い話なのだ。
まさかの「ホエールからのキリスト教終末論繋がり」ビックリしたヅラ。
最後左上に描かれた 飛行機の✈️墜落が フレーク的で軽くて残念ではあるが
軽く、娯楽として見ると、そこそこ簡単で面白い作品。
オープンリーゲイ、というかカミングアウトゲイ の人がそのまんまの役演じる
ゲイも ホエール と 繋がってしまったよ
スリラー的にはそこそこ面白いので、深く考察しない方がイイかもね。
ただ思うんだが、衣食足りて礼節を知る 同様
「身内の安全があってこその世界の🌍平和」だから
イマイチ動機に説得力画質・・
イヤァ ワシだったら 世界が🌍どうなろうと どうでも良いけど・・
もうチコっと説得力のある世界の壊滅感が欲しかったのも事実。
だって山の中だし、海がどうこう言われてもなぁ 普通の見たまんまスリラー作品。
手に汗握るかどうかは 鑑賞する人の感受性次第。
話は普通、演出はシャマラニング
地球が悲鳴を上げている!人類存続の未来がかかっている…コロナ以降に問う、世界はそこまでして守る価値のあるところなのだろうか?人類の一部は裁かれた
ポスト・コロナというよりウィズ・コロナな時代にぼくらのシャマランが仕掛けたスリラーはそうした必然性はありながら、プロット自体は決して珍しいものではない。つまり世界か愛する者かパターン。だけど、彼の手(と前作『オールド』等然り華はあまりないけど見た顔が結構揃うキャスト陣たち演者の力)にかかれば巧みにサスペンスに掛けられては見ていられるし、何よりカメラを真直ぐと見据える登場人物たちの視線はこの地球で共に今を生きる僕たちに投げかけられている。月並みかもしれないが、あなたならどうしますか?と。まさしくラスト・オブ・アス。
シャマランと子供、彼の作品に出てくる(そして往々にして視点人物などメインで重要な役割を担うことが多い)子供たちを見ているとシャマランがいかに子供たちへの演出が長けているかも伝わる。ちなみに今回のシャマランはTVショッピングしていました。知的なデイヴ・バウティスタも家族想いなジョナサン・グロフも見るからにヤバそうなルパート・グリントも、キャスト皆よかった"最悪な週末"大喜利。傑作感も芳ばしさもなくサプライズの無い(とりわけシャマラン作品として彼の癖強フィルモグラフィーの中で)比較的普通な印象の作品ではあるが、別に嫌いではなかったし楽しめた。
勝手に関連作品『ハプニング』『ノウイング』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『天気の子』
究極の選択?
ある家族のもとに見知らぬ4人が訪れて告げる。
「世界に破滅が迫っている、回避するためには家族の誰かが犠牲にならなければならない、犠牲となる者は自分たちで決めろ」
逃げることも出来ず、結論を出すことも出来ない。
訪問者の言葉は本当か?どうする?というスリラー。
"ゲイカップルと東洋系の養女の家族"であっても、と言うより、障害を超えた絆があるから結論を出せない!
・・・となるはずが、訪れた4人に過去に自分達を襲ってきた奴がいる。
そんな奴が言うことなんか信じないし選択に悩まないよ!
「うわ、どうなるのかーー。う、うん?、、」という感じ。
「いつものM.シャマラン監督の映画だな、でも次も劇場に来るんだろうな」と思いつつ帰りましたよ。
みんといたら良かった!
ナイトシャマラン監督自分の想像を何でもいいから映像化したんか?責任取って欲しいほど面白くありません!私の残り少ない時間をこんな映画で費やされた怒りが消えない!この映画を配給した映画会社にも怒りを感じました 以上私の主観ではありますが!
結局何がしたかったのか?
伏線や動機が意味不明と感じて???が増える一方の展開が続いた。ストーリーは予告編の域を出ることもなく淡々と進んでいく。訪問者の異常さが際立つ反面、進めば進むほど理解不能に陥りました。
深く考えずに流れに身をまかせる作品なのかも知れませんが私的には響くものはありませんでした。
謎は謎のままでエンディング。完全なる消化不良。
45
派手さは無いが独特なスリル感はさすがのシャマラン
この映画はシャマラン監督に何を求めるかで評価が大きく変わると思います。
今回は原作がある物語なので、シックス・センスやヴィジットのような作品を求めると低評価になるし、ハプニングのようなスリルを求めると高評価になるのではないかと。
私的には後者で、意味不明な訪問者の怖さと突如始まる世界の終焉の恐さを味わえるスリラーでした。
しかしポイントをギュッと絞り込んだ100分なので最初から最後までスリルが続いて面白いのですが、ストーリー的には「結局どういう事なの?」と説明不足気味に感じてしまうかもしれません。
主人公の家族と同じ目線で、理解不能な恐怖を体験しにいくと楽しめると思います。
こんなもんだろーなー、と。
題材はスリリングだけど描き方がいろいろ不足しててイマイチ入り込めない。誓約書になぞったかも知れない訪問者達も選ばれたゲイカップルも全てがたまたまそうなった、と。そんなんで世界滅亡でよいのかしらん。予算不足なのか滅亡映像も安っぽい。
こんなんトラウマになるわ
こんなん大人でも受け止められへんわ。
ましてや子供には、人生狂わせるくらいのトラウマになると思う。
今回は原作があるみたいなので、シャマランのやりっぱなしジャーマンで終わってなかったのは良かったかな。
しかし、ゲイ、黒人、アジア人、女性と、見事なポリコレ対応のキャスティングやね。
シャマランだからニヤニヤできましたが普通に考えたらスカです
ドリフの大爆笑から大爆笑を取ったやつというのがシャマラン作品。いつもコントを大真面目に2時間やるだけなので当たると面白いがハズすとダダ滑り。今回は残念ながらダダ滑り。こんな話だよなと思った通りに進行しオチもそのまま。訪問者が何を象徴しているかも人数でバレバレ、というかど真ん中過ぎてまさかこれじゃないだろうと言うのをセリフで説明してしまうのにビックリ。その辺りの余計なお世話も含めてシャマラン作品。
じゃあ全然面白くないかというとそんなこともないし、養女のウェンちゃんも可愛い。最初から最後までシャマランっぽさをニヤニヤしながら見守るのが正しい鑑賞法かと。マジメに観る映画ではないです。
M・ナイト・シャマラン味あふれる良作
レビューでわからん!ってのが多いけど、キリスト教圏でない日本では、ピンとこないところがあるので、
・🦗が災いの象徴
・訪れる四人の訪問者は黙示録の四騎士の象徴
くらいは頭に入れておくと良いかもしれません。
レナード演じるデイブ・バウティスタの好演が良い。
あんなタトゥーのイカツイ教師がいるか馬鹿ッ!となるけど😂
ほぼコテージ内で繰り広げられたから低予算作品?と思ったけど、コテージはリアルに丸々作ったとのことです🤯
出てないところのほうが多い気がするけど😂
↑も含め、パンフレットは裏話も満載で、わからない部分もほとんど理解できるので、刺さった人はぜひ購入してください📖
なぜ?を考えずに受け入れると面白い
武器を持った4人がいきなり訪ねてきて、家族の誰かを殺さないと人類が滅ぶと言われてもにわかには信じられない。カルト信者の妄信だと思ってしまうのが普通だろう。そう考えると、この映画はゲイカップルの家族3人をいかに説得するのかの会話劇として観るのが正解かもしれない。
さらに4人が言っている人類の終わりが本当に来るのかどうかも気になるところ。シャマラン監督だからどんな展開になるのか油断ならないし。徐々に事実が明らかになっていくのにそれでもそれを受け入れるのには抵抗がある。なんでそうなっていくんだ?ってところは完全に描かれない。だから、結局のところどうだったんだ?意味はあるのか?という気持ちは残る。それでも、最後に車で流れる曲が1つの答えなのかもしれない。スッキリはしないがとても面白かった。
最後に、ウェン役の少女がとてもうまかった。物事を冷静に受け止める理性と知性を感じた。最後にツリーハウスで言ったセリフは、脚本の良さではあるが、彼女のうまさが光った演技だと思う。今後も期待の女優だ。
ヘンテコ密室サスペンス
導入部分からいきなり事態が起こり
加害者側の話がおかしいのか本当なのかで上手く最後まで引っ張る演出は流石だし 最初の四人の会話がかなり重要な事言ってますね。
あとハリーポッターのロンがヒゲ生やして出てるんだけど1番最初に〇〇が〇〇って〇〇になってマジかよって思いました、
ポッターロンが最初何故あんなに焦っていたのかって理由は なるほどの展開で納得は出来るし自分があの役割だったら 同じ状態になってるでしょうね!
あとガーディアンズオブギャラクシーのデカいスキンヘッドのオッサンが出てるんで大暴れする凶暴なやつかと思いきや静かに大人しく説得していくのが逆に怖かったですね
普通は加害者側が完全な悪で被害者側を殺そうとしてみたいなイメージで見るのでアレ?アレ?の連続で飽きさせません!
あと加害者側も単なる普通の人で 頭のおかしい宗教盲信者でなくて怯えながら実行して行くところが良かった。
結果キャスティングはかなり上手いなあとは思いました、余韻もなにもないけど 最後まで飽きずに楽しめました!
最後に小役の女の子がやたら演技上手くてセリフとか自然で良かったなあ
アフターコロナ
を語る上で、欠かせない作品。
アカデミー受賞のエブエブほどエンタメ要素がないから、万人受け。とはいかないだろうが。
アフターコロナの世界の模様が見て取れる作品だった◎
ハリウッドも世界もAsiaだし、東洋世界だ。と言うこと
それと、ジワジワと忍び寄って隔離封鎖した環境に
恐怖心と共に終末的情報を与えたら
新興宗教ならぬ洗脳は容易い。
つまりそう言うことが罷り通っていたのがコロナだよ。
と、さりげなく伝えてくれる作品。
良いねぇ。言論の自由、表現の自由。哲学的示唆w
シャマランとの出会いは遡ることシックスセンス。
感謝感謝のグッドムービーでした!
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