大河への道のレビュー・感想・評価
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小咄の映像化
試写会で拝見いたしました。
泣かせるコメディ、といった仕上がりで、時折くすっと笑わせていただきました。
観終わってみれば、テンポのいい掛け合いによる、上質な落語の「人情もの」を楽しんだ時のような印象をもちました。
志の輔さんの創作落語が原作とのことで、「小咄の映像化」と考えるとうまくいっていたかと。
いつも自然な演技をされる北川景子さんや松山ケンイチさんらが、どこか大げさっぽいのに少し違和感も感じたのですが。
戯画化された変人だらけだけれども、どこか身近な感じのする各キャラが「落語の登場人物」であるとして受け止められるかどうかが、この映画を楽しめるかどうかのキーポイントかもしれません。
中井貴一さんの、時代劇パートでの立ち居振る舞いはさすが。
『平清盛』平忠盛、『雲霧仁左衛門』などを思い出しました。
『大河への道』
試写会にて鑑賞。
現代劇と200年前の江戸時代劇が交差しながらコメディタッチに進んでいく。
そのため、歴史が劇的に苦手な私でも面白く、分かりやすく観れた。
完成地図披露のシーンは圧巻。
伊能忠敬とその弟子たちに拍手と感動。
何かを成し遂げる人は色々な事に興味を持ち、その一つ一つを深く追求し、勉強し続けてるのだなと、自分に反省。
学生時代に観たかったな。
そしたらもっと歴史に興味を持てたかも。
#32 意外と知らないことばかり
伊能忠敬の物語かと思ったら、彼の意志を継いで日本地図を完成させた人達の物語。
知らないことがいっぱいあってビックリ。
そもそも舞台となってる伊能忠敬生誕の地・香取市自体を今日まで知らなかった。調べてみたら水郷佐原がある市なのね。佐原市っていうんだと思ってた。
さらに伊能忠敬が千葉県出身とか地図作る前に死んじゃったとか全然知らなかった。
私が無知すぎるのかしら?
このお話がどうやって落語になってるのか聞いてみたいわ。
凄い史実
伊能忠敬の偉業を知り圧倒されました。単なる時代劇ではなく、劇中劇との二重線になっている所が面白かったです。素晴らしいストーリーと脚本で最後まで観入ってしまいました。(原作が志の輔師匠の新作落語なんて驚き!)
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