ちょっと思い出しただけのレビュー・感想・評価
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ほろ甘いほろ苦い
なんともリアルでなんとも切なくて、幸せで切ない。
こんなふうに恋したことを思い起こさせて、途中映画の時間軸のカラクリがわかってタイトルの意味を理解した時にぶわわっと切なさが増して。
カップルできてる方が多かったけど、この映画を観て、変に意地を張らずにふたり素直になってね、とどこから目線かわかんないけど思いました。
大好きだけどもう取り戻せない時間っていうことの重さ切なさを、ひさしぶりにひりひり感じてちょっと嬉しく。
主題歌がたまらなく良くて今もまだ脳内ループ。主題歌をきっかけに映画を観に行くのは初めてだなぁ。
尾崎世界観の出方も結構好きでした。何度か、っててるおが笑うところ好き。
時間軸を理解してからもう一度見返したいなと思った。今日から先着でポストカードをもらえたし、もく先に行かれてた方、もう一度観に行くなら今ですよ!
7月26日
この監督の作品は前作の「くれなずめ」が昨年の個人的ワーストだったので最初は観る気がなかったが、意外な評判の高さで鑑賞
前作より嫌悪感はなかったが、所々出てくる内輪受け感というかゲストのキャスティングが少々鼻につく(タクシーの酔っぱらい三人組はマジうざくて、ある意味で個人的ベストシーンだったが、それに対する伊藤沙莉の突っ込みも良かったスッキリ)
個人的感想なので、はまる人にはメチャクチャはまるし、好き嫌いの問題
主演二人は嫌味なくて良かったです
ただ、ゲスト的に出てくるニューヨークの屋敷とか慶一さんは、どうしても「屋敷だ」とか「あっ、慶一さんだ」ってなるよね
想像以上
岡山では土日だっていうのに朝イチの一本のみの上映。観に来ている人は5人。
「休日は早起きをしない」がモットーの私だけれどどうしても映画館で観たくてアラームをかけました。
感想としては、想像以上に良かった。
てるおの誕生日を軸に物語が描かれていくがその作り方がなんとも上手い、、
「別の道を歩んでいる今」から出会った頃に遡る形でふたりを見ていくけれど、ふっと声を出して笑ってしまう場面も涙が溢れ出てしまう場面もあって、もうこのまま今のふたりには戻らないで、、、と祈ってしまうような終盤でした
個人的には妻を待ち続ける人が言っていた「待っていても来ないならたまにはこちらから迎えに行ってもいいかもしれないです」というような言葉にグッときました。
あと、足を怪我しているてるおをタクシーからおろして走り去る葉ちゃんがミラーを見ながら「追いかけてこないのかよ・・」って言っていてリアルな女の子だなあと思いました笑
そしてやっぱり一貫して池松壮亮さんが最高に良かったです、あの方の言葉では言い表せない魅力って何なんでしょうか、、、
早起きして映画館で観て良かったと思える作品でした
めっちゃ良かっためっちゃ良かっためっちゃ良かった!
沙莉ちゃんが出るってこと以外、前情報全くなしで観ましためっちゃ良かった!
え〜、前半ぼ〜っと観ててあの仕掛けに気づかなかったし、これはもう一回観ないと!
沙莉ちゃん、可愛かったなぁ。すっかり綺麗なお姉さんになっちゃって。
池松くんも素敵だった、本物のダンサーだった。
物語としては、本当に「ちょっと思い出しただけ」で、特に何か大きなことが起こるわけじゃないけど、こういうのをこんな素敵な映画にしちゃう監督とか演者さんとかクリープハイプとか、皆さんに拍手です👏
タバコ演出。
が、くどい。
今時、というか昭和でもくわえタバコで客の髪を切る床屋とか見たことない。
主演二人の演技も、脇の演技も素晴らしいのにもったいない。
あと時系列がよくわかんないからいちいちテロップ入れて欲しかったけど、そうはしたくなかったんだろうな、というのは伝わった。
時計なんか見ちゃいないし。
微笑ましくて
時間が、戻ったりしてて、
良く見てないと。。。。
時間経過が、
ストーリーを作ってる不思議な映画
なにしろ、伊藤さんが可愛くて。。。。
じつは、始めの30分爆睡してましたが、
途中から起きてしっかり観ました!
見終わった後ホッコリしますね。
あの日は、毎年ケーキ買うんでしょうね🍰
東京テアトル発、今年の『花束みたいな恋をした』なるか?"男ってバカ(だけどいいよ)ね" 松居大悟監督が盟友・池松壮亮 × 尾崎世界観と、遂に男女双方から描く恋愛映画は、自分が作ったみたいな映画だった
日常を積み重ねる中での時に思想哲学みたいな会話劇や周辺キャラクターの(伏線回収とまでは言わないまでも気の利かせようとした?)再登場のさせ方・差異を伴う反復なんかが、語弊を恐れずに言ってしまえば自分が書くような、あるいは構想するような脚本みたいで、ちょっと悔しくなった…。あと、時間遡っていく方式で(本作は厳密には違うけど)出会いのシーンで終わるのが好きというのもある。いつもこの監督の出オチみたいなアイデアや構成力には目を引くものがあるけど、本作におけるそれは丸被り。終わり方ラストカットもずるいくらい良かったな〜したいことされて嫉妬したよ。ちょっと思い出しただけというよりがっつり浸ってた。
劇中で出典・引用されるジム・ジャームッシュ監督『ナイト・オン・ザ・プラネット』のように世の中には色んな人がいて、その数だけ生活があるのだと夜空を見て思う。けど、それらを可能にしているのは紛れもなく主演二人の力と化学反応に依るところが大きいと思う自然体な空気感。前作『くれなずめ』主演で松居組に加わった成田凌や、(『ナイト・オン・ザ・プラネット』には出演していないけれどジム・ジャームッシュ盟友)永瀬正敏などと好きな顔が揃っているのも個人的には嬉しいポイントだった。池松壮亮含めこの3人揃っているのは完璧に俺得ってやつ。國村隼がやっているバーなんてあったら絶対通っちゃう、人生相談したい。当たり前だけど演者って大切だ。
せっかくなのでショートケーキ買って帰りました(普段はチーズケーキやモンブラン派でたべないのに)
勝手に関連作『ナイト・オン・ザ・プラネット Night on Earth』『エターナル・サンシャイン』『メメント』『テネット』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
コロナ禍の現在、マスクをつけることが当たり前になり、映画の中でもマ...
コロナ禍の現在、マスクをつけることが当たり前になり、映画の中でもマスクをつけている描写が何度も出てくる。
映画の中での演者はあまりマスクをつけている印象がないため新鮮だった。
時の経過の描写は現在から過去に渡って表現されており、7月27日を切り取って映し出される。
過去ではコロナもなく平穏な日々であったが、劇場内での観客がマスクをつけている描写から時の経過を表現しているのは素晴らしいと思う。
タイトルにもある通りちょっと思い出しただけというタイトルと伊藤沙莉、池松壮亮の演技が最高にリアルを作り出している。
ほんとに ちょっと思い出しただけ でした(笑) 脇役が豪華で驚いた...
ほんとに
ちょっと思い出しただけ
でした(笑)
脇役が豪華で驚いた
と
伊藤沙莉さんをあ手書きしたの?って思 うくらいに 彼女が生きた作品
永瀬正敏さんの使い方も贅沢 スパイシーな
リアルなんだけど なんだか爽やか
ハッピーエンドだし よかった
伊藤沙莉がタクシードライバーってだけで見ずにはおれないナイトオンザプラネットの世界
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タクシーでウィノナライダーごっこしてるしジャームッシュ組の永瀬正敏もそれらしい役で出てくるし…楽しい!
記憶は現在から過去に遡っていく
映画的な編集で…なんでもない夜がひとり一人の宝石となって輝いています
もちろんクリープハイプの主題歌あっての世界観で…それも含めて余韻の残る映画です
個人的に一番好きなシーンは二人が別れた日に突然たまたまそこにいるいろんな人たちの声が聞こえてくるシーン
ずっと二人を撮りながらも、そんな物語はそこで映し出される人たちにも(そしてそれを見ている私たちそれぞれにも)きっとあるという…
ジャームッシュ的な監督のまなざしが一番よく出ている場面だと思いました
あ、あともうひとつ!
ほんの少し出てくる伊藤沙莉の関西弁がいい(寝ても覚めてもの春代以来?)
そう言えば葉みたいな女子は大阪には結構いてる気がするなーと笑
あ、あと池松君の声、伊藤沙莉の声に負けず劣らず心地よかったです
國村さんの声とともに映画館で聞く価値ありやと思います
惜しいところがあるけど、いいところもたくさんある。
彼の誕生日を今からどんどん遡っていく物語。
クスッと笑うところもあるし、小さな規模感の中で日々が繰り返していくのは、のんびり観るのにちょうど良かった。
自分も30前半で結婚してるけど、20代前半はほんと大恋愛もしたな。でも今も悪くないけど。
でもなぁ、みたいな気持ちが表現されていて、苦くてエモい気持ちを表現している部分では、なかなか見ない映画だったと思います。
このレビューの下に印象を出すところがあるのですが、どれにも当てはまらない感じが出てるのが評価できます。
思うところは、多分、同じ日を1年遡ると曜日が前に戻る、ということで遡ってるのを見せているのだけど、
(2022/2/24は木曜日→2021/2/24は水曜日といった具合)
正直それを知っている人って少ないと思うし、もう少し西暦を見せるとかニュースやラジオで年がわかるように見せていかないと、いつ変わったのか分かりづらくて、そういう意味で優しくないなと思いました。
そういうお客さんの手間を減らすことで、よりのめり込める隙間になると思うので、そこは無駄な時間でした(もちろんマスクが無くなったとか怪我してるとかで何とかわかるけど)
あと、主題歌などはとってもいいけど、役として尾崎世界観が出てくるのは微妙。
でしゃばっている。まぁ・・・仕方ないか。っていう感じで映画好きは見るかも。
映画観た後に聴く主題歌は素敵でした。歌詞を見てぜひ。
芸人ニューヨークの人の立ち位置も面白かった。
またAmazonとかでやってたら観たい。それくらい、ちょっと思い出したときに観たい映画でした。
タイトル通り
松居大悟さんの映画らしく、本当に等身大を描いた作品。
池松さんと伊藤さんが、ただただ自然過ぎて、現実の延長なのか?と錯覚するくらい。
見ていても羨ましいという感覚よりも良かったねぇ~という感情が強いのが、この二人の演技力。
コロナになってタクシーに乗ることも本当に減ったが、あんな会話していた気がする。
そんな世の中だからこそ、こういうほっこりする映画が必要。
日常の一部を切りとったような自然さ
派手な演出やジェットコースター的な面白さはないが、とても魅力的な作品。まず、主役二人の雰囲気がいい。思わず二人の幸せな未来を応援したくなる。ストーリーの構成も、丁寧に考えて作られたんだろうなぁと想像できる。
きっと誰もが、心の中でずっと大事にしたい出会いや経験を持ってるはず。たとえそれが他人から見れば平凡で、どんなにささいなことでも、はるか昔の思い出に変わってしまったとしても。そんな人生の一部分を巧みに描き出している。
互いに生きる道は違ってしまった。今の暮らしには満足してる。でもある時ふと夕日を見て思い出す。あぁ昔あんなこともあったなぁ~(過去形) 同じ夕日を見て別の誰かが別の場所で同じことをぼんやり思い出してる。
劇場で誰にも邪魔されずにぼーっと見るのに適した映画だと思う。生活音があると、リアルな生活に溶け込みすぎて映画の印象が薄まってしまうかも? それくらい自然。いい意味で。
思わず引き込まれる見事な一本
良かった、本当に観て良かった。久しぶりに身動きが取れないくらい見入ってしまいました。
私は邦画の方が好きなんですが、その理由としてこういう繊細で情緒的な、行間を読ませるような演出が大好きなんですよね。
ストーリーとしてはそんな派手なものじゃないですが、全編アドリブなんじゃないかと思わせるようなナチュラルな台詞と演技がとても良かったです。
個人的には今年の邦画の中でベスト級の傑作でした。
2021年7月26日。 タクシードライバーの野原葉(伊藤沙莉)は、...
2021年7月26日。
タクシードライバーの野原葉(伊藤沙莉)は、お客を一人乗せて、夜の街を走っていた。
客が「トイレに行きたい」というので、公共ホールの前で停めて、客が用を足す間、ホールの中へ入っていった。
誰もいないと思っていたステージの上では、男性(池松壮亮)がひとり踊っていた。
男の名は佐伯照生。
脚を痛めてダンサーを諦め、いまはステージの照明スタッフをしている。
照生と葉は、以前、付き合っていた。
そのことを思い出す・・・
というところからはじまる物語で、7月26日という特別な一日(照生の誕生日)を、過去へと遡って、5年だか6年だかを描いていきます。
東京テアトルの製作・配給で、昨年ヒットした『花束みたいな恋をした』の二匹目を狙った企画だという感じだが、作品から受ける印象は、かなり異なります。
『花束』の方が一般的な観客(テアトル系に足を運ばなそうな観客)に向けたものだとしたら、本作は、かつての「渋谷系」観客向けといったところ(なにせ、ベースにジム・ジャームッシュ監督作『ナイト・オン・ザ・プラネット』があるからね)。
どちらがいい・悪いということはないのだけど、本作の方が、よりリアルな感じがする。
けれど、ちょっと映画としては、首をひねるようなところが無きにしも非ずで、『ちょっと思い出しただけ』というタイトルが示す、思い出している「現在」が幸せなのかどうなのか。
そこいらあたりが微妙で、過去も幸せだったが、現在も幸せだ、だから「ちょっと思い出しただけ」、という感じになっていない。
これは回想に戻る前の描写が、あまり幸せでないようにみえるからなのだろう。
また、作劇的に、7月26日の一日を切り取って、過去へ戻り・・・という作劇が必要だったのか。
出逢ったころからはじめて、現在へ、という作劇の方が、すんなりしたと思うのだが、そうすると『花束』とまるっきり同じになってしまう、と製作サイドが感じたからなのだろうか。
で、最後に決定的なのだが、「ちょっと思い出しただけ」は、誰が思い出したのか。
物語のはじめと終わりから考えれば、思い出したのは葉のはずなのに、過去のシーンは常に7月26日の照生の部屋から始まる。
そこには葉がいないことが多い。
これでは、葉が思い出しているようにみえない。
脚本として、推敲ができていないような印象を受けてしまう。
と、いみじくも葉が照生と出逢ったときに言った言葉のとおり、
「よくわからないけど、この舞台(映画)に、ダンス(前に戻るという構成・仕掛け)が必要だったのかなぁ。それにダンス(構成・仕掛け)が綺麗すぎるというか・・・」
って感じ。
誕生日という特別な一日も普通の生活が続いている・・・
狙いは良かったんですが、腑に落ちないですよ、いくつかの点でね。
観終わったあとに、もやっとしたものが残りました。
かわいい。。
伊藤沙莉が好きだから見に行ったが、魅力爆発でしたなー自然体な笑顔が素敵すぎたー彼女だったらこんな感じなのかな?とか勝手に妄想する。キュートすぎる。ラブラブな時期も喧嘩してる時も本当に素敵でしたー。伊藤沙莉のタクシーに乗りたい。
誰にもある人生な大事な恋愛をちょっと思い出した。そんな感じです。今がどうとか後悔とかじゃなく、ちょっと思い出すんですね、うん。
そして俺の誕生日7/26。というところにも縁を感じてしまったー
脇を固める成田凌、國村さん、永瀬さんetc豪華ですねー安心感抜群。ニューヨーク屋敷も頑張ってたねーこんな風にナンパしてんのかなと想像しちゃったけど、笑。
期待ハズレ
時間遡りが功を奏しているかといえば微妙…
何故そうなってるかといえば、結局、時系列通りに見せてしまうとイマイチ面白くないからじゃないかな!?
永瀬正敏とか完全にジム・ジャームッシュリスペクトなだけで呼んでるんだろうけど、あのギャグなのかマジなのか中途半端なシーン要るか!?
監督は去年の「くれなずめ」が凄い好きだったから期待したけど…
巻き戻す
ちょっと思い出すのは別れた時より出会った時の方がいい。巻き戻すから気持ちの温度が少しづつ上がる感じが良かった。クリープハイプ の曲がとても合っていて、しばらくライブ行けてないから大きな画面で歌うの観れてちょっと泣いた。
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