そして、バトンは渡されたのレビュー・感想・評価
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結局のところ、予備知識なしの方が、一番楽しめそうな映画。
本作については、展開に無理を感じる箇所が割と多いと思います。
ただ、それの多くの部分については、「そうならざるを得ない理由」があります。
この「そうならざるを得ない理由」というのは、まさにネタバレにつながる箇所なので、結局のところ、あまり深読みをせずに、素直に見るのが一番楽しめそうです。
最初に、みぃたん、優子、梨花の紹介から始まります。
そして、全体として様々な伏線がはられていて、終盤につながっていく、という構成です。
そのため、中盤までは、展開に無理を感じる箇所がありつつも、たんたんと物語は進みます。
メインとなる永野芽郁が演じる優子、田中圭が演じる森宮さん、石原さとみが演じる梨花さんは、それぞれが個性的なキャラクターですが、まさにこの3人がピッタリと思えるくらい、3人の普段から醸し出す雰囲気そのまま、という感じで「ハマり役」と言えるでしょう。
ピアノが本作のキーアイテムの1つになっていて、永野芽郁と岡田健史は撮影前は初心者ながらも、永野芽郁は3か月間、岡田健史は6か月にもわたるレッスンの結果、かなり自然に役柄になりきれる腕前に成長しているのは、役者の凄さを実感できると思います。
⭐︎4.0 / 5.0
4月7日(日) @ AP映画(2021)
そして、バトンは渡された
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これはもう号泣しました😭「愛したくても愛しちゃいけない」
みたいな感情は、経験した人しかピンとこないかもねー🥹
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人生のバトンは色々あるのだと再認識できた
「そして、バトンは渡された」といった題名を聞いただけでは、想像できない物語だが、全て観終わった時には、納得の題名になっていると感じた。
バトンと言えば、陸上のリレーを想像する人が大多数だと思う。
リレーは、第一走者からアンカーまで大切に繋がれるもので、アンカーは全ての走者の想いをしっかり受け取り最後に全力で駆け抜けるものである。
この物語もまさにそういったことが描かれていると思った。
また、走者全員が違った役割があり、その時々で誰しもが欠けてはいけないものである。
全員がいるからバトンは繋がれるものなので、この作品も一つひとつの中継地点が主人公の成長に繋がっていた。
色んなバトンがあると思うが、この作品のようなバトンも世の中にはあるのかもしれないと思い、自分の知らない世界を体験することができた。
とても考えさせられるし、引き込まれる作品だった。
泣いた。
ラスト30分は結構泣いた。
永野芽郁さん含めて、キャストが良かった。
話の流れも含め感情移入して、また泣いた。
田中圭さんが苦手で観てなかったんだけど
この映画の田中さんは最高です。
永野芽郁さん以外だったら、
ここまで泣けなかったと思う程ハマり役でした。
リレー競争の結果発表
前半、あまり幸せじゃなさそうな二つの家族。
みぃたんパートと優子パート。
それが繋がってからの後半、泣いてちゃダメなのに次から次と来る感動の嵐に完敗。
特に石原さとみさんの大逆転に心揺さぶられた。
視聴者が思ってること(デタラメとか風来坊とか、しっかりしてないなど)のセリフがあるので安心して視聴できる。
みぃたんには、泉ヶ原さん(市村正親)という凄い(色んな意味で)大物のバックがついていて羨ましい。
ピアノの才能が抜群の夫もいるし、きっとこの先も幸せだろう。
多分もうバトンは渡されない。
今作の泣かせ役1位は石原さとみさんが演じたママに決定。
愛情という名のバトンリレー
ずっと不思議だったのです。なぜ結婚相手の連れ子の血の繋がらない子にあんなに愛情をそそげるのか。本当の父親の水戸さんと別れてもその子は離さず、その子の為になんだってする。そんな事本当に出来るの?お金が無くなれば別に相手を見つけてその子が不自由ないように新しい父親を作って生活する。でもそのくせすぐに子供を置き去りにして居なくなる風来坊。一体全体この梨花って女は何なんだ?本当に子供の事を愛してるの?
でも全部繋がりました。みぃたんと優子、泉ヶ原さんも森宮さんもみんな繋がりました。そして梨花さんの想いも納得。なるほどそういう事なのかってね。
でも病気を隠すためにいなくなっちゃうとか、ストーリーに少々無理が有るように思うけど、そこは余り深く考えないでおきます。そんな事よりそれぞれの親の、みぃたんや優子ちゃんに掛ける愛がなんとも深いです。水戸さん以外はみんな血の繋がりがない親なんですよね。
でも血の繋がりがあっても無くても、この物語には愛がいっぱい溢れてました。みんなちゃんとちゃんと父と娘なんですよね。早瀬くんとの出会いで、お互い本当の笑顔を取り戻す事が出来たのも良かったですね。ずっと不思議に思って見ていたのに、結局最後はまんまと泣いてしまいました。いい映画でした
原作拝読
よくできていました。原作の森宮さんの世間とズレた感じと、婚約者の図々しい感じをもう少し出して欲しかった。原作ではりかが死ぬ前に会えてたはずだけど、それをしなかったのは‥?最後に合わせて欲しかったな。
☆☆☆★★ 原作読了済み。 ほんのすこしだけ。 かなり話題になった...
☆☆☆★★
原作読了済み。
ほんのすこしだけ。
かなり話題になった原作らしいですが、この原作者の作品を読んだのはこれで7〜8作品くらいでしょうか。
中学生から高校生。人生の中では1番多感な時期を繊細な描写で描く。
それは確かに分かるのですが、でも個人的には、その中では1番ピンと来ない作品でした。
「何で?どこが?」と言われたらなかなか返答には困ってしまうのですが💦
それでも原作の半分辺り、合唱会のピアノを練習で彼が登場する辺りから何とか面白くなり始めたものです。
それだけに映画本編が、まさに原作の半分辺りのその場面から始まったのにはちょっとビックリ。
とにかく原作の多くをかなり改変しているのですが。原作を読んでいたからこそ、「おお!そこをそう変えるのか〜」と言った場面の連続。
全体的に、それらの思い切った改変には「なかなかやるな〜」と思いつつ、そもそもの内容。即ち母親役の石原さとみをどう見るか…に掛かって来るのかなあ〜と。
元々、永野芽郁と田中圭の親子での映画化を知りながら原作を読むと。配役はこの2人でピッタリだと思って観てしまう。
母親役も石原さとみで間違いないとは思ってますが、、、何だろうなあ〜、どうもここ数年の石原さとみの演技…と言うか何と言うか、、、
何か分からない《モノ》いや何だろう【資質】と言った辺りかなあ〜💧
彼女のそんな実体の見えない《モノ》がどうもこの数年は苦手で、、、どうしても気になってしまって(_ _)
すいません、こちらの問題です。作品には決して罪はありません(u_u)
2021年10月31日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン9
これはいわゆる泣かせる映画なのかな。
奇しくも同じ日に鑑賞した「老後の資金...」と同じ監督作品。
描かれてる二つの家族、この両者がどうつながっていくのかと思ってみてたら、なるほど、例の時系列いじるパターンか。娘の名前(あだ名)が違うから騙されるよね。ただそのあとが長いこと。
基本的に病気ネタは苦手。だけど、隣の席の二十歳そこそこの女性は嗚咽を漏らして泣いていた。葬式の泣き女にスカウトしたいくらい。そのぶん余計冷めてしまった。
石原さとみ演じる母親は最後まで奔放なままで行方知れずで終わってた方がよかったかな。それが後半泣かせにくる展開がくどすぎて個人的にははまらなかった。
原作もベストセラーらしいけど泣きたい女子には受けたのかな。酸いも甘いもかみ分けた中年のおっさんには厳しい作品。永野芽郁はかわいかったけど。
公開当時、大阪ステーションシティシネマにて鑑賞。再投稿。
綺麗事だなって思いました。 たしかに感動するシーンは沢山あったけど...
綺麗事だなって思いました。
たしかに感動するシーンは沢山あったけど、
あれだけ大人に振り回された子がこんなに真っ直ぐ育つなんて有り得ないとは言わないけど都合が良すぎる。
高校時代に好きだった人と再会して結婚してなんやかんだハッピーエンドとかそんな上手く行くわけないだろって思った。
これを見て感動できる人はいるとは思うけど
私には全然ダメだった。御免なさい。
ミステリーチックで切なくて泣ける
すごく好きです。
とても良かった。開幕から
複数のキャラクターを確固スポットを当てて掘り下げる描写は初見めんどくせーな4人も追いかけんのかよと思ったが、徐々に集まって物語がリンクしていく。
展開を予測させつつ、一度あれ?違うの?とミスリードさせたり、一瞬だけ匂わせて後で回収したりと見せ方が巧み。
バッドエンド風のハッピーエンドで感心。
最近はバッドエンドで後味悪いの多いから。
最終的には切な,幸せな気持ちになります。
コレはイイ
ネタバレになるので全然書けませんが、とにかく石原さとみさんにやられました。これまで母親役のイメージもなかったし、元気いっぱいテンション高目なイメージだったけれど、この作品でこれまでとは違う石原さんの魅力を魅せつけられました。観終わった後こんなに素敵な気持ちになれた作品は久しぶりです。観て良かった。
これは原作読んでから観た方が良いと思った。
原作読んでから映画を観ました。
いつもは原作から映画を観ちゃうと省略される所が多かったりで薄味で残念な感想になりがちなんですが、この作品は先に原作読んでおいて良かったなぁ。という気持ちになりました。
省略の仕方がうまい?のか?
とも思ったのですが、
この作品はストーリーというよりは各登場人物の人となりが主軸な気がするので。
その人物像に原作で私が描いた人物像とブレが無かったからかな。と思います。
更に原作の方が人物像も濃く書かれてるので、多分映画だけ観たら色々
「何故にそうなる?」
と理解出来ない所出てきたと思うのですが。
原作で各人物を知ってるからこそ、その人がそういう事を言う、するのが素直に入ってくる、受け取れる。
って感じかな?と思いました。
役者さん達の配役に違和感が無かったのも
素直に観れた要因かと思います。
唯一、市村さんが演じた泉ヶ原さんがイメージより上品でダンディだった位かな(笑)
石原さんのリカさんは本当良かった…
永野さんもこの手の役は流石。
もちろん原作とは違う所もありますが
これはこれで良いかなと思いました。
先に原作読んどくと映画が更に骨太になる気がします。原作同様素直に幸せな気持ちになりました。
こういう幸せな作品良いと思います。
石原さとみ
1回目は、普通に泣ける。2回目は、それぞれの親たちの想いが、言葉、仕草、表情を見てもっと泣ける。良い映画だと思います。特に石原さとみさん、すごいです。喋らなくても喋っても表情だけでも語ってました。
純粋に楽しめる
みいたんと森宮優子 同時進行で2つの物語が描かれ、やがてひとつになっていく。
この二人の性格は別物で、それは、再婚した実父の相手から教えられた事によるものだった。
血縁はなくても、人は人を愛せる。
3人も父親がいるのはどこか変だが、それぞれが愛した女性が優子の「母」なのだ。
娘のハレの日をどれだけ見たかったことだろう。
その思いが涙を誘う。
深い作品ではないが、心に残るものがあった
ストーリーとしては少し無理矢理なところもあるし、ミステリー要素としても深いわけではなかったが、自分の思いとして父親からバトンは渡されたと言う感覚があるからか、自分としてジーンとくるものがあった。少しミステリー要素がずっと空気感としてありながら、ずっとあったかい作品で、どこでどんでん返しが来るのかと思った。最後までその温度感が維持されて良い作品だった。
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