劇場公開日 2023年3月17日

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シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価

全626件中、121~140件目を表示

4.0面白かった

2023年5月7日
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鑑賞方法:映画館

そんなに簡単に信じていいのか、と思う所もある。
しかし、ストーリーを捏ねくり回しているものより、遥かに判りやすく好感が持てた。

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D

4.0完全にノスタルジー。いろいろ盛り込んでる感じで。完全CGみたいなと...

2023年5月5日
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鑑賞方法:映画館

完全にノスタルジー。いろいろ盛り込んでる感じで。完全CGみたいなところは少し興醒め。盛り上がりがあるようなないような。次はV3が出てくるのかな。

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toshiyuki_kudo

5.0面白いライダー映画

2023年5月5日
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鑑賞方法:映画館

ある評論家が「面白いライダー映画」だが「面白い日本映画」ではなかったと評しました。
私はそれこそ庵野監督への素晴らしい賛辞であると思います。
多くの巨匠が有名になるにつれ業界のドル箱としての役割を負わされ、高尚で高級な「日本映画」を撮らざるを得ないのに対し、庵野監督はいつだって自分の作りたい物しか作りません。

別の評論家が「大衆が出てこない。社会とのつながりが無い」と批判していましたが、本質が見えていない意見だと思いました。

ゴジラ第一作は超越的な国難にさらされた日本国民こそが本当の主役である映画。
ウルトラマンは超科学や巨大生物、人知を超えた存在への憧憬とロマン。
そして仮面ライダーは孤高のヒーローにして異形の化け物が己の存在に苦悩するドラマ。
と、庵野監督は作品毎に異なる本質を理解し、映像化しました。

だからシン・ゴジラは国民映画、シン・ウルトラマンはお茶物TVの延長、シン・仮面ライダーは昭和のチープさを残しつつカルトなヒーロー映画となったのです。
仮面ライダー大衆が出てこないのは当然です。
だって端から見れば化け物同士の殺し合いですから。

私は庵野監督よりやや下の年齢ですが仮面ライダーを初めて見たのは新聞のTV欄の下の広告写真でした。
三つ目の昆虫人間(クモ男)と凶暴な歯を持った化物(それがライダーでした)を見て、この作品にはウルトラマンのようなヒーローはいない、気持ち悪い化け物同士が戦うんだと思ったのを覚えています。
その後番組を見るにつれ、この異形の姿にかっこよさを感じるようになっていきました。

そして漫画版の怪人が組織内の成り上がりや野心を抱いているのを見て人間臭いと思ったものです。(子供心に大人の汚い世界を見させられた気分でした)

庵野監督もおそらくは初期の怪奇番組としてのライダー、2号が登場してからのヒーロー番組、漫画版の暗い大人の世界と重層的な世界を堪能したのでしょう。

孤高のヒーロー、されど打算的な政府と協力せざるを得ない、そういった大人の事情、純粋なヒーローではいられない苦さ。
つまりヒーローでは無く、ヒーローになろうとした男達のストーリー。
本作の本郷と一文字はそれらを表現していたと思います。

トンネル場面のCGがチープと言われますが、別シーンにそうと判らない程の精緻なCGがあることからして本来のクオリティは相当高いものだと思います。
それをあえてチープにしてスピーディな、しかも暗くてよく見えないものにした。これも庵野監督のこだわりだと感じます。(2回目鑑賞では多少目で追えたけど)

この映画が爆発的にヒットしないのはある意味当然でしょうが、伝説として語り継がれていく作品ではあると思います。

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miyomin

1.5爽快感ゼロ

2023年5月2日
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寝られる

コスチューム、バイク、CG演出は素晴らしく、オリジナルのオマージュも完璧でした!しかし、爽快感ゼロ。。ゴジラ、ウルトラマンの気持ちよさ、爽快感が全くありませんでした。次の「シン」シリーズに期待します!

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つのっち

3.5深すぎる原作愛+エヴァ要素が入ってちぐはぐ

2023年5月2日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

結婚式で初代仮面ライダーへ扮し披露宴に臨んだという庵野秀明氏。その愛の深さが窺い知れ、この人が描く仮面ライダーが前作の内容からどうなるか予想出来たのと、ライダー作品の知識皆無ゆえ見送り予定だったが、本作の冒頭25分を特別配信で見てしまい、その冴えわたる演出に負け劇場へ足を運んだ---結果、概ね想定通りの話だったがラスボスの目的が呼称が違う“人類補完計画”だったのにビックリ。過去の一件で人に絶望したラスボス、彼は過激組織"ショッカー"に所属する幹部で人類を魂だけの理想郷へ送り出す計画を立て、その組織でバッタの怪人(劇中ではオーグと呼称)に改造された主人公が仮面ライダーを名乗りラスボスの妹であるヒロインと共に計画阻止に奔走する---てのが大まかな話。目的が世界征服は流石に…と感じたか現代風にアップデートした事で【シン・エヴァンゲリオン劇場版】のセルフオマージュになり、そこへシン・ゴジラから続く独自用語と小難しい理屈が飛び交うアニメ調の会話劇、とどめに監督の仮面ライダー愛が炸裂してるであろう原作再現演出などが集約された本作は、これまで以上に尖り倒したストーリーに変貌していた。

もちろん、エヴァから続くハッタリの効いた戦闘演出と描写は健在で、仮面ライダーの怪力がもたらすスプラッタ撲殺表現、一撃必殺も頷ける超高度からのライダーキック、ジェット噴射で空を飛ぶバイク、ハチ怪人の高速移動攻撃に量産ライダーの一糸乱れぬバイク追撃など冴えわたる部分もある、しかし大半は前述の会話劇に何で出したか謎の前作ヒロインの役者が演じるサソリ怪人のギャグパートは恥ずかしくなり、それまでの話の流れ上自然な展開とわかってもラストバトルが泥仕合めいた地味戦闘の末、エヴァかな?と既視感ある精神世界での語らいで締められる、どうにも本作は盛り上がり難い作風だった。

以上、粗削りで盛り上がりずらいとはいったが観た事自体に後悔はない、強いて言うなら派手な戦闘を求めると肩透かしを食らうので注意。

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木神

4.0人間味臭い仮面ライダー!

2023年5月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

何も予習もせず鑑賞しました!
シン・ゴジラのように携わる方々の奮闘ぶりを描く映画なのかなぁと思ってました!
葛藤・苦悶・成長等本郷たけしの内面をえぐる仕立てにしている。戦闘シーンも殴り殺す感じの生々しさをしっかり見せてるしCGをふんだんに使用した迫力満点の戦闘シーンにしている。仮面ライダーのかっこいいイメージものこしつつ人間味臭さを加えた大人向け仮面ライダーなのかぁと感じました。

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映画大好き

3.5棒読みライダー

2023年5月1日
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単純

興奮

難しい

主人公が棒読み。
博士の演技がくさい。
暗いシーンが見にくい。
戦闘描写がだんだん地味に。
バイクのスピード遅すぎ。
一文字隼人がカッコいい。
ヒロインかわいい。

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ヤスナリ

3.0誰がために戦う?

2023年4月29日
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楽しい

興奮

幸せ

最初に言っておく。俺(このレビュー)はか〜な〜り長い。
(今回、めっちゃ短くするつもりだったけどやっぱり無理でした。ごめんなさい)
さて、本題!

石森章太郎のプラーナだけを受け継いだ。(敢えて石森と表記する。)
そんな印象を感じた。
マニアックなほど特撮愛に溢れた面子が集ってライダー話やウルトラマン話を創作しようとしたなら、それはもはや「自分自身の解釈」を展開するしかない。それは本当によくわかる。

けれども、これだけネームバリューのある人が東映の看板を背負って50周年記念作品を創るならば、もう少し観客に寄り添ったものにすべきではないかな?
「変えたくないもの」を守り抜いてくれた事は良い。
しかしながら「切り捨てたもの」の中に大多数の観客が望んでいたものも多く入っていたのではないかな?

シン・ウルトラマンは良かった。換骨奪胎の中にも往年のマニアックでコアなファンが望むものはすべて入っていた。しかしながらシン・仮面ライダーはどうだろう?
石森章太郎氏が作品に籠めたものについての庵野さん個人の解釈に過ぎないのではないか?
もちろん悪くはない。しかし、観客に寄り添う視点がそこにあったのだろうか?庵野さんの自慰に過ぎないんじゃないか?
そうなってくると、もしかしたらシン・ウルトラマンまでもがただ単に庵野さんの解釈がコアなファン目線と同一方向に向いていただけなんじゃないか?
本当は観客の観たいものの事なんか考えていなくて、偶然観客の希望と合致しただけだったんじゃないか?との疑念が湧いてくる。(観客の希望ったって往年のかなりマニアックなファンに限定されるしなぁ)
庵野さんはいったい「誰がために」戦って(作品撮りをして)いるのかなぁ?
息子が「規模のデカい同人誌じゃん」という感想を漏らしたがその通りなのかもしれない。

これなら、45周年記念作品の「藤岡弘解釈」の方がずっと良かった。
平成ライダーが忘れて(捨てて?)しまった昭和ライダーの熱き魂と人生訓の重要なテーマを若い世代へのバトンとして受け渡したい!という強い思いが胸を打った。

本作は単体としては面白かったが、「仮面ライダーファン」としては引っかかる点やモヤモヤする点も多々ある作品であった。以下に記す。

【良かった点】
・泥臭いまでにリアルな戦闘シーン。
(冒頭の畳み掛ける荒々しいアクションも、終盤重要シーンでの頭突きも説得力があって良かった。)

・2号の初の変身ポーズシーン(やっぱりこれしかないよね♪)

・奥多摩の小河内ダム(笑)&カットやアングル面で第1話再現度の高さは嬉しい。

・Iがイチロー、Jがジローかと思ったんだけど?そのあとKになったって事はJは「ジョー」だったの?
(でもJの造形はモロにキカイダーだったよね?あと、緑川兄が蝶ならイチローじゃなくてゴローでええやん?(笑))
と、まぁ、ツッコミどころは多いけど楽しかったのは間違いないので「良かった点」の方にしときます。

・「脚本単体」は良かった。「映画単体」としてなら良かった。

・2号の軽い雰囲気は、令和というフィルターをかけた再現度としては悪くないと思った。

・13人ライダーや(そのあと6人というこだわりもw)ラストの一文字に宿る本郷など原典or原点を重視する制作姿勢(71年の漫画はTV版の「原作」ではないけどね。)

・ニヤリorクスリと笑わせてくれる数々の小ネタ

【引っかかった点】
・こんなの「本郷さんじゃない!」
どうしてもここだけは譲れない。
本郷さんは知性・身体・精神のすべてを鍛え上げた「漢の中の漢」だ。
「コミュ障の無職」なんて本郷さんじゃないんだ!
昭和の男性観には
「強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きる資格がない。」
というものがあった。
「優しさ」の前に「強さ」がなければ、誰かを守る以前に自分自身が生きていけないのだ!
平成30年のあいだにすっかり「強さとは優しさの事である」とか「強さとは愛」だとかのすり替えが行われてきた。
令和の男性観として、先ず「優しさ」が強調されるのはなんとなく納得するが、結局改造される事で「強さ」を手に入れている。自分自身の努力によって、ではないんだなぁ、、、。

改造された悲哀とか「人間ではなくなってしまった凄まじいまでの慟哭」とかが「労せずして力を得た」というメリットに相殺されてしまって胸を打たないのよね。
仮面ライダーを始め、サイボーグ009やジャッカー電撃隊などに通底する「平和を守るために人外と化す苦悩」がどうにも感じられないのだ。

シン・ウルトラマンはハヤタではなく神永でありリピアであったから「別物」として面白く鑑賞出来た。
シン・仮面ライダーも、いっそ「本郷猛」でさえなければ!
そう思ってしまう本作であった。

・幹部怪人達5体がどーも雑魚感が強い。クモ先輩は結構良かったけど斃されるときはギャグだったし。
長澤まさみの無駄遣いは笑えたけどね。カマキリにゲルショッカー風味を加えてくれたのも面白かったけど。(死神カメレオン、どうしても使いたかったんだよね?(笑)蠍が女性なのはサソランジンを彷彿とさせるから違和感無し)
でも5人ともサイコパス過ぎる。悪役だって(描かれずとも)1人1人背景にはドラマがあるべきだが、ほんっと同情のカケラも抱けないただのサイコパス。これが令和ってコトなの?
不快感しかない。

・ルリ子がアヤナミ過ぎる。
(生体電算機は涼宮ハルヒ(長門有希)ではなくファイブスターストーリーズのファティマを連想して頂きたいものだ)
外見もそうだし、ルリ子の最後のメッセージもすでにアヤナミの二番煎じ。
ハチオーグはちょっとアスカが入ってたし。
そもそもショッカーの目的は人類補完計画なのか?もう勘弁してくれ。

・↑とゆーことは、シンジ=ゲンドウ=庵野=本郷 ?
でもって、ルリ子=アヤナミ=ユイ ?
結局、庵野さん自身が抱き続けた対人関係の悩みを投影した「他人と触れ合うことで対人関係を知り、人間的な感情表現を獲得していく」ってのが本作の最重要テーマってコト?
(それ(一般的な感情表現)をもっともよく教えてくれるのが一文字だから、本作の一文字はめちゃくちゃ好感度が高い!)

それなら、結局「TVシリーズや石森章太郎の魂」は継承してないじゃん!?
小ネタの踏襲(オマージュとは呼んでやらん)に見られる「外側の模倣」に過ぎないでしょ。そこに「魂」はないんだよ?庵野さん、、、。

う〜ん、映画単体の出来として星4をつけるつもりだったけど、これじゃ「仮面ライダー」としては減点せざるを得ない。
本郷さんじゃないのも当然。この本郷は庵野さん自身なんだ。
それじゃあ「往年の仮面ライダーファン」が観たかった映画にならないわけだよ。庵野を投影した本郷猛なんて誰も望んでいないよ。
これは「仮面ライダーの皮を被ったエヴァンゲリオン」だ。モヤモヤの正体はこれだ。
仮面ライダーじゃないんだよ、この映画は!

庵野さん、どうかそこに気が付いて欲しい、、、。
コブラオーグの匂わせからいって続編を作る可能性は充分にある。
もし作るなら誰もが待ち望む仮面ライダー像を描いてもらいたいものである。

p.s
ラストの「立花」と「滝」
私は漫画で本郷家のじいやである立花を知っているからさほど気にならなかったが、TVシリーズしか知らない息子は「あんなのは、おやっさんじゃない!」と非常に受け入れ難かったようだ。その気持ちもわからないでもない。
「ここでこの名前出しときゃファンは喜ぶだろ」って観客を舐めてる印象も受けるしな。
庵野監督よ。「独りよがり」はそろそろ卒業してみないか?

※今、皆様のレビューを新しい方から300件くらい拝読させて頂いて気付いた事2つ。

・庵野さんは仮面ライダーにそれほど強い思い入れがないのではないか?
初期ウルトラマン制作陣に対するような深いリスペクトが無いんじゃないか?

・樋口さんがいないと、ここまで暴走するのね。

シン・ウルトラマンが面白くなったのは
「庵野さんの中でウルトラマンへの想いが強すぎて好き放題にぶっ壊すことが出来なかった」「樋口さんという良心回路の存在があった」

という見解に至りました。慧眼の皆様、良い観点をありがとう!
(さて、残り430レビュー、マラソンしてきまーすw)

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pipi

4.0じわじわ来る良作。仮面ライダーの魅力を再確認するこだわりの一作だが…CGはちょっと

2023年4月28日
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鑑賞方法:映画館

原作仮面ライダーは未視聴世代です

しかしながら演出の方向性のしっかりした良作
ライダーキックなどのアクション、原作オマージュであろう後ろ髪が出ている変身後シルエットなど、過去の思い出を現代的な美しさに置き換えるアプローチは単純に素晴らしいと思う。逆にこの点を感じ取れない人は、評価は低いのではないかと思う。
俺の好きなものはこれなんだよという、まっすぐな映像が多かったと思う。

登場人物の掘り下げが甘いといわれるが、すべて見終わってから振り返ると、個々の怪人はあくまで仮面ライダー側の引き立て役であり、あくまで”ヒロイン”と”仮面ライダーの継承”のお話なんだということが分かる。

そういう意味では、1回目で分かりにくいというのは仕方がないかなと思う。
大体マーベルとか大衆映画は、悪の親玉がいて、そいつを倒せば大団円という構成が多いわけだが、そういう構成が多いのは初見の人にも間違った見方をされないようにするからなんだなと。
この作品はその点の損をしている。

また、割と看過できないのでが、単純な3DCGのクオリティの低さ。
映画でやる以上は、マーベル作品あたりと見比べてしまうのがお客として当然なのではと思うが、一言でいうとショボい。
制作費の問題かもしれないし、演出・あるいは経験値不足だと思う。
アニメ的な戦闘シーン(後期ドラゴンボール的なやつ)は、アニメライクなストップモーションを使ったりと工夫していたが、正直実写でやる作画としては厳しかったのではと思う。

全体としては、見て良かったと思う。
風を受けないと変身できないという、現代ヒーローには久しく見なくなったクソ設定…もとい欠陥機能も大まじめにやることに意味がある。
風を受けるだけで観客に期待感を与えられるのだから便利というかなんというかw
こういうのでいいんだよ、を地で行った感じ

仮面ライダーの原点をまた再確認しよう、と観客に思わせてくれる良い映画だった。

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ゆう

3.5懐かしい気持ちになりました

2023年4月27日
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小さい頃、平成生まれなので昭和ライダーのことはあまり良く知りませんが、再放送で仮面ライダー1号をたまに見ていました。
話の内容は遠い記憶となって思い出すことができませんが、仮面ライダーの曲だけはずっと耳に残っているのでとても懐かしい気持ちになりました。

友人がSNSで面白かったと発信していたのと、仕事が落ち着いたので久しぶりに映画館へ足を運びこの作品を鑑賞しました。

最初の戦闘シーンでの血飛沫に少し驚きましたが、楽しく最後まで見ることができました。
(小さい子供には見せることが出来ませんが…)

戦闘シーンは効果音があるけど、それ以外は全くと言っていいほど音楽がなくずっと静かなシーンの連続でした。
でもそれも気にならない位、役者さんの演技が良かったです。
最後はちょっと悲しくなりましたが、まとまりがあって終わり方はとても良かったです。

ただ戦闘時のキィーン!という効果音がモスラの鳴き声に聞こえてめちゃくちゃ気になりました。

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ぱんだ

5.0意外と仮面ライダー見た事ない人が楽しめる映画かも?

2023年4月26日
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楽しい

興奮

知的

賛否がハッキリ分かれているみたいですが、私は『大絶賛』でした。(二回鑑賞とドキュメンタリー視聴済み)

幼少期にVHSとブラウン管テレビで毎日のように観ていた『仮面ライダー』

仮面ライダーリテラシーに関しては、昭和から、平成1期までは全部観ていて、『THE 仮面ライダー展』に遊びに行くぐらいの仮面ライダーファンです笑笑

庵野作品リテラシーに関してはエヴァンゲリオンは未視聴でシンゴジ、シンウルのみの視聴と言った感じでそこまで庵野監督のファンではないです。

シンゴジは大好きではないですが、楽しめた作品で、シンウルは正直乗り切れなかったと言った感想だったので、今回の『シン・仮面ライダー』は期待と不安が混ざった複雑な感情で観にいきました。

ですが、いざ始まるとそんな不安は吹き飛ばされて2時間ずっとスクリーンに釘付けで、ガッチリ心を掴まれました!

仮面ライダーは大好きなので散りばめられたオマージュや裏設定などなど、色々とうんちくを語りたくなる所ですが、ぶっちゃけ『カッコいい仮面ライダー』と『面白い映画』が観れたので大満足です。

とあるYouTuberが「映画上映を待っていたらサイクロン号に乗った庵野秀明に轢き逃げされて、呆然としてると気がついたら映画が終わっていた...」なんて言っていましたがまさにそんな感じでしたね笑笑

映画の中身の話をすると、映像表現やアクションは「とにかく、カッコよくて面白いものを見せてやろう!」っていうエネルギーがありましたね。

とにかく、ライダーもオーグもみんなめっちゃカッコよかった!

ドキュメンタリーを見るとアクションを撮るのにかなり頭を抱えていたようでしたが、実際の映画では、各オーグ戦それぞれで違うカッコいい戦闘表現に挑戦しているように見えて、かなり楽しかったですね。

個人的にはクモオーグとの生々しい肉弾戦とハチオーグ戦の虫同士のスピード感ある戦いが好きでした。

人物描写に関しては、初見だと若干キャラクターの動機や感情が分かりにくい部分もありましたが、2回目で台詞や行動から読み解き、想像しながら観るとかなり綿密に設定が組まれているんだなと理解できました。

それに加えて、役者の方々の演技が皆素晴らしかったので、キャラクターに説得力がありましたね。

見た目や性格もTV版とは違うのに、「本郷猛だ!」「一文字隼人だ!」って思う事ができたのは仮面ライダーファンとしては嬉しかったですね!

脚本に関しては、2時間でかなり話が詰め込まれてるので、所々観客の想像力に委ねられてる感がありましたが、結構スッキリしていてシンプルに面白かったです。

基本シリアスで暗いトーンですが、要所でシュールで笑えるシーンもあって結構テンポが良かったです。

初見の時は結構爆笑したシーンもありました笑笑

なんか、ざっくりとした箇条書きみたいな感想になってしまいましたが、総括すると、ぱっと見でも面白い映画で、掘り下げていくとより面白い映画でした。

仮面ライダーを全く見た事がない人も楽しめる映画なんじゃないかなと思います。

むしろ、仮面ライダー見た事ない人の方がフラットに観れて楽しみやすいかもしれませんね。

CGがチープだとか、人類補完計画と同じじゃんとか、アクションが見づらいとか、庵野秀明がパワハラだとか、批評家気取りで偉そうに批判してる人が多く見受けられますが、一回そこは無視して是非劇場に足を運んで欲しいですね^_^

間違いなく『シン・仮面ライダー』は面白い映画なので♫

きっと『心スッキリ』すると思いますよ♫

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RE:Light

4.5頭から離れない

2023年4月26日
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鑑賞方法:映画館

血のりバリバリ特撮みたいでまた漫画の原作も入っていて、テレビ版のカンフーアクションだらけではないので、不満に思う人もいるかな
演出が良いので印象が強く、洗脳要所があり、映画を作るのが上手い
最後の綺麗な海の場所はどこなんでしょう?

映画館の音でセリフがはっきりしている、迫力も増して映画って音も重量だなと
この映画も、テレビも小さい音だとつまらない映画になるね
映画館でみた方がいいよ、ネット配信になると評価は下がると

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Sirosuke

0.5見るに耐えない

2023年4月26日
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チープさをわざととか原作に寄せてると玄人ぶっている人にはこれでいいんだろうけれど、映画の醍醐味は時間を忘れる没入感がどれだけあるかということで、血が吹き出したり腕がもげたりする演出をしないとリアルさを表現できない力量にガッカリせずにはいられなかった。これではキャシャーンと変わらない。カメラをやたらと切り替えることでスピード感をつけているつもりだろうけどかえって見づらくしてしまっている。
どうせやるならテレビシリーズを超えるものを誰が見ても称賛出来るものを作ってもらいたいものですね。
それにしてもウルトラマンといいこの人キャスティングのセンスもないように感じました。ライダースーツデカ過ぎない?もしかしてこの人は信者向けにしか作ってないのかな?

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black swan

4.0故石森章太郎コミカライズ版の映像化作品

2023年4月25日
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鑑賞方法:映画館

庵野秀明氏の「シン」シリーズのうち「シン・ゴジラ」は未鑑賞なので、「シン・ウルトラマン」との比較論になります。
「シン・ウルトラマン」が設定や物語を再構築しなければならなかったのに対し、この「シン・仮面ライダー」は、約半世紀前からの社会情勢の変遷に伴う団体(SHOCKER)や登場人物の背景事情や撮影技術の進歩による演出の変更を除き、故石森章太郎コミカライズ版の基本的な物語に殆ど手を入れず映像化させた作品との印象を持ちました。この映画のストーリーがそれなりに破綻なく成立しているのは、石森が作り出した物語のクオリティーの高さに因るものだと思います。
コミカライズ版を連載当時に読んでいた我々の世代には、「成程、そう来たか」という共感を抱く者が多いと思うのですが、そうでない方々にとっては、当時の石森の抱いていた社会感等が皮膚感覚的に合わないということなのかも知れません。この辺りがこの作品の評価が上がらない要因かと感じています。
当時小学生で近所の友人たちと「仮面ライダーごっこ」遊びをしていた直撃世代の私にとっては、非常に楽しめた映画でした。採点のマイナス1点は、例えばサイクロン号はHONDAではなくSUZUKIであって欲しかったとかいった、自身の過去の体験等から来るどうでも良いような細かな点の積み重ねです。こうした庵野秀明氏を初めとする作り手の皆さんに対する共感に基づくものですので、全ての方々と共有できるものではないと思います。

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Zoetemelk

4.5人間臭さプンプンの仮面ライダー

2023年4月24日
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公開直ぐに観賞。
昨年からの予告映像で、池松ライダー(旧1号)が格好良くて。仮面からはみ出した後ろの跳ね毛が何とも印象的で。
最初に観た感想は、難解な横文字表現が多くて、内容を追っかけるのに忙しく、CG凄いなぁの感想くらいで、もう一度とは思えなかった。
今回(2度目)の観賞は、上映回数が少なくなってきたのと、某テレビ番組で特集したメイキング映像(裏側)を観て。
裏側での制作陣の苦悩等々を知った上で観ると、やはり感情移入している分、1度目とは全く違った。
最新技術の中に昭和の香りのするカットも有りで大変楽しめた。
池松、柄本の両ライダーの人間臭さ。浜辺美波の存在感。森山0号ライダーのラスボス感。
非常に面白かった。
それから当時に流れていた劇伴とエンドロールに流れる子門真人さんが唄う仮面ライダー×3曲は反則です。
最後の最後に目頭を熱くさせられるとは。不覚にもでした。
柄本2号ライダーの続編は?その時、V3(3号ライダー)の登場は⁉

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もと

3.5星5をつける人は心優しきショッカーである

2023年4月23日
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単純

興奮

萌える

何が新かと言われれば演出が斬新なのだろう。
会話をはじめ基本的に茶番劇であるが、それを楽しむ作品のようである。

良い点
・様々な演出
・結末
・曲

悪い点
・見心地が良いわけでもない流血演出がややくどい。
・股間
・一部の敵ボスがしょぼすぎる。時間や予算が無かったのだろうか。
・最終戦がぐだぐだ

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猪古都

4.0はじめての仮面ライダー

2023年4月23日
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私は仮面ライダー世代では全くない。
存在とライダーキックを知ってるくらいで、仮面ライダーを特に好きというわけではなかった。

そんなクリアな状態で観たからなのか、「仮面ライダーめちゃくちゃかっこいい!好き!」となった。

と同時に、きっと仮面ライダーのことが好きな人ほど、受け入れ難いものがあったりするのだろうとも感じた。

映像という点でも、特撮を決して古臭くせずにアレンジして現代の撮影方法とミックスさせており、とても新鮮な映像体験だった。

日本中のファンの愛と歴史を担っているヒーローだからこそ、賛否両論は避けては通れないのだろうが、
いち日本のヒーロー映画としては最高級に良かった。

帰り道、「レッツゴー仮面ライダー」を聴きながら帰った。

結局、こうして仮面ライダーを知らない世代がこのシン・仮面ライダーを通して、仮面ライダーを好きになっている。
仮面ライダー映画としては百点満点なのではないか。

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まべお

4.5ストーリーネタバレなし、感想と低評価勢に思う所。

2023年4月23日
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泣ける

悲しい

難しい

まずとにかくキャスティングが良い。全員ハマり役。
中でもよかったのが、ルリ子、ハチオーグ、本郷、一文字、イチロー。ビジュアルの面だけじゃなく、各人の演技がすごい。

浜辺美波はおそらく初めて演じるタイプのキャラクター(ルリ子)だったと思うが、今までの「女の子」らしいキャラよりもしっくり来ており、表情の演技や声色の演技が良くて引き込まれた。今回のキャラはそこで勝負するしかないとも言えるが、それを完璧にこなし、今までの浜辺美波キャラをいい意味で覆した。今後はこういうキャラも演じてほしい。
それと地味なところかもしれないが、ガンアクションが驚くほど良かった。これも初挑戦ながらよくここまで・・・と思っていたら、エンドロールで軍事指導に田村装備開発(日本でおそらく唯一の、自衛隊や警察の特殊部隊出身者による軍事訓練・指導及びタクティカルギア開発販売企業)のメンバーが入っていて納得。

ハチオーグは各方面で人気だそうだが、あのスタイルかつ小顔というのがハチ感を強めていたし、ヤクザ的な設定(女ヤクザが片肌脱ぎで戦う任侠映画が昔あったが、それを意識しているっぽい)というのもよかった。そしてアイドルっぽい顔立ちだなと思っていたら西野七瀬・・・今までにない髪型だったこともあったが、演技が自然すぎていい意味でアイドル感がなく、最初は「誰だ?」と思ってしまったほど。

ここまで書いて思ったが、サソリオーグ含めて女性キャラのクセがすごいし演技もすごい・・・(誉め言葉)

本郷(池松壮亮)は、藤岡弘テイストを残しつつ濃度を薄くした感じでビジュアルについては断トツの1位。もちろん演技もよく「コミュ障」という設定を「上手く下手に」演じていた。この上手く下手にってのがすごく難しいと思うが、本郷のキャラクターをまさに体現していて素晴らしい。

一文字(柄本佑)もちょくちょく笑わせにくる、ひょうきんなキャラで良い。柄本佑は、過去他作品で演じていた犯罪者や弱者のキャラがとても良かったが、こういうキャラクターも似合う。

イチロー(森山未来)は体の動かし方といい、衣装といい表情といい、「気高い異質な存在」を名演。とくに幼少からダンスをしていただけあって体の動きによる演技がよく、ルリ子以上に感情を示さない分そこで強い印象を受けた。

映画全般としても良かった。個人的には、シン・シリーズで一番好きかも。星を0.5削った理由は、アクションや各オーグメントとの絡みをもっと長く観たかったから(笑)まあ映画だと尺の問題で難しいんでしょう。
叶うなら連続テレビシリーズで観たい。

そして賛否両論になっているが、「一般人にわかりやすくウケよく作ってあり、細かいところに好きな人は好きな凝った伏線を仕掛けてある」シン・ゴジラやシン・ウルトラマンと違い、「監督のこだわり」を前面に出してきていたことが影響してるかなと思う。

こだわりというのは、あえて画面を揺らしたり、暗くしたり、低画質にしたり、CGの質を低くしたりという、初期のテレビ放送版仮面ライダーに対するオマージュ。そして、シン・シリーズのつながりであえて出してるキャスト。これらを理解できていない人がやたらと偉そうに低評価を付けているイメージ。

あとは、NHKのドキュメンタリー鵜呑み。何かで見たが「ドキュメンタリーとは制作プロデューサーの感想文であり自己表現」なので、あれは一部のみ切り取っているだけ。
そもそもメディアなんてそんなものであり、他の媒体のロケ映像などでは皆笑顔も見せている。本当に殺伐としてたら笑顔なんて出ない。
というか、どんな組織・企業・家庭にも緩い場面とピリッとした場面があるでしょうよ。監督のやり方も、役者に「素の感情・意識」を引き出すためのもの。

そういう所を叩く低評価の人に限って、先入観による薄っぺらい数行程度のレビューしか書いていない。要は、それを受け取る感性もなければ、考えるおつむもないのでしょう。

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wizard03-angel32

2.5現場のゴタゴタ撮って出し場当たり品質。

2023年4月23日
iPhoneアプリから投稿

仮面ライダーは好きなので、ウルトラマンでは行かなかった劇場に行って観てみました。

この作品は全体を通して過剰なほどのアップとクオリティの低いCG多用され、引きの画がほとんど無いので正直現場で何が起こってるのか全く分かりませんでした。ガシャガシャしてるうちに何か終わった?という感じの連続でした。
CGのクオリティもふざけた程に低いので、わざとレトロにしてるのか?ただ単純に低いのか?全体的に統一感が無いので、意味不明でした。これは日本人として恥ずかしくてディズニーやピクサーに観られたくないです。

前半(序盤)のライダーはけっこうグロくてリアリティがありワクワクしたのに、後半は予算なのか時間が尽きたのか、ヘルメットを被った池松壮亮と柄本佑そのもので、どんどんチープになってしまいました。※これはドキュメンタリーを見たらその両方だったと分かりました。急に長澤まさみが処理されたのもスケジュールのごたごたなのでしょうね。

女性役の髪型が綾波レイそのものだったのに気が付いた時は、なんだか庵野監督の性癖を見せられたようで気持ち悪くてやや寒気がしました。あとシンウルトラマンからの流れで、長澤まさみへの変態性も理解しました。手を出さないだけの園子温のような。。

エヴァと同じく無意味なカタカナの羅列で、ただただ謎があるように観客を煙に巻いたような手法はもはやうんざりで、途中からはチョコプラのコントのようにすら見えてしまいました。ショッカーの略などもはや本気なのかギャグなのか不明です。。

アウトドアメーカーへの媚び方が不自然で、ダサいCMを見てるかのような使い方でした。敵が来たのに片付け始めた時は正気か!?と思いました。スタッフと演者はいくら振り回しても、スポンサーのコールマン様の食器は丁寧に片付けろ、には醒めました。なんで秘密基地のテーブルが最新式折り畳みアウトドアテーブルやねん。

以上のことから、庵野監督は本当にアニメーションの天才なんだと再確認しました。エヴァンゲリオンは最高でした。
だからもうこの監督のどんな実写映画も劇場に足を運ぶ事は無いと思います。俳優、スタッフ陣の苦労が想像に難く無いです。理解できない大部分を「天才」というひとつの言葉で片付けるのにはもう辟易します。私だったら飼ってる猫が前日に死にでもしなければ決してこの脚本では泣けません。皆さま本当にお疲れさまでした。

※後日ドキュメンタリー映像を観て、やはり現場のゴタゴタが描かれていましたね。代替え案の無い否定、拒否は本当にチーム仕事としてはイヤです。1人の天才、アーティスト、ワガママとして何年も上映を伸ばしてやるにはやはり自身のアニメーションが限界なのでしょう。結果全てのゴタゴタがクリエーションに影響している際たる悪例だと感じました。もう昭和の名作シン・シリーズに庵野さんはやめて下さい。

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MOON

2.5(๑˃̵ᴗ˂̵)またもや人類補完計画か

2023年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

仕事が忙しく5ヶ月ぶりの映画館。
そして庵野監督の仮面ライダー!心して観ましたが、、、、、。
仮面ライダーが人類補完計画を阻止!ハビタット計画とか言っているけどあれは人類補完計画でしょう。いっそのことエヴァとリンクさせちゃえば良かったのに。
ショッカーじゃなくてゼーレに。ルリ子も綾波アスカにすれば良かったのだ。仮面ライダー1号も初号機にすれば盛り上がったでしょうに。ボスキャラの蝶オーグは思い切ってカオルオーグに。

しかし浜辺美波は綾波だよなぁ。目が青いのはゾクっときました。良かったです。

次回はシンロボット刑事Kですね。そしてキカイダーとハカイダーも登場。
楽しみですね。

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おにっち弐号