かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナルのレビュー・感想・評価
全131件中、101~120件目を表示
中途半端な実写化の典型例
原作はスピンオフも含めて単行本全部購入しています。原作は未完ですが、ある程度の区切りはついているので今回の映画でファイナルとうたってもまあなんとかなるのかなと思って観賞したのですが・・・。
このシリーズの最大の特徴といえば、イケメンの中でも最も声がガッサガサの平野紫耀と、美少女の中でも最も声がガッサガサの橋本環奈のカップリングで、そこだけはちょっと面白いのですが、白銀という名の通り綺麗な銀髪の主人公が前作に続いてパツキンなのは品位に欠けるところから始まり、原作ではマスコット的立ち位置の藤原書記が生徒会女子の誰よりも背が高い違和感、クーデレ女子の伊井野ミコの単なる藤原書記の子分感等々ドラマではない分ある程度は仕方ないとはいえ、それなら中途半端に原作のエピソードを使わずオリジナルエピソードで勝負して欲しかった気がしましたが、いざオリジナルで勝負したラストエピソードのひどさを考えるともっとひどいことになっていたのかなとも思いました。
前作がかなり不評のようですが、中途半端に原作要素盛り込んで破綻するくらいなら前作のように白銀とかぐやの攻防に特化した方が尺の決まった中での映像化としては正解だったと思います。
なんで無理に完結させようとしたのか、もう一本あればもうちょっと原作の良さを出せたのではないかと思いました。
最高のファイナルです♡
前作を遥かに凌駕するストーリー展開に終始胸がときめいて仕方がありませんでした。
もちろんコメディさもパワーアップしており、笑いも健在。今作はキャラクターが増えた事により、物語が大きく展開していき、体育祭のシーンでは感動を巻き起こす。終盤になるにつれ白銀会長の男らしい姿にもうドキドキが止まらない。
そしてビジュアルポスターの月が示すものは一体何なのか。前作と今作の主題歌ともリンクしている部分ともなる。
予告映像にある2人のロマンティックなシーンは、今作の一番の見どころと言っても過言ではない。そしてファイナルに相応しい結末に
キュンキュンすること間違いなしでしょう。
これは…。誰を対象にしているのかわからない…
今年103本目(合計167本目)。
前評判が良くなかったのか、大阪市でもtohoシネマズのみという寂しい状況。
しかもその中で一番狭いシアター3(ミニシアター並み)が割り振られているという状態。
ストーリーとしては…。理解はできるのですが(この点で、理解ができない樹海村やDAUナターシャ(※1)とは明確に異なる)、かなりの部分で字幕による妄想シーンへの突入などの描写が描かれているため、どういう層を想定しているのか判断が難しいです(小学年高学年、中学生?)。
その割に「軋む」(きしむ)といった漢字には字幕はないし、誰が見に行くと理解できるのだろう…という状況です。
ストーリーが伝えたいこと自体は前半はかなり「変な展開」ですが、後者はうってかわって「自分の思いを伝えたいこと」に収束します。これは見ていればわかります。ただ、前半の「変な描写度」がかなり高いので、その格差が多すぎ、途中で寝たり帰ったりという人が多かったです(シアター3でも、最後には6割しかいなかった)。
原作ありとのことですが、原作をしっていれば5.0評価になるのか…という点も不明。または、原作を知らなくても「こういうおバカ映画」が一つの枠にあることそれ自体に意味があると考えると解することも可能です。
なお、最後、「協力者」として「国土地理院」が表示されるのですが、国土地理院、どこに協力してるんでしょうか…(まさか、各国語で「愛している」という表現がどうこうとか、各国語の国旗を提供した「だけ」では協力者とは言いづらい)。
色々謎が残るというか、ある意味「ネタ枠」して見に行くんじゃないかと思います。
採点は下記の3.5としました。
--------------------------------------------------------------
(減点1.5) 正直、前半は字幕が過多な上にギャグ映画か何かわからない上に(かつ、幼稚な表現が多すぎる)、一方で後半はシリアスな展開になるので、アンバランス感がすごく、観る人全員混乱するんじゃないか…とさえ思いました。
(しかも、協力に「国土地理院」が出る当たり、何をどう協力したのか謎…。
--------------------------------------------------------------
次の投稿「ベイビーわるきゅーれ」(大阪市では3週間遅れ)
※1 ここで散々な低評価を受けた「DAUナターシャ」の続きが来週(29日(土))に出るのだけど(もちろんR18)、なんと「6時間9分」(369分)。
これ、どこの映画館で放映するんでしょうか…。
#69 原作もこうなのかな?
告らせたいんだから最後まで告らないで欲しかった。
原作でもすでに告っているのかな?
一作めは互いに好き合ってるかどうかイマイチわからなかった気がするが、こっちは互いのことが大好きでラブラブな設定になってしまっててちょっとつまんない。
そちらが好きなら好きになってあげてもいいという体を貫けば良かったのに。
最後の平野紫耀クンのダンスがキレッキレだってからまあいいか。
キンプリファンありきで作られた映画。
クドさのない面白さ。
二度と観た感想を更新して書きます。
個人的にこの作品は恋愛映画よりもオモシロ映画だと思っています。
とにかく楽しかったです。
某◯田作品とは違う、押し付けがましくない面白さが本当絶妙で。クドクない、程よい面白さでした。
佐藤二朗さんはほぼ同じようなことをしているのに悪目立ちしていなく、やはり監督と編集と違うとこんなに印象が変わるのだなと感じました。
ナレーションは安定の二朗節!という感じで最高でした。
この作品は白銀とかぐやの攻防がメインだけれど周りのキャラクターが各々面白い。
石上のオモシロ場面も、藤原ちゃんのオモシロもちゃんとあって光っていました。
最高だったのは体育祭での団長の群を抜いたキモさ。ピカイチでした。藤原ちゃんをみる獣の目も最高で。
白銀の、というか平野紫耀くんのリアクション芸も素晴らしいかったです。
最初みて、何度かみると新たなオモシロが絶対あるなと感じていました。
二度みましたがやはりそうでした。
このオモシロは1度じゃもったいないです。
各々が面白いので逆に際立ったのはミコちゃんでした。
アニメに合っていると思えなかったしキャラが活きた場面も分かりませんでした。
驚いたのは高橋文哉くんの無駄遣い。
予告編でチラッと出て、どこに出てくるんだろうと思ったらまさかの超贅沢使い。
エ!!!でした。
そしてラスト、いいんだけれど、うーん。。。
という感想でした。最初は。
原作にないオリジナルストーリーは、『良かったね』なのだけれど物足りませんでした。
ただ不思議なもので二回目は思いませんでした。すんなり納得できたと言いますか。
ただやはり、続編は期待します。
かぐや白銀と周りのすったもんだが面白くて、本当に完結してしまうなら勿体ないです。いつまでもすったもんだしてて欲しいです。
5作品くらい作ってからファイナルにすればいいのに、と思うほど楽しかったので続編を望みます。
エンドロールは絶対に観るべきです。
他の曲もみたい。皆キレキレでした。
主題歌も違和感なくピッタリでした。
観る予定はなかったんですが
付き合いで観ることになりました。前作は観てませんが酷評の嵐だったことは知っています。
開始早々、あまりに安っぽくて後悔しました。映像がマンガです。校舎は由緒ある学園に見えず、生徒も庶民にしか見えません。平野さんと橋本さんの声は気になりませんでしたが、平野さんは生徒会長には見えないし、橋本さんは親しみがある感じなので、ミスキャストと思いました。”かぐや様”というからには、一見気位が高そうで、近寄りがたい雰囲気が必要では?
最後まで観たらまあまあ面白かったですが、佐藤二朗さんは違いました。
ちょっと 卍固め
製作上の大人の都合ってヤツでしょうが、
ファイナルと銘打ってしまっている以上って
ヤツで
かなり強引な卍固めでギブアップとってしまった印象が
強くなってしまっている気分です。
悪くいってしまうと
残念な作品です。
私は原作が好きで、楽しみにしているので、
原作の連載が続いているのにファイナルにしてしまって
が懸念でしたが、
気分的には案の定と感じてしまった。
2時間ちょっとという制限時間の中
あの部分をカット
エピソードを繋ぐ話のつじつまの合わせ方など
脚本の苦労も感じました。
アニメや漫画の実写化あるある なので
求めてはいけない部分なんでしょうけどね!?
(例えば 原作ネタバレですが、 環奈ちゃんの大人のキッスとか)
とはいえ
最大のキモはキャラを殺していないかですね。
正直な話 私はGOODだとおもいます。
キャスティングもキャラに合っているましたし
演者がキャラに深みもだして別キャラにしている部分も
私はいいと思いました。
病院の先生ってモブキャラすら
あのインパクトのあるキャラにしてしまう。
書記の千花ちゃんの巨乳キャラもちゃんと抑えているあたりも
良いと思います。
だから クオリティ事態は良い作品に仕上がっていると思います。
ハートの風船爆弾の演出もとても満足しています。
TBSが製作に携わるってるのに
フジテレビの「ルパンの娘」
日テレの「今日から俺は」のキャラを
ギャグに引っ張ってくるあたりも
環奈ちゃん好きの私にとっては
ご馳走様演出でしたね。
というわけで
福原遥ちゃん ありがとうね
???
まじ卍~~~~?
マ、マ、マ…マッ、マ…マジ卍!
この映画は色々な意味ですごいです。!
面白いんです!兎に角、面白いんです!
その1)脚本変わった?と思うぐらいの前作とのクオリティー
前作はなんだったのかレベルの出来。今作のための導入?キャスト1人1人が際立っている。
その2)藤原千花は変わらず天然?で面白い
藤原は前作同様良い。そこに伊井野が加わってこの上ないペア誕生。必見。
その3)石上君
石上君。素晴らしいじゃんか!感動したよ、石上。
その4)会長と副会長
ネタバレになるのであまり触れないが、やはりイケメン&美女。
その5)新キャスト
味出すじゃん!前作で出しきれない味。この味は美味しい。
その6)パロディ
うん。色んなとこから引っ張ってきたな。でも、パロディだから面白いは。やっぱり。やっぱり…。
その7)アフレコ&合成
前作より面白みを加えられてる
欠点は、佐藤二郎さんに与えられた映画感を乱すような脚本の数々。特に、最後の最後とか。佐藤二郎は声がいいんだから大事な場面は笑いよりナレーションに集中したほうが絶対いい。
最後に、これ見ると自分の前作の評価がだいぶ変わる。
だから、変えた。
ファイナルなんですね
前作同様平野紫耀さんと橋本環奈ちゃんの顔面が大画面で観れるだけで眼福状態です笑
内容は笑って観れる作品なのでたくさんの方に観て笑ってほしいですね。
主演のおふたりも笑ってほしいと仰ってたので!
かぐや様は告らせたい ファイナル
彼女が主演の平野紫耀が好きらしく一緒に鑑賞。僕自身橋本環奈さんは好きなのでキャストは美男美女で良かったと思います。また前作は友達と見たのですが全体的にギャグが少し寒かった(キャストのせいではなく脚本のせいだと思いますが…)けど今作はナレーションも面白かったし会長のお父さんも前回より面白くて僕たちだけでなく劇場で笑っている人は多かったかな?という印象です。恋愛?要素も前回はグダグダだったかなと思っていたがいい意味で今回は予想を裏切る展開で男の俺でもキュンキュンしました。また僕にはわからなかったのですが劇場内ではクライマックスや石上くんのシーンで泣いてる人もいて感動するシーンもあったのかなと。全体的に前回の作品よりもパワーアップしていて面白かったです。
時間の流れは残酷
前回同様まあ普通に面白かった。
ノリは前回と同じだからあまり語らなくても良いだろう。
運動会と文化祭を入れるとか入れ込みすぎな
気もしないでもないが。
ただ…野暮を承知で。
前回から2年、流石に高校生は無理あるよな…
前回でギリ容認だったが。
なのでマイナス0.5評価して3.5
ファイナルは正解。
お可愛いこと
原作ファンという理由で友達に誘われました。
お可愛いことですね。
高校生位でジャニーズで大好き!恋愛はジャニーズで!という方であればいいのですが…。ある程度いくとなんか、見ててこっちが激しい恥ずかしさを覚えてしまいます。
監督→今回は「橋本環奈にゴスロリを着せたい」という監督の性癖と平野紫耀のエロシーンをいれたいという性癖を叶えつつ、いいところである文化祭の告白まで持っていくということになります。風船に関してはもう、なんか毎回一度は入れる平野紫耀の知恵シーン的な感じで、「あー、これは誰かから知恵もらってるよねお前」くらいですかね。
つばめ先輩の描かれ方もかなりはしょられた適当さでいじめをメインに持ってきています。そもそもアニメでそこだけで一時間近く使っていたので察しの通りでしょう。
原作ファンなので。かぐや様は告らせたいの物語って人の感情が動いたり恋愛ってこういうもの。というプロトタイプ的なものが含まれてたりしてそれが面白い。誰もが経験してきた告白する、される、振られたら不安だ、相手の気持ちが見えないから…という道をわりと細かく書いているのであって、単なる好き好き物語ではないのでは?
だから頭脳戦になるのかなって。
原作ファンが多いのにだから見放されるのかと。
役について
伊井野ちゃん、影山さんはビジュはかなり似ていてかわいい!となりましたが何を期待したのか。期待をしても無駄でした。そこまで深くかかれませんしクリスマス編はなく秋に体育祭文化祭をぶっこんでます。だからこそ伊井野の在り方も変わってきます。初っぱなから、突然生徒会に来たの!?誰お前!みたいな感じです。
橋本環奈は(かわいい系)かぐや様は(クール系)ですから似合ってない…。彼女の使いどころを間違えてしまってる。「奇跡の一枚」の頃ならよかったかも?やはり顔芸になってしまってる。
会長は、かっこいいんですよ?でも相変わらずかっこよすぎてしまう。だからダサさがダサさになってしまう。その…もう少し貧乏な三茶のアパートの子なのですからあんなむちむちしてなくても…?
あと、声をしっかりだしてほしい。口先で話されてもね。
石上役は演技がよいが脚本のせいでただ、自分から動けないんです!僕なにもできない!の白銀の引き立て役に映ってしまう。
衣装は低コストなのが見え透く。
前回の反省をいかしきれているかと思ってましたが…。脚本家が翔んで埼玉の方なのでそのテイストが強すぎます。
下ネタを入れてちょっと生々しさが強すぎて私は嫌いでした。
知的なイメージゼロの偏差値30くらいの学校で偏差値50くらいの男女があってないような知識をひけらかしいきっているという設定の映画としては面白いでしょう。嫌いではないですよ、そういういきり。だから恥ずかしいんですよ!
2000円払うかと言われるとこのご時世この映画見に行ってコロナかかっても迷惑だろうし地上波待ってもいいレベルです
正直キャーキャー言ってる女の子たちの笑いどころがわからない。同年代なのに。
友達に誘われ無料ですから見ました。
拷問
原作大好き人間です。それが故に前作も観ましたが、前作では常に発狂していました。キャラ崩壊、ギャグの寒さ、演技、ビジュアル、どれをとっても大人の悪い悪ふざけにしか思えず…
そんな中2年ぶりの新作。地上波放送された時に2作目を作ると言った時は絶望しました。ファン向けムービーということは分かってるんです。平野くんと環奈さんのファンのための映画ということは分かってるんです。それでもこんなにも面白い作品を2度も踏み台にすることが自分は許せなかったです。
ということで、本日観に行きました。100ワニと同様で、観ずに批判する傍観者にはなりたくなかったので。
本当に酷かったです。1作目と双璧をなすレベルで酷かったです。まず冒頭、前作から何も学ばずに佐藤二郎さんにナレーションを読ませる、しかも変わらずわざわざ、わざわざ<ナレーション:佐藤二郎>と表記してくるもんですから、早速苛立ちメーターはMAXです。
続いて生徒会室のシーン。ここからもう改悪が始まってます。まず石上はあの時点ではミコにあんなにフランクに話しかけたりしません。ミコは前作の総選挙には登場していない余波がやってきて、いきなり生徒会室にやってきた人みたいになってました。そこで白銀に勧誘されるという、原作であった総選挙に敗北からの手を取り合う展開が胸熱だったのに、なんの脈絡もなくストーリーにぶち込まれるのでさっぱりぴーでした。
観客をバカだと思っていらっしゃるのか、セリフのほとんどを文字として書き起こしています。もうウザいウザい。アニメ的なものを実写でやっていいわけがないです。あと顔だけは人間で、体は人形みたいなものを使う描写も前作に引き続き行っていますが、別にあれが面白いとは思いません。これもアニメ的なものなので、冷める〜
次にパロディが多い多い。かぐや様の魅力は、とんとん拍子に進んでいく会話だったり、その中での軽い下ネタや、藤原書記の暴走が面白い作品なんです。基本的にまともな人物は少ないんですが、それらが合わさることによってまとも組とまともじゃない組に分かれて進む1話完結の話が面白い作品なんです。前作も思いましたが、その面白みをぶっ潰し、監督の好みのものに変えていっているのでまぁ寒い寒い。橋本環奈さん繋がりで今日俺やルパンの娘ネタを出しますが、そんな描写原作には1ミリもないんです。あと翼くんがチャラいという設定をEXIT兼近ことかねちーに置き換えて、ポンポンポーンというネタをしますが、マジで意味が分からなかった。そんなことをして尺を稼ぐ必要性はあるのか。流行り物を入れたかったのだとは思うが、それなら体育祭の時に出してくれた方がまだマシだった。
体育祭編と文化祭編が物語の肝になってきますが、体育祭編の時の石上が応援団に入ろうとしたきっかけがまず原作と違います。何かを変えたいという点では一致してますが、原作では自らの立候補で、映画では会長の推薦と少し形が違います。ここ改変しなくてもよかったんじゃね?と思ってしまいました。(そういったらキリがないですが)
体育祭編で石上とつばめ先輩の物語もスタートするのですが、石上の成長と恋愛をダブルで楽しめた原作とは違い、つばめ先輩の部分は大幅にカットされ、石上がつばめ先輩に惚れた理由がイマイチ分かりません。石上の暴力事件が公になりますが、何故か外で反省文を書いたり、ミコと藤原書記がこの暴力事件のことを知らなかったりと、物語の熱くなる部分を悉くカットしています。特にミコは石上の正当性を陰ながら先生たちにずっと主張していたからこそ、レース中での石上への「がんばれ」に心打たれるのに、映画のミコは大声で「がんばれー!」だなんて言ってるもんですから冷めます。あと石上が孤立した原因である暴力事件も、荻野が眠らせてヤらせるなどと言ったセリフは原作では吐いておらず、何故生々しい表現に走ったのかが不明です。
少し前後するのですが、今作は監督の性癖が剥き出しになっているなと思いました。藤原書記は何故か必要以上に脱がされ(原作では体操服)、白銀はパンツ一丁に(原作では普通に服を着てる)、かぐやはゴスロリ衣装(原作では給仕服)と、いらんことしてるのであーもうヤダヤダ。
とはいえ、文化祭編はまだ劣悪な改編は多くなかったのでまだ観れました。古賀葵さんの美しい声が聞けただけでも儲けもんです。ただ、ここまでのストーリーがキツすぎたというのもあって、最後の超ドキドキするはずのシーンでも何もドキドキしませんでした。こればっかりはもうテンションがだだ下がりだったからというのもあるので、一概に酷いとは言えません。あとミコは別にラブ探偵にはなってません。ミコのキャラ迷走しすぎ。
ここまででもかなりのイラつき度でしたが、特にイラついたのは白銀父と田沼正造です。まず白銀父。原作では職業不定ながら、ビジネスに精通していたということもあり、YouTubeで一花咲かしたユーモアありまくりの親父です。見ていて不快になることは全くなく、どれだけ緊張感のあるストーリーでも登場するだけで空気の変わる魅力的なキャラクターの1人です。なのに、なのに!映画では全裸監督をパクったり、ゲーセン狂いで息子から金をせびろうとするなど、ただのクソ親父に成り下がってます。なんでこんな描き方をしようとしたのか全く理解ができません。
田沼正造。コイツはもう最悪です。原作ではかぐやと白銀の恋の病の検査にやってくるゲストキャラだったのですが、映画では何故か出番が多い。原作ではかぐやや早坂が出し物としているカフェに来るのは、ラーメン四天王たちがやってきます。(割と謎展開ですが、これがまた面白い)それなのに、何故か田沼をその位置に配置し、また情熱大陸の映像を流し、福田監督のノリを応用した挙句、意味のないビンタをする。前作の松葉杖の患者をふっ飛ばす演出に続き、監督は誰かを殴ることによって笑いが生まれると勘違いしているようです。これが本当に最悪すぎた。こんな笑いの取り方は自分のオリジナルの作品ですればいいのに。あとキャンプファイヤーで早坂と踊り出すのも意味不明です。こんなこと言ってはアレですが、佐藤さんがTwitterで「二郎と堀田真由の恋愛頭脳戦」と書かれていたのですが、この時点でクソみたいな改悪してるんだなと思ってしまいました。佐藤二郎さんのことが少し嫌いになりました。
そして前作同様、オリジナル展開がありますが、別になくてもよかったです。海外の学校に進学して白銀とかぐやがチュッチュして終わるだけです。ハァ?って感じです。
良い点として、エンドロールのダンスは飽きさせないものとしては良いなと思いました。あと浅川さんや堀田さん、福原さんのハマり具合はナイスだなと思いました。
劇場には恐らく平野くんのファンが詰めかけていましたが、彼女たちの笑いどころがマジで分かりませんでした。劇場ででっぱらったところでの感想もカッコ良かったね〜とかいう感想でした。原作をフューチャーせず、俳優をフューチャーしてばかりじゃ、実写邦画は終焉の一途を辿るばかりです。まぁどうせヒットするんですけどね。
鑑賞日 8/20
鑑賞時間 15:00〜17:10
座席 M-10
ド頭から
ナレーションの二朗さんで心を掴まれました笑
福田監督作品かと思いました。
なんか色々面白かったけどポイントが多すぎて忘れたからまた観に行かないと!副音声あるかな?
備忘録…
合コンのカラオケでシンデレラガールw
高橋文哉くんが仲間たちと遊んでいるシーンで、仲間のうちの1人が飛電或人風の赤パーカーを着ていた?
全131件中、101~120件目を表示