白いトリュフの宿る森

劇場公開日:

解説

北イタリアの森で白トリュフを採取する老人たちを捉えたドキュメンタリー。世界で最も希少で高価な食材とされるアルバ産白トリュフ。その名産地である北イタリアのピエモンテ州では、夜になると森に白トリュフを探しにやって来る、まるで妖精のような老人たちがいるという。様々な危険が潜む森の奥深く、彼らは犬とともに、伝統的な方法で白トリュフを探し出す。そして彼らはその場所を、家族や友人にさえも決して明かさない。写真家のマイケル・ドウェック監督は3年間にわたって彼らの生活に入り込み、信頼関係を築いたうえで貴重な撮影に成功。大地に寄り添い、時の流れが止まったかのような純粋で美しい暮らしを映し出す。「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督が製作総指揮に名を連ねる。2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品。

2020年製作/84分/G/イタリア・アメリカ・ギリシャ合作
原題:The Truffle Hunters
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2022年2月18日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第73回 カンヌ国際映画祭(2020年)

出品

カンヌレーベル「ドキュメンタリー」
出品作品 マイケル・ドウェック グレゴリー・カーショウ
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(C)2020 GO GIGI GO PRODUCTIONS, LLC

映画レビュー

4.0白いダイヤモンド

2023年8月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

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まこやん

4.0異国の食文化も学べる🍄

2022年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

トリュフって食べたことありません。

きのこ🍄の様に生えているのかと思ったら、
土の中にある状態の物を見つけ、収穫するという事です。
それを見つけるのは、なんと犬🐕なんです。
お爺さん(ハンター)と犬🐕のペアでの活動。
中には、犬に毒を餌を仕返け殺して収穫の邪魔をする者もいたりと…。
トリュフ探しで、壮絶なバトルがある訳です。

犬との愛情もありますし、文化も学べていいと思う。
ただ、面白いかって言われるとがっかりするなよって言っておく。

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April

3.0マツタケ

2022年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

希少な食品ははどこでも大変なんだろうけど、トリュフはちょっと度が過ぎているような。
現実的には解決不能としか思えない。
民度があがるか、格差がなくならないと難しいのでは。

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いやよセブン

3.5【“白トリュフの魅力に憑りつかれた人々を描いたドキュメンタリー作品。”イタリア人にとっての白トリュフは日本だと、松茸や天然舞茸の位置づけになるのかあ・・。】

2022年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

ー 驚いたのは、トリュフハンターたちと共にトリュフを探し当てる犬を殺すために、毒を巻く人達がいるという事。嫉妬なのか、他者のテリトリーを荒らすためなのか・・。
  だが、本作では年老いたトリュフハンターたちと彼らの相棒の犬。そして、彼らとディーラーとの関係性が描かれる。-

・80歳を超えた、名トリュフハンターに若き青年が、”貴方はもうトリュフは取れませんよね。貴方の秘密の場所を教えてください。””NO"”イタリアの食文化を守るためなのです。””NO""子供さんには教えますよね。”NO!"
 - この頑固さが良い。笑えるシーンでもある。子供にも教えないって・・。松茸の在処は一子相伝で教えるのが愛知県である。-

・同じく80歳を超えた老トリュフハンターが、何度奥さんに止められても、懇々と説教されながらもトリュフを取りに行く姿。
 - ”トリュフを見つけた時の、気持ちは何物にも変え難い・・。”うーん、良く分かるなあ。ちなみに三河の一部の人間(私である。)は三河湾に浮かぶ”ある島”で採れる浅蜊には夢中なので、このお爺さんの気持ちが良く分かるのである・・。-

・トリュフハンターと相棒の犬との関係は、観ていても微笑ましい。トリュフハンターが如何に相棒の犬を大切にしているかが、随所で描かれる。
 - で、毒を仕掛ける人間に対しては”逆さづりにしてやる!”そりゃそーだ。諸手を上げて賛成するよ。-

・トリュフハンターとディーラーとが暗い夜道で、値段交渉をする姿は、もはや非合法行為にしか見えない、怪しい姿である。
 - けれど、ディーラーに搾取されちゃうんだよなあ・・。-

<トリュフを食する機会は滅多にない。が、イタリア人にとってのトリュフは日本人にとっての松茸や天然舞茸に匹敵するのだろうなあ、と思った面白き作品。>

<2022年4月17日 刈谷日劇にて鑑賞>

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NOBU