ひとくず

劇場公開日:

ひとくず

解説

「劇団テンアンツ」を主宰する俳優の上西雄大が監督、脚本、主演などを務め、児童虐待や育児放棄をテーマに描いたヒューマンドラマ。母親の恋人から虐待を受け、母親からは育児放棄されている少女・鞠。ガスも電気も止められた家に置き去りにされた彼女のもとに、ある日、さまざまな犯罪を繰り返してきた男・金田が空き巣に入る。幼いころに自身も虐待を受けていた金田は、鞠の姿にかつての自分を重ね、自分なりの方法で彼女を助けようと、鞠を虐待していた母親の恋人を殺してしまう。一方、鞠の母親である凜も、実は幼いころに虐待を受けて育ち、そのせいで子どもとの接し方がわからずにいた。金田と凜と鞠の3人は、不器用ながらも共に暮らし始め、やがて本物の家族のようになっていくが……。

2019年製作/117分/PG12/日本
配給:渋谷プロダクション
劇場公開日:2020年3月14日

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映画レビュー

3.5❇️警鐘‼️メッセージ受け取りましたよ。素晴らしい作品。

2024年4月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ひとくず

虐待を受けて大人になった、ヒモとコソ泥で生活している主人公。

虐待を受けている小学生の女の子とクズな母親。

ひょんな事から三人は出会い、荒れた生活を送っていく。

この三人は希望の小さな光を見つけられるのか?

❇️良くある虐待の映画かと消沈して鑑賞してが、メッセージをガッチリ受け取れる素晴らしい作品でした。

◉79B点。
★彡特に凄かったという事ではないが、私の感情が揺さぶられた、メッセージ強な良い作品でした。昭和感あるエンドロールも好き❤️

🟢感想。
1️⃣子役の子がすごく良い。
★彡役者さん全般みんな凄い。

2️⃣主人公の親父の無計画さが嫌いではないかも。★彡全く後先を考えてない、今を生きて、思いついた事をする感じがたまらんでした。

3️⃣伝えたい事は虐待の連鎖か!
★彡子供に愛や優しさを伝える方法を知らない大人達が切ない😢

4️⃣神様はちゃんと見ている。
★彡家族再生したいだろうけど、神様は許しちゃくれないのか?誰が悪いんだろうか!負の連鎖は続く。😢

5️⃣よくある話だけど、この作品は本当に良かった。★彡この手のストーリーの中でもかなりお気に入りです。オススメ!

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シネマを喰らう

4.0せつない

2024年3月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

キャストの演技がすばらしい。
特に上西雄大さんは演技とは思えない。
他の作品も観てみたくなった。
ストーリーも主題歌も、
最後の最後まで胸が熱くなった。

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ゆすらうめ

4.0子役小南希良梨さん無しではあり得ない

2024年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ストーリーと演出は昭和ドラマのステレオタイプと言ってもいい展開と結末。
それにリアリティという魂を担ったのは鞠役の小南希良梨さん。

見始めはお顔が可愛らしいで始まったけれど、劇団演技が過ぎる大人たちの中で一人別格の現代演技だったと思う。

…だが、よくよく考え見れば、くずな大人たちの過剰な舞台演技との対比で鞠を描いたのであれば上西監督の演出力なのかもしれない。
とにかく彼女の演技無しでは成立しなかった作品だと思う。

見てから気づいたのだけど、小南希良梨さんは朝ドラ『ブギウギ』にも主人公の親友役の子役期で出演、既に出会っていたのでした(笑

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うつつのつづき

4.0俳優の演技は気になるが感動する良い映画

2024年2月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

児童虐待の被害者がまた被害者を生む。

被害者が犯罪者となり、また子を作り、虐待する。

それだけでも不憫に感じ、苦しくて涙が出てくる。

主人公、カネマサの不器用な演技と乱暴な性格が自分の娘ではないマリを愛するお父さんへと変わり、マリのために幼少期から手を染めた犯罪からも足を洗っていく。

その過程が凄く微笑ましくて、良かった。
マリのような子が幸せになることを祈っています。

エンディングは、マリもマリのお母さんもカネマサもその母もみんなで家族になるような感じで一番良いラストだった。

賛否両論あるのも分かるけど、有名な俳優ではなく、不器用な演技がより味を出していて良かった。

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つばさ
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