劇場公開日 2021年4月9日

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街の上でのレビュー・感想・評価

全190件中、181~190件目を表示

3.0びみょうです。

2021年4月11日
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鑑賞方法:映画館

5人が言い合っているシーン、よかったです。
ラスト、イマイチです。
合鍵今彼に渡すシーンよかったです。

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かん

4.0日常感

Nさん
2021年4月11日
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カッコつけない、あくまで日常を切り取ったような雰囲気が素敵な映画。いろんな人が出てきて、いろんな恋愛をしていて、それがいいとか悪いとかもなく、いろいろあって人それぞれ。長回ししてるのか、妙なリアルさがとても素敵です。カッコつけたセリフ、いいこと言ってやるぜ感がなくて。

後半の5人の道のシーンを中心にくすくす笑えるところがあっておもしろかった。

警察官の姪っ子がどんな人か気になる、笑。

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N

1.0間違いなく今泉力哉監督の映画

2021年4月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

難しい

大切な友人が今泉監督のファンで、フォローしていなくても彼のTwitterの愚痴やらなんやらがタイムラインを横切っていく。正直、Twitterで幅を利かせるクリエイターは作品の評価を過剰に高く見積もってもらえる側面があるので監督のことは嫌いです。そこも本人は計算に入れているだろうし、そういうTwitterのキャラクター込みで仕事が増えたんだろうというのが正直な見解です。

そして、今回もその今泉ファンの友達に連れられてこの映画を観て、友達に少しだけ似ているような役がおり、何故か変な気持ちになりながらも間違いなく今泉監督の映画だなと思いました。不愉快でもないけど、退屈な映画。

映画を観た後、友人には正直に感想を言って色々な話に広がりますが、まあそれでも楽しく話せるので退屈な映画も友人と見るなら悪くないのかもなと思いました。

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むす子

5.0なんてことない

2021年4月10日
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ブレミン

4.5どこもかしこも今泉力哉。やってくれたなオイ!

2021年4月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

今泉力哉監督舞台挨拶&サイン会付き上映にて。

「わぁー!大好きだこれ!好き好き大好き!」これが鑑賞直後の心の叫び。

今泉監督の優しい演出とシュールな笑いが最大限に惜しみなく発揮されている。
上映中、満席の劇場内が笑いで包まれたシーンは沢山あったし、久しぶりに声を出して笑い転げた。
偶然が重なり続け非現実的なシーンが多いけど、そんな「非現実的」というのを観客に敢えてツッコませることで笑いをリードしている。
警官の複雑な話に、自主映画の控え室や、終盤に街中でキャラが大集合するシーンは爆笑必至!思い出すだけでも笑えてくる…
「映画」というより「コント」を観ているような感覚に近い。笑いのテイストで言うとアンジャッシュの勘違いネタに近いかな。

勿論、ただ笑える映画な訳でも無くクソわがままで面倒くさい恋愛劇でもある、というかそちらがメイン。
長回しで男女のリアルな会話を切り取るイメージのある今泉監督だが、今回は舞台挨拶でも語っていたが長回し会話劇が印象的。
特に城定さん(城定秀夫監督で名前を説明していたため印象深く覚えてる)の家での「友人同士」としての会話と「男女」としての会話は面白かった。
友人としてならベラベラ喋れるけど、男女としてだと買い被ってキャラ崩壊する。みたいなある意味恋愛の哲学的テーマについてあれこれ言い合う意見は今泉監督の持論なんだろうな。『有村架純の撮休』6話での「普通って何?」をなんとなく思い出した。
今泉作品は他愛も無い、又は奇妙な会話劇の中にポイと哲学的問いを提示して、それを好き勝手展開させていくのが見所の1つだなと発見。まだあまり今泉作品は観れていないからもっと観ていきたいな。

それにヒロインの存在も面白さの1つ。
・穂志もえか演じる浮気して翻弄する女性。
・古川琴音演じる恋愛に問題を抱える女性。
・萩原みのり演じる新人女性映画監督。
・中田青渚演じる主人公の「友達」である女性。
みんなクセが強くて面倒くさくて。それだけど生き生きとしていて。
女性蔑視が社会問題になってきて「女性をモノとして扱う男」という描写が際立つようになったが、今泉監督の映し出す女性はみんな様々抱えながらも自分勝手に活気よく存在していて、今泉作品にしか無い存在感がある。いい意味で女性らしくないというか。成田凌のセリフじゃないけど「男と女以前に同じ人間じゃないか」という感じ。
みんな生き生きとスクリーンに映されるし、その姿が体温を感じる程リアル。
だからみんな愛おしく感じるし、キャラが際立つ作風なので結果的に映画自体が愛おしくてたまらない。やはり今泉力哉、演出上手いなぁ…

あんなに客席が湧いたのは初めての経験かもしれない。満席って作品に集中しにくくなるから毛嫌いする人も多いけど、逆にみんなで一丸となって見守るような別の楽しさもあるから案外好きだったりする。
それにミニシアターは観客の反応が分かりやすいからもっと楽しいし、料金がシネコンより高くても通ってしまうんだよな〜
映画館という知らぬ人達が同じ体験を共有出来る空間にピッタリな作品です。さらにインディーズ映画的なレトロな空気感も漂いミニシアターとは相性が抜群な気がする。
爆笑必至の誰かと語りたくなる恋愛映画。
ある意味、究極のデートムービーだと勝手に思っています。
苦言は「もっとこの人達を覗いていたかった」のただ1つ。他は最高です。口コミで広まって欲しいな…
時間があったらもう1回観にいきたい。次は恋人と一緒に、っていないんだった……

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Pegasus

5.0俄然人が恋しくなる、ユーモア溢れる街の小さな群像劇

2021年4月10日
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『あの頃。』を超える、今年のベスト。あの作品が涙でベストなら、こちらは笑ってベスト。ユーモアと愛と人のこと。可笑しくて楽しくてずっと観てられる。延々と部屋で流していたい。

率直な感想として、延期して良かったなと思う、申し訳ないが。若葉竜也と成田凌が朝ドラに出演したり、城定イハとは関係ない城定秀夫監督を『アルプススタンドのはしの方』で知れたり…。ちなみに、最近観た『さつきのマドリ』に出演していたタカハシシンノスケが萩原みのりと付き合ったり別れたりする役で出ていたのも嬉しかった。そうしたリアルとのクロスに加え、4人のヒロインがここ2年で知名度を上げたことにより、作品が熟されたことは大いに影響している。
次に、脚本の旨さ。本作に脚本に名を連ねている大橋裕之のユーモアがプラスに作用したのだと思う。『ゾッキ』のように角度のついた作品の表現者なのだから、くだらなくて愛おしい会話の応酬に一役買っているに違いない。
ミニシアターも相まって、ドッと湧き上がる笑い声や下北沢の柔らかい空気で起こる出来事が一体感を作る。だから、映画館に来て、知らない誰かと共感しているという体験が伴っている。それが最高に気持ちよくて堪らないのだ。
また、ビックリしているのだが、何故か人が無性に恋しくなる。友達とか、恋人とか、知らない誰かとか…。人に興味のなかった私が、誰かと話せる歓びと快感を渇望している。きっとこれは魔法。そういう作品なのだ。

小さな世界の街を切り取った、小さな空間に居候させていただく心地よさ。可笑しいのに愛おしい。ただ人が恋しくなる。喜怒哀楽どれでもいい。そのユーモアは確かに人の中に存在しているのだから。人と話したくなるのは、この作品が人間の"らしさ"と"本能"をくすぐってくるからだろう。

2021/5/21 2回目@イオンシネマ大宮

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たいよーさん。

4.0聞きますよ恋話

2021年4月9日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

日常にありそうな
地味〜な会話や恋バナ

終始笑えて
でも的を突いてて

若葉竜也の
この演技
最高に面白〜い面白い!

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H1DE!

5.0日常(と文化)に恋する映画の魔法 --- 舞台挨拶!余韻がすごい

2021年4月9日
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聞きますよ、恋バナ。どう思う?アウェーもホームにしてしまう。下北沢という街への愛に溢れた今泉監督流『ハイ・フィデリティ』みたい。公開が1年延期され、今ではもう"日常"ではない日常に思いを馳せるよう。誰も見ることがないけど、確かにここに存在してる。相変わらず、どころか普段にも増しての長回しで生み出される独特の空気感が本当にいい。現場でのアクシデントやその場その場の空気がそのまま生かされているのを感じる、随所に見て取れる。どのシーンを思い返しても愛しい。この映画すごく好きだ、特別だ。何から何まで最高すぎる。あ〜すっげー悔しいなぁ…。すっかり他の作品見る気失うくらい。
初主演だからといって特段気負うこともなく普段のまま佇む若葉竜也の受け・リアクションの芝居がいい。友情出演の成田凌然り、やっぱり監督と初めてでなく、ある程度気心知れた関係だからだろうか。例えば、まるでウディ・アレンが自身の作品にまるで自分のようなキャラクターを出すように、荒川青という主人公もまた少し今泉監督っぽさがあるのじゃないのだろうか?…なんて考えてしまう。嫌味なくまっすぐピュア。
また、今泉監督は本当に女性を魅力的に撮る。そして、監督の作品の根底にある誰かを好きだという気持ちと、成長しなくていいという考え方。セリフなんかも小津さんばりに繰り返すオウム返し。ゆるりと、けどしっかりと困らされていて、考えうる、ううん、誰も考えつかないような方法で日常の延長線上を面白おかしく描いてしまう手腕には本当に唸る、頭が上がらないよ。
遂に見た!もう嫉妬、観客という形でしか本作に関われないことが何よりもどかしい。これ作りたかったと嫉妬しすぎて、つらくなるから、一時期少し避けていたほどに…。本作の存在を知ってから恐らく1年以上、やっとの思いで実際に見てみるとだめだ、めちゃくちゃ引きずってしまう。満たされたのに虚無みたい。本当はもっといい意味であっさりと楽しめるはずなのに、不思議と引きずってる。誰にも教えたくない。映画に恋した。これはパッケージ出たら絶対BD買う。下北沢に最近ずっと行っていなかったけど、すごく行きたくなった。また足を伸ばしてみよう。ラッキーオールドサンはもちろん最高だ。そういや彼らのライブを昔見に行ったのも下北沢だったなと思い出した。

P.S. 舞台挨拶。監督の手の振り方かわいかった。昔、ヒューマントラストシネマでオープンスタッフ(?)としてバイトしていたらしく、スタッフの人がなかなかポスター立てる台の設置手こずっていたら、自らされていて素敵だった。あ〜あ、2回ともチケット取っておけばよかったな。中田青渚さんを見るのは『ミスミソウ』の舞台挨拶のとき以来、2回目だったけど、勝手にすごく感慨深いものがあった。あと、森の妖精・精霊みたいな服装ですごくすごくかわいかった。天使かと思った。

作中ポスター『愛がなんだ』、『苦役列車』『嵐電』『きみの鳥はうたえる』

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とぽとぽ

4.5今泉力哉ワールドが全開!

2021年4月9日
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あさ

5.0人間関係の機微が浮き彫りにならないこそばゆさと浮き彫りになった時の凄まじさ!

2021年3月13日
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大傑作です。映画の上映中、特にラストの作品の根幹に関わるようなシーンでここまで笑いが起こってる映画はこれまでになかった。大きな展開はないんだけど、確かに物語は動いている。当人達にとっては大きなことだったりもする。変わってしまった街並み。確かにあった感情。確かに今も存在している登場人物。余韻もバッチリ残る素晴らしい作品でした。

今泉監督の映画は、「愛がなんだ」から知ったにわか。オールタイム・ベストに入る衝撃的な出会いだったんですけども、何が一番驚いたって、感情のズレや人間関係の機微が浮き彫りにならなかったときのこそばゆさと、浮き彫りになった時の凄まじい衝撃をリアルに表現していること。演者の演技を信じて、言霊ののったセリフを紡いでいるなと思ったし、それをどこか俯瞰的な目線で見させてくれる撮影の仕方(ワンカット、画作り)も素敵だなと思いました。

そこから、「mellow」「パンとバスと二度目の初恋」「his」「あの頃。」を観ました。どれも好きな作品です。共感というより叫喚したくなる、生きるのって希望もあるけどしんどい部分もあるよなって思わせてくれるのが良いですね。他の過去作も早いとこ観たいです。

さて、本作。あらすじを見ただけでは、何が起こるか分からないというか、掴みどころがない感じですけども、やっぱり“存在”がテーマなのかなと思いました。

例えば、自分が発する言葉って、口にした、放たれた途端に受け手によってその解釈が分かれたりするし、時間が経つとその意味合いが変わってきたりすることってあるじゃないですか。このズレこそ、会話や人間関係の構築において、厄介だし面白いし危ういんですけども。この作品にはそうした脆さが見事に表現されています。

決定的なネタバレにならない程度に言うと、若葉竜也演じる青が穂志もえか演じる雪にフラレて、古川琴音演じる冬子に余計なことを言ってしまったり、萩原みのり演じる町子に自主映画に出演してほしいと言われたり、中田青渚演じるイハと意気投合したり、特別出演する成田凌演じる登場人物が上手いこと絡み合ってくる、最終的には青と〇〇という関係がより多面的になってくるというお話。下北沢という狭い世界にいながらも、主人公の世界は決定的に広まっていく。

途中に出てくる古着屋に買いに来る男女二人の関係、警官とのやり取り、バーでのやり取り、それぞれ見せ場があって、心に刺さる言葉があって、意味があるようでないような気もする素敵な余韻。最高です。

どの演者も人間力と顔力があるなーと思いました。どうやって見つけてきたんでしょうって人もいました。「君が世界のはじまり」でも好演していた中田青渚さんが特に良かったですね。とあるシーンでたぶん噛んじゃったところを採用してるのもリアルで良いですね。

自主映画撮影に向けての練習のシーンや、実際に撮影するシーンは、いわゆるメタ的な構造になっていくわけですけど、そこでの若葉竜也の演技の使い分けがもう本当に凄くて笑っちゃいました。

こういう人間関係や会話のズレのややこしさも悪くないなと思わせてくれるラストカット。ビターな終わり方でしたね。

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わたろー