劇場公開日 2022年2月11日

ウエスト・サイド・ストーリーのレビュー・感想・評価

全332件中、81~100件目を表示

3.5バーンスタインの曲の素晴らしさ

2022年3月6日
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鑑賞方法:映画館

映画史に残る名作のリメイク版である以上、前作と比較してしまうのは仕方ないだろう。
前作の最大の魅力は、ダンスと曲、歌の力だが、テーマとなっている人種の分断という問題は、当時から60年以上たった今の方が、よりセンシティブになっているので、そのあたりを作り手がどれくらい意識しているのか、関心があった。
見終わっての感想としては、意外なほど前作を踏襲しているということ。
リンカーンセンター建設のために、両グループの根城が共に失われようとしていること、リタ・モレノが両グループのつなぎ役として設定したことなど、工夫はわかるが、なぜ今このテーマを扱うのかという想いは、よくわからなかった。
プエルトリカンを白人が顔を浅黒く塗って演じている、歌が吹き替え、といった前作の課題をクリアしようとしたことはわかる。
ダンスシーンでは、ジョージ・チャキリスやリタ・モレノのキレキレのダンスに比べるとインパクトは弱いけど、「アメリカ」の日中のモブダンスは良かった。今作の一番のハイライト。
歌では、マリアとアニータが掛け合う「あんな男に/私は愛している」が、心情迫って特に良かった。ただ、その後の展開がちょっと性急な感じで、ラストシーンももう少し余韻がほしかった。
全体として、最も印象に残ったのは、バーンスタインの曲の素晴らしさ。ニューヨーク・フィルのフルオーケストラで、演奏・音質ともに素晴らしく、これぞ20世紀の世界遺産として、後世に伝えていきたいという意図は、よく理解できた。

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山の手ロック

3.5映画は伝統芸能に

2022年3月5日
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鑑賞方法:映画館

ダンスも歌も演技も素晴らしい。衣装やセットやカメラワークも素晴らしい。どこで切り取っても映像芸術の教科書になるような完璧さ。

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zita

2.5感性の欠如か未完成か

2022年3月3日
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「いつか舞台で見てみたい」

そう思いながら夢を見る日々でしたが、公演を待つ間に先に映画が公開されていました。

そのためタイトルこそ知っていたものの初見の私がみた感想は、少し想像と異なるものでした。

期待を膨らませすぎた結果なのか..

状況を理解することができない、誰がどの立場なのかはっきりしないまま物語はどんどん進んでいきました。
大事であるシーンに情熱的な部分を感じたものの、あっという間に過ぎ去っていき結局のところどういう完結だったのでしょう

しかし評価は高いこの映画
物語の中に入れるか入れないか
元の話を知っているか知っていないかこう言ったところが大切になってくるのかと思います
私は型にハマることができませんでした。

その中でもミュージカルはこの映画だからこそ感じることができる特別きらきらした胸が躍る瞬間でした。
歌って踊ることは、より感情をあらわにする
その上で全員が整い、ハモっている姿は感動しました
感情を叫ぶことがなかなかできない現代社会にとって少し憧れなるものを感じましたね

でも次見るときは全てを知ってから

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23ka

3.0映画は良し

2022年3月3日
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鑑賞方法:映画館

脚本は何だかな。
時代的にも共感出来ないし。

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たつじ

3.5仲良くしましょう

2022年3月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

難しい

今どこぞの国々はご近所が故に激しい摩擦が生じているが・・・

ある街の人種グループ同士の抗争の話で、敵対グループの2人が恋に落ちる。
歌やダンスを交えての演出はなかなかの見もの。

良い点
・歌やダンス

悪い点
・一目ぼれ。互いに。
・後半やや失速か

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猪古都

3.0なぜ50年代?

2022年3月3日
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なぜ、今、この作品を、こういう形で再映画化したのか?その理由が最後まで分からなかった。
アメリカ国内だけでなく、世界中が分断されてしまった現在の社会状況に一石を投じたかったのであれば、なぜ、時代設定が50年代のままなのか?昔から何も変わっていないということを訴えたかったのか?
同じ土俵で勝負しても、すでに古典となっている過去作にかなうわけがないということは、分かりきっていたはずなのに・・・

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tomato

3.0こんなだった?

2022年3月2日
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楽しい

興奮

ジョージチャキリスとナタリーウッドが素敵だったような気がする思い出と予告編もポスターも素敵と勢いで鑑賞したけど、こんなだったっけ?と言う印象でした。
ルーツまでこだわったキャストらしいけど主人公の二人があんまりカッコ良くない(主観)
ダンスのシーンは本当に絵になるし、リズム感も良いのだけど、共感しきれず。好みの問題?ストーリーの問題?とりあえず気になったから観たよと言う感想です

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のりぞう

3.5ちゃんとシェイクスピア悲劇

2022年3月2日
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鑑賞方法:映画館

興奮

前作の大ファンなだけに、いっちょ見てやるか的な感じで挑みましたが、どうしてどうしてなかなか悪くない。
ダンスシーンは前作には到底及ばない(想定内)が、間もなく住処を追われる若者たちの閉塞感やトニーの過去への贖罪など、物語に奥行きが加えられることによりリアリティが増したと思う。ちゃんとシェイクスピア悲劇になってたよ。
ミュージカルの醍醐味であるダンスシーンはちょっと物足りないが(どうしても比べてしまう、ごめんなさい)、一人気を吐いていたのがアニタ役のアリアナ・デボーズ。この映画の主演はむしろ彼女と言ってもいいでしょう。

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joe

4.0ミュージカル版を見たくなった

2022年3月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

単純

初めて見たのが宝塚版。20年くらい前の東京仮劇場で。それをふと思い出した。IMAXも良かったが、劇場公演でノリノリで見たくなった。アンセル・エルゴートの低音も良い。やはりこの人アタリ俳優。

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印刷局員

4.0とても良い映画

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

流石!スピルバーグ!…と思わされた反面、「あれっ?こんなんやったけ?」との思いも…というか、くどい、しつこい…というのが正直な感想(笑)

音楽と踊りは全く申し分ありません!ほんと素晴らしかった!感動しましたよ、本当に!
オープニングからワクワクが止まらんかった!笑

でも…、
あんまり感動しなかったんですよね、
ストーリーに。

後半がなんかくどい、
トニー潔くない、さっさと自首しろよ、
マリア、もっと怒れよ!って…笑

物語、途中までは良かったんですよね…ジェッツ団とシャークス団の決闘場面までは。
決闘場面がこの作品のピークだと思って観ていたのがいけなかったのか…?
でも、あそこで主人公さん、死ぬんじゃなかったけ?
そこで互いの憎しみ合いの愚かさに気づいて…みたいなストーリーだったような気が…。

そんな思い込みで観ているから、後半はとにかく長く感じました(笑)

まあ、この映画のオリジナルを観たのは、確か日曜洋画劇場か何かで、小学生の頃だったし…記憶もおぼろです(笑)

必ずしもオリジナルをなぞる必要はありませんが、やや説得力に欠けるストーリー展開で、ハンカチの出番はありませんでした(笑)

*個人的な、この作品最大のピークは、トニーとマリアがダンス・パーティーで出合う場面ですね。激しいダンスが交錯する中、それをバック?前景?に見つめ合う二人を撮るなんて、かなり斬新で、ときめきました。

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stoneage

3.5美術素晴らしい。

2022年3月1日
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美術素晴らしい。

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ミサト

4.0バカとケンカのラブストーリー

2022年3月1日
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1961年の「ウエスト・サイド物語」も
劇場で観てますが(名画座ね)
最初は画面の色褪せ具合に
「そこまで再現したら撮り直す意味ある?」
って思ってたけど
技術的にも演出的にもかなりパワーアップして
あー、だから同じ色にしたんだって思いました。

誰もが知ってる名曲の数々。
本当に素晴らしいダンス&ヴォーカルシーン。
素晴らしいです。

とはいえこの映画、
結局 “キスとバカとケンカの物語”

あーこの頃のアメリカって
こんな時代だったんだなーって
楽しんで下さい(^ω^)

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溶かしバター大盛りポップコーン

4.0初のウエストサイドストーリー

2022年3月1日
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作品名は知っていただけだった為、鑑賞。
音楽や衣装がとても好きでした。
アップテンポな曲も多くて見ていて飽きなかったけど、ラストシーンで、突き落とされた感じでした。
人の死って呆気ない。

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June

3.5「?」が多いが、美しい映像と音楽でチャラ

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

タイトルのままです…。

「なんでそうなるの?」とか「そんなことある?」とツッコミたい所が多すぎる…。

開始早々映像と音楽が素敵で一気に引き込まれたのに、勿体なかった。

映像と音楽のおかげで成り立っていると思う。

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酒

ウェストサイドストーリー

2022年3月1日
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なに これ?とコメントありましたが同感!
お粗末な映像(理屈でいろいろ言っておられる方は映画の本質がわかっていない)キャストミス極まり(トニーもマリアも美しさ無し、何かの事情で選考された、とも聞く。)映像と音楽が融合していない。スピルバーグに「なぜ」をぶつけたい。見終わって笑ってしまうほどの愚作品、と思うのが自然だと思います。

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岩隈ユウキ

3.5古い、悲しい、でも音楽最高

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

色鮮やかで、時代に合わせた映像や世界観といった表現は実に見事なもので、スゴイ作品としか言いようがないんですが、個人的には、なんで古めかしい歴史的名作をそのまんまの雰囲気でリメイクしてしまうのか、多少疑問に思ったりしました。
話も悲劇的で、前の映画よりも悲惨に感じてしまったのですが、それこそがブロードウェーのミュージカルに近いようで・・・なおさらなんでそっちに寄せてしまうのかとも不満に思ってしまいました。
それでも音楽は最高です。明らかに音楽ありきの映像や演出で、音がリメイクされたと思えばそれはそれで大いに意味があるのかなと─

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SH

4.0名曲

2022年3月1日
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名作中の名作!
心躍り、衝撃を受けた作品!
これを今、また新たに、それも、スピルバーグが!
期待大ですよ

ほぼ、ほぼよかった
このダンスこの音楽をまたスクリーンで観れるのか、と思うと、体育館のダンスパーティーから泣けてきた

ちょいちょい、え??ってとこはあったけど

でもよかったよ

ベルナルドのジョージチャキリスのスマートなかっこよさ!
アニタのぐいぐいなイケてる感!
足りないな〜〜、、とは思うけど、それでも

最後さ、
早くなかった?
たたみかけたよね
アニタの嘘からの、トニーからの、最後のマリア
もうちょい感動させてw
余韻が、、、
なったよね

でも、大まかに言えばアリ
前作と違った演出も割と受け入れられた

欲を言えば、、、
これはワタシの好みだが

トニーは最後まで私好みではなかったな

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おんぷ

3.5そして女は逞しく生き続ける

2022年2月28日
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クラシカルながらキレキレのダンスとシンプルな悲恋物語にしっかり涙腺をやられつつ、ラストは「あれ?これで終わり?」ロミオとジュリエットとは結末が違うじゃん。
ああそうかヒロイン2人とも、彼氏との悲恋は思い出にしまいつつ「憧れのアメリカ」で次の人生を逞しく生きていくということなんだな。だって男達が狭い地域の縄張り争いでイジイジしてるネガティブさに比べ、女性陣があのストリートモブシーンで見せるポジティブエネルギーは半端じゃないもんな。未公開シーンで、数十年後マリアとアニータが「トニー、お兄ちゃん。あれから色々あったわ。でも私たち今はこうして幸せに暮らしてるから安心して」って墓前で語らうところ追加できそう。ネガティブな男としてはとりあえずcool化を目指して指鳴らして歩くことにするか。

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あっきー

4.0巨匠、さすがです。満足しました!

2022年2月27日
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61年版の「ウエスト・サイド物語」は小学生の頃にリバイバル上映している劇場で初めて観た思い出の映画。当時は名作のリバイバル上映をしているところが多くてよく母に連れていってもらったなぁ。

最初スピルバーグ監督がリメイクすると聞いたときは「あのスピルバーグがミュージカル?」という驚きとともに不安もあったし61年版に思い入れがあればこそ(別にリメイクしなくてもいいじゃん・・・)と思ってしまったのも事実。

だけどやっぱり素晴らしい!
61年版よりドラマ部分が深くなっているのでよりわかりやすい物語に。
ダンスはバレエ要素の強かった前作より現代的になっていてメインビジュアルになっていた足を高く上げたポーズが無かったり、みんながよくマネしていたフィンガースナップも無かったけどそれほど大きく変わったなという印象は無かったです。むしろ古典に忠実な印象でもっと斬新でも良かったのかも。
撮影技術の進歩でしょうがカメラの動きがやはり目をひいていて立体的に撮られています。あの有名なバルコニーのシーンでは特に高低差が感じられました。色も50年代ニューヨークを再現する抑えた色調と群舞をダイナミックに表現する鮮やかな色彩の使い分けがお見事。

音楽はどれも高まりますね。「マンボ」「トゥナイト」「アメリカ」などがかかれば(うん、コレコレ!)って思わず口ずさんでしまいそうになりました。61年版を観た子供(当時)の私は「I feel pretty」が一番好きだったのでいつあのシーンが出てくるのかとワクワクしていましたが、前作よりかなり後半のシーンだったので(あの曲カットされちゃったのかも)とドキドキしていました。あの曲はスピルバーグ版のあの位置が正解かな。

アニータ役のアリアナ・デボーズの存在感がとにかく凄い。「ザ・プロム」に出ていたあの子だったのねー。61年版のアニータ役だったリタ・モレノも出演していてとても重要で前作とのつながりも感じられる役で意義がありました。
結末はご存じの通り悲しいのだけれど、スピルバーグがとても丁寧に大切に作ったことが感じられる作品です。
エンドクレジットで全ナンバーがメドレーでかかり、(良いミュージカルを観たなぁ)という満足感で胸がいっぱいになりました。

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ごーるどとまと

2.5初見の人にはどう映ったのだろうか。

2022年2月27日
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私が思っていた以上に、ロバート・ワイズ版が刷り込まれていたようだ。
だからなのか、やることなすこと、全てが受け付けられなかった。

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ムーラン