劇場公開日 2022年2月11日

ウエスト・サイド・ストーリーのレビュー・感想・評価

全332件中、101~120件目を表示

3.0ダンスと衣装がヴァージョンup!リフも今風なイケメンになったけど ...

2022年2月27日
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ダンスと衣装がヴァージョンup!リフも今風なイケメンになったけど
結局オリジナルの完成度が高いからか
作品へのリスペクトにこだわりすぎなのか
オリジナルを観れば万事OK
という気持ちになってしまった

ベルナルドのサイズ縮小・マッチョ化が個人的に非常に残念

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victor

3.5今のニューヨークはどうなのだろう

2022年2月26日
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元になったミュージカルも前作も観ていなかったので、そういう意味では新鮮さはあったかも。
NYの下町版ロミジュリだけど、演者たちの歌唱、ダンス、とても見応えがあった。
今のNYは、まだ、憎しみの連鎖が続いていないといいのだけど。

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kawa

3.5現代ドラマ版ウエスト・サイド物語

2022年2月26日
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61年版のような作品を期待してたんだけど、ミュージカルと言うよりリアルでシリアスなドラマにシフトしていて、ちょっと肩透かしでした。社会的な背景の説明や日常描写が多く、ドラマとしては分かりやすい分、華やかなミュージカルのイメージが遠のき,妙に世知辛いお話しになってしまった感じです。これも現代風にアレンジしてるからかな。街角やダンスホールでの群舞は、激しいながらもキレキレで素晴らしいけど、脚を天高く跳ね上げるシンボリックな振付がないのは残念。さすがに定番のトゥナイトやアメリカ等の名曲が出てくると盛り上がるけどね。それでも、長尺の作品を最後までしっかり引っ張る、スピルバーグのストーリーテラーとしての力技は相変わらずです。役者では、主役のアンセル・エルゴートが好演、レイチェル・ゼグラーはイマイチの分、アニータ役のアリアナ・デボーズが華があって、抜群の存在感。

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シネマディクト

4.0真っ直ぐで強い愛の物語

2022年2月26日
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泣ける

悲しい

楽しい

これ程、真っ直ぐで強い愛を描いた青春ラブストーリーを観たことがない。起伏のある物語だが、複雑ではなくシンプルに展開していくので、感情移入し易い。本作が描く強い愛の物語に心揺さぶられる。涙が溢れてくる。

本作の舞台は1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエストサイド。そこでは、格差や貧困などで社会に不満を持つ、プエルトリコ系とポーランド系の若者グループ、シャークスとジェッツが抗争を繰り返していた。そんな状況の中、シャークスのリーダの妹マリア(レイチェル・ゼグラー)とジェッツの元リーダ・トニー(アンセル・エルゴート)はダンスホールで偶然出会い、強く惹かれ合っていく。そして、二人の恋は、次第に両グループの対立を激化させていく・・・。

ミュージカル映画なので、台詞と歌の切り換えが多いが、切り換えに違和感はなくストーリー展開されていく。聴き慣れた曲が多く、場面と曲とダンスの組み合わせもピッタリなので、ミュージカル映画の醍醐味を堪能できる。

挿入歌ツゥナイトが、重要な場面で繰り返し使われる。場面に応じて、時に力強く、時に切なく、時に悲しく使われる。特に、二人が愛を確かめ合う場面での力強さは、二人の愛の強さを際立たせて迫力がある。エンディング曲もツゥナイトなので、ツゥナイトが使われた場面が走馬灯のように蘇り、本作を振り返ることができる。巧みな演出である。

後半のクライマックスでの展開は、いくらでも劇的に強調することはできただろうが、敢えてシンプルな展開にしたことが奏功して素直に強く真っ直ぐに心に刺さってくる。

本作は強い愛を描いてはいるが、現実離れしたラブストーリーだとは思わない。それは、1950年代のように物質的に貧しくても、現代のように物質的に豊かでも、人は人との強い結び付きを求めて生きていくものだからである。人は人との強い結び付き無しでは生きてはいけないものだからである。これが、本作のメッセージである。

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みかずき

3.5スピルバーグのテーマ

2022年2月26日
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個人評価:3.7
スピルバーグが演出するミュージカル。それだけで見たくなる。
61年版は観ていなかったが、どれも聞いた事がある歌で、ゴージャスな撮影だと感じた。
また当時のマンハッタンの背景と、乾いた空気に降り注ぐ太陽の光の色合いに、スピルバーグのこだわりが見える。
このあまりにも有名なミュージカルを再び映像化したスピルバーグの狙いとテーマは何だろう。61年版の雰囲気そのままに演出した様な本作。さらに伝えたいテーマとは。
悲劇と復讐の螺旋。ユダヤの歴史もそうである様に、2000年以上続く復讐の螺旋。その螺旋を雄一止める事が出来るのは愛だけだと。自身もユダヤ人である監督からの、そんなテーマを勝手に読み取る。
もしくは、ただ監督がこのミュージカルの大ファンだったから映像化したかったのかな。

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カメ

3.061年版には負けてる

2022年2月25日
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スピルバーグが監督というのでかなり期待していて、延期の繰り返しで待ち望んでいた作品。でもオリジナル版には届かなかったと思う。比べなきゃ、今回のは星4つにしていたか。

ダンスで61年版と比べて良くなっていたと感じたのは「アメリカ」のみ。おお、昼間にしかもこういう広い街なかでやると、こんなに華やかになるのか。オリジナル版の夜のアパート屋上での「アメリカ」も良かったけれど、このダンスはこちらに圧倒される。それ以外では「アイフィールプリティ」が良い勝負だったか。ダンスの舞台を小さな洋服屋からギンベルス百貨店に移したアイデアが良かったのかも。これら2つのダンスシーン以外は、完全に61年版の勝ちだと思う。特に「クール」の今回の拳銃を取り合う場面でのものは完敗だわ。あの死者が出てしまった決闘のあとの興奮状態を鎮める、61年版の駐車場での群舞は、ウエストサイド物語の中でも白眉ではなかったか。また体育館での「マンボ」も、それぞれのグループのリーダーであるラスタンブリンとジョージチャキリスの各ソロというかペアというのかダンスが素晴らしく、単なる全体ダンスにしてしまった今回のは劣る。

歌、これは比べるのが難しい。歌のレベルは61年版が遥かに上。でもほぼすべてが吹き替えだったもんなぁ。本職歌手の吹き替えで、役者本人が歌ってない。セリフと歌で声が全く違っているので違和感大。唯一役者本人が歌ってたのが、上記「クール」と「オフィサークラプキ」じゃなかったか。全編とおして唯一コミカルな「オフィサークラプキ」は歌というより、旋律に乗せたセリフみたいなものだから本人の声で十分やってられたのではないか。それにくらべると、今回のは全部、役者本人の歌唱みたいね。マリア役などは上手いと思うが、それ以外のダンス要員が歌っているのは頑張ってるなという印象。「クール」とかね。反対にマリア役はほぼ踊ってないし。今回のアニータ役も歌ってたけど、ダンス要員だと思う。それで思い出したが、61年版でアニータだったリタモレノも吹き替えられてたわ。今回の本人の歌には味は有ったけど、練習してのあれなら吹き替えられたのは当然かも。でも、61年頃は、おそらく歌の部分は吹き替えるのが当然と考えられていて、観客もあたりまえだと思っていたのかも知れない。サントラ買うなら61年版だけど、私は本人歌唱の今回の方を評価する。

脚本と構成、これは同じように見えて違ってる。歌の順序が決闘の前後で入れ替わっていたり、最後の場面が歌なしのあっさりしたものに変わってたりで、どちらが良かったのかな。私は61年版のほうが好きだけど。またエンドロールに、町なかの落書きで出演者名が示されたり、最後の最後に「dead end」(行き止まり)の道路標識が出て映画が終わるのもしゃれていたと思う。ただ、どちらもブロードウェイ版とは順番変えて「オフィサークラプキ」を決闘前に持ってきている。これを除くと、今回のものがオリジナル舞台版に近い脚本かも。しかし、あんなコミック調を決闘の後に持ってきてた舞台版が信じられない。殺人の後だよ。

あらためて、61年版、再上映してくれないかなと思う。映画館で観たい。

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熱帯雨林

4.0マンマ旧作

2022年2月25日
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もう少し特色出すのかと思いきや、さすがのスピル選手も映画史に残るアイコン名画の再作なので、現代の映像技術を駆使した撮影技術と照明手法以外はほぼ旧作踏襲です。
旧作観た人は半分安心、半分拍子抜けですがもともとの超名作をそのまま焼き直しただけなので5点は無理ですが始めから4点は軽いですね。
但し、最初の15分ばかりの疾走感はさすがのIndeiana Jonesです。空中からの撮影とか引いたアングルなど旧作マンマの構図も多いですが、影の使い方と全体のカラフルな色調は現代風です。
旧作観ていない若い人のもわかり易くウケるでしょうが、もし旧作なくてこれがいきなりだったら史上に残る名画にはならないでしょう。要するに素晴らしい映画ではありますが名作と呼ぶにはイマイチです。
殆ど指摘されていないのが不思議ですが、マリアの最後の心情は全く理解できません。あんなに簡単に許しちゃうなんて純愛どころかサイコパスですよ。故にラブストーリーとしては評価ゼロです。

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越後屋

4.0悲劇が消化不良?

2022年2月25日
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1961年に映画化されて誰もが知る「ウエストサイド物語」。(自身は古い映画だと割り切って見ていないが)なるほど、これだけ強いテーマなら当時の人々の共感や絶賛を得るのは分かる気がする。時代性はあるものの、テーマ自体はいつの時代も共通するものがあるから、今見てもとても新鮮に伝わる。巨匠のこの作品への愛着も強く感じる。エネルギーの有り余った若い連中の対立と恋愛物語に過ぎないが、背景には現代にも通じる奥深い問題が潜んでいてとても興味深い。しかし「真実の愛は敵対関係を乗り越える事ができるのか」というロミオとジュリエット的な関心は解決されたとは言い難い。悲劇が起こってしまった後で、自分たちの愚かしさを悟ることにより「昇華」が起こり、感動を呼ぶのではないか。ラストシーンは、悲劇のやりっ放しで後味が悪いと思うのだがその辺はどう考えているのだろうか。(原作通りなら文句を言ってもしょうがないが)
いずれにしろ、躍動感あふれるストリートダンスやタイミングよく心をつかむ名曲の数々を堪能できただけでも単純に見てよかったと思う作品でした。

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ガバチョ

3.5

2022年2月24日
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ダンス、ミュージカルのシーンはすっごい好きよ。
けれども肝心の内容がなんだか肌に合わないというか、、、
こう言う時代もあったんだなとは分かるけども余りにもみんな頭が硬すぎていまいち感情移入が出来なかった。
あそこでやり返しちゃだめだろトニー!!!

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まぜるなきけん。

4.0リタにsomewhereを歌わせるために

2022年2月24日
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凄い映画をみた。
特に役者が歌い出す時に、よいしょってところがない。
実に自然でなめらか。
そのなかでも時に前回版と歌の配置が異なるところに、意識がいったのだが、リタが歌うsomewhereは、涙無しには見れない。
ここにいるしかないのだ。
だからこそ、ここでなのだ。

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柳華琳

3.5ベルナルドはジョージ・チャキリスの方が良かったかも❤️

2022年2月24日
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「Tonight」「Maria」「Mambo」「I Feel Pretty」「America」次々と繰り出される永遠の名曲の数々😍40数年前、中学生の頃、リバイバルで観て大感動した時の気持ちが蘇りました〜❗️
でも、ベルナルドはやっぱジョージ・チャキリスの方が良かったな〜❤️

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タモン

3.0いまいち

2022年2月24日
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個人的にはいまいちだったなぁ
人で別れるかな
好きって言う人も周りにはいるから
ミュージカルが苦手だからかもしれないが
良いシーンが白けてしまうところがある
主役に魅了が全く感じなかった
むしろお兄ちゃんの彼女の方がよっぽど良い味だしてた
ラストもなんかモヤモヤ
ロミオとジュリエットだから悲恋なのは分かってだけどなんか後味悪い
昔のあの時代だから良かった作品なのかも

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kaorin

5.0懐かしさと新しさ

2022年2月24日
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1961年版は昔一度くらいは観たと思うけど、その頃はミュージカルにまだ抵抗があってそれほど感動はなかった気がする。
でも、今作であらためて観ると、あ、このシーン観たことある、この曲聞いたことある、このダンスあったあったと記憶が甦ってきました。スピルバーグ監督が最新の映像技術で1950年代ニューヨークのウエストサイドを描き、最新の音響効果で迫力あるミュージカルシーンを届けてくれました。ダンスや歌に移行していくシチュエーションも自然で違和感なく観る事ができました。一部ここで歌う?ってシーンもあったけど笑
たぶん自分にミュージカルの耐性ができたのかな?ディズニー映画のおかげかも。
ラストはわかっていても泣けましたねー。ヒロイン力入ってました。
音楽はやっぱりジョン・ウィリアムズが関わってましたね。
それにしてもアンセル君走り方ダサいよ汗

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mera4423

3.5ミュージカル◎❗ラスト……❌❗ネタバレあり。

2022年2月24日
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泣ける

旧作が好きすぎて何度も繰り返し見てきて……今回、スピルバーグ監督がリメイクしたこともあり、期待値が高かったかな。
旧作を思い出させる始まり方や、ストーリー構成、迫力のあるミュージカルシーン……これらは期待通りの素晴らしい出来でした❗
まあ…時代でしょうね。当時よりも人種差別の描かれ方はソフトになっていたことは理解できますが。
カメラワークも素晴らしかったですね❗

このあと……ネタバレですので、読みたい方だけ読んでくださいね。

ラストですよ❗❗
私が思う、ウエストサイドストーリーの核は、ラストシーンのマリアの言葉にあると思ってます。人間の憎しみが悲劇を生むんだっていう………そこが、本作からは抜け落ちてしまいました……。そのためにラストシーンがなんと物足りないものになってしまったことか……。もうね、ぜひ見てほしい❗オリジナルを❗ただのミュージカルではないことを、ただの悲しいラブストーリーではないことを知って欲しいです🥺

あと………ベルナルドのキャスティング……ダンスはめちゃ上手かったけど……ジョージチャキリスが素敵すぎましたかね😂比べちゃいけないか〜。

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Michiko

4.0歌と踊りのパワーを実感!

2022年2月24日
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悲しい

楽しい

興奮

空き時間を利用しての鑑賞で予備知識ほぼゼロでしたが、とにかく聞き覚えのあるメロディーが連発されるので口ずさみながら楽しく観ることができました。
そして演者たちが繰り広げる圧巻の踊り!
音楽や踊りは心をワクワクさせてくれるものだと改めて思いました。
当時の時代背景を認識させてもらいながら往年のアメ車の勢ぞろいも満足度を上げる要因になりました。

それにしてもアンセル・エルゴート、ベイビードライバーの時には細くて身長もそれ程ないのかななんて勝手に思い込んでいましたが、いやいやなんのなんの!見事なガタイでした。
お殿の俳優としてステップアップする代表作になるのでしょうね。

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ニコラス

3.5旧作を昨年初めて観た程度の者にはあまり刺さりませんでした。旧作ファ...

2022年2月24日
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旧作を昨年初めて観た程度の者にはあまり刺さりませんでした。旧作ファンには堪らない場面が多々あるのでしょうね。

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やまぼうし

4.0これを2千円で観れる事は奇跡なのかも⁈

2022年2月23日
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予告で散々、煽られて(ドチャクソ面白そうな予告で)大変楽しみにしていたので観てきました!!

単純に凄いです。これ映画の金額で観て良いのかと思っちゃいました笑  まず、踊りがエグいです!個人的にはプエルトリコ女性チームのダンス(あの靴であのキレ)とjetsの警察署のダンス(少し深いです+ユーモアよ)が良かったです。
後は、マリアの歌唱力よ…笑 女優さんでは無く本作初出演のインフルエンサーと知ってビックリ‼️
トムも何処かで見た事あるなーと上映中気になっていたら、まさかのベイビードライバーの子だったという!すんごい大人の男性になってました( ^ω^ )
ファッションもとても興味深く楽しめました!スタイルモンスターの方達のジーパンの似合う事よ❗️

原作がミュージカルなので、そこは留意して観て下さい!!(時間の制約もありますし、ストーリー性なども)
個人的には、字幕翻訳が少しだけ(ほんの)不満です。恐らく差別的な言葉など、昨今の雰囲気で丸くしてるのかなーと思いました。

ミュージカル系の作品にアレルギーの無い方は是非観に行って下さい、映画館でダンスシーンの迫力を!!

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白長須鯨

3.5不寛容による悲劇の連鎖

2022年2月23日
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未鑑賞の名作をスピルバーグ監督がリメイクしてくれたのでこの機会に劇場へ。

移民や人種の問題をほぼ経験していない日本人がどこまで作品の本質に触れ感情移入出来るのか…?なぜ争わなければならないのか、殺しあわなければならないのか?それともラブストーリーと割り切って楽しむ?

個人的にはトニーとマリアが出会ってからの時間が浅いにも関わらず、お互いを愛する気持ちが強すぎて、その部分でも感情移入し辛かったです。

不寛容による悲劇の連鎖。
想像を超える悲しい結末でした。

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トラヴィス

4.5ひとめぼれから始まる恋愛映画はミュージカルが良く似合う。

2022年2月23日
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前・後半は別映画と考えた方が良い。
前半は ★無限大! しかし後半が。。。

画像の色彩感(色合い)がとても良い 細かな造作もいい 音楽・音響もいい
唄も前作よりもうまくて、素晴らしい。
登場する車もみな、前作よりもいい雰囲気だ。

前作は演劇のような固定カメラが多かったが、今回はカメラワークが素晴らしい。
特に第1カットの入り方
前作は地理的な説明だったが、今回は時代背景だ。
カメラが来ると、人物がはじめて動き出すやり方は、あまり好きではないが
昔:フィルムでは不可能だった長回しを、現代技術:デジタル撮影ならではに魅せてくれたのは、リメイクならではの好手法。

逆光やスポットライト等の少し誇張した光源を使った表現方法は舞台劇のようでもあり、素晴らしく、
多くのシーンでは"光と影"が上手く取り入れられ、どこも素晴らしい構図に成っていた。

今回は前作で印象的だった"足を上げて踊るシーン"と"指パッチン"がないのが残念。前作の代表シーンをあえて入れなかったのは監督の配慮だろう。
組みダンスが前作より少し地味になったが、それでも前作同様"完璧に揃っていない"のが逆にアメリカぽくて良い。

赤い服が好きなヒロイン:マリアは、愛しい人:トニーと出会ってからは
仕事でもプライベートでも彼と同じ青色の服を迷わず着るところがニクイ演出表現。

今回はトニーが"むしょ帰り"これは何を意味しているのか? 監督に聞いてみたい。

プエルトリコ人の話す言葉が【 】を使った日本語字幕がでていたが、その下に英語訳がでていない!
スペイン語の英語字幕が入らないのは米国版でもそうなのか? 確かめたい。

快調な前半に反して、後半にかけて「ロミオとジュリエット(シェイクスピア)」色が濃くなり
救いがない、中途半端な社会派悲劇"映画に成ってしまった。
前作は前作時の時代背景として、くそれで良かったが、
2021年にリメイクした時、同じ内容では意味がない。
今は今の"結び"を用意して、はじめて この映画をリメイクした価値がでる。

この映画は、前作の「ウエスト・サイト物語」と見比べてみるといい
細かいところと登場人物が違うが、内容も映画の質も同じである事に気づいてしまうだろう。
しかし両作とも超1級作品であることには間違いない。

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YAS!

3.5映画としては素晴らしいのだけど。

2022年2月23日
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良い音響を望んで、普段ほぼ使わないIMAXにて鑑賞。

流石のスピルバーグで隙が無く没入感が心地よく映画体験としては良かった。

名作なのに1961年版は見ていなかった。
ウエストサイドストーリーは名曲が多く、良く知る曲も聴いてて心弾む。

ただ、ポーリッシュ系がプエルトリコ系に対して、移民が、、と良く言っていたけどオマエも移民だろ、、
というか、アメリカ人って誰よ。
偉そうにしてるフランス系もイギリス系も自国で住んでられないから移り住んできただけだろ、、

皆んなネイティブアメリカンにひれ伏しろ。
とか考えてイライラしながら見てました。

底辺争いで自ら窮地に立つとか、アメリカンシチズンって本当馬鹿ばっか。
アメリカに住んでいた時の嫌な思い出が思い出させれて、、感動も薄れました。
映画に対する評価ではないけれど、、

人殺しをしても尚、イノセントな雰囲気漂うトニー役のアンセル・エルゴートの甘いマスクが眼福でした。

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ゆうすい