ハッピー・デス・デイ 2Uのレビュー・感想・評価
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サスペンスホラー→SFコメディへ。
前作のサスペンスホラーとはうってかわり、
SFコメディとなった続編。
前作のような緊迫感を求めるなら駄作になるが、
個人的にはこっちの方が好きだった。
今回はタイムリープ自体の謎に迫る。
前作はいい意味でも単純明快で分かりやすかったが、本作は少し複雑な科学理論が入る。
特に理解しなくても話は分かるので、多少のスパイスにはなっていて1よりも見ごたえがあった。
コメディ要素もレベルアップしていて更に笑えた。
一点初心者にも見易い斬新なホラーだった前作の1/10程度しかその要素を引き継いでおらず、
タイムリープという設定に重点を置きすぎていたところは続編であることを考えると残念。前作のファンで続編を見る人では評価が割れそうだ。
前作とのパッケージで、ちょっと点が上がる
前作は駄作だと思っているので、今回は期待せずに鑑賞を始めた。
観始めた時は、研究者の彼が今回の主役なのかと思ったら、完全に違った。
前回のツリーさんが今回も主役、というか被害者?
しかし前回のループの繰り返しに比べたら、今回の作品は結構楽しめた。
(タイトルを、「トゥーユー」と読むのも面白い)
「前回のは前半で、今回のは後半」と考えれば、前回の残念さも少しは薄まる。
しかし、本国アメリカでの興行成績は、前回ほどではなかったらしい。
こっちの方が断然面白いと思うのに。分らんもんやね、人の好みは。
再度テレビ放送あったら観るかなぁ。
前妻と今作一緒に観ないと意味ないしなぁ。。。
むっちゃ難しいところ....
Stayin' Alive
前作でも月曜の朝に毎回登場していたカーターのルームメイト、ライアン。ツリーとカーターのために車で寝泊まりしていたが、ループ地獄は彼のほうに移ってしまう。このループ。実はライアンたち理学部の学生サマーとドレーとともにが卒論テーマとして選んだ量子反応炉の研究によるものだった。
午後9時に起こる停電はこのためだったのか!と、まるで続編ありきで作られたかのような今作。タイムループとパラレルワールドの二重構造になっていて、18日月曜日に戻ってしまったツリーの周りでは微妙な変化が見られたのだった。カーターとダニエルが付き合っていて、3年前に亡くなったはずのツリーの母親が生きているという別次元世界。互いに顔見知りかどうかという設定も笑わせてくれる。
シシーの実験でループを閉じ、今の次元か元の次元かの選択を迫られるというツリーの心理も見どころのひとつ。要するに母親が生きている世界か、カーターと付き合っている世界かの二択なわけだ。その上、ロリが殺人鬼だった前作とは打って変わって、ロリとグレゴリーが不倫関係を続けていて、殺人犯にはなり得ない。そして、シリアルキラーのトゥームの存在も侮れないのだ。
『インセプション』(2010)や『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』(1989)にも言及しているように、複雑な時系列構造だけど、コメディ要素も強くなったおかげでとても見やすい。記憶力を試されたり、同じ日を繰り返すことによって体力が弱っていくツリー。疲れた様子は前作よりも激しくなっていたけど、撮影当時ですでに30歳超え。大学生にしてはちょっと老けて見えます・・・
どちらかというとコメディ色が強いので、1作目とは違った楽しみ方ができました。前作を見ていることが必須条件なのはBTTFシリーズと同じかもしれない。ただ、次元の選択をする葛藤はやっぱり弱かったかなぁ。
「ステイン・アライブ」の選曲も生き残るというメッセージが感じられ見事だし、『大アマゾンの半魚人』(1954)の映像もなぜだか素敵でした。
続編物の新たな可能性
パート2とは「ヒットしたから」という理由で安々と作ると痛い目に遭うことも多い。大作ですら同じ状況であり、パート2は失敗するというジンクスも生まれている位だ。そんな中、本作は上手く前作の設定を使って製作に臨んでいると思う。ストーリーは基本的には同じであり、作品同様デジャヴではあるが、前作では解明しなかった「なぜループするのか」という核心に触れる部分が明らかとなり、物語は大きく動いた形である。
見どころは、前作ではちょい役だった人物にスポットが当てられているところ。そのせいで再び主人公もループする形となるのだが、ループした世界がまるっきり違う世界となっており、その影響でガラッと登場人物の立場がリセットされる為、主人公の様に「コイツ犯人だから・・・」と舐めてかかるとまさかの良い人というとんでも無いしっぺ返しを喰らう。前作の主人公のビッチ感は薄くなり、今度は悪ノリ状態。再びループに巻き込まれる事へのイライラから来る行動や言動、前作でパートナーとなった男性が、ループ先ではまさかの人物とデキていたりなど、声を出して笑ってしまうコメディっぷりには脱帽。ここまでやりきると清々しい位だ。本格ホラーでは無いものの、ホラー映画界に風穴を開ける位のいい暴れっぷりの作品である。パート3の構想もある様で、いつか取りかかって欲しいものである。
若干蛇足感を感じてしまいました。。
作品単体としては、楽しめました。前作よりもサスペンス色が強めで、でも相変わらず、ヒューマンドラマ的な要素もきっちり描いた良作でした。ただ、前作の続編、補完と考えると、若干蛇足だったかなぁと感じました。1周回って、結局同じ着地点に戻ってきた感じになっちゃったし。
ストーリーとしては、前作のタイムループに、バタフライ・エフェクトだったりやNetflixのARQ-時の牢獄-的な要素が加わったって感じですね。ヒューマンドラマ要素も前回より色濃く出ていてよかった。前作が「人として成長」だとすると今回は「親(母親)離れ」といったところでしょうか。
タイムループが発生してしまった原因を明示してくれるのは個人的に嬉しいことですが、明らかにしたことで新たな疑問がいっぱい出てきてしまいました(笑)
・シシーによって生み出されたタイムループですが、時間がループしていることを認識しているのが、なぜツリーだけだったのか?
・並行した別次元の世界で、前の記憶を保有しているのが、ツリーだけなのか?
・同じ次元に2人存在しているのが、なぜライアンだけなのか?別次元のライアンはどうやってこの次元に?
・ライアンのように同じ次元に同一人物が2人いることができるなら、別次元のツリーはどこに?
前作は前作で疑問はあったものの物語として、きれいに収まっていたと思います。そういう意味で、もやもやを大きくしていまった本作は、前作に対して蛇足だったかなぁという印象が残りました。
前作同様面白い!今回は人生の選択という大きなテーマもある
やっぱり面白いですね、またまた面白いSF要素、今回は前よりも複雑でしてね、あまり深く考えずそのまんまを楽しみましょう。今回は人生の選択というテーマがありました、これは本当にホラー映画なのか?笑とも思うほど、泣けるエピソードが入っていて、主人公の気持ちは辛いなと思いました。というかほんっとに可哀想でしかない笑面白いシーンは本当に面白い、ヒューマンドラマのシーンは感動する。そんな映画です
時空を超えるビッチ
"時をかけるビッチ、ツリー"がSFコメディとして帰ってきた。今作はよりスケールアップしてパラレルワールドへループ。死ぬ事を楽しんでしまうから、さあ大変。不謹慎にも死亡ラッシュはシーンは爆笑必至w
ホラーからコメディに
前作の謎だったループの原因が明らかになる。
ホラーとしては前作に遥かに劣るが、その分ギャグ要素はこちらの方が面白かった。
1でサブだったキャラが活躍するのも良かった。
死ぬシーンもバリエーション豊富で短い時間だがグロ要素もあり。
第一作よりも二作目の方が飛躍的に面白くなってるという、稀有な作品。...
第一作よりも二作目の方が飛躍的に面白くなってるという、稀有な作品。ホラー要素は前作よりも薄くなって、こちらはSFに傾いてる感じ。まさかこの作品で人生の選択について考えさせられるとは…。パッケージからは想像できない深さがある作品でした。
前作同様、笑って見られるホラー映画
前作「ハッピー・デス・デイ」は鑑賞済みです。
前作は「ビッチが主人公のオール・ユー・ニード・イズ・キル」という感じで、死んだら朝に戻るという原因不明の死亡ループに閉じ込められた主人公のツリーが自分を殺そうとする殺人鬼に立ち向かうストーリーでしたが、本作はその続きからストーリーが始まります。
完全に前作の視聴が前提のストーリー展開になっているので、一作目の「ハッピー・デス・デイ」の鑑賞は必須だと思います。
結論としては、非常に面白かった!!映画を観る時って真顔で真剣に観るので笑ったり泣いたりとかあまりしないんですけど、何度も声出して笑っちゃうようなシーンがありました。特に終盤の死亡ラッシュは不謹慎ながら大爆笑です。あれ笑わない人いないでしょ。ただ、前作までのホラー要素はほとんど残ってなく、代わりにコメディ要素とSF要素がマシマシになっているので、ホラーを目当てで観ると肩透かし食らうかもしれないですね。
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殺人鬼による死亡と時間ループの繰り返しからなんとか脱出した女子大生のツリー(ジェシカ・ロース)。恋人のカーター(イズラエル・ブルザード)との生活を楽しもうとしたが、カーターのルームメイトであるライアン(ファイ・ブ)も彼女と同じループに閉じ込められてしまった。ループについて知っているツリーとカーターは、ライアンをループから脱出させるために行動を起こすのだが…。
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序盤はライアンのループについての話が繰り広げられるのですが、ライアンが研究室で発明した装置によってループが発生していることが判明し、その装置を作動させる展開になります。そして装置が作動されツリーが目を覚ますと前作で体験したループの朝に戻っており、再びループからの脱出を目指して奔走するという展開。
前作と同じループを追体験しているかと思いきや、実は前回のループとは細かな部分が異なっていた。「前作の視聴が必須」と述べた理由はここにあります。前作のループの内容を知っているからこそ、「またあのループか」→「いや、前と違う!」というツリーの驚きを観客も感じられるのです。前作を観ていないと、ツリーがいきなりある人物を殺人犯呼ばわりしたり、友人に悪態をつく描写の意味が分からないと思いますので。
本作を観ていて想起するのは、アニメ化もされた名作ゲーム『シュタインズ・ゲート』でしょうか。平凡な大学生がタイムマシンを開発したことで巨大な陰謀に巻き込まれていくというストーリーのノベルゲームですが、大まかなストーリー構成や設定、本作のツリーが取る行動や苦悩が一致しているのです。本作が気に入った方はぜひシュタインズ・ゲートもご覧になってください。アニメは2クールあるのでかなり長いですが、間違いなく面白いアニメです。
パート1の続きとして素晴らしい完成度。 前作でアレだった人が本作で...
パート1の続きとして素晴らしい完成度。
前作でアレだった人が本作ではアレだったりと、人を善悪で区別してないっていうか
「そんなの状況次第で変わるよね」っていうスタンスが潔い。
序盤の「またかよ…」な絶望感とかエンタメとしても秀逸で
前作にも増してホラーっぽさは薄れたけど楽しさはマシマシ。
まぁね、設定やら何やらに斬新さはないかもしれない。
んでも面白いからいいじゃんっていうね。
【1に引続き観る前の固定観念を破ってくれる良い裏切りのあるSFエンタメサスペンス作品。笑】
・「HAPPY DEATH DAY」を鑑賞して、思いのほか面白かったので、翌日に本作「HAPPY DEATH DAY 2U」を観てしまいました。
・前作では、パッケージや広告宣伝でみせる「単なるホラー映画」というイメージと、実際の映画内容に大きなギャップを与えられたことで面白さが倍増。
・本作では、その続き、、、と思いきや、これまたバージョンアップしているんですね。笑
・観る人によっては「これジャンル変わり過ぎじゃない?」と思うほどではないでしょうか。
・内容的には、引続き「殺される日を繰り返す」ものです。が、それを取り巻く人間関係や物語の進行が前作とは全く異なっていて、SFチックな要素すら出てきます。これはこれで面白かったです。もう「ホラー」という枠はなくなって「SF×サスペンス×エンタメ映画」だと思いました。
・それでも、せっかく1をみたなら、こちらも引続き観てもよいのではないでしょうか。結構楽しめます。ありがとうございました。
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#全体3.7 #物語3.7 #演出3.8 #演技3.8 #配役3.7 #映像3.7 #音楽3.7
どうすんのって思ってたけど
同日をまたやり直し!しかもこの世界線では、母が生きてるが恋人は違う人と結ばれている、という幸せと不幸が入り乱れる世界線に来てしまった。
1よりもさらにコメディタッチに描かれている。
2では、そもそも1でどうして主人公がループする羽目になったのかという原因が明かされる。
小難しくて、じっくり考えると世界線が交わって同一人物が来てしまった彼はどういうわけなのか?他の人物がいないのは何故?元いたはずのこの世界線の主人公は?とか色々疑問が浮かぶけど、今作もパワフルな主人公の奮闘と、考えさせられるメッセージが込められていてとても良かった。
「覚悟しな、道連れだ!」って叫んで敵と心中するヒロインすごいよ。笑っちゃった。
自棄になって恋人の前でパラシュートなしバンジー自殺をする主人公も悲惨なのにコミカルに描かれてていい。
2は、1で主人公を殺そうとした人と母親が救える世界線なんだけど、ここに残ると決めて浮かび上がってくる、自分のこれまで生きてきた人生じゃないという現実が良かった。そこまで背負い込めないから、やっぱり元に戻るっていう決心も自然に見える。
自分と元の世界線の周りに愛着を持ってるって感じられて、主人公の成長を見たようで涙腺に来た。
難しい数式全部覚える主人公には少し困惑したけど、見ててとても面白かった。
2U
ホラー、コメディ、ラブロマンス、ヒューマンドラマ、いろいろな要素が組み合わさった映画で良い意味で裏切られた。
まるで最初から続編が考えられていたかのように、うまく引き継がれていてさらに面白くなった。
別次元の概念を取り入れることで、ダニエルと母親のどちらをとるかという究極状況を作り上げた。
別れを告げるシーンは感動的。
全てを手に入れることができない。
オススメしやすい映画かも。
1.2の両方があって完成された映画!
前作がまるで序章だったかのような盛り上がり!
前作で謎だった時間無限ループの謎がとうとう解き明かされます!
何故同じ日は繰り返されるのか?
今度は誰が殺されるのか?
色んな謎が徐々に解き明かされる共に、新たな謎や危険が彼らを襲う!
今作でも前作の主要キャストが勢ぞろいしているから、これは是非1.2を間を開けずに見た方がお勧め。
あの時の彼女は、あの時の彼は?と振り返ることで、より一層今を変えるための行動が明確になります。
ドタバタ感は前作よりパワーアップして、今度は主人公だけでなく周りの人たちも巻き込んでいくから面白い。
さらにSFの要素も加わって、ホラーでは無くなっているから逆に面白い。
前作があるから、今作が活かされる、今作があるから前作が活きる。
まさにこれは、1.2の二つがあって完成された映画のように思いました。
タイムリープサスペンス?
他の方も書かれてますが2作目は開き直ったかのように完全にホラー色は全く無し(笑)前作も前半はホラーで後半はSFチックなタイムパラドックスストーリーになりそのバランスと変わり身が作品の妙でもあったんだが。2作目はもう、バックトゥザフューチャーかよってな感じで怖さはゼロです(それでいいのかよ)ま、そのぶん構えて見る必要ないので気楽に見れるのだが。でもホラー好きの自分にはなーんか騙された気分でした。
もはや完全にホラーではなくなった
でもやっぱり面白い
今回の始まりはカーターのルームメートが車の中で目を覚ますシーンから、なるほど前回のラストから自然な繋がり、
このカーターとライアン、科学クラブ(つまりカースト下位)のメンバーで巨大な謎の装置やら薬品の並んだ実験室が、やたら出てくる、わくわくが、止まらねぇ!
アメコミ脳の自分は「ここで、クモに噛まれるか、薬品を浴びるかしてスーパーパワーに目覚め…」などと期待に胸膨らませるのですが、出てくるのは殺人鬼、こんどはライアンがループしはじめる
でも今回はすぐさまツリーが気づいてくれてさっそく犯人さがしをはじめる、数多の月曜日をくぐり抜けてきた頼もしいツリーもいて簡単に殺人鬼拘束、しかしその正体はなんと平行次元からやってきたもう一人のライアンだった!
映画の中で「バックトゥーザフューチャー」や「インセプション」への言及があり、今回SFとのジャンルミックスだということを匂わせますが、このシーンで自分はCUBE2を連想します(腕時計コレクターいたよね)
そして同時に自分の中で前作を越えた瞬間でもあります、とてつもない良作の予感
そして何やかんやで19日のツリー、18日に戻されるwここめちゃくちゃ好きなシーン、こういう演技のできる若い(綺麗な)女優さんて最近いないよなぁ、脳内でゴジラのテーマが流れ出しました(笑)
さて戻された18日は元の次元とは微妙に違う、ツリーにとってはifの世界
恋人か母親か、究極の選択を迫られる
訣別を心に決めたツリーが母親とレストランで話すシーンはちょっと泣きそうになる、ずっとコメディ路線できてそれは狡いわ、
医者と不倫しているロリに言葉をかける所もいい、かつての自分にそう言えるようになったてことだもんね
最後の最後にニック・フューリーぽい政府機関の人が迎えにくるオチも何もかもが大好物でした
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