劇場公開日 2019年3月8日

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運び屋のレビュー・感想・評価

全486件中、161~180件目を表示

4.0ダーティーハリーからワイルドさを取って渋さを残した

2019年7月7日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

幸せ

事業に失敗した園芸家が、ひょんなことからコカインの運び屋になると言う、実話を元にしたストーリーだそうです。
かつてはハードなアクションでならしたイーストウッドも、流石にヨボヨボの爺さんになってそういう映画で主役は張れなくなりました。しかし、相変わらずの存在感を示しています。麻薬カルテルのメンバーや麻薬捜査官とのやりとりの中にもかつてのダーティーハリーシリーズで見せたウィットを感じさせ、そして犯罪映画なのだけど嫌味なく家族の再生を織り込む手腕は流石です。
実の娘であるアリソン・イーストウッドとも父娘役で共演していますが、その息もぴったりでした。この渋さを感じるには、観る側も人生の年輪が必要かもしれないですが、良い映画だと思います。

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金なし暇なし

3.5懺悔

2019年6月30日
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どうしても作っている本人と被る。もはや、生い先長いとは思わない映画人の作品として捉えてしまうし、本人もその見られ方に意欲満々のようだ。
仕事人間の成れの果て。このジジイを赦せるかどうか。ここでは赦されるが、そこがポイントではなく、赦されるためではなく、自発的な行為として懺悔を描く。そこが軽やかだ。
実力俳優で固められる捜査陣。そことコンタクトなく進んだ挙句の朝食のシーン。実に味わい深い。
イグナシオ・セリッチに向けられた乱痴気合間のジジイのメッセージ、唐突なブッコミ方ではあるが、こちらのテーマもファミリー、ドラマの見方が深まる凄い一手である。

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Kj

5.0最後は爽やか

2019年6月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

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もるる

5.0傑作は何度観ても飽きない法則を確認した

2019年6月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

傑作 公開直後 2019.3.8に鑑賞後、2019.4.16 再鑑賞した。良い作品は再鑑賞に堪えうることを再認識

<初見:2019年3月8日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

3.0期待外れ

2019年6月27日
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鑑賞方法:VOD

評価が高いから期待したのですが、期待外れでした☆。飛行機で観たからかな?

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hide1095

4.0運び切った生きざま

2019年6月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

幸せ

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近大

3.5ストーリーは面白いが、色々引っ掛かる

2019年6月21日
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鑑賞方法:映画館

事業に失敗し家族からも見放された90歳近い老人(クリント・イーストウッド)が、警察の目を逃れて長年麻薬の運び屋をしていた実話を基にした物語。最後はこの老人が家族を取り戻すと言う大変良く出来たストーリーで、それなりに面白かったのは間違い無いのですが、少し気になる点が... 例えば、主人公が罪の意識を余り感じていなかったこと、急に金回りの良くなった彼のことを周囲の人たちが殆ど見咎めなかったことなど。それに、この運び屋の仕事を紹介したのは、主人公の義理の息子(娘の夫)の友人だったと言うのもどうかしています。本当にこの主人公の回りには余程ロクな人がいなかったのでしょうか? 実話が下敷きの作品と言われなくては、不自然な設定に胡散臭さを感じてしまいそうだったのが何とも残念でした。

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ホワイトベア

4.0老人の気付き

2019年6月19日
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家は差し押さえられ家族には愛想を尽かされたうだつのあがらない老人が麻薬組織の運び屋の仕事で大金を稼ぐ。しかし、金よりも大切な事に気付き改心する話し。

犯罪に手を染め金を稼ぎ図に乗る。回数を重ねる度に身勝手な行動をする。稼いだ金を車やアクセサリといった贅沢品に使う。頭の悪そうな老人に終始イライラ。

だけど、最後は妻の死により金より大切なことに気付き改心したのには安堵な気持ちになる。

序盤から中盤までの身勝手さは改心を強調させるためのフリだったんだな。

ツッコミどころ満載の不自然さの多い作品のなかでこの作品は最後まで自然体で比較的映画の中に入り込めたのは良かった。

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お前の頭はただの飾りか

5.0存在感

2019年6月6日
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スクリーンに映るイーストウッドを見ているだけでなぜか涙腺が緩んでしまった。

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かぽ

4.0一切無駄がない

2019年5月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

運びやの物語と家族の物語。
この方の作品は後腐れがないから最後までしっかり観られる。

マフィア達もなんだかんだ助けてくれてたなんだかほんわかした作品だったかも。

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yuu

5.0仕事より優先するものは。

2019年5月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

難しい

家族が一番大事だよ。仕事を優先しないで家族を一番に考えるんだよと、90歳を過ぎたアールストーンが自分の経験を引き出して、(映画ではワッフルハウスでコーヒーを飲んでいるときにベイツ捜査官と話しているシーン)我々にそれを伝えている作品。
ロビンフットのようなアールは人との会話を楽しむのが好きで押し付けではないアドバイスもあげるけど、家庭をかえりみない過去を持っている。

ベイツ捜査官がこのようなアドヴァイスをネットで読んだのと、アールから彼の経験を混じえて聞いたのではどちらが心に残るだろう。ネットより人との関係を大切にしている。

イーストウッドの作品にいつも公平さを見つけることができる。
例えば、車のパンクで困っている黒人の家族に、手を貸すが言葉の使い方で(老人アールはこの人たちのことをニグロという)プラスマイナスになって人間はいいところも悪いところもあるよと両面を表している。イリノイ州の白人のコミュニティーでポークサンドイッチを二人のドラッグディーラーに奢るシーンも。市の白人警察がきてドラッグディーラーに『私のまちに何か用があるのか?』と迫る時、この二人を助け、住民や警察は人種差別をするがアールは違うというプラスマイナスの面を見せる。

これが遺作にならないことを深く望む。

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Socialjustice

4.5^_^

2019年5月17日
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鑑賞方法:映画館

老いてゆく
わかっていても
愛欲しさ

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.575

4.0おまけ映像無し

2019年5月11日
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クリント・イーストウッド渋いなぁ
かっこいいおじいちゃんになりたい

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しんげん

3.5☆☆☆★★★(1回目) ☆☆☆★★★(2回目) 本日の日付は201...

2019年5月5日
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☆☆☆★★★(1回目)

☆☆☆★★★(2回目)

本日の日付は2019年4月24日 まもなく平成も終わる。
そして、この作品の日本ファーストランもまもなく終わる。
そろそろ、こんな考え方をする奴が居ても良いのかな?…って事で、レビューを書いてみる。

今回(2019年)のアカデミー賞は、近年の傾向通りにブラックパワーが強かった。
そんな中で脚色賞を受賞し、はしゃぎまくった挙げ句に、作品賞にケチを付けたのが。ご存じのスパイク・リー。
そんなスパイク・リーを、イーストウッドはどんな感じで見ていたのだろうか?
実はこの2人。以前に差別問題で口喧嘩を繰り広げているのだった。

(一応は噂の域を出ないのだが、信憑性は高い様で、伝えられるところをかい摘むと。)
発端は、『父親たちの星条旗』で、作品賞を含めイーストウッドがアカデミー大本命視されていたところに。「何であの戦いに参加していた黒人兵士が1人も映画の中で登場しないんだ!」…と、リーが噛み付いた。
真相では、確かに黒人兵士は居た様だが。その数はそれほど多くは無かった様で。(始めは)イーストウッド曰く「だからどうした?」…と言った感じだったらしいのだが。それでも(元々イーストウッドがタカ派なところが有ったのも影響したのか?)リーが口撃を辞めなかったからか?遂にイーストウッドがキレた。

「小僧は引っ込んでろ!」

そんなやり取りが影響したのかどうか?『父親たちの星条旗』は肝心のアカデミー賞では惨敗を喫する。
その後リーは、実話が基になった『セントアンナの奇跡』で、黒人兵士の話を撮るのだから。イーストウッドも、ちょっとばかりはイラっと来たかも知れない。

確かにイーストウッドには多少なりとは差別主義的な面は否めないのだと思う。
だけど、決して《心底から》の差別主義とも言えない。
『運び屋』の主人公は。ユーモアの1つとして、単なる会話の流れの中でついつい差別用語を使ってしまう。如何にもイーストウッドらしい人物像だと言える。
肝心の『運び屋』本編は、イーストウッド演じる爺さんが。これまでを振り返り。家族を放ったらかしにして来た人生を悔い改める。
それを、イーストウッドが演じ。皺々な顔から滲み出る人間味に味が有るだけに、つい納得させられ、面白く観てしまうのですが。警察側の描かれ方で、或る程度の組織を把握し。尚且つ、大体のアジト等は(密告者の存在で)掴みながら。何故か(組織の)下っ端で在る《運び屋》を逮捕する事だけに躍起になるのが、さっぱり意味が分からず。その面で言うと、昨今のイーストウッド映画の中では今ひとつと言わなければならないか?…と。

ここ数年のアカデミー賞のブラックパワーを、イーストウッドはどう見ているのだろう?
多少の差別主義も持っているとは言え。イーストウッド自身は、表立っての差別的な問題を起こした事は無い。
確かに、『インビクタス/負けざる者たち』を監督するにあたり。誰に対してなのか?は言わなかった様だが、「安心しろ!マンデラを演じるのは黒人だ!」…と、言ったとゆう。

だからこそ、「ああだこうだと言ってる奴らで、実際に差別によって被害を受けてる奴がどれだけいる?寧ろ周りを煽って問題を起こしている奴らばかりで。被害者ズラしてるだけじゃねえのか?」と、言いたげに…。
※ (勿論、本人はそんな事は言ってはいない。あくまでもこちらの妄想に過ぎない)

近年の黒人関連の作品にオスカー像が行きやすい傾向に対して。それまでの【俳優引退】を、しれっと撤回して主演してしまう辺り。まるで…。

「俺はな!そんな【プロ被害者】ズラした奴らが気にいらねえだけなんだがよ〜。全く最近は…(幅を効かせやがって)オイオイ!俺が神輿を挙げなければいけねえのか?」

…と言った感覚で撮ったのだろうか?と、思ってしまったのだが、穿ち過ぎなのだろうか?
※ 繰り返し

2019年3月10日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン8

2019年3月19日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン7

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松井の天井直撃ホームラン

4.0役者魂

2019年5月5日
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ここに来てこれほどまでに弱々しい人物を演じきるとは、どこまで貪欲なんでしょう!
イーストウッド監督独特の世界観は健在。
まったくこの人には150歳くらい長生きしてもらいたい!
決して大絶賛をさせないある意味捻くれた作品作り、最高に好きです。
静かな、優しい、どこかモヤっとした熱さがなんとなぁ〜く伝わってくる。
こんな作品作れるのはイーストウッド監督しかいませんよなぁ…

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コバヤシちゃん

3.5シブい

2019年4月29日
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年とったね、すごく。おじいちゃん役がそのままだけど、でも相変わらずシブいね。

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キット

4.0しみじみとさせる、不思議な映画

2019年4月28日
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鑑賞方法:映画館

町山さんが「たまむずび」で紹介していたとおり、好き勝手に生きてきたイーストウッド自身の半生を振り返る内容の映画。
主人公は、仕事や社交優先で、家族のことは放ったらかしであったが、仕事の転機などをきっかけいに変わっていくのであるが、観ている方も主人公の飄々とした姿に笑い、またしみじみとさせられ、またカーステ(死後)で好きな曲を口ずさみながら、ロングドライブにでかけたくなる。

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矢吹 貴

4.5ラ・マンチャの男

2019年4月26日
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泣ける

笑える

怖い

イーストウッド本人の年齢に重ね合わせた頑固で自由気ままな老人を演じるも、どこか人生の終わりを見据えたカラっとした生き方に哀愁さえ漂う。
ピーター・オトゥールの『ラ・マンチャの男』とダブってしまい、キュンと切なくなる、そんな作品。

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miharyi

5.0ラブロマンスだこれは

2019年4月24日
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この映画はやりたい放題の人生
それはマックイーン自身の家族への自戒込めてかも。

最後の妻とのやり取りが全て。

男には家に居場所が無かった。
女は家にいて欲しかった。
やがてすれ違うふたり。何処にでもあるだろ。
お互いに愛を求めて闘っていた。

そんな男女が相手が死ぬ淵に居るときにわかり合えた。
そんな時に捕まって安心した。男。
だからこそ有罪判決をみずからにかしたのでは。

運び屋も、花自体もこの映画から為ると

老齢でのラブロマンスだね。これは。

日本であげるなら内田裕也夫妻だな。
裕也さんコレ見たら何を感じたんだろ。

日本でこのての映画やろうとすると、如何しても
少しチャカシちゃう所有るけど
マックイーンは見事に男の哀しさ表現したな。
不器用だから愛される。そんな時淋しい男のストーリー

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snow

4.0見終わったあとの最高の気分

2019年4月21日
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楽しい

知的

幸せ

グラン・トリノ以来の十年ぶりのイーストウッドの新作。いや〜いいねー!こんな年寄りになりたいと思ったよ。アクションシーンとかは特にないけど落ち着いた朗らかな雰囲気が常に漂っていた。ここで終わらないで死ぬまで撮り続けて欲しいなあ。

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setsunakun