ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
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自分的にはとても良かった!
一言で素晴らしかったです!
しかしまあ、前作を観ずに今作を観て低評価する人ってなんなんでしょうか。
ポスターに続編って親切に書いてあるんだからきちんと前作観ておくべきだと思います。
前作観ずに付けた低評価はこの映画に対してではなく、付けた本人に対してのもの。
わかりませんでした。
スピリットは観たんですがアンブレイカブルは
観てません。
ブルースウィリス側の世界観が理解出来ずイライラしました。
心理的サスペンスなんでしょうけど見せ場も盛り上がりもなく何?って感じでした。
全米ランキング1位みたいですけど
アメリカは観る目が肥えてるんだなあと
感心しました。
マーベル映画はプロレス。シャマランのリアルヒーローは総合格闘技。
いまだに"「シックス・センス」の~"、という修飾が消えない M・ナイト・シャマラン監督。そのシャマラン監督がまさに20年前「シックス・センス」(1999)と同時期に制作した「アンブレイカブル」(2000)の完結編である。
「アンブレイカブル」はシャマランの描くアメコミヒーロー誕生のリアルドラマだったが、当時、作品評価はあまり高くなかった。そしてその信念は20年後まで貫かれることとなった。
当時、"アメコミヒーロー像"の意味合いは今とは大きく違っていた。スーパーマンやスパイダーマン、バットマンにしても、ヒーローは無敵な能力を持った正義の味方でいるだけでよかった。
それに対してシャマラン監督は、"もし本当に無敵な男がいたら・・・"という仮説をリアルに追求した。現実に、無敵の能力者がいたら怖いし、みずから正義を訴えたとしても、周りの人間は簡単に信じるだろうか? そんなリアリティが「アンブレイカブル」だったのである。
男は自分の能力に気づかず、やがてそれに覚醒していく。そして、そんな観客にはいまいち伝わらなかった。
しかし今や、MARVELやDCコミックスの実写映画が次々とシリーズ化され、そのヒーローたちは活躍するだけでなく、自分の能力と人々の違いに悩む。その能力ゆえに人間によって差別・抑圧されたり、人間や地球を救うことの意味合いに疑問を持つことなどが描かれている。
悩めるヒーロー像は、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」(2008)によってメジャー化された。つまりシャマランの「アンブレイカブル」(2000)は、あまりにも早すぎた。
最新作タイトルの"ミスター・ガラス"とは、「アンブレイカブル」に登場するサミュエル・L・ジャクソン演じる"イライジャ"のことである。また「アンブレイカブル」で登場する不死身のデヴィッドは、当時、人気も無敵だったブルース・ウィリスが演じた。
イライジャは骨形成不全症という先天性の難病を患い、些細なことでも骨折してしまうほどの脆弱な身体の持ち主。そして"ミスター・ガラス"とよばれた。イライジャは自らの脆弱性ゆえに、無敵のアメコミヒーローに憧れ、ホンモノの完全無欠ヒーローを求めて、デヴィッドを見つけ出した。
また、さらに今回の「ミスター・ガラス」にたどり着く前に、シャマランは「スプリット」(2017)で、もうひとりの無敵な能力者を創っている。
「スプリット」は24の人格を持つ、解離性同一性障害(いわゆる多重人格)の男・ケビンを主役にし、彼が引き起こす女子学生監禁犯罪を描いたスリラーである。女性や子供を含む、24もの人格を見事に演じきった、ジェームズ・マカボイが大絶賛された作品だ。
一見すると、単体で完結しているような「スプリット」だったが、そのエンディングで、デヴィッド役のブルース・ウィリスの出演シーンがある。つまり本作への前振りが行われているのだった。
不死身の肉体を持つデヴィッドと、デヴィッドを見いだしたイライジャ、そしてケビンの多重人格のひとつである"ビースト"が、激しく対立する。
そのとき、普通の人間たちはどう対処するか・・・もちろん"精神病院"対応である。3人を監禁して、精神科医のステイプルが、すべて彼らの妄想であることを証明しようとする。とても自然な判断である。
しかし、能力者が本当にいたら・・・という仮定を描くのが、この映画のリアリティなのだ。正義のヒーローがヴィラン(悪)に勝利して終わったりはしない。
3人の能力者が、ふつうの人間たちによって翻弄される。
本作品の思想はある意味で、「X-men」シリーズの先取りでもあった。むしろシャマランは意図的にそうしたのかもしれないが、24の人格を持つケビンを演じるジェームズ・マカボイは、「X-Men」シリーズでやはり能力者チャールズ(プロフェッサーX)を演じている。
また「アンブレイカブル」からはじまる3部作は、流行りのアメコミシリーズが展開するスピンオフ作品や、"正義 VS 悪"の構図を揶揄している。
本作がリアルなスリラーであることには間違いない。しかし面白いかといわれると、それは別の問題である。
アメコミ映画の魅力は、プロレス的な興行演出なのである。アメコミには、悩めるバットマンはいるものの、一方でカッコいいバットモービルで駆け抜ける派手なシーンに興奮するのである。ちょっと間抜けで勝てそうなヴィランとも戦う。そんな夢にフィギュアも集めたくなる。
「アンブレイカブル」の目指すものは違うと分かっていても、本作のエンディングで強烈な現実がさらに浮き彫りになる。いわゆるアメコミ映画が"プロレス"だとすると、本シリーズは"総合格闘技"なのである。
無敵なはずのヒーローの最後はあっけなく寂しい。そんな現実、ほんとは見たくない。
(2019/1/18/TOHOシネマズ日本橋/シネスコ/字幕:表示なし)
中途半端な終わり方でちょっと消化不良❗
星🌟🌟🌟久しぶりにシャマラン監督の作品をみました❗アンブレイカブルは昔観たのですがスピリットは未観賞… でも中盤までは楽しめたのだけれど意外な結末でちょっと消化不良気味です❗映画の視点も最初ブルースウィリス主役かと思ったのだけれど途中からサミュエルLジャクソンになったみたいで群像劇にしては3人の比率が違い過ぎるし 是非とも続編をみてみたいです❗
☆☆★★★ 映画のラストで。マーベル映画を始めとする、コミックヒー...
☆☆★★★
映画のラストで。マーベル映画を始めとする、コミックヒーロー映画に対するアンチテーゼを掲げるのには同意する。
但し…!
それは、しっかりとした作品を提示してこそ…と言えるんじゃないのか?
ファンならば堪らんのかもしれないが。観ている間中、自作に突き付けられた批判に対する言い訳を、延々としている 風 にしか感じられなかったのだが…。
そんなのは…いらん( *`ω´)
2019年1月19日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ/スクリーン1
中々良かった!
前作『スプリット』ラストのブルース・ウィリスの登場で驚かされ、かなり楽しみにしていました。
しかし期待しすぎるとシャマランの作品は???となる事が多く今回テンション低目で挑みました。けど今作は大当たりでした。『アンブレイカブル』、『スプリット』を観賞してから観ることをオススメします。
一見さんお断り。。。
本作のみを鑑賞した人は何がなんだかわからない時間を過ごした事でしょう、しかももとは20年近く前の作品。
三部作であることをもう少し展開してもよかったと思う、あと題名も原題のままが良かった。
ジェームズマカヴォイの圧倒的演技にただただ魅了され、ブルースウィリ...
ジェームズマカヴォイの圧倒的演技にただただ魅了され、ブルースウィリスの19年前と変わらぬ佇まいに胸が熱くなり、サミュエルL・ジャクソンの老獪な演技に翻弄される128分。
と、それだけで終わらないのがシャマラン監督。真骨頂の展開に心震えた。ロッテントマトの評価が低いのは、最早シャマラン監督の三部作完結篇というだけで期待値が上がりすぎたからなのかと感じる。そして、観賞後心に残るのはスプリットの時と同じくケイシーには幸せになってほしいという気持ち。良作。
新たなヒーローが生まれる序章
なかなか本題に入らなくてじれったかったけど、徐々にジワジワと面白くなってきました。
クライマックスでサミュエル・L・ジャクソン演じるMr.ガラスが仕掛けを作ったことにより、新たなヒーローが生まれやすくなった。
これによりアベンジャーズなどのアメコミヒーローみたいにこれからどんどん善悪のヒーローが誕生していくるだろうと、そんな期待感が生まれました。
やがて、MARVEL作品のようにシリーズものに発展していくのではなかろうか。
3部作の中で一番面白いがラストに不満
「アンブレイカブル」「スプリット」に続く3作目ですが、一番面白かったです。ラストの展開も予想外で驚きました。ただ、前半が冗長的でダラけてしまったのは否めない・・・。説明ばかりが屋内(しかも同じような部屋)で行われ続けるので、退屈に感じてしまいました。後半かなり盛り上がったので結果的には楽しめましたが。
ただ、ラストに関しては、テロリストであり多くの人の命を奪ったミスターガラス、連続殺人犯のケヴィンの2人と、自己満足かもしれないけど人を守るための自警行為を行ってたデヴィッドが同列扱いってどうなのかという不満があります。さすがにデヴィッドが可哀想だ。
前作未鑑賞
未鑑賞でしたが、十分面白かったです
前作を見ていたらもっと面白かったのかなあと、
?だった部分を補完するためにアンブレイカブルとスプリットを見てこようと思います
ジェームズマカヴォイの演技力は凄まじく、一見の価値ありです
オープニングがほんとにすごかったです
ラストも非常に良かったです
どうしちゃったの?
キャラとかはいいけど、なんか弱い。
看護師も間抜けばかりだし、オオサカタワーで対決しないで、広場で力比べで終わりだし。サスペンスの要素は前2作の方が高かった。
アンブレイカブルの記憶は朧げで、スプリットは観てないけど面白かった...
アンブレイカブルの記憶は朧げで、スプリットは観てないけど面白かった♪個々の作品が縦横に絡み合う系が好きな私にはどハマりしましたね♪今回のスーパーヒーロー論はアリです!
これはヒーローものなのか?!
予告で少し気になっていた作品。
自分に異能力があると自負する3人と心理カウンセラーの話って感じの予告だったので、「シャッターアイランド」のような幻想オチもあるだろうなと思っていたが、
意外と評価が高かったので見てみることに。。。
普通におもしろい!!
知らなかったが、これは続編なんですね。
前作「アンブレイカブル」「スプリット」があるらしく、調べてみると
このポスター見たことあるわぁ~
ってなやつでした。
とりあえず、TSUTAYAで借りて見るのは確定。
今作だけでも話は理解できる。
続編ということもあり、序盤に色々説明されていないので想像力がないと今作だけで理解するのは難しいかも知れないが、
できる。
展開のテンポも良い!!
変なCGドカドカもないので派手さはないが、リアルに近いとこんなもんだろうと思えるので納得もいく。
普通におもしろかったのでこれから前作の確認してきます。
ヒーローって何だ?
アンブレイカブルのダンとスプリットのケヴィンが捕まり収容所で精神科医によってイライジャと引き合わされて巻き起こる話。
ビーストvsダンというヒーロー映画の様な始まりからどうなっていくのかと思ったら…何を支離滅裂なことを言っているんだこのおばちゃんはな展開に。
おいおい効果覿面かよという流れだったり、相変わらずの意味の無い無理やり24人格だったりからのもう一丁。
おばちゃんは何でそんなことする必要あったのよ。で、結局何か変わったんかね。
予想外なストーリーではあったけれど自分にはそれがそれほど面白いとは思えなかった。
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