ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
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3部作完結
ようやくM・ナイト・シャマランの3部作が完結した。この監督の脚本はファンタジーでありながらも、リアリティを持たせた緻密なプロットに裏打ちされた面白さがある。秀才肌の人だ。今回もジェームズ・マカボイの演技力には眼を見張るものがあった。次の作品にも期待が高まる。
寝てた
シャマラン監督は苦手だけど、『アンブレイカブル』観直して(これも眠くなった)挑んだけど、眠気が…。所々起きるけど、眠気が…。シャマランはド派手なシーンが、あまりないけど、疲れてる時観ると寝る。
悪くはない
つまらなくはなかったけど、ちょっと違うかな。
設定もストーリーも決して難解ではないが、前2作を観ていないので、その分楽しめなかったということかも。
序盤はテンポも良く、これから先の展開に期待感が高まったが、その後はいまひとつ退屈だった。
そして、こんな終わり方なわけ?
と、思わせておいてのラストのどんでん返し。
そう来ましたかぁ。
やるなぁ。
ここだけは感心した。
それにしても、いくらなんでも病院のセキュリティ緩すぎでしょ。
あり得ないですから。
ネットで真実が暴かれるという欺瞞
ここ10年くらい「ネットに動画が流出して社会が事実を知り、変革が起きる」というラストをよく見るのだけど、ありえない。
民主化運動にネットが利用されたというだけでその多くは失敗だったし、それどころかいまネットはデマと情報戦の舞台になって結局は有効な手段ではなくなってしまった。ネットに真実があるだとか、社会が変わるという幻想はもう終わってる。
周回遅れのこの映画のラストはみてて残念すぎる。ヒーローものの映画やドラマで散々やり尽くされてるし。
シャマランをいくつもみてきているが「最後に驚愕の真実が」式のドラマを作るためにとにかく地味に物語が進行しほぼ大したことが起きない。
荒唐無稽。
ちょっと老人のわたしには、荒唐無稽で
プチアベンジャー的な、話で
合いませんでした。
あまりに手薄な、病院。
ショボい警察。まばらなエキストラで
なんか、誰もいない街でちょっとした
騒ぎかなあと、いう話。
なぜか、多重人格の方がいちいち
服を脱ぎ脱ぎするのが
ちょっとわらけました。
サイヤ人みたいに、筋肉で
破れよなあ。
それにしても、つかみどころの
ない話。
どうせなら、もっと大量にだして
早食いの人、
逆上がりがめちゃくちゃ早い人
とにかくエロいキャバ嬢
めちゃくちゃ怖い顔のヤーさん
ギターの早弾きのすごい人
10桁の暗算ができる達人
ダーツの名手
など、テキトーに
いっぱい出てざわざわした方が
楽しそうなのにね。
ちと、残念。
次なる続編、新たなる3部作始動を予期
まったく新しいアプローチでヒーロー劇を見せてくれた、ナイト・シャマラン監督に脱帽です。デヴィッド、ミスターグラス、ケヴィンはみんなヒーローだから、そう簡単には死にません。SNSで世界中の人々が真実を知ってしまった以上、彼らが生きていることが知られるのは時間の問題、より最強になって現れる事でしょう。まさか18年越しで『アンブレイカブル』の続編が観られるとは誰も思わなかったように、もしかすると次はまた18年後に……いや、2021年に!ミスターグラスのお母さんが、彼にコミックブックスをプレゼントしたことで、全てが始まりました。はてや、お母さんの正体は?全てに裏と表があるのです。
3作目が一番駄作⁇
「アンブレイカブル」は、シャマランが「シックスセンス」で度肝を抜き賞賛されての次作で期待して観に行った。
シックスセンス程の衝撃は無かったものの、とてもアイデア抜群の設定でそれはそれで面白かった。
その後、「サイン」「ヴィレッジ」「レディ・イン・ザ・ウォーター」と観たがそれぞれに他に無いアイデアで楽しませてもらったが、やはり「シックスセンス」という名作を作った監督としては物足りない感じであった。
そして満を持して観に行った「ハプニング」で大コケ!もう才能の枯渇かと諦めていたら「スプリット」で新たな世界を見せてくれた。
「アンブレイカブル」の続編という事には(??)の気持ちがいささかあるが、そこは相当にジェームズ・マカヴォイの自在の演技力に助けられた感は否めない。
そして3作目でオールキャストで…うーむ…残念ながら駄作になってしまった。
最後に…
「シックスセンス」を観てない世代の人には是非観るべき映画である事をお伝えします。ただし、観る前にあらすじ&ネタバレを絶対に読まない様に!
アイアムアヒーロー
先日、霊長類最強と言われたレスリングの吉田沙保里さんがレスリングを引退した。引退理由は「レスリングをやり尽くした」と語っていた。しかし、それは本当だろうか?インスタやテレビで見かける近頃の彼女は綺麗になっている。レスリングをする事よりもメイクやファッションを楽しむ事が、止められなくなったのではないのか?誰かが彼女に入れ知恵や差し金をしたかのように。しかし、そんな入れ知恵する必要があるのか?あるかもしれない。なぜなら、このまま彼女が強くなれば常識では考えられない力を発揮して・・。
そして、毎回新たなステージが設けられる『SASUKE』。最終ステージをクリアする強者はなかなか現れない。しかしながら、あらゆるステージをクリアしていく身体能力の高い猛者たちを見ていると、まるでヒーローのようにも感じる。
『ミスター・ガラス』を見終わった後の現実世界。その世界の常識と思っていた事に対して、実はとんでもない力が動いているのではないのか?疑ってしまう。
MARVELのようにアメコミのキャラクターを実写するのでなく、シャマランはコミックの世界を実写化させた。
神や宇宙人とかと街を壊滅させて戦う等身大のヒーローに何を求めるのか?苦悩や葛藤、使命感?もう現実離れの領域を超えている近年のヒーロー映画の中、シャマランは俺を現実に戻してくれた。
ヒーローは身近にいる、かもしれない。そして、自分こそヒーロー、かもしれない。
そういう夢を取り戻してくれた。
ウサイン・ボルトがこのまま新記録を樹立続ければ、フラッシュになるかもしれない。しかし突然のドーピング疑惑が生じれば・・そこには何らかの力が働いて・・。
2019-6
オオサカタワーをぐぐった人✋
ハゲファンですが、『アンブレイカブル』は見てません←
見る努力はしました。借りました。でもテレビさんがプッツンしましたふざけんな。
家で見るときも大画面で見なきゃ気が済まないので、放置してるんですよねー。
そしてその決断は完全に裏目に。
これ『スプリット』含め、見とかなきゃだめなやつ。
そのハンデもあってか、「完結編」じゃなく「終わらせた」という印象になった。
期待してたのとは違いました。
私がシャマランに期待するのって、『ヴィジット』や『スプリット』みたいな背筋を撫でられるような不気味さと、『ハプニング』みたいな正に何が起きてるのか頭で理解できてないハプニング。
今回は予習不足もあって、理解が追い付いてない部分は仕方ない。
なのに、ラストは読めてしまった。読めた上での感動が私には訪れなかった…。
病院の警備も緩すぎるし。
地味に期待しているシャマランさんのご出演は、ばっちりです。
これから観に行く予定の方は、ちゃんと予習をオススメします。
たとえテレビやパソコンが壊れようが、友達んちに行くなりして、とにかくそれがいい(実体験)。
予測不能…
未見の『アンブレイカブル』を予習して参戦。(『スプリット』の時は繋がりを知らなかったから未見だった…)
なんといっても、どこに連れて行かれるのかまったく予測不能の快感が勝った。いつもこうならシャマランも悪くない。
そして、アニヤ・テイラー・ジョイちゃんが天使!
このままシャマラン・ユニバースが『X-Men ニューミュータンツ』繋がっちゃうかと思ったよね…
前作は見たほうがいいです!
面白かった!
ただ前作を見ていないと繋がりがわからないかも。。。
ミステリー作品では少しなかだるみがありますが、よく考えてみるとあまりなかだるみを感じずにみられます。
みて損は無いと思います☆
とっても面白かったです!!
期待通りとっても面白かったです
「アンブレイカブル」と「スプリット」の2作の続編って超豪華です
ちゃんと2作が絡み合ってて楽しかったです
「スプリット」の方がハラハラドキドキ感はあったように思います
私にでさえ今は誰にライトが当たってるかわかるジェームズ・マカヴォイの演技力はすごかったです
大好きなブルース・ウィリスにはちょっと切なくなりましたが、予想外なラストは爽快です
この映画にテーマ性は要らない?
ヒューマンドラマとか、サスペンスとか、SFだとかのジャンルを確認する前に、まずは『最後のどんでん返し』を期待して観るという監督。ある意味、独自分野を切り拓いたパイオニアですね。
ラスト、そういうことか〜、と驚く度合いは人それぞれだと思いますが、意外な感動も含めて、独り善がりに陥ることなくお客さんを楽しませようという意欲というか誠意⁉︎が感じられて、結構好感の持てるいい映画だと思います。
サミュエル・L・ジャクソンも今回は饒舌家の役割をジェームス・マカヴォイの変幻自在の演じ分けに譲って、見かけより存在感を薄めた演技で、いい味出してました。
主役3人それぞれのサポート役がこれまた程よい距離感で、全体のバランスと緊張感を緩めることなく最後まで持っていくあたりはさすがだと思いました。
もし、この映画にテーマ性を求めるとすれば、マイノリティーや社会的弱者の存在をなかったことにしてやり過ごしてしまおうとする社会システムの体制的な壁が存在するということとその壁を出し抜くことができた時の痛快感、ということだと思いますが、そんなに難しく考えて鑑賞する必要はないですね。
納得の続編
M・ナイト・シャマラン自身の監督作品である「アンブレイカブル」と「スプリット」の世界観を一つにするという面白い試みですが、個人的に大好きな映画で綺麗に完結した「アンブレイカブル」をいじって欲しくないなぁと、少し心配しながら本作を観賞しました。
「アンブレイカブル」はヒーローとヴィランに象徴されるような光と影のような関係性を、普通の人間のドラマに落とし込み、ヒーローの片鱗をチラつかせるような程良く夢を見させてくれる絶妙なブレンドでしたが、
本作「ミスター・ガラス」では、「アンブレイカブル」の主人公達は本当にヒーローなのか?という敢えて自分作品に水を差すような問いかけをしています。
しかし、その問いかけ自体が実はヒーローとしての能力を持つ人達が「もしかしたら自分はヒーローなのでは?」と気付かせないように暗躍しているある勢力の圧力であったというのが終盤で明かされる。
それに気付いたイライジャの反撃は、「アンブレイカブル」ではあまり味わえなかった彼の頭脳戦が堪能できて面白かった。オオサカ・タワーでの"ビーストとデヴィッドの対決"には心踊りましたが、二人の対決が地味なクライマックスで落ち着いてしまったのが少し残念。予算さえあれば実現したのか!?実はそれもイライジャの作戦だったと説明されましたが、そんなこと言わないでクライマックス盛り上げてくれよ!と思ってしまいました笑
「アンブレイカブル」では、あそこまでの奇行に及ぶイライジャの原動力、コミックの世界を信じるあの心は一体どこからくるのか?といった人間描写(掘り下げ)が少し弱いかな〜、と思っていたのですが、本作でちゃんと意味がわかりました。
自分の存在意義とはなんなのか?というイライジャの問いかけ
ヒーローは実在するのか?という映画の問いかけ
その二つが全く同じ質問であったということがクライマックスを観て私は受け取った。そして自分に存在する意味があった。それを証明することこそがイライジャの目的であり、見事彼は勝利した。(ヒーローの可能性を抑え込む組織が存在する時点で、問いかけに答えてしまっているのは取り敢えず置いておく。)
なんだよ完璧な続編じゃないか。
相変わらず、主人公たち(デヴィッド、イライジャ、ケヴィン)の周りの登場人物の描き方は雑だが笑
個人的には満足のいく続編。
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