ラストレターのレビュー・感想・評価
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恋人とはちょっと見ない方が良いかな?
1人で思い出にふける時間を持てる映画だと思う。手紙の映画はこの監督上手だなぁ。
中山美穂とか豊川悦司とか…昔の役者も出てきて楽しい。
そして…同窓会で福山雅治ばりの人には絶対に会うこともないだろう…これも映画の良さ。
『ラストレター』の本当の意味とは。
同監督の『Love Letter』と対になっている作品。
というか『Love Letter』は「もちろん既に観てるでしょ感」(ドヤっ😎)がとても良いなと感じた(笑)
観たあとは何とも言えない、とてもしんどいストーリーだと感じました。
遠野美咲の紆余曲折な人生に、生きる意味を考えます。
冒頭のシーンと最後のシーンが繋がるのですが、最後の最後で『ラストレター』というタイトルの本当の意味がわかり、観ていて本当に苦しかったです。
自分が一番輝いていた(で、あろう)時に書いた高校時代の卒業生代表の挨拶が、まさか未来の娘へのラストレター「遺書」になるとは。
卒業式でその未来を、誰が想像できただろう。
人生の良い時、悪い時。
後者のその映像は流れませんが、この挨拶の言葉を遺書に遺した美咲の心情を想像するとゾッとします。
(その流れで、個人的には遠野美咲の遺影はカメラに映らない方がいいなぁと思いました)
しかし、映像が綺麗なのでそこに心を持っていかれ、最後は切なく爽やかに気持ちが中和されます。
学生時代のキラキラとした同級生たちの面影が懐かしくなり、みんなどこで何してるのかなぁ、元気にしてるかなぁ、と映画館を出て不意にそう思いました。
追記
岩井俊二監督の撮る少女の美しさは異常。
あとは滝も怖くて恐ろしく綺麗でした。
一人の女の生きた足跡を描く映像詩
遠野未咲という、自死した女の生き様、生きた足跡を、他者の視座から描いた作品で、予告編やTVCMのようなラブストーリーではないと思います。
物語は自死そのものには触れないまま、自死後の現在、そして30年前の未咲の日々を忠実に粛々と記録して進み、そこには苦渋や屈折や挫折といった重苦しさは一切ありません。
画を捉えるカメラは、前半は松たか子扮する裕里の視座でややコミカルに姉・未咲の足跡を辿り、後半は福山雅治扮する乙坂鏡史郎の深刻で重々しく、悔悟の心情が込もった目線で描き出しています。
そのメリハリはあっても、従い、映画は裕里と乙坂のセンチメンタルジャーニーを追いつつ、各々己が今在る原点を探ることにより、己の人生を見つめ直し覚醒していきます。
比較的ローアングルカットも多いのですが、画像に威圧的な印象はなく、寧ろ被写体の人物、特に乙坂の意思の強さ、確固たる決意と行動力を感じさせます。
裕里の視点の時は、手持ちカメラが多用され、不安定なカットにより裕里の揺れ動く不安な心情が漂います。一方で乙坂の視点では、カメラはフィックスで比較的長回しも多く、乙坂が確信を持って固い意志と決意で行動していることが画面から滲み出てきます。これまでの半生の間、無自覚的に韜晦してきた己の原点、即ち原罪を探り当て、徹底的に自省し自戒することにより、新たな自己の創生を希求する、その強烈な意思が湧き出ていました。
広瀬すず演じる遠野未咲の、そこに実存しているかのように儚く時空を行き交って物語の舞台回しをしていく役割は、将に幽玄であって物の怪の如くであり、翻弄されて一旦は自己を見失う裕里と乙坂は、過去に行なってしまったこと、行なえなかったことに引き摺られ、縛られてしまっている現代人を表象し、その苦悩と悔恨を体現しているようにも思えます。
ストーリーはあるものの波瀾もどんでん返しもなく、極めて淡々と静かに時間が進んでいく、この映画は、岩井俊二監督による、一人の女の清冽にして激烈で無器用な人生を謳い上げた、いわば映像詩といえるかもしれません。
その視点で遠野未咲を見てみると、故・辻邦生氏の初期の小説の代表作「夏の砦」の主人公、支倉冬子と重なり合うように感じます。
岩井監督のラブレターの進化系?
この作品では手紙を中心に物語が回っている。手紙だから出来る手法だと思います。姉のふりして同窓会に出かける松たか子さん。昔、姉と付き合っていた小説家役の福山さん。姉の生き方や娘どうしのいたずら。森さんと広瀬すずの可愛らしさが目立ちます。松さんの姑の知り合いが小室等さんには驚きました。伝説のフォーライフレコード(小室さん・吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげる)を立ち上げた人で好きな歌い手の一人です。昔から変わらない風貌なので個人的に嬉しかったです。
同窓会に行ったことのない私が姉のフリして鑑賞
公開前に予告を観て、絶対に観に行こうと決意。
あまりにも楽しみにし過ぎた結果、二月になってしまったので急いで観に行きました。
青春時代の初恋だとか人間関係だとか、そういう甘酸っぱくも苦い思い出を全てブラウン管を通して経験してきた私にとって、この映画あまりにも眩しすぎました。当然、同窓会に呼ばれたこともないし、恋人も姉も子もいない。でも、そんな私でもわかることがある。
イケメンは正義ってことだよ!!
福山雅治だから何とかなったけど、私が乙坂役だったら最初のバス停の時点で詰んでたからな?本来はこの役こそ庵野監督に演じて頂くべきところでしょ。「夜にバス停で女性に声を掛ける」「住所の家に来ちゃった」「人の家のポストを漁る」「廃校内を徘徊」「女子高生の写真を撮る」、どれをとってもヤバい画にしかならなかったはず。だって福山&神木というイケメンで好感度の高い俳優ですら、「シンプルにヤバいやつ」の香りがビンビン出ていましたからねw
個人的には、優しすぎたかなと。
ストーリーについてですが、これだけ素材が揃っているだけに不完全燃焼感がありました。広く一般に楽しんでもらえるよう、マイルドにしたのかな?やはり、全体的にもう一歩踏み込んでも良かった気がしますね。おそらくその辺りが、未咲の人物像をイマイチ掴みきれない理由だと思います。ただ、もう一歩踏み込むと人間としての暗い部分なども浮き彫りになってしまうので、この作品にとってはこのぐらいが丁度良いのかも。
映像はとても良かったですね。語彙が無いので適切な表現が出来ませんが、「田舎の祖父の家の匂い」みたいなものを感じました。男の私ですら観ていて飽きない福山雅治の演技。そして、21歳とは思えないほど自然な女子高生を演じた広瀬すず。他のキャスト陣も含め、映像が良かった。
鑑賞前は「人間関係がごちゃつくラブストーリー」だと考えていたのですが、実際はストーリーが薄味で、キャストの演技と映像と音楽で真っ向勝負してくる、抜群の雰囲気映画でした。
岩井俊二最高傑作
デビュー作「Love Letter」からずっと好きな監督でしたが、岩井俊二節の真骨頂、最高傑作だと個人的に思いました。
物語、脚本、音楽、演出だけでなく、主演俳優さん一人一人の仕草から声のトーン、緻密な描写で芸術的と言う言葉が相応しいこだわり抜いた作品だと思います。
これまでの青春を美しく描く岩井俊二ではなく、年齢を重ねて青春、朱夏、白秋…3つの人生の季節を見事に描いています。
また森七菜&広瀬すずの壊れそうな瑞々しい美しさ、神木隆之介の直接手紙を渡せないいじらしさ、福山雅治の不器用な中年男性と松たか子の母として、また憧れの先輩との再会などの女性としての感情の起伏や距離感をおきながらも手紙を送ってしまう姿など俳優の演技とはこうまで自然に描けるのかと思うほどでした。
(庵野さんは多分、素だと思うけど)
岩井監督作品にはいつも胸の奥底が疼くような感覚が呼び起こされ、セリ...
岩井監督作品にはいつも胸の奥底が疼くような感覚が呼び起こされ、セリフひとつひとつの重みで感情が昂ぶってしまう。神木隆之介と広瀬すずの表情は高校生そのもの、中山美穂と豊川悦司は歳を重ねた味がある演技。また数年後に観るのが楽しみな心に残る作品だった。
もう、映画は(邦画は)これでいいよ。
派手な映画は、ハリウッドや、韓国にまかせておいてイイ。
邦画の地味だけど、キレイな映像と、静かなセリフと
役者さんの自然な演技。
それだけで、充分価値があると感じる。
世界の映画界は、まだこの魅力に気がついていないとさえ
思える。
そりゃ、他人をけ落として、生きなければならない社会に住んでいる、世界中のほとんどの人類には、
まだまだ理解できない世界観なのだ。
浮世絵が、ヨーロッパの絵画に多大な影響を与えた事は
だいぶ知られてきた。
現実に、日本映画も、ハリウッドの監督らに認められてきている。
七人の侍やら、ゴジラやら、そうだろ?
邦画のこの世界観も、世界の民度が上がれば、
必ず再評価されるはずだと思う。
いいやついっぱいあるよ。
まあ、簡単ハリウッドにも負けないド派手なのも、そういうヤツ好きな人々は、頑張って作って欲しい。
広瀬は、今回、ヤッパよかったね。
森もよかったし、松だって、あの天然具合で、映画の
幅広げてるし。演出なのか、演技なのか、
わからないが、スゴイよ。
映像もキレイだから、映画として見られて幸せな時間。
細かい疑問も、少しあるけど、そんなの吹っ飛ばすくらいの全体の出来は、素晴らしい。
追伸
だけど、コレは幸せな学生生活を送って、初恋の淡い思い出のあるような人々にとっての映画。
この映画が心に染みる自分は、決して良い思い出ばかりではないものの、つくづく幸せだと思う。
今は亡き両親と、先輩、友人達に感謝したい。
誰に感情移入すればいいの?
岩井俊二作品は毎度欠かさず観てるけど・・・今回は切なさとか甘酸っぱさとか、そういう感情に訴えかけてくるものが、残念ながらあまり感じられなかった。
キャストは豪華だけど有名どころを使いすぎたからか、掘り出し物を探り当てる感じがなく、肝心のストーリーも何となく巧く纏めた感しか伝わってこず。
広瀬すずとか神木隆之介とか巧いんだけど、完成され過ぎてるっいうか、岩井俊二の良さは荒削りの新しい才能を世に送り出すってとこにあるかなと思ってたので、ちょっぴり残念…
結局最後まで、誰に感情移入すればよいのか分からないまま終幕を迎えた感じがしました。福山雅治だと恰好良すぎて、過去を引きずる役は無理だわ。
次回作には・・・期待してよい、よね?
こういうの嫌いじゃない
今どき、珍しいほどの純愛物。悪く言えば、青臭いと言えなくもない。
でも、コンプライアンス重視であったり、他人のスキャンダルに過敏になったり、とかく清廉潔白であることにかまびすしい現在の世情に合致しているのかも。
物語自体は主要登場人物の思いがすれ違う悲恋の話なのだが、スマホ時代にあえて手紙をキーアイテムにしているところも良い味わいを与えている。
義母の老いらくの恋をサイドストーリーとして織り交ぜてるあたりも一本調子にならずに良い彩りを添えている。
こういうジャンルの作品はファッションの流行のように一周回って戻って来るのではなく、継続的に存在していてもいいと思う。
それにしても、この作品の主演は誰になるのだろう?
単純に登場シーンの数で言えば福山雅治&松たか子だし、各々の思いが未咲を中心に交錯していることを考えれば広瀬すずであるし、物語のターニングポイントになる心象表現が颯香&高校時代の裕里を中心になされていることを考えれば森七菜であるとも言える。
初恋
森七菜、広瀬すずかわいかったー特に森七菜は自然体のかわいさがほんとにさすがですな。
さて、映画としては全体見終わって満足はしたし、初恋っていいな、好きな人はなんとしても絶対に手放しちゃいけないなーって思ったりして素敵な気持ちにはなりました。
ただ、みさきがあまりにふわっとしていて。。生徒会長やってて、大学で乙坂とも付き合ってきっと幸せだったろうとこから、なんでそんな展開になったのか、、なんで別れたの?なんであんな男と結婚?
一度も出てこない高校以降のみさきがなにものなのかよくわからず、それに恋し続ける乙坂を見てもあまり響いてこずでしたね。
福山のヒゲがあまり好きじゃなかったのも、ちょっと盛り上がりきれない要因かもしれない、笑。
岩井俊二が好きなのだ
廊下を靴下でツツーと滑るのだ。そんなことにこだわる監督が他にいるだろうか?彼の編集は健在だった。私は岩井俊二が大好きなのだ。あまりレビューが良くなかったので心配だったのだが全くの杞憂でそれはそれは岩井俊二映画(そういうジャンルなのだ)であった。福山雅治がバスに乗り席に座るまでを車内から窓越しの松たか子を捉えつつ見せるカット。これが岩井俊二なのだ。いつまでも観ていたい、彼が編集した映画を
それでもレビュー評価は高い岩井作品
これまで岩井作品を苦手と感じてきた人がこの映画を観ても、やー今回は良かったなぁ〜、とはまずならないと思います。そんな映画でした。
かく言う自分も、キャスティングに惹かれて観てきましたが、やはり駄目なものは駄目でしたね。。
強いて言えば、やはり脚本の問題なんでしょうか。無駄にややこしくしてる割にそれが伏線回収とかカタルシスに繋がっているわけではなく、ただややこしいだけ、という印象。
手紙のやり取りは娘とだけの設定で良かったのでは?
これならば回想の青春時代をメインにして、現在のお話を最後30分くらいだけにした方がシンプルで良い映画になったような気がします。
豊悦の暴の演技と、青春時代の森七菜が良かったので星2つです。
岩井作品の深さよ…
何も考えずに見ていると、ただのラブストーリーにしか見えないけれど、後になって色々考えてみると作品の深さにさすがと思う。
今の時代、手紙なんてあんまり書かないけれど、返事を待つ時間って素晴らしいと思うんですよ。その待つ時間を映画で表現し、そしてそれこそが人間の人生なんだと語る映画でした。
色々と思い出深い仙台という街を舞台にしているところからもはやのめり込んでしまったのだけれど、広瀬すずと森七菜というダブルヒロインは素晴らしかった。
もはや熟した広瀬すずと新進気鋭透明感抜群の森七菜という2人の姉妹であり、子供通しであり、それに恋愛を交差させ、難しい演技であったろうに、、、
前半の森七菜の演技は、子供通しという遠い存在だったからか、心ここに在らずだったのに、時が経つに連れて姉妹のような演技に変わっていく。何とも惹き付けられる女優さんだ。
広瀬すずは一貫して素晴らしいけれど、ラストレターを読み上げるその声、表情、なんとも言えない…引き込まれる。
松たか子の役が複雑で、最初は騙されたけれど、1番感情移入したかもしれない。名前ではなくママ。なるほど、こういう所で昔を思い出し、またいい意味で青春することもあるのだろう…笑
カメラワークも秀逸だったと思う。特に、なんとなくだけれど引きの画が多かったのは、劇中に出て来なかった亡くなった美咲の視線なのかもしれない。
震災のことも直接は言わないけれど各所で匂わせるあたりも、個人的には感情移入してしまったポイント。
最近のコントラスト低めのキラキラ透明感抜群女の子映画なんて見てないで、こういう作品を見てもらいたい。
庵野さんはよくわからんけど、あの感じは嫌いじゃない笑
神木くんの万年筆も、ましゃのカメラも持ってるから、仙台のロケ地巡りでもしようかな笑
次回作にまた期待。
SNSにはない良さを表現できてます
とても良かった。ストーリーとしては、ありがちなものかもしれません。今の時代に手紙?って感じも否めません。でも、とても良かった。
広瀬すず演じる美咲が亡くなったところから物語は始まります。前半は、妹役の松たか子を中心に、手紙について描かれている印象でした。後半は、福山雅治を中心に、思い出話が描かれている印象でした。そして、共通して広瀬すずと森七菜が真ん中にいる印象でした。二人とも、昔と現在との二役、素晴らしかったです。特に、広瀬すずちゃんは、圧倒的な演技力を感じました。でも、高校生時代の鏡史郎役は、神木くんしかいなかったんですかね…。演技力も素晴らしいし、大好きなんですが、もう高校生役は、卒業させてあげましょうよ。
それにしても、手紙って、素晴らしいですね。私は、残るものって恥かしいと思ってました。でも、美咲が、宝物と言って残してたり、娘の鮎美と一緒に読んでいたって行を聞いていると、残るものも悪くないなぁと思いました。手紙という手段だったからこそ、ピュアな作品になったんだと思います。
号泣こそしませんが、美咲が亡くなっているということもあり、思っていたより泣きました。
自然
岩井俊二さんの作品は初観賞。
まず印象に残ったのは演者の演技。全ての俳優さんの演技がとても自然で作品への没入度も高まっていた。特に森七菜さんの演技が印象に残った。
福山さんが無精髭を生やしたりしているのに対して森さんや、広瀬すずさんが基本白の衣装ととてつもない透明感の演技で、対比を効かせていて青春というものの瑞々しさを感じた。
このお話の主人公は誰なんだろうか?Wikipediaを見ると、主演は松たか子さんとある。だが主演であって主人公ではない。いや、主人公ではあるのだが・・・
結論から言うと、主要キャスト四人全員主人公だと思う。
乙坂、裕里、鮎美、ふうか。それぞれがこのお話を通して、変わっていっている。
乙坂は、新たな小説を書く勇気、小説家としての自負。
恐らく阿藤に酒場で「お前は何も生み出してない。未咲の人生になんの影響も与えてない。」と言われたときは言い返せなかった乙坂も物語の最後の時はきちんと反論することができるのであろう。
裕里は、先輩への捨てきれなかった憧れ、姉の死に関する後悔。先輩への捨てきれなかった憧れというものが根底にあるからこそ乙坂との文通のシーンや、乙坂と再び対面する時にそこはかとない危うさ、色っぽさがあったのではないだろうか。2人は最後まで手も握らないのに何故か文通のシーンなど、いけない事(不倫)をしているかのような感覚があった。
鮎美は青春の謳歌。思い返せば鮎美が出てくるシーンは実家など家族関係が殆どで学校での友達関係などが描かれていない。だからこそ、母が死んで、親戚もいるのになにか孤独さを感じた。しかし、乙坂から母の話を聞いて母の昔の卒業式の挨拶を読んだ彼女はこの物語の後それまでの分もめいいっぱい青春を謳歌するのであろう。
ふうかは、思春期。思春期ゆえの大人に言えない悩みなどが、夏休みを鮎美と過ごして、乙坂と出会い、未咲の話を読むことによってそんな悩みを持つ自分も肯定しようと、そんな変化を感じた。
また、上手いなと思うのは客がその世界に没入するまでは基本裕里目線でいき、没入したかなと言う頃合いを見計らって、乙坂視点へと自然に変化していくことである。
この視点の移り変わりになんの違和感も感じさせないのはすごいと思った。
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