劇場公開日 2020年1月17日

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ラストレターのレビュー・感想・評価

全293件中、1~20件目を表示

4.5岩井俊二監督の世界観を生きることが許された女優たち

2020年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

岩井俊二監督作品は、どのタイトルであっても女優陣がとにかく美しい。
ただ美しいだけでなく、瑞々しく、可憐で目を離すことができなくなる。
今作では広瀬すず、森七菜が初めて岩井組に参加したわけだが、本編を見た同世代の女優たちは嫉妬にかられたのではないだろうか。それほどまでに、2人の“いま”の魅力を見事なまでに切り取ることに成功している。
「手紙」が題材となっているため、岩井作品のファンならば誰しも「Love Letter」に思いを馳せるのではないだろうか。いつだってオリジナル作品を世に放ち続ける、岩井俊二という映像作家の才気に触れていただきたい。

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大塚史貴

4.0ジャンルは徹頭徹尾「岩井俊二」

2020年1月30日
PCから投稿

タイトルからも岩井俊二の劇場映画デビュー作『Love Letter』の変奏であることは明らかで、『Love Letter』だけでなく、さまざまな岩井俊二作品のモチーフが随所で引用されている。岩井俊二という人の作劇はかなり特殊で、これを本人以外がやっていたらパクリと言われるのがオチだろう。しかしさすがは本家の岩井俊二。どう転んでも「似てる」ことなど承知の上で、入り組んだ構成をより複雑に、とんでもなく複雑にアレンジしていて、ラディカルと言っていいほど野心的な作品に仕上がっている。群像劇、と言えなくもないのだが、とにかく主人公がバトンレースのように交代していくこの方式は、「映画とはこういう風に進むもの」という先入観をハナから否定している。思えば『Love Letter』のラストシーンも従来の映画的な結末から飛躍したもので、あれから25年を経てもなお、岩井俊二は自らが生み出したジャンルを更新しようとしているのだろう。全編どこを切ってもあふれてくる岩井汁。それでいてどこか新しい。集大成のようで、現在進行形の映画作家の凄みを感じた。

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村山章

3.5青春×手紙×恋心

2023年11月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

役者陣が素晴らしい👍

映画最高!

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もふもふ

5.0可愛すぎるだろ

2023年11月2日
iPhoneアプリから投稿

美しい岩井俊二ワールドに

広瀬すずと森七菜が可愛すぎる

福山雅治が岩井俊二にどうなのかな、と思ったけど結果的に他に適任はいなかったかもしれない。神木くんも良かった。

安定の松たか子中山美穂トヨエツ

「現実に」とか「実際こんなやついたら」とかいうことは一切考えないで観ました。

その方がいいんです岩井俊二作品は。

ただ美しさに身を任せて

ほほえましく
観ればよいのです

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きみまろ

3.0やはり同窓会の設定は無理

2023年7月15日
Androidアプリから投稿

同窓会で間違われるより先に、案内状の返事で美咲の死を伝えるのがスジじゃない?。仙台と白石は新幹線で一駅の近さだから、偶然の出会いでも問題無し。
ドローンを用いた撮影は賛否あろうが本作では効果的。
役者も時代も行き来しているのは混乱する。まあ、この世界観に慣れてくると安心して観ていられる。
大林宣彦の「さびしんぼう」に似た鑑賞後の感じがした。

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コーヒービート

3.5好きな役者さんばかりが出てきて、豪華だった。みなさん上手いですね。

2023年2月6日
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鑑賞方法:VOD

好きな役者さんばかりが出てきて、豪華だった。みなさん上手いですね。

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翼

4.5予想外に良い

2023年1月29日
Androidアプリから投稿

事前情報ゼロで特になんの期待もせずに見たら、えらく良かった。手紙の良さが良く出てた。少女2人も良い。中山美穂や豊悦も、キャストを知らなかったので、出てきた瞬間、オーっっとなったしいい仕事もしてる。

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ダビ

3.5母を失った悲しみ

2023年1月29日
iPhoneアプリから投稿

があまり表情や言動から見られなくて
もう少しそこを描いてほしかったが、

広瀬すず、森七菜の自然な演技が
心地よかった。瑞々しく、透明感があって、
綺麗だった。

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大地 語彙力はなし 適当に見返す用です

3.0映像きれいで出演者豪華でした。

2023年1月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

設定についていけませんでした。出演者は豪華で引込まれました。

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ひぐらし

4.5大好きな岩井俊二的ノスタルジーワールド全開

2022年11月24日
Androidアプリから投稿

「Love Letter」を観たときに感じた、何とも言えない大好きな岩井俊二的ノスタルジックワールドが久々に全開でした。
誰もが感情移入してしまうような若い頃の甘酸っぱい、そして決してポジティブではない気持ちを思い出させてくれますよね。
キャストの新たな魅力の引き出し方も流石ですね。イケメンではない福山ましゃや、バラエティや音楽番組では今一つの森七菜の、女優としてのポテンシャルをこれでもかというくらい魅了的に映し出してくれています。

ついでですが···、岩井俊二監督と同世代であり同郷の私(彼のライバル校卒です)が感じた事。。我々はやっぱり男女共学·制服に強烈な憧れがありますよね。だって私服の男子校でしたもんね。

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あべしゅうさん

4.0清々しい

2022年11月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

幸せ

重い内容も含まれていますが、感想としては清々しい恋愛です。
高校時代と現代を往復しながら進む中、過去との接点が見つかると少し嬉しく楽しく見れました。
福山雅治が、しょぼくれた中年を演じている姿も良かった。
裕里と鏡史郎の過去、現代でのやりとりがとても気に入ってます。

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たけお

3.0結局のところは

2022年10月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

亡くなった姉の同窓会に、姉の死を報告する為に赴いた筈が。。。姉と妹、姉の娘と妹の娘。恋の思い出を手紙に託し結末は...。
うーん、もっとライトなキャストの方がリアルに描けたんじゃないのかな? こんな豪華な人達が出てるんだからもっとこうなんかある筈!って思いながら見てたら終わった。
もう予告の時から松たか子が何かをやらかして事件の真相は❓的な事を思い浮かべてたから、終わったあとポカーンとした。演技はみんな良かった♪みんな素晴らしい♪
だけになんかオシイ。
とても面白かったです。

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chitto

5.0このダブルキャストは

2022年9月19日
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スワロウテイル以来、岩井俊二監督の映画を久しぶりに鑑賞
コミカルでテンポの良い進行
やがてこころがふるえる話に展開していき

空っぽにされ

そして満たされる

見なきゃだこの映画、見逃さなくてよかった

惜しむらくは劇場であの光景を胸に刻みたかった
ひと夏の幻のような話が安売りされてる昨今

この人の右に出る人はいないんだなぁ

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Kotapon

3.0あっけらかんと

2022年9月14日
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鑑賞方法:VOD

本にサインをもらう
すずがかわいい♡

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mamagamasako

5.0存在感

2022年9月1日
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この映画を観たら誰もが思い出す学生時代。
あの娘は今どうしているのだろうか。

空気感や太陽の光がとても好きです。
とにかく広瀬すずさんが眩しすぎました。

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トロイメライ

4.0せつない初恋の行く末

2022年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

高3の娘にお薦めされたので鑑賞。

最初、ありえないでしょと思いながら見てましたが、
段々とつながってきて引き込まれました。

キャストが豪華でした。
同じ監督の作品、Love Letter も観てみようと思う。

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ほんのり

4.5手紙にまつわる三角関係=岩井俊二の真骨頂

2022年8月11日
PCから投稿

SNS前後で、エンタメに関するアプローチが180度変わってしまいました。
私は「前」側の人間なので、日本映画界に岩井俊二が生まれた衝撃はいまだに新鮮に感じ取れます。
「後」時代のエンタメは、ショート、共感、同調・・・いわゆる行間を読まない鑑賞方法。
どちらがいいとか悪いとかではないのですが。

「前」派は、映画の感じ方は人それぞれ。いちいち説明するな!それはこっちが感じること!
「後」派は、監督が伝えたいメッセージあるならちゃんと伝えてよ!客に委ねないでよ!
という感じかな?

で、みなさんのレビューを見ていると、この「前後」ではっきり分かれているような気がします。
岩井俊二が日本映画界で起こした革命は、SNS後ではまだ現れていないと思います。
そんな革命家が現れるまで、この映画を古いとかキモイとかと評するみなさまに抗い続け、
自分なりの鑑賞方法をしつづけるメンドクサイ鑑賞者であり続けたいと思いました。

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にゃろめ

0.5最初から最後まで気持ち悪い

2022年8月7日
iPhoneアプリから投稿

気持ち悪かった、
はじめから最後までずっと気持ち悪かった

亡くなった夫の同僚に一目惚れして
息子を殺すサイコパスに通ずる
気持ち悪さというか怖さというか

身内が亡くなってるのに、
それを利用して初恋の相手と会えるかもしれないって
名前偽って同窓会に参加するとか怖いすぎる…
コンプレックスや劣等感で歪んでる人あるあるな
平気で嘘ついて都合のいい自分演じるところが
高校生の頃から25年変わらないままなの、
すごく怖かったし気持ち悪かった。
人のこと心配したり気遣っているようで
自分だけが優位な場所に居たい、自分が中心、
そういうのが娘にも反映されてて、
見ていてとても疲れた、しんどかった。

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感想書き殴り。

このレビューの高さの意味が分からない。
どんな人のどんな心に響く作品なのか知りたい。
とてもひどかった。

どんな理由だろうと別の人のふりをして
手紙を書くとか最低すぎる。
1人ならまだしも、4人もそんなのが出てくるとか
倫理観どうなってるん…

自分宛てでない手紙を勝手に読んだり
誰かを偽って返信をしたり、
人として最低すぎる。
ましてや返信を待ってる人のことを笑うとか
人間がクズすぎてドン引き。
倫理観相当疑う。

この物語、別れた理由がなにより大事なのに
そこ最後まで明らかにならないの、もう、もう。
別れたあとに元カノへの想いを綴った本を
書くのはいいとして、
1章書き上げるごとに元カノに送ってた、
返信もないのに、って普通に考えたら異常よ。
しかも元カノがすでに他の人と交際してるの知ってて。

で、元カノは元カノでその手紙を全部大切に持ってて、
子供にまで手上げるDV男と一緒になってからも
娘の記憶に残るくらい
その手紙をずっと何度も繰り返し読んでた、とか。
娘も娘でその手紙何回も読んで、
「つらいこともたくさんあったけどこの人が
いつかきっと迎えにきてくれると思ってた」とか。

DV受けても離れられなくて
何度も自殺未遂繰り返すほどだったのに、
たかが1ヶ月男が帰ってこないからと家離れて、
それ以来戻らない、なんてあるだろうか。

遺書もさ…
いや高校生の娘に贈るには
とても素敵なメッセージだけれども。
遺書としてはどうだろうか?

本編とはずれるけど、
妻の姉の葬儀に出席しない、
妻の浮気疑って携帯破壊する、
浮気の罰として大型犬2匹勝手に買ってきて
妻に飼育を押し付ける、
自分の母親がアポなしで来て
買ってに泊まっていきなよとか言う。
この頭おかしい男もDVしないだけで
姉の駆け落ち夫と大差ないんじゃないの…?

冒頭、さっき川で靴下も浸かるくらいまで
靴ごと水に入ってて、
さらに帰り道で雨に降られて
髪びしょ濡れまでなってるのに
お寺入ってきたときには靴下乾いてるのすごすぎ。
法事とかあんま関わりない親戚の葬式ならまだしも
親、叔母の葬式前に川遊びって。

学校戻りたくない理由ももっと深刻なのかと思ったらなんだそのくだらないのは…
そして夏休みまだあるのに帰るの…?

そもそもタイトルに立ち返って
手紙なんて文字、言葉遣い、便箋、
何から何まで特徴が出まくるもののはずなのに。
それを偽装するってところがもうなんか、
どうして…?

7/31

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にあ

3.0少女漫画の正当進化

2022年8月7日
Androidアプリから投稿

奥さんと観ました

ラブレターも一緒に観ました。今回は特に降谷建志の子供が出ているということで鑑賞。

ラブレターはとても素敵な話で今回も楽しみにしていましたが、脚本としてはかなり話に無理があるかなあという感想でした。
会話が嘘くさく、違和感が多く感情移入が難しかったです。
手紙中心に人々の話が展開するのですが、その他のその人の人生が全く見えてこないので、いわゆるご都合主義かなと。

映像は良かったです。終始素敵でした。
雑多な仙台ではなく、自然豊かな地方を描いたのは、仙台を舞台を映画では珍しいかなと思いました。

ちなみに嫁の採点は★1つだったようです。。。

なぜ庵野さんやソンガーの方を出したんですかね、演技が浮きすぎていて完全に異物でした。。。

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とまちゃん

2.0岩井俊二監督?

2022年8月4日
スマートフォンから投稿

出演者や、現在と過去を行き来するストーリー展開がラブレターと似ているとは思ったが、まさか岩井監督自身の作品とは思わなかったので驚いた。

こんなことは言いたくないけど見なければ良かった。同窓会のくだりも犬のくだりも不自然だし、何より登場人物達に魅力がない。日常を切り取ったような作品でも、見終わるとしみじみ良い映画だったと感じる作品はあるし、それがまさにラブレターだったと思う。しかしながら今作品は見たあと何も感じなかった。あと、サインサイン言ってるけどあれは何か意味があるのでしょうか?

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雪