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隠れた「良作」に巡り会える「幸せ」
予告を見た段階でもまだ、疑っていた。
作風としては目新しいものだったけど。
ギミック先行で何の感慨もなく
見終わってしまうパターンかなと。
大外れでした!
良い意味で!
とにかくばら撒かれた伏線の回収が見事。
多少都合のいい展開はあるが
それさえ大したことないと思わせるくらい
ただただストーリーが素晴らしい。
これを言ってしまうと元もこうもないが。
この映画、別にPCやスマホの画面縛りで
作らなくったって、十分良かった。
もしかしたらこのギミックに嫌気をさして
食わず嫌いしてる客層もいるのでは?
と穿った見方で心配してしまうくらい。
それくらい面白かったし、
とにかくみんなに薦めたい映画でした。
PS
一度画面にメッセージを入力する。
でも。暫く考えて。
メッセージを書き直す。
本作でも見られたこの演出は
今後の映像作品の心理描写演出における
スタンダードになることは間違いないだろう。
この親父かっこいい
父親と娘、分かりかねるけど分かりあっているんだよな。
俺にも娘がいる。パパっ子だったけど反抗期になり、それが終わり今は俺のことを思いやってくれる子です。
映画の最後で崖からのシーン。
思い出したよ、スキーに行って娘が崖に落ち、見知らぬ若者6人くらいか、スノーボードの彼らに助けてもらった。
あのときのことを思い出し、映画館で泣いた。
映画って、こんなことも思い出させてくれるんだなあと思いました。
2018-112
いいね👍
いつも映画館では大画面を感じたくて前め中央に座るのですが、
普段パソコンって上から見るから、その雰囲気を感じるため、初めて最後列に座る謎のこだわり。
これオススメです。前めで見てないから比較できないけど、雰囲気出ました。
ずっとパソコンの画面だけで楽しめるのか?と少し不安があったけど、引き込まれてあっという間。
「お前かーい」出ましたし、アイデア諸々、してやられた(いい意味で)感です。
2度と真似できないアイデアをやってのけるって素晴らしい。
よく日本映画では権利問題の関係で、サーチエンジンやSNSの名前を変えていますが、それもなく、私達が普段使うGoogleやInstagram、Twitter、Tumblrなどでリアル感満載。
ストーリー展開を盛り上げる効果音(音楽)も素晴らしく、映画館でぜひ観ていただきたいなと思います。
たぶんおうち映画では臨場感に欠けます。
いまどきだとネットなしでは何もできないものね
google,twitter,tumblr,gmail,facebook,google,gmap
そんな感じで捜査が進んでいきます。
リアル操作は警察の仕事なので、やれることと言ったらネット情報を探すくらい。
そういう意味ではとてもリアルで、なおかつ10年後には陳腐に見える気がします。今見ておくべき映画。
革新的な映画
今、映画の世界は、新しいステージに入る時なのかもしれませんね。革新的な映画が飛躍しているように感じます。
searchも間違いなく、その一つ。
斬新。革新的。巧み。
恐らく低予算。
終始PC画面の映像で展開されるサスペンス・スリラー。
面白かったです。
PC操作していた感触残る
多分この作品はPCで観たという記憶になるぐらい、自身が画面を操作していた感覚が残った。日々、私たちが使っているITリテラシーが共通理解にあって成り立つ、ある意味ハイコンテキストな作品かも。
とにかくお父さんの執念と熱さには感動したけど、娘の孤独を知った時はもう少しショックを受けていいんじゃないかと思った。なのでそういった感覚が若干ずれた。
メキシコの作品で娘がリベンジポルノを受け自殺して、父が追跡する激しい作品があったのを思い出した。でもエンディングはこっちのほうがずっと素敵。
心動かされるサスペンス
パソコンの中に映り込む映像と、
タイピングして迷い消して送信しない、
身近によくある心の動き、
家族のプライバシーの詰まったSNS
サスペンスであるとともに
親子のディスコミニュケーションが埋めていくヒューマンドラマ
もし、あなたが
ネットのヤミでドロドロしてたらどうしよう?と見るのをためらっているのなら、見たほうがいいです。
手法にばかりこだわった映画だと思ったら、度肝を抜かれる映画。
全編PC画面で進むという、有りそうでなかった、そして今だからできる手法が気になって視聴。
はじめはこれでずっと、、、?と思っていたものの、次々と変わっていくデスクトップを見ながら、なんだかんだ一緒にネットサーフィン。どんどん話は進んでいって、終盤の畳み掛ける展開に息をのんで、期待以上に楽しめました。
自分の子供の友達の連絡先を知ってる親なんてそうそういないし、それぞれのSNSのコミュニティもクローズで。家族であっても一人ひとりが当たり前に違う世界の中で生きている。
そんな現代だからこそできるミステリー、そして親子愛な映画。
PCの画面だけとはいえ、いつも使っている私たちにとって、その操作だけで十分に感情は伝わり、最後のメッセージの言葉にホロリ。新感覚。
自分のPCで見て、自分のデスクトップが事件を解決していく様も見てみたいです。笑
何より、娘のアカウントの鍵をバンバン外していく父親の姿を見て、少し怖くなった。自分のアカウントも見直そうと思う、帰り道。。。
面白かった!
今までになかった映画!画面いっぱいに、自分のPC画面があって、実際のサーバー上で事件が、進んでいくような変な気持ちになった。そして、すべてが終わった時に、深い恐怖感が残り、誰でもありえて起こりえる身近な問題の中に自分も、どっぷりつかっているんだなと思わざる終えなかった。
「見せ方」が凄い
ストーリーよりも、
パソコンやSNSで
普段見慣れている「画面」を
こんな「見せ方」してくれるとは!
制作者の「クリエイティブ」さに
感銘を受けました。
ストーリーもハラハラと(・∀・)
ありきたりな映画に飽きてる人には
もってこいかと(๑'ᴗ'๑)
抜群の面白さ
コンピュータ画面だけで構成されるという制約の中でも抜群の疾走感。
才能を感じた。
ストーリーは、奇をてらったもののない、オーソドックスなミステリーで安心して楽しく見られた。
こういうクラスの映画がもっと制作されると楽しい。
パソコン画面だけで展開される映画と聞いていたので、アイデア先行の映...
パソコン画面だけで展開される映画と聞いていたので、アイデア先行の映画と、期待ぜずに鑑賞。
見事に期待を裏切られて、ストーリーもしっかりと見応えのある作品でした。
監督の才気と手腕に脱帽
失踪した女子高生の娘マーゴットの行方をネットを手掛かりに探し出そうとする父親デビットを描く心理サスペンス。男親からすれば娘のことにどこまで立ち入って良いのか、戸惑いもありなかなか難しいところ。娘が行方知れずとなって、彼女を探す殆ど唯一の手掛かりがSNS記録だったと言うのは決して笑えません。しかしそんなネットの世界も実は虚実がない交ぜになっていて、迂闊に信じると騙されかねない。本作ではあっと驚くどんでん返しが用意してあり、観ていて度肝を抜かれました。兎に角、物語の展開のテンポと緊迫感が半端無く、観始めるとあっという間にこの作品の奔流に呑みこまれること間違いありません。これを殆どPC画面上のやり取りで描いてしまった監督の手腕はお見事と言うしかありませんし、仮に同じようなことをしようものなら、二番煎じの誹りを免れません。ところで、この疾走感が本作の醍醐味ですので余り細かい点に拘泥したくないのですが、娘の捜索の場面でSNSや電話の発信元の探知に関する話が出てこなかったり、教会が偽葬祭業者を見抜けなかった理由について作中でもう少し説明があっても良いのではと思いました。
PCに感情移入する作品
日本には昔から「九十九神」という考え方がある。長い年月人に使われ続けたモノが意思を宿すというものだ。
現代社会で最も人間に思いを注がれている道具はどう考えてもPCやスマホで、それらが九十九神化するのも不思議じゃない。
つまり何が言いたいのかというと、この映画の主人公はパパでも娘でもなくて長年一つの家族の思い出を保管しながら過ごしてきたPCそのものなのではないかと考えたわけです。彼は全てを知っていてパパが真相にたどり着いて娘が無事に帰還することを祈っていたのではないかなあと。
意外とエモーショナル。
全編パソコン画面上で展開する映画。でもFaceTimeだったり、SNSだったり、動画配信だったり、検索画面だったり、いろんな見せ方があって飽きないし、自分が当事者になったような没入感があっておもしろい!そして、意外にエモーショナルなお話でもあった。検索する言葉の選び方とか、メールを打とうとしてやめたりとか、そういうちょっとしたことで感情の機微が現れるんだなあ。
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