劇場公開日 2018年12月22日

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家(うち)へ帰ろうのレビュー・感想・評価

全126件中、41~60件目を表示

5.0思ったより奥が深く泣きました

2019年7月14日
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頑固じじいのコメディと思い見ましたが、良い意味で期待を裏切る内容でした。
じじいの皮肉に笑い、優しさに笑い、人々の優しさに癒され、歴史に涙しました。加えてヨーロッパの風景、しかも行ってみたい国が多く出てきて、映画館で観る醍醐味がありました。

忘れかけていた歴史を、この映画は思い出させてくれます。
また、国や人種や世代の違いを良く表現しています。
是非観るべき映画です。

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morihide

4.0人生の清算と戦争の残酷さ

2019年7月8日
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泣ける

幸せ

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しずる

2.0うちヘ帰ろう

2019年7月8日
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泣ける

笑える

いつもおもうのですが現実にああいう良い人ばかりがいる訳では無いのでしょうが感動する映画です。孫のせびり形にも現実感が溢れています。親子の間にもほのぼのした感じもあり、現実感もあり上手く描けていると思います。映画は
単純に面白くて泣ければ良いのかもしれません。

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たっちゃん

4.0大人の映画

2019年7月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

おじいちゃんのロードムービー

重たい話やけど
時間も短く観やすかった。
(寝れずに観れました)

いろいろと考えさせられる。

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コンブ

3.0歴史認識

Tさん
2019年7月4日
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鑑賞方法:DVD/BD
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T

4.570年経っても消えない:娘のタトゥーは...

2019年4月24日
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鑑賞方法:映画館
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だいず

2.0偏屈爺

2019年4月4日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

観終わって残ったのは、イライラ感だけだった。
こんな爺とはかかわりたくない。
凄惨な過去は確かにあるのだろう。
だが、それが数々の無礼千万なふるまいの免罪符にはならない。
都合よくあまりにもお人好しな女性が次々現れて、大いに白けた。
ラストもそうなるだろうと思いつつも、何の捻りもなく拍子抜け。
つまらなかった。

私は当然ながら戦争を知らない、かすりもしない世代だ。
ナチスの悪行は知識としては知っているが、もちろんそれだけだ。
虐げられた人々の感覚など分かろうはずもない。
そういうのんぼりには理解しえない映画なのかもしれない。

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みみず

3.0偏屈ジジイの友を訪ねて三千里

2019年3月31日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

アルゼンチンに住む88歳の足の悪いお爺さんが、いきなりポーランドを目指すお話。
母を訪ねて三千里のマルコよりかは旅の苦労はありません。(93分映画だし当たり前か。)現代的に軽すぎたのも私の評価に繋がらない一因。
まあ、いきなりポーランドへ行く理由も足が悪い理由も序盤語らず、徐々に判明されて行く。

序盤当初から家庭事情があるにせよ、余りにも偏屈なジジイ姿が自分の親父にかなり似ており、あの認めない姿や変な所で頼ってくる姿には正直共感出来なかった。(重ねちゃいけないとは思うが、、、。)
ポーランド行きに対する行動は戦争の歴史があるにせよ、彼の想いがあるにせよ、そこにこの映画の面白さがあるにせよ、高評価の皆様程は楽しめなかった。

さらっと過去ホロコースト事情、70年来の友人との再会を描いた良作と言う事は認める。
しかし、父と娘のあの腕の刺青理由も語って頂きたかったものだ。(大体検討はつくが)
最後は良かった。

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巫女雷男

5.0【70年前の恩義に報いる、88歳の男の極上のロードムービー。傑作である。ラストの多幸感は忘れ難い作品でもある。】

2019年3月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

 ー2018年末に観た極上のロードムービーが地元の映画館の大スクリーンで週末から掛かるので、投稿。(関係者では勿論ありません)ー

 幼少期のナチスから受けた忌まわしい記憶が根深く残るアルゼンチン在住の老人がある想いを遂げるために多くの人に支えられながら(含むドイツ人)故郷へ向かうロードムービー。

 人の善意に支えられ(ある地域を通らずに)国境を越えていく”相棒ツーレス”と88歳のアブラハムの姿。

 原題:THE LAST SUIT。

 彼の信念を貫く強さとラストには涙が溢れる。
 随所に笑いも散りばめられ、飽くことがない極上のロードムービーである。

 ええ、勿論再度大スクリーンで観ますよ、私は・・。

<2018年12月29日 伏見ミリオン座にて鑑賞>

<2019年1月 地元の劇場で再鑑賞>

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NOBU

4.0分かり易くて面白い❗

2019年3月14日
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星🌟🌟🌟🌟ちょっと難しい作品かなと思ったのですが、全然そんなことなくお年寄りから若者まで楽しめるロードムービーでした❗軽めのタッチでドタバタしながらストーリー展開していきますがナチスの虐殺や死の行進など第二次世界対戦のことも盛り込んでいて楽しいなかにも戦争についていろいろ考えさせられる作品でした❗特にドイツの駅でドイツ人の女性と話すシーンの妹が1ヶ月遅かった❗のひと言は涙をそそられました❗ストーリーもいいけど主役の俳優さんが凄く良くてラストも涙ものでした❗オススメの作品です❗

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ミリン一番搾り

2.0軽妙過ぎる

2019年3月12日
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鑑賞方法:映画館

施設に入れようとしている家族から逃れて70年前の命の恩人に会いに行くロードムービー。ホロコーストを題材にしながらユーモアを交えて軽妙に語っているようだが軽妙過ぎる印象。頑固爺さんの気儘な一人旅でしょうか。
2019-48

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隣組

5.0俺の右足はトーレス、左足はメッシだ。

2019年3月12日
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鑑賞方法:映画館

 ツーレスの意味が解らなかったので、アルゼンチンの選手の名を付けてみましたが、映像から伝わってくるボロボロとなったアブラハムの右脚は痛々しかった。反ナチスの映画はハリウッドを中心に定番となっているのですが、このロードムービーの中にドイツ人女性を魅力的に描いていたことが特徴として挙げられます。頑なに「ドイツの国を通りたくない」「ドイツの地に足を下ろしたくない」と、拒み続けていた88歳の老人アブラハムが文化人類学者のイングリット(ユリア・ベアホルト)に心を許す瞬間が美しい。ドイツ人は反省している。ユダヤ人虐待した史実を70年間ずっと恥ずかしい記憶として捉えているのだ。とにかく、おでこにキッスなんてのも恥ずかしいようで、美しいのです。

 アブラハムの娘たちは老人ホームに入れたがるだけだし、脚を切っちゃえと言ってくるし、もう子育ても終わったのだからと、突如家出をする始末。頑固で狡猾な彼のDNAを受け継いだかのような孫娘も面白いし、10歳以下の女の子に対しては特別な思い入れがあることもうかがえる。ただ、旅先で出会う女性たちは魅力的な女性ばかり。宿屋の女主人ゴンザレスもいい関係になりそうだったし、イングリットとも心打ち解けたようだし、最後の看護師ゴーシャ(オルガ・ポラズ)なんて、色っぽいだけでなく、彼の人生を支えてくれそうなくらい優しい女性だ。

 「ポーランド」という言葉をも頑なに口にしないアブラハム。腕には迫害されていた時に彫られた数字も出てくるのですが、末娘(40歳前後か?当然戦争を経験していないユダヤ人)の腕にも数字が彫られていたことが印象に残る。鑑賞中ずっと気になっていたので、ネット検索してみたくなるほど。なるほど、イングリットのパターンとは真逆であるけど、過去に起こった負の遺産を伝承していく重要性をも訴えていたのだと納得。

 93分と短めではあるけど、色んな要素がぎっしり詰まったロードムービー。スペイン語が基本だけど、イディッシュ語や様々なヨーロッパの言語が飛び交う作品でもありました。また、おじいちゃんが案外お洒落なのも仕立屋をやってたから。最後までスーツが登場しないのも良かった。70年前の約束という一途な信念が人とのコミュニケーションで巻き起こす笑い。さらに亡き妹や家族の楽しかった記憶などが、過去の迫害後の瀕死状態の映像や列車の中で見た恐怖の幻影とも対比され、感情を揺り動かされる映画。もちろんラストは号泣必至です。

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kossy

家とは、生まれ育った家屋・土地、そこに居る人

2019年3月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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海野 花茂目

4.0観終えて分かる、邦題の味わい

2019年3月3日
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まず、邦題がいい。
観る前は、「ありきたりだな」と思い、それほど惹かれもしなかった。けれども観終えてみると、英題「The Last Suit」以上にぴったり、しっくりくる。映画が描いているのは、「友にスーツを渡す」ことではなく、「自分にとって大切な場所に帰ることの大変さ・大切さ」なのだから。そして「家(うち)」は「家族」ではない。最期に求める・帰り着く場所が、必ずしも血縁とは限らない…というほろ苦さも、この映画にはにじんでいる。
子供たちの勧めで老人ホームに入居することになった元仕立屋の主人公は、自分が仕立てた最後のスーツを(たぶん偶然)見つけ、故郷の親友に届けようと思い立つ。旅の途中、彼は幾度となく「死ぬ前に、古い友にこのスーツを届けなければならない」と重々しく口にする。けれどもそれは、自分に向けた言い訳のようにも思われた。ナチスの壮絶な迫害から逃れ、遠くアルゼンチンに移り住んだ彼にとって、故郷への道は遥かに遠く、心的にも険しい。その重みが、旅の過程でじわじわと伝わってくる。
勢いのまま旅を始めた彼が選んだのは、スペインに飛んだ後に陸路でヨーロッパを横断するルート。マドリッドで(たぶん最も信頼していた)娘宅を訪ねるが、彼女も他の子らと同類だったと思い知らされる。行き場のない彼は、とにかく進むしかない。言葉も通じず、ドイツを通らずポーランドを目指そうとする彼の旅は、難題だらけだ。そんな彼に手を差し伸べるのは、いずれも美しい女性たち。機知に富んだ彼女たちとの出会いが、頑なで孤独な彼に、少しずつ変化をもたらす。
「自分にとって大切な場所」は、思いがあふれ過ぎていて、距離感が取りにくい。再び訪れてみたいと思う反面、当時の印象が崩れる不安もある。思い返すほどに、記憶の中でデフォルメしているかもしれないとの疑念さえよぎる。寝苦しいホテルのベッドに身体を縮め、長距離列車に揺られながらまどろむ彼が見る夢は、恐ろしくも悲しい記憶の断片ばかり。それらはきっと、家族にも語らずに、抱え続けてきた過去なのだろう。胸の奥底に沈めていた思いを、彼は少しずつ解き放つ。彼女たちは彼の言葉に静かに耳を傾け、共に進む。南米から東欧へ、長いながい旅路は、巻き戻れていく彼の人生に、ゆるやかに重なっていく。(ふと、韓国の秀作「ペパーミント・キャンディ」が思い出された。)
かつての我が家、そこに住んでいるはずの友。彼はそこに帰り着くことができるのか…。息を呑むラスト。音は一切なく、刻み込まれた深いしわとその奥の瞳、そして視線のみで語られる物語の豊かさに、胸がいっぱいになった。大きなスクリーンで存分に味わいたい、忘れがたい旅の映画だ。

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cma

3.0遠くの親戚より近くの他人?

2019年2月24日
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もうちょっと深く掘るのかと思ってた娘とのやり取りがあっさり過ぎて、道中ずーっと人の親切に助けられてて、そういうことがいいたいのかしら?と。イマイチ監督のハラが決まらないまま撮りだしちゃったみたいな印象でした。

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三毛猫泣太郎

3.5霧と夜

2019年2月21日
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still_ontheroad

4.5感動&感動で涙腺崩壊でした~

2019年2月20日
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移住先のアルゼンチンで仕立て屋として一家を為したユダヤ老人アブラムが、70年前、自分を救ってくれた友人との約束を果たす為、ポーランドへの帰還の旅に出るお話。空路でスペインへ、そして鉄路でヨーロッパを横断する旅はハプニングの連続でしたが、ナチスを擁したドイツは絶対に通りたくない、と言う頑固なまでの彼の主張は、決して見得や面白半分で言っているのではなく、ホロコーストの辛酸を舐めた彼なりの心の叫びだった筈。その難問をどのようにクリアしたかはネタバレになるのでここでは書けませんが、それだけにラストのシーンは本当に胸を付かれました。ポーランドの人がスペイン語ペラペラなのはひょっとしたら突っ込みどころだったのかも知れませんが、そんなことに構っていられない程、主人公の魂と気迫を感じた作品でした。ただこの作品はこのような真摯なテーマを帯びているにも拘らず、全体にとてもウイットが効いていたように思います。旅の途中で出会った様々な人達とのちょっとお茶目にも見える交流はこの作品の本当に良いアクセントになっていたと思います。ハンカチ必携。

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ホワイトベア

3.01カットのためのすべて 気づく所良かった

2019年2月15日
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1カットのためのすべて
気づく所良かった

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vivi

5.0本当の家は人なんだ

2019年2月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

おしゃれなおじいちゃんにびっくりしたけど、仕立屋さんと知って納得。
しかも着こなしてるんだもん。
おじいちゃんは故郷に帰ろうとしてるんではなくて、友人のもとに帰りたかったんだなって思います。

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ふわり

5.0ミゲルアンヘルソラの演技👏🏻

2019年2月7日
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泣ける

笑える

悲しい

いや〜良かったな〜
と、見終わって歩きながら思いました

頑固なアブラムが旅に出て人との出逢いにより徐々に変わっていく

頑固さ故に壁をつくり体を壊す場面も。
でもそれには残虐な過去が…

家族や友人には素直になれないのに、旅で初めて逢う人の言う事には聞き入れられるってのも、わかる気がします(笑)

周りが優しい人ばかりで運が良かったね じゃなく、本当はアブラムが人をひきつける魅力ある人間だから、何だか世話し(助けて)たくなるってあるよな〜(笑)

ミゲルアンヘルソラの演技がこれまたイイ味出してんだよな〜

そして最後は鳥肌もんで泣けました🤣

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H1DE!