クワイエット・プレイスのレビュー・感想・評価
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オリジナリティある!
―音をたててはいけない―
王道のホラー映画でありながら、このコンセプトの斬新さに最初はただ驚かされました!
得体の知れない"そいつら"によって荒廃した世界が舞台なのでSFチックで壮大な話だと思いがちですが、その世界を生き抜いてる「ある家族」の話なので比較的小さい規模で内容が進んでいきます。
普通に怖かったです(笑)
ネットでは賛否両論ですが、僕は割りとしっかりと怖いホラー映画になっていたと思います。
音をたててしまうと、モンスターみたいな"そいつら"が襲って人間や動物を殺してしまうという設定なので、この映画では「決して音をたててはいけない」という制約があります。
それがこの映画で一番緊張感を高めている重要な要素で、それが生かされていて良かったです!
その「音をたててはいけない」制約の中で、音をたててしまった時の緊張感が凄く伝わってきました((( ;゚Д゚)))
音をたてた瞬間いつ"そいつら"が襲ってくるかわからないですからねぇ...
その「怖さ」自体を成し遂げていたので、それだけで成功作だったと思います。
また、"そいつら"はCGだったのですが、かなりリアルです。
顔を露にした時の不気味さや気持ち悪さも出ています!
もはや「エイリアン」かと思いました(笑)
効果音のリアルさも相まって、より「襲ってきてほしくない」気持ちが伝わってきて、それもみどころでした。
主演のエミリー・ブラントの演技も絶望感等が伝わって良かったです!
それと同じく家族間の絆や信頼感も伝わってきました
耳の不自由な娘と、不器用だけど子供や妻のために行動している父が描かれていてヒューマンドラマ要素として感動も出来ました。
なのでこれだけだったら、もう80点以上は確実だったのですが、自分の中で「う~ん...」という所も多かったです。
まず一番気になったのが、劇中音楽の多さです。
何度も言いますが、「音をたててはいけない」というのがこの映画の最大のテーマです。
それによって出るはずの「静寂な緊張感」を楽しみたかったのですが、音楽がやたらと多く使ってしまったことで、その「静寂な緊張感」が何回か削がれてしまいました。
マーティン・スコセッシが監督したハリウッド版「沈黙」のように殆ど音楽が流れないようにした方が良かった気がします。
それによって「静寂な怖さ」を全面に出ると思うし、自分の中でもっと怖い映画になってたと思うので結構勿体無く感じます。
うーん...何か最近多い気がします、
過剰でミスマッチな音楽で映画をダメにしてしまうことが。
(その最たる例が劇場版コードブルー。そういえばレビューの時書き忘れてました)
何でも音楽を入れるものでも無いと思います!
あと細かい所ではありますが、
恐らく映画を観た方だったら解ると思います。
中盤辺りで父親と息子が「老人男性」に遭遇するのですが、その人が利害関係人出来ない行動をしてしまいます。
まぁ状況が状況だったので、老人男性自身に同情は出来るのですが、それにしても理解に苦しみました。
好きじゃなかった部分も多いですが、全体的に緊張感のある怖いホラー体験が出来ました!
今年はあと中島哲也の「来る」もあるので、ホラー系は期待出来るかも知れないです。
しかし、ホラーは怖いですね(笑)
このジャンルだけはさすがに何回も観れないです(笑)
期待外れ
気になったところだけ
・色々なものが散乱していて、薬を棚から取る時でさえ音に気を付けていたのに、4歳の子を自由に歩かせている。
・ロケットから電池を抜き、ロケットと電池を同じところに置く。電池は片付けておくということはしない。
・89日目では妊娠している様子はなかったのに、400日目では妊娠している。緊張状態が続き行為に至ってしまった、たまたま妊娠してしまった、など理由はあるだろうが、父は長女と仲違いしたままで長女は罪の意識を持ったまま。そんな状態で行為に至ってどうする。次男に「お姉ちゃんを愛してる?直接言ってあげて」って言われれるレベルで仲違いしてるなら、そんな状態で赤ちゃんが出来ちゃったら長女はどう思うのだろうか。
・身重だということが前提にあるとしても、洗濯袋に何かが引っかかった際、無理矢理引っ張り上げるってどうなの?その結果何かが壊れたり大きな音が立ってしまったりとは思わないの?その場で確認はしなくとも、洗濯終えた後階段を確認することできなかったの?というよりなんで釘を下から打ってるんだ?
・サイロのところで、クリーチャーに襲われる子ども二人を助ける為にクワを投げて音を立ててから大声を出す父。クワを投げるだけじゃダメだったの?
期待外れでした。
泣いちゃった
もっと観たかったのにあっという間。
体感で1時間くらいだった…でも疲れた笑
生き残った人たちとの交流とか、
家族のその後とか、気になる〜
そしてエミリーブラント愛してるほんとに
アクション系ホラー
機内にて。ドントブリーズに引き続き「音を出してはいけない系ホラー」として大ヒットした本作。
言葉を使わず、手話も最小限で観客に世界観を理解させるのは難しいことだが、この映画はそれをうまくやっている。でも、やはり注目されてしまうのは「音を出しちゃいけない世界で妊娠させるなよ!」ということになってしまいますね。
ツッコミどころがかなりある映画ではあるものの、キャストの迫真の演技や荒廃した世界の美しさ、容赦のなさなど全体的に好きになれる要素がある。
2作目も作成されるというのでどうなるか楽しみですが、個人的にこれ以降の話は作って欲しくない。どちらかというと、パニック調の人々がどんどん行方不明となっていく映画が見たい。
異常な状況
実際にエイリアンのせいで異常な状況だということはわかるのですが、なぜあの環境で子作りしたのかがわからない映画でした。
声を出しちゃいけないっていってるのに声を出してしまう様なことを平然とやる所がドキドキハラハラします。
また川の横に住めばええやんと思う節も。
最後に弱点を発見しますが、
長所は短所という言葉とても当てはまり、
優れた一端でも多様性には勝れない
そんな事を教えてくれます。
でもこんな弱点、より爆音かつ聴覚奪取の
スタングレネードとかを軍がつかってない、
もしくは思いつかないなんていう事が考えられないので…
そこは映画なのでまぁヨシとしましょう。
緊迫な内容は面白かったです。
グッバイダディ
クリーチャー
クリーチャーを期待して観たのがいけなかった…全然出て来ないし、始終、声を出してはいけないから、静か…。そこで、又睡魔が…。歳取ると、睡魔が襲ってくるよの💦この極限の中、夫婦はいつ子供を孕ませたのだろう。
クリーチャーが安っぽい
敵が軽すぎる、音を立てたら即死なんだから 敵は実像が無くても良いような設定にすべきだったかな 銃で死ぬんなら軍隊やら警察が総攻撃かければ状況は変わるでしょ、楽しめなかった訳ではないが もう一工夫欲しい作品だった
佐藤健さんのLINEで知りました
最初は、映画のストーリー上の出来事を観ている という感覚でしたが、途中から 実生活の 実社会の縮図を観ているような 気がしました。
「信じること」「疑うこと」「守ること」「失敗すること」「後ろめたいこと」「コンプレックス」「決められた枠にはめられていること」「得体の知れないものに対する恐怖」「そして それらは終わらないこと」
私たちの生きている実生活 実社会は ホラーなのかもしれない....。面白いというより 誰かにおススメされたりしない限り観ない 映画だったかも知れません。
佐藤健さんは 「正しい映画の作り方だ」と 言われていました。確か....。
静寂と赤ちゃん
なんか、思ってたんとちゃうわ…
シャラマンの「サイン」を観た後と同じ感じ…クリーチャーが出てきてもうたら、もうホラーちゃいますね、残念ながら。
あのクリーチャーを退治することが娘の障がいへの対するカタルシスになり…そんな深読みいらんねʅ(◞‿◟)ʃ単なるファミリームービーでんな。
普段映画館でホラー系は観ないので耐性が無く凄くビビったがとても面白かった
映画館で観てよかった
伏線が多くて回収された時は、ああここでか、と納得いくもので良かった
子役の演技が上手かった
1番下の子とお父さんが亡くなったのは悲しいけれど、最後子供も無事産まれ「何か」を殺す方法が見つかり良い終わり方だったと思う
これ、面白くないですか
びっくりドッキリ映画として、何度ものけ反りました。
絶望的な世界で生きる意味をつくるために無謀に子どもをつくる夫婦。
途中で老夫婦の妻がヤラレて、夫は絶望の叫び声を上げて殺されるってありましたよね。
諦めたら叫び声上げて死ねばいい世界で生き続けてる夫婦の説得力としては充分!
ラストの母親が見せる期待も不安も入り混じった何だかわからない表情は見所!
大変楽しめる!!!
満員の劇場でひたすら音を立ててはいけないという制約の映画を観る。映画館で固唾を飲みながら、恐怖に震える体験はかなり貴重。ほとんど息つく暇もなく.90分が過ぎていく。
劇場を出た後、人が溢れる外に出て、あ、平和だなと実感する笑笑
実は特殊な状況におけるヒューマンドラマ
見たらだめのitと比較されるが
配給の宣伝が音を出すな!に振り切っていたため同類として見られてしまってます
興行的にはそれが正しい
しかし、そういう映画だと言う認識で見ると消化不良かもしれません。
本作は、特殊な状況下でトラウマを持つ娘と父親の愛を描いたヒューマンドラマなんです
音に敏感なエイリアンはあくまで舞台装置
とはいえ、先入観と期待感でみるくる観客には不満が出るんですよね、、宣伝って難しいな
先入観を捨て、フラットに作品を鑑賞できる人ならそれなりの感慨はある
最後に家族の未来の希望の光になったのが、父親が懸命に作っていた娘の補聴器だったというのはなんとも感動的です
とはいえ、最後のドヤ顔はちょっと品がない
家族愛にホロリ
数十メートル先の物音に反応するのに、近くにいる人間の心臓の音にはどうして反応しないかとか
お父さんは実は助けられたんじゃないかとか
あの化け物はどうして発生したのかとか
色々疑問に思うところはありますが、
家族が支え合って助け合うシーンには少しウルッときました
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