劇場公開日 2018年5月12日

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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法のレビュー・感想・評価

全167件中、21~40件目を表示

3.5DANDAN心惹かれてく

2020年9月30日
PCから投稿

知的

フロリダディズニーランドの近くに住むアメリカの貧困層の生活を描いたドキュメンタリー。
序盤はかなり退屈。貧しいけど精一杯この状況を楽しんでいる子供達の姿が描かれる。子役の演技はすごくいいです。悲しい時、嬉しい時、怒っている時の変化に心揺さぶられます。
そして中盤。ここからガラッとイメージが変わり、リアルなアメリカの貧困層の生活を目の当たりにすることになります。子供が家にいるのに隠れて売春している(決してそういう仕事が悪いことだということではありません)お母さんや、大人の良心につけ込んでお金をせがむ子供などこれが本当に起こっているかもしれないことだと思うと見ていて心が痛くなります。多分ここで見るのをやめる人もいると思います。
正直ラストも「これでいいのかな?」と考えさせられるようなものになっています。
でもこういう社会派映画が苦手っていう方でも美しい画を見るためにでも一度見て見てはどうでしょうか。

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赤だるま

5.0フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

2020年9月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

誰も家族は選べないそこに生まれたら家族だ

運命を受け入れてそこで生きる

たぶんよくある日常

自分を棚に上げて、人を羨んだり見下したり

主人公はたくましい、ただ方法が独特なだけ

虐待する親より数倍マシ

この子はきっと幸せなんだと思う。

このモーテルの支配人の絡みが最高でした。

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m@_@m

3.5フロリダだけの話じゃないけど、場所がもつドラマ性

2020年9月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

白人の貧困層のリアル、普段知ることのない生活。
前半はそれでもカラフルな映像なのもあり暗さを感じさせない。
あちゃー、ひどいやっちゃなー、言葉汚いなーと思うけどギリギリの生活を母も娘も楽しんでいる。

でもそれでいいのか?
ムーニーがこのまま大きくなって母と同じようにしか暮らせないのなら?
よくはない、、のだと思う。
だから結局ああいうラストになる。
果たして脱出に繋がるのか?
未来はカラフルではなく不透明でぼやけてる。

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本まぐろトロ子

4.5真夏の魔法にかけられて…

2020年9月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

ずっと気になっていた作品を映画館にてようやく鑑賞。美しい映像を映画館で観れて本当に良かった。
ストーリーはフロリダのモーテルで暮らす貧困層の暮らしを子供の視点から描いたもの。
遊んで、悪事を働く子供たち、それは家庭環境が関わっているが、子供たちは純粋な目でその生活を送っている。一方で、大人はどうにかして収入を得なければならない。ショーン・ベイカー監督は貧困層のリアルを映像美と対比させて見事に描写した。パステルカラーで色彩豊かなフロリダのモーテル、健気な子供たち、生活に苦しむ大人、それを見守るモーテルの管理人、絶妙なバランスとアイロニーが映画全体を包み込む。ストーリー自体は終始鬱屈したものなのに、カメラワークや演出が巧みで映画に引き込まれる。
モーテルの外でタバコを吸うウィレム・デフォーの眼差しがとにかく切ない。このモーテルの管理人が映画にとってかなり重要だと感じる。
フロリダの真夏の魔法にかけられた気分だ。貧困と映像美、その痛烈な対比が鑑賞者を夢の国へといざなう。

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ジンジャー・ベイカー

4.0夢の世界の片隅で起こっている現実。

2020年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

萌える

これはアメリカの現状を映した映画。

日本にはなかなか馴染みのないモーテルでの生活が垣間見える。

幼い少女の目線で描かれるのは、アメリカフロリダ州の生活の様子。

少女は無邪気に、モーテルの仲間と楽しく遊んでいるだけだけど…。

ちょいちょい見えてくる周りの大人たちの困窮した生活が、子供たちにも影響を与えている。

大人たちが明日生きることもギリギリの中、子供たちの明るく楽しく遊んでいる。

その対比がモーテルの生活をよりリアルに感じさせる。

酷い大人ばかりの映画ですが、唯一の救いはモーテルの管理人のボビー。

彼の厳しくも優しい態度のおかげで、モーテルで生活する人々との共存が成されている感じ。

子供に厳しくも優しい、まるでお父さんのような彼の姿が唯一この映画での救いでした。

アメリカでのシングルマザーの現状を知ると共に、子供たちの生活の様子が知れたなかなかデープな作品。

ディズニーランドに遊びにきた楽しそうな家族がいる一方で、その側では安いモーテルでギリギリの生活を強いられている家族もいる。

夢と現実をうまく対比させた映画なのだと思いました。

こういう社会派な作品は久しぶり。

色々と考えさせられます。

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ガーコ

3.5I’m a manager.

2020年8月23日
iPhoneアプリから投稿

いたずらの境目、大人の自由と危うさ、アイスクリームとネオンサイン、短歌に詠まれるような遠近、コントラストのバランスを感じました。描かれていない部分まで管理人の日常が伝わってくるウィレム・デフォーがいい味を出しています。

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Ironout22

2.0カラフルな映画

2020年7月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

この映画、全編iPhoneで撮影したそう。すごく映像綺麗だし、カラフルだし世界観は素敵。
子ども達の生命力の強さを凄く感じる映画。

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gi

4.0子供達の瑞々しい演技 カラフルなフロリダの街 でも実情は貧しく問題...

2020年5月25日
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猫柴

3.5ポスターの印象とまるで違った

2020年5月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

予備知識なしで鑑賞。
フロリダの安モーテルに暮らす貧しい人々。そこに住む6才の少女も当然育ちが良くない。眉をしかめざるを得ない悪鬼ぶりだが、しばらく見ていくとその逞しさが好ましく思えてくる。

彼女を取り巻く大人たちは表向きは厳しいようでみな優しい。モーテル支配人のウィレム・デフォーが実に良い。その距離感。

沢山の子供が出てくるが全く演技を感じさせない。普通にそこに居る感じ。これ重要だよね。

物語が進むにつれ厳しいドン詰まりな様相に。そしてラストシーン。これは観客への問いかけと受けとりました。どう捉えるかは各々で、と。重くも鮮やかさのある映画でした。

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散歩男

1.0題名と表紙に騙されてはいけません

2020年5月11日
iPhoneアプリから投稿

子供に対する(間違った)愛情はあるものの、
アホ女とアホ女に育てられて見事にアホ少女に育っている少女のどうしようも無い日常をダラダラとドキュメンタリーっぽく撮影した映画(?)。
評価の高いレビューが多いけど、何が良いの?とただただ疑問。
これを実録ドキュメンタリーとしてみれば、
アメリカの貧困層の現実を見事に捉えたとか言いようもあるけど、
単純に題名とジャケットのイメージだけで借りるとほぼ時間を無駄にする

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Pakira_coffee

2.5映像は綺麗だったけど そんなに面白くはなかった スラング覚えるには...

pさん
2020年3月28日
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映像は綺麗だったけど
そんなに面白くはなかった
スラング覚えるにはいい映画かも

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p

3.0子役の演技がエネルギッシュ

2020年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

萌える

貧困の母子家庭、せこい犯罪で身を立てている、けれども親子の仲は良く、子どもはくったくなく明るい。子役の演技がエネルギッシュでかわいくて胸に響く。管理人の派手ではないがしずかな人間味もしみる。

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むっきー

2.5真夏の魔法?

2020年3月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

モーテルに住む貧しい親子の夏の日常生活が描かれています。
評価の良い映画だったので、何か変化があるだろうと序盤から続く子供たちが遊ぶ姿を眺めていましたが、メリハリがあわけでもなくおわりました。
ムーニー役の女の子の演技と苦境でも笑顔な子供達だけがすくいのえいがでした。
タイトルに「真夏の魔法」とあるがこれはどういう意味?と思った人は多いのではないでしょうか。

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たけお

2.5面白くないわ!

2020年2月3日
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皆様の高評価を信じみてみましたが!二時間近くどっかの家のホームビデオ見せさせられてる様でした!私の感性がおかしいんですか?ウィレムが出てきた時だけ映画見てる気になれました!

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Kayo

3.0夢の国と貧困

2020年1月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

貧困という暗いテーマを扱っているにもかかわらずコントラストの強いカラフルな映像で魅せているのが皮肉が効いており面白い。現代の貧困は実態が見えにくくなっているからこそ、目を背けずに考えることが大事だと感じた。

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Journeyman

5.0粋なおやっさん

2020年1月28日
Androidアプリから投稿

支配人がいいおやっさんだなあと。

レンタルで久々に見た。

嫌いになれないなあと、思いました。
きっと、あのどうしようもない母親は全て欲しかったんだろうなあ。キラキラしたもの、楽しいもの、愛情。
全て欲しくて、どうにかなると思ってないとほんとはやってられない状況で。

それで、少しずつ歯車が噛み合わなくなってきて。

どうにか、彼女たちが幸せに暮らせる日が来てほしいなあ。

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さつまげ

5.0大人が泣く時 わかるんだ

2020年1月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

ムーニー、きみの言う通りでした。

この貧乏長屋の物語は、そのまんま落語の世界。店子と大家の泣き笑いの日々だね。

夢の国ディズニーワールドの門前町で、大人たちは生きるために闘い、子供たちもコミュニティを作って互いに支え合う。
チープな町にも虹は立つ。

やんちゃな子供たちの映画と言えばスウェーデンのラッセ・ハルストレムの十八番だけれど、今回のアメリカの「フロリダ・プロジェクト」はもっと大人寄りの哀しみのあふれるストーリーでした。

親たちの慈味あふれる眼差しの先にはち切れんばかりの子供たちのエネルギーが光ります。

親と子ががっつりタッグを組んでいるところは是枝監督に近いかも。
あと「泥の河」も久しぶりに見たくなりました。ムーニーがお風呂でゆっくりお人形を洗ってやるシーンで固まったし。

お母さん役は素人とか、信じられない演技ですね。娘を手放す覚悟をしてからの時間の過ごし方が迫真!
管理人のウィレム・デフォー、アカデミー助演ノミネートは納得です。

でもあの子たち・・
タトゥーとマリファナの匂いとテレビとジャンクフードにまみれて、子供のための絵本の一冊も無い。
一足飛びに大人になってしまうのだろうか?脱出した先も大人たちの虚構の夢の国「シンデレラ城」だった事がね・・、ラストは胸が痛くなってしまった。

一度も泣かなかったムーニー。
最後に泣いた顔はたった6歳の子供の顔だった。

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きりん

4.5打ち上げ花火、どこから見るか

2019年12月3日
iPhoneアプリから投稿

貧困層の親子の生活を、その中で生きる子どもの目線で描いた作品。ストーリーが進むにつれて、観ている側は、喧嘩をしながらも親子を見守るモーテルの支配人ボビー(デフォー)の視点になり、その親子を救えない現実に憤りを覚えることになる。貧困の中でも、毎日を冒険としてはしゃぎまくって生きる子どもたち、なんとか生活を守りたいと奮闘する若い母親をカラフルなトーンで魅力的に描いた上で、その生活を打ちのめす貧困を告発する、優れた映画でした。

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ピンボール

4.0鮮度が高い映画

2019年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

鮮度が高い映画って感じがする。
ようするに、撮る側と見る側の途中過程が少なく、撮ってすぐ届けられたような、そんな印象。

映像的には現時点でいうと、退化する方向を選んでいるとも考えられるが、技術ではないところで美しさを表現できる、それを示した。こういう作風は増えるかもしれない。これまでも撮っている人はいたんだろうけど、映画作品として配給が認めるようになる、そんなターニングポイントになりそうな作品。
映り込む背景がとても魅力的。ストーリー的に人を追っているが、画は人を追っていない。その映像も新鮮に感じた。虹や倒木にシーンははっとする美しさがある。

て、シナリオ褒めてません。普通です。さらに、詰めれてません。
ただ、抜群のキャスティングと子供にこれだけの自由度を与えて撮る演出は見事です。

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okaoka0820

5.0最後の数分の出来事だけで、涙が止まらなくなってしまった、まじか、魔法?

2019年11月21日
PCから投稿

最後の数分前までは、詐欺宣伝の詐欺映画だと確信していた。
貧乏な母娘の、生でだらだらとした生活を、とめどなくスマホで撮影して。
売春、傷害、無銭飲食、窃盗、押し売り、その他もろもろ。
貧乏なのに、綺麗な服を着て、髪もいつも綺麗にセットして、肌もつやつや。
家賃も払えないのに、たばこや麻薬は切らすことがない。
それが、それがですよ、最後の数分に、児相に子供を取られそうになり、娘と友達が、まさかの、ディズニーランド逃避行。
その、行動よりも、子供たちの演技に、泣いてしまった。
それまで退屈で嫌悪感しかなかったのに。
たったの数分で印象が逆転した。
こんなことある、ないよね、魔法かな?
感動した、数分だけで、騙された?
でも、心地よい、鑑賞でした、ありがとうございました。

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アサシンⅡ