勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価
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キャスティングが全て
これは松岡茉優の起用が全てだと思う。
彼女の演技力がこの映画を素晴らしいものにしている。
この女優さんがこんなに演技力あるとは思わなかった。
その他の役者さんも良い味出してたし、これはキャスティングが成功した映画だね。
優しき妄想ピュアロック
神戸シネリーブルにて鑑賞。水曜日はサービスデー。
以外に席は埋まっていた。今回この作品を観るにあたり「でーれガールズ」をTSUTAYA甲子園にてレンタル。もしかしたら、でーれしてない方が勝手にをモットー楽しめたかも知れないが、でーれを知っている私は大九明子監督の切り口を楽しみに楽しむに見て。松岡茉優さんの何度も何度もアップ耐えれる癒しのアップはこの先絶えてもらったら困ると文字を打ちながら
思ったのがたが、鑑賞してる際私の近くの一人の鑑賞者がイビキをかいてる。イビキ・イビキなのだ、普段ならば凄く腹がたつのだが今日はそのイビキがなぜか?映画の音のように聞こえ許せ可愛い思えた。
「勝手にふるえてる」私一人で観にきてしまったが
我が家の人にも薦めたくなる、愛おしい作品。
必見映画(^。^)
起承転転転結!
92本目。
てっきり、初恋"イチ"とくっつく話かと、思ったら、そんな単純な話じゃなかったのね。こじらせ感ハンパないわー。
あ、わかるわかると思うところ、"二"へのツッコミ感、ちっちゃなクスクス感、面白かったー。
松岡茉優の演技が楽しめるラブコメディ
彼氏ができたことのないヒロイン。片想いしている理想な男性がいるが、現実は好きでもない男性から好意を持たれている。どこにでもあるような人間関係の悩み。
あるとき好きでもない男性から告白され、そこからヒロインの人間関係が動き出す。片想いしている男性にアタックするが、その男性は自分の名前も覚えていなかった。理想の男性を追い続けるか、現実的な男性と付き合う努力をするか、ヒロインは悩む。
松岡茉優さんの芝居がよかった。表情の変化を見ているだけでも楽しめた。男性と付き合ったことのない女性を見事に演じていた。ラブコメディとしても面白く、いつ恋に発展するのかとドキドキしながら観れた。
こじらせている主人公たちがどこか愛おしい
キャストがみんな良かったです。
男性キャストはふたりとも味わい深く、松岡茉優のこじらせっぷりと純粋でストレートな歌声は最高でした。片桐はいりはさすがの存在感。
何の先入観も無しに楽しめる映画でした。
激しい脳内劇に共感
自意識過剰、被害妄想過剰で脳内恋愛と脳内会話を日常とするよしかに激しく自分を重ねて観ていた。
中学の片想いの相手を引きずることはないけど、小学生の頃から好きな俳優だったり全くオリジナルの脳内彼氏だったり…
流石によしかは痛すぎて感情移入できないことも多々あるけど、同じ拗らせた20代前半の女としてもうどうなることかと気が気じゃなかった。
イチ君のミステリアスな王子感とは裏腹にまっすぐ不恰好に好いてくれる二の存在が愛しくて羨ましい。
感情に刺さる良いシーンで映画は終わったけど、あの後の二人の人生をもう少し長く眺めて笑っていたいなと思った。
食い入るように観たのは松岡茉優ちゃんの演技がすごかったから。彼女に...
食い入るように観たのは松岡茉優ちゃんの演技がすごかったから。彼女にはこういう感情バキバキの役がとっても似合うなぁと思いました。原作どんな感じで描かれているんだろう。女子の気持ちを完全代弁というわけではないけど、絶対みんな大きさは違っても持っている感情を拡大して描いた感じ。とにかく役者さんがすばらしかった。松岡茉優さまブラボー!
ハラワタぐちゃぐちゃにされて吹き飛ばされるような面白さ!現実と妄想...
ハラワタぐちゃぐちゃにされて吹き飛ばされるような面白さ!現実と妄想を行き来しながらもリアルさに心掴まれて共感する。スクールカースト下位層の爆発。松岡茉優がたまにする映画っぽくない喋り方が最高。
気持ちのいい映画
初めてこんなに映画に引き込まれたような気がしました。
映画館だとどうしても笑いとか抑えたくなって小さくクスクス笑うのが通常の私ですが、この映画を観ていた時は小さく笑うなんて抑えても抑えきれないくらい心の底から笑い、コメディなのかと思えば主人公"ヨシカ"に感情移入して泣いて、コロコロ変わって忙しいけど最後の終わり方もよくとても爽快な映画でした。
ところどころジーンっとくるセリフが散りばめられているところや、松岡茉優の演技も上手く名作として残ってほしい映画でした。もう1回みたいくらいです。笑
ふらっと観てほしい映画
テンポが良くって、ふっと笑えて、一緒になって落ち込める。主人公が素直で感情まるだしなのがかわいい。不安もイライラも共感できて、最後に主人公が選んだハッピーエンドに自分も一緒に救われた気がした。
空耳アワー
現実世界で恋愛経験のない中二病を拗らせた24歳のOLが同僚から人生初の告白をされて、10年来脳内片想い中の中学時代の王子様への想いとの間で葛藤する話。
誰でも少しは持っているであろう妄想と、人から変わっているとみられる趣味や癖を全面に出して暴走する主人公が面白い。
ただ、毒や警戒心は持っているし若干面倒臭いものの、決して社交性が極端に低い訳でもなく明るくて賢い女性が、今まで放って置かれたという設定はチョットね。
中盤少しぐずったけれど、主人公のキャラクターは良いし、面白おかしく少し胸熱なストーリーでなかなか楽しかった。
しかし、松岡茉優上手いね。
人生初、パンフレット買いました
92本目。
綿矢りさ原作で、大九明子監督で、二人共好きなので、二人のインタビューが読める、と言う事で、人生初パンフレット買いました。
この映画は内容が深いと思うので、インタビュー記事は凄い良かったです。
主演の松岡茉優がモー娘。が好きなので、更に松岡茉優が好きになりました。
ザッツビューティフルサンデーだよお!
おお…映画評論家の中井さんが今年初めのララランドをツイートしてたときと同じ熱量でガン推ししまくってる理由が分かったわ、超絶面白い!!
てかなんなのだ、今年の下半期!
上半期は「2017年は邦画こんなもんかいや」とうなだれていたけれど、下半期は爆発している、当たりが多いし、新感覚の日本映画がめっちゃ多いよ、最高!
どんな内容かというと、高校のときから10年片思いしてる男の子とポッと出て来た自分のことを好きな同じ会社の男で揺れ動く妄想女子のラブコメディ…と聞くと「はいはいはい」と思う人も沢山いるだろう。しかし違う!この映画は違うんだよ、待って、勘違いしないで…
ストーリー展開は、よくある若者の日常と行き過ぎた妄想が入り混じってるだけ…といえばそれまでだけど、テンポがめちゃいいんです、つか妄想の描き方がセンス抜群!素晴らしい!私自身を映画化するとしたら(絶対しないけど)こう撮って欲しいと思う。
妄想の内容って人それぞれだから、自分は楽しんでても話にしてみたり映像や文章にしてみたりすると他人がみて白けてしまう事があると思うけど、この映画はそれを完全に惹きつけられる内容にしてしまってるから凄いよ。
観ててグイグイ惹きこまれるし、かなり冴えているギャグセンスも、映画特有の「笑うシーンだから自分も楽しい気分になりたいし分かってるフリしたいから笑いました」の笑いが飛び出すんじゃなく「あっはっはっ!!!」て思わず声をあげて笑わざるを得ない笑いが随所随所で出る。観客達も最初は遠慮がちにクスクス笑っていたのが、横の人後ろの人前の人が声あげて笑うから、いつもは済ましてる女の子も声出して笑っていたんじゃないかな(想像)。
中井さんが、松岡茉優が無双と言っていたのがめちゃくちゃ納得出来る。このキャラクター、この立ち位置の若手女優もなかなかいないよね。流石親友に伊藤沙莉をもつ女だよ、関係無いけどテレビで松岡茉優の紹介VTRでちょいちょい出てくる、大好きなモー娘。のライブで初めて一緒に踊った茉優ちゃんの映像が私は大好きです。
妄想女子やらせたら右に出る人いないね。ザッツビューティフルサンデーだよお!のセリフをこの映画観た人と言いまくりたい!てかこの映画を5〜10人位で一緒に観たかったな!
あと松岡茉優以外の出演者、ひとりひとり全員良かったよ、でも断トツで松岡茉優ちゃんだねえ。代表作だこりゃ。松岡茉優ちゃん演じるヨシカは、友達になりたいタイプでもあり、私がいまの私のまま男になったら絶対に好きになるタイプ、間違いない。ヨシカという女の子は、昔は見た目も中身もオタクで友達もいなくて、成長して社会人になったいま、見た目は今風で可愛い同僚の友達もいるけど、中身はオタク気質で結構な根暗で闇要素も強め、金夜はタモリ倶楽部見るために飲み会は参加しない方向で変なあだ名を勝手に人につけて過去の思い出にひきづられてて…こういう女を好きになれない人もいるとは思うけど、私は猛烈に好き、で、こういう人が増殖していくのを夢見ている。某何とかハウスに出てるようなパリピとかスクールカーストが上の人達に対して生まれてから今でもひがんでいる私だから、いっその事パリピの定義をヨシカみたいな人間にして欲しいのにとも常に思っている。そんな承認欲求が天までとどけ…いや、新・天までとどけ2ぐらい高いところにいっちゃってる私だから、この映画は救いの映画でもありました。
この映画を観て、ただの笑えるコメディと思った人は普通に幸せな人生をおくってきた人でそれはそれで良いとして…。この映画を観て、面白いんだけどたまに笑えないぐらい共感してしまい自分の過去やエピソードと被り震えてしまう人は前記の人とは違う人生をおくってきた人だと思う。(どの映画作品もそうだけど)感想によってその人の生きてきた人生が少し垣間見える色が強い作品ですね。無論私は後者。
とはいえ完全なる惹きこまれ度200%の衝撃映画、是非是非観てください。
妄想と現実の暴走
「恋愛10年コース」と言って何も出来ずに生きて来た24才OLの話なんだけど。
主人公が妄想と現実の折り合いがつけられなくなって暴走した時の突飛な空回りっぷりが面白い。
随所に散りばめられた、視野見、フレディに寄せる、合コンにうんざりしてFuck,Fuck,Fuck …とか、くすぐりも良い。
取り敢えず位の気持ちで観に行ったら面白くてビックリした。
ゴーイングマイウェイヒロインの行き着く先は…
恋愛成就のために周囲を顧みずに猪突猛進に進むヒロイン。こうしたジャンルの作品は、ベクトルを間違えると主人公に感情移入できず、終始作品にノレなくなってしまいがち。
そういう意味で本作のヨシカは、行動は突飛なものの可愛げを残しているため、不快さは感じない。
目的のためにヒロインが行き着く先は…という展開も類型的といえるものの、後半以降に見せるヨシカの吹っ切れ度合は観ていて楽しい。
ただ、登場人物の大半が感情をむき出しにする者と感情が読めない者とに極端に分かれ過ぎてるのが…良くも悪くも記号的というか。
2017年度ベストムービー!
松岡茉優さんは、今まではクールビューティなイメージでしたが、実際はもっと三枚目で面白い方でした。この作品が初主演作とのことですが、とても良い作品でした。これからも応援しています(舞台挨拶付き先行上映会にて鑑賞)。
ラブコメというフレームでは狭すぎる
TIFFにてワールドプレミアを鑑賞(2回)。
はっきり言って、今年一番の映画です。
モノローグ主体の原作だけど、相手をつけることで溢れる内面の言葉をいとも自然に、まるでヨシカの電卓を叩くスピードで散りばめていく。
そこにコミカルな音響効果と、さすが芸人下積み経験もある監督だと思わせる絶妙の「間」の演出、時折グッと鷲掴みにされるカメラワークにどんどん引き込まれていく。
そして、それらを全て、さらに輝かせて魅せてくれる松岡茉優という、もはや怪物。
「桐島」で松岡に合わせて台本が厚くなったというエピソード、その後のバラエティやラジオで培ったあらゆるものを乗せてブチ込んでくる力量。
これに打たれることがどれほど幸せな時間だったろうか。
TIFFコンペ選定人・矢田部氏が鑑賞後に号泣したように、男である自分も感動し余韻に溺れる作品。
こじらせ女子たちだけでなく、こじらせてない人や男性ものめり込むのは、救われたのはヨシカ"たち"だけでなく、ニ"ら"も救われたから。
ヒトだけが持つ、「好き」という曖昧で、だけど強く制御の利かない感情を真っ直ぐ投げた先に、求めた形ではなかったかもしれないが見えた光明は、きっと多くの人を救う。そしてヨシカの「勝手にふるえてろ」。
これは決してラブコメではない。
多様なコミュニケーションツールのおかげで過多なコミューンにしがらみを感じ、表現がヘタクソになったあらゆる現代人に救いの道を照らす作品。
これを観ないヤツらはいつまでも「勝手にふるえてろ」!
そして本日、3度目の鑑賞へ。
公開前なのに。
公開後は幾度となく観に行くのだろう。
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