劇場公開日 2017年12月23日

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勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価

全338件中、1~20件目を表示

4.0松岡茉優の撮影当時のベストパフォーマンスを引き出した大九明子監督に喝采を送る

2021年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

記念すべき松岡茉優の初主演映画である。芥川賞作家・綿矢りさの小説を映画化したもので、恋愛経験皆無の主人公・ヨシカが2つの恋に悩み暴走しまくるさまを描いたコメディ。
メガホンをとった大九明子が、撮影時点での松岡のベストパフォーマンスを引き出すことに成功した意欲作でもある。役者にとって「初」の付くものは等しく1度しかやってこない。松岡にとって忘れられない初主演映画になったことは言うまでもないことだが、その後もアップデートを繰り返していることも忘れてはならない。
今後の出演作を楽しみにしながら、今作や原点ともいうべき「桐島、部活やめるってよ」を時おり思い出したかのように再鑑賞するのは非常に素敵な時間の使い方といえるのではないだろうか。

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大塚史貴

4.0夢女子の生態をここまで観察した映画はなかった

2018年1月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

自らの脳内の中の男子を愛するヨシカが、現実の恋愛に踏み出すまでを描くラブコメディ。
いわゆる「夢女子」を松岡茉優が熱演。池袋とかに行けばこういう人、たくさんいるよなあ、とリアルに思わせる松岡茉優の演技が絶妙。

脳内ではものすごく饒舌にしゃべるが、現実には圧倒的に口下手。脳内で肥大化した理想の王子様像と現実とのギャップに勝手に落ち込んだりする滑稽さを嫌味なく演じられるのは流石。ヘタな役者がやったら観ていられないだろう。

敢えて難点を挙げると、松岡茉優がこの役には美人すぎること。しゃべっている時は、いい感じに負のオーラを出すが、黙ったふとした瞬間にものすごい美人で、松岡本人の正のオーラが隠しきれていない。まあホリプロ製作の映画なので、メイクで少し不細工に、というのは許されなかったのかもしれない。

ただ、彼女レベルの演技力がなければこの役が務まらないのも確かで、その意味でこのキャスティングは大正解。芸人出身の監督のセンスもグッド。

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杉本穂高

4.0松岡茉優という才能を愛でる映画

2017年12月27日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

ドラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』を観て以来、マニアックな役、あるいはマニアックな方向にこじらせていく役が合う女優という認識があった松岡茉優。またとないハマリ役で映画初主演を果たしたと思う。彼女の達者で軽妙な演技はもちろん、一見凡庸に思える身体から発散される一種独特の滑稽さもキャラクター造形に活かされている。

ずっとコミカルな調子で進むのかと思いきや、暗転後のギャップにまた驚かされる。さすがは綿矢りさの原作、したたかな企みがあるということか。前半の浮かれ調子があるからこそ、松岡の悲痛な泣き声が胸に一層突き刺さる。大九明子監督による、妄想と現実が地続きになった演出も巧み。編集がもっとキビキビしていればなおよかった。

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高森 郁哉

4.0この映画を”視野見”で視聴を試みたら、とても面白かった。 超絶美女...

2024年1月16日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

この映画を”視野見”で視聴を試みたら、とても面白かった。

超絶美女の松岡茉優さんが、美女じゃない人の役を演じているから違和感がある。
これは視聴者である自分の問題だ。あんまり顔を直視しなきゃ解決するんじゃね⤴ってことで、視野見することにした。

今作は顔ばかり見る映画ではないと思うのだけど、背景とか構成や脚本や空気感を味わおうとして顔に注目しすぎないようにしているのに、だからなおさらなのか登場人物達の喜怒哀楽の表情が面白いのだ。

釣りシーンでのトイレ発言でグッと心をつかまれたり。
ミュージカルになったり。
しかも凄くショックなことに、これ、前に視聴したことあるって終盤に氣が付いた。初見の時は何を観ていたのやら...とほほ。
ダサい「二」のキャラが少し自分と重なったりして共感出来た。
一喜一憂できる楽しい映画。

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Don-chan(Daisuke.Y)

4.0物凄い純文学作品

2023年11月21日
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綿谷りさ の 蹴りたい背中 が 比喩じゃなくて まじで蹴りたい背中っていう話だったのに、読んでもないオヤジが勘違いしてスピーチで引用してて そいつは娘の学校のPTAの会長だったんだけれど、こうやって信用出来ないオトナって判別できるよなーと思った20年以上前を思い出す。

というような書き出しでレビューしたくなる作品。

松岡茉優の強烈な演技の話は みんながこれでもかというほどしてる(それだけ圧巻という事)から、周りの役者さんについて。

出だしで 今は朝ドラヒロインにまでなってしまった趣里さんがかなり印象的な出立ちで登場。
この頃はきっとみんな 彼女が水谷豊と伊藤蘭の娘とは認識してなかった感ある。
私は この人と古川琴音がキャラ被りだなあと思ってた頃だった気がする。

柳俊太郎は 夜中の連ドラの うどん屋の話(トーキョー製麺所)に出てたのが印象的でそれ以来の認識。今は どうする家康にも出てる役者さん。

松岡茉優の相手としての
北村匠海の方じゃなく渡辺大地が 今まで見た中で最高に良かった。

古舘寛治の釣りおじさんのところからやっとネタバレになって行くわけだけれど そういう演出が見事過ぎて脱帽。

この原作をこんなに上手く映画作品化するって凄いなー。

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asica

3.53.8邦画の醍醐味

2023年9月24日
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asa89

4.5小説的映画

2023年9月24日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

難しい

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メジェド

3.0小説とかなり違う

2023年9月12日
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鑑賞方法:TV地上波
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味彩

3.5松岡茉優の名演技‼️❓

2023年9月1日
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テレビの録画。
原作が名作で、これを映像化できるか危うんでいた。
拗らせ女子を、原作以上に演じた松岡茉優は名女優です。
彼女の演技は、万引家族や劇場で凄いと感じていたが、さすが。
演出も他のキャストも良かった、ありがとうございました😊

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アサシン5

3.0松岡茉優劇場

2023年8月27日
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こじらせ女子をこうも上手く演じられるのは松岡茉優ならでは。
渡辺大知も大概、こじらせ男子が上手いし、こじらせカップルをダラダラ眺めるのは意外と楽しい。
北村匠海も出てきて何気に今観ると豪華でした。
松岡茉優がタイトルコールをした後、渡辺大知が歌うエンディングの曲がジャン!と始まってとってもPOPなのがこれまでの2人のモヤモヤを晴らしてくれるようだ。

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momo

5.0アジア人はもともと銃社会じゃない

2023年8月26日
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からガンアクションでは欧米にまける、アジア人はもともとスーツ着てなかったから、スーツも似合わない(あ、それは映画と関係ないか)、アジア人は小さいからアクション真似してもダイナミックさで欧米にまける、予算でもまける、小さい体を活かした素早いアクションはカンフーだが、他のアジア諸国にその場を先越された、だから日本はこういうので平和に勝負していこう。まる

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ミスター

2.0ウィ・ウィル・ロック・ユーを映像化した作品

2023年8月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

恋愛経験無しの女性を恋愛経験有りの方が面白可笑しく描いた感が強く、主人公 松岡茉優の好演も脚本のせいで潰されている。
 場所もシチュエーションも変えてはいるが台本が同じなので短編集の様。ボケとオチが存在する一人芝居。
笑いをシリアスにしているのか?
恋愛小説を笑劇しているのか?
 監督さんのやりたかった事は何となく判るが優等生すぎました。

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マサト

3.0松岡茉優を知るための映画

2023年8月16日
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甘酸っぱい内気女性の恋愛ストーリー。
過去の片思いをずっと妄想しつづけ、
現実に目を向けてこなかった主人公の物語。
大人に向けた内容で、こういう感情を
抱いて大人になった女性は共感できるんじゃないでしょうか。

1人語りに周りが乗っかる演出が後半に種明かしされる
工程は面白い。現実を突きつけられる見せ方がよくできている。

彼のことを一番理解している、わかっている自分に対して
肯定的、善意に思っていてくれていると勘違いし
相手との温度差を感じ打ちのめされる。

現実に目を向け、等身大の自分を理解し、受け入れてくれる存在。
被害妄想に明け暮れる。

最後のやりとりで、主人公の決め手になった
部分がよくわからず、女性なら共感できるのかな?
最後の勝手にふるえてろの意味が、
過去のくすぶっていた自分に対して
言っていたのか、この映画を見ている
(原作があるので読んでいる読者)
に向けて、殻を破ってみろと
訴えているのか。

松岡茉優の演技が素晴らしい。
ヨシカ(松岡茉優)の演技が全ての映画。
ときたま朝日奈央にみえる。
夏帆か能年玲奈、小芝風花が
演じてみても面白いかも。

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to

3.5男にはほぼ理解不能な妄想女子の頭の中を面白おかしく図解してくれるコメディ

2023年6月21日
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鑑賞方法:VOD

(原作既読で現在再読中)①『ヘルドック』繋がりで松岡茉優の初主演作の本作を鑑賞。②

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もーさん

4.0終始見惚れてしまう

2023年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

こじらせ女子を中心とした、サブカル系青春偶像劇。
松岡茉優の振り切った芝居に、終始見惚れてしまう。
クルクルと変わる表情もだが、何より台詞回しが魅力的だった。
渡辺大知はまぁうざいのだが味わいがありますね。
エンドロール観ていて思うのが、チェルシーもうやらないのかな?ちょっと勿体無いですね。
妄想と現実がそのまま繋がっている演出も面白いし、テンポも爽快だった。
それとやはり、松岡茉優をこれ以上ないくらい引き上げた監督の手腕でしょうね。
最後まで一気に引っ張っていく、とても面白い作品でした。

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白波

4.5名前と付箋とアンモナイト

2023年1月18日
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鑑賞方法:DVD/BD
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Eeee

3.0タイトルはアンチテーゼ?

2023年1月11日
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「夢女子」というのか、「こじらせ女子」というのか…。
でも現実にいらっしゃるように思います。ヨシカのような若い女性は。
すっかり自分の世界に入り込んじゃっていて、そこから出ようとしない…。
個人的には、あまり関係性を築きたくないタイプの人ですね。評論子には。
それが「絶滅危惧種」かどうかは分かりませんが、そういう女性に対する監督からのアンチテーゼが本作のタイトルになっていると言ったら、それは言い過ぎでしょうか。
あくまでも、評論子の独断と偏見ではありますけれども。

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talkie

2.5松岡茉優を観るための映画

2022年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

松岡茉優扮する経理女子江藤良香は、恋愛と仕事は分けたいと思っていた。アンモナイトの化石を取り寄せたりもしていた。そして中学時代から北村匠海扮するイチと脳内恋愛していた。
まあ松岡茉優を観るための映画かな。何ともならんな。

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重

3.5アマプラのお薦めより

2022年11月2日
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鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

萌える

普通に綺麗な松岡茉優さんを見たいかな?
演技の振り幅が広いことは分かったのですが
私の期待とは違ってた。

女優さんって、スゴいですね。

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ぷぅ

4.0すきです。楽しめました。

2022年9月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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えみ